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葵祭りと葵のご紋[2008年05月21日(水) ]
         先日、京都の葵祭を観にいってきました。

 と、申しましても、お目当ては祭りの行列そのものより、ウオーキングを兼ねて、下鴨神社のある私のお気に入りのスポット、糺ノ森の新緑でした。

 平生の鍛錬のお陰で、下鴨神社と京都駅の往復くらいは私にはほどよい距離でしたが、それはともかく、糺ノ森では、

 「風そよぐ 楢の小川の夕暮れは 禊ぞ 夏のしるしなりける」 
 
 百人一首の藤原定家を口ずさみながらたっぷりと平安の昔を偲んできました〜と、言いたいところなのですが、何しろ境内は見物の人たちがごったがえしており、周囲の喧騒はそんな想いに浸るのを困難にしてくれましたが、楢の小川に手をすすぎ、森厳な境内の新緑には大いに満足してきました。 

 この葵祭の行列を見られた方もいらっしゃると思いますが、ご承知のごとく葵祭では社前や桟敷、牛車あるいは参列する人の冠や衣装につけるのが、フタバアオイの葉。

 この写真でもよ〜く見るとお分かりのことと思います。
 因みにこの写真はやはり葵祭を見物され、そのことをステージに投稿されたメーのおばちゃん様から拝借したものです。

 葵紋は、もともとは上賀茂神社の神紋で、何でも御祭神別雷神(わけいかずちのかみ)という神様が降臨した山に、フタバアオイが群生していたことに由来するそうです。

 やがて上賀茂神社の神紋である葵紋は、賀茂信仰の広がりとともに、家紋として利用されていったそうです。

 葵のご紋といえば、ご存知「静まれ、静まれ!この紋所が目に入らぬか。こちらにおはすお方をどなたと心得る・・・・・・」でまぶしく光り輝く水戸の御老公の印籠ですよね。

 徳川家の祖先である松平家も賀茂神社の氏子であったから、葵の紋を用いるようになったと考えられているそうです。

 「徳川家の紋なら、双葉葵じゃなく、三つ葉葵じゃないの?」と、突っ込まれそうですが、「デザイン上こうなったんでは・・・・」というのが専門家の答えだそうです。

 因みにこの三つ葉葵は植物学的にはあり得ないものですから説得力はありますよね。
 
  この葵の紋も、徳川宗家、御三家そして松平家、それぞれ異なっており、また御三家同士でも微妙に異なっているとのこと。 

 もちろん余程注意深く見ないと容易に区別はつかないと思いますが
NHKの大河ドラマ「篤姫」が佳境に入ってきた折、宗家といずれ最後の将軍となる一橋慶喜の父親である水戸斉昭の裃の家紋を見比べるのも家紋に興味をもっておられる方には一興かも知れませんね。

 長くなりましたが、おつきあい、ありがとうございました。

Posted by とっちゃんぼうや at 19:43 | この記事のURL
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コメント


 静様、コメントありがとうございます。

 そうですね、糺ノ森はよかったですよ〜 新緑真っ盛りで。 

 周知のごとく、糺ノ森は世界遺産に登録されていますが、京都の街中にこのような広大な森があること自体驚きですね。

 私はこのスポットが好きでもう何度訪れたことでしょうか。

 三方の山並み同様、平安の、いや奈良、飛鳥をはるかに遡った太古の昔から変わらぬであろう森厳とした雰囲気はまさに神域というにふさわしい場所だと思いますね。

 その南端に鴨長明ゆかりの河合神社があり、「方丈」も復元展示されています。
 確か貴女は「方丈記」がお好きでしたよね。
 これを機に一度訪問されてはいかがでしょうか。

 
 追伸
  
  葵祭りの見物は前日決めて、日帰りでした。明日香の奥の欽明天皇陵を訪れたいのですが、奈良だと少しのことで欲が出て一泊したいと思っていますが、仕事の合間を縫ってですから思うようにいきません。
 もう、貴女にこの天皇陵について教えてもらってから二年近くになろうとしているのですね。
 今年中には是非訪問したいと思っています。
 また、お気づきのことがあったら教えていただければ幸いです。
Posted by:とっちゃんぼうや  at 2008年05月23日(金) 18:25

こんばんわ。

葵祭りの晴れやかな様子を見せて頂き、
ありがとうございます。
前回の”静の舞い”以来、たまにですが”今日は何の日?”を見るようになりました。
この5・15の日も ”確か何かあった?”と思い、カレンダーを見ると ”いちごの日”なんて書いてありました。
夜になり、五・一五事件を思い出しましたが、もっと身近な”葵祭り”をすっかり忘れていました。
きれいですねぇ。

ところで”糺の森”!ここは、なぜか行こうとして まだ一度も行っていない森なんです。
新緑がきれいだったでしょうね。

詳しいご紹介とお写真をありがとうございます。
Posted by:  at 2008年05月22日(木) 23:56