青年の方は、ほんとうに軽い言い方をすれば、始め好きな彼女がいた、けれど、後に 本当に好きな彼女に出会った、その人がたまたま運悪く、先の彼女の母親だっただけ、と言えば言えないこともない。
けれど、母親の方は とてもそんなことでは済まされないはず。
この時、話してくれたおばあさんは、今もし生きていれば百歳を超える年齢。
親子という大きな問題を外して考えてみても、今のように年齢差のある年上の女性とのカップル等、皆無に近い時代にあって、他の何もかも、親子の愛ですらも越え、娘のことを思い後々やってくるであろう懺悔の気持ちに苛まれる日々の苦しみも何もかもひっくるめてなお 青年と生きる道を選んだ彼女。
長い時が過ぎた今になって初めて この時の彼女の心の内の凄まじさを思い知らされるのです。
誰もが ここまで 自分の恋に忠実に生きられるものだろうかと。
近くの人の言葉の中にあった”地獄行き”の言葉が すべて物語っているように 大半の人がこの二人を責め立てるなかで、ほんとうに不謹慎な言い方とは思いますが、
この世には 道徳の神もいれば、愛(アムール)の神もいる。
彼女は 道徳の神には背いたかもしれないが、愛の神の前には 嘘をつかず、本当に忠実に生きたのだと。
人の世、心の世界を 仮りに、先祖から子孫への繋がりを縦糸、恋愛、友情等の繋がりを横糸とする 一枚の織物に例えたとき、長い歴史の中で ともすれば 縦糸の方がより大切にされる世の中であり続けてきたけれど、本当に強い布は 同じように強い横糸がなければ織れない。
この家族の崩壊も もし強い横糸を持っていたのなら 元々、こんな不幸は起きなかったのだろうと。
もちろん、そんな織物は 理想の中の 夢の中の織物でしかありませんが。
それにしても はかり難いのは その”愛”。
愛とは一体何なのか。
愛はすべてをゆるし、すべてをつつみこむ、
と、言葉では言います。
しかし、愛の中には 親子の愛もあれば、恋愛、友情、また隣人の愛もある。
それらは、共存しているけれど、しかし、いつも共生するとは限らない。
ひとつの愛を選ぶために もうひとつの愛を捨てなければならない時もある。
そして 捨てたほうの愛は、単に 失う、というだけとは限らない、その全く対極の 憎しみに転じることさえあり得る、この”愛”の持つ力の不思議。
唯一 すべてをつつみ込む愛と言えるのは、”博愛の愛” ただひとつだけなのでしょうか。
けれど、母親の方は とてもそんなことでは済まされないはず。
この時、話してくれたおばあさんは、今もし生きていれば百歳を超える年齢。
親子という大きな問題を外して考えてみても、今のように年齢差のある年上の女性とのカップル等、皆無に近い時代にあって、他の何もかも、親子の愛ですらも越え、娘のことを思い後々やってくるであろう懺悔の気持ちに苛まれる日々の苦しみも何もかもひっくるめてなお 青年と生きる道を選んだ彼女。
長い時が過ぎた今になって初めて この時の彼女の心の内の凄まじさを思い知らされるのです。
誰もが ここまで 自分の恋に忠実に生きられるものだろうかと。
近くの人の言葉の中にあった”地獄行き”の言葉が すべて物語っているように 大半の人がこの二人を責め立てるなかで、ほんとうに不謹慎な言い方とは思いますが、
この世には 道徳の神もいれば、愛(アムール)の神もいる。
彼女は 道徳の神には背いたかもしれないが、愛の神の前には 嘘をつかず、本当に忠実に生きたのだと。
人の世、心の世界を 仮りに、先祖から子孫への繋がりを縦糸、恋愛、友情等の繋がりを横糸とする 一枚の織物に例えたとき、長い歴史の中で ともすれば 縦糸の方がより大切にされる世の中であり続けてきたけれど、本当に強い布は 同じように強い横糸がなければ織れない。
この家族の崩壊も もし強い横糸を持っていたのなら 元々、こんな不幸は起きなかったのだろうと。
もちろん、そんな織物は 理想の中の 夢の中の織物でしかありませんが。
それにしても はかり難いのは その”愛”。
愛とは一体何なのか。
愛はすべてをゆるし、すべてをつつみこむ、
と、言葉では言います。
しかし、愛の中には 親子の愛もあれば、恋愛、友情、また隣人の愛もある。
それらは、共存しているけれど、しかし、いつも共生するとは限らない。
ひとつの愛を選ぶために もうひとつの愛を捨てなければならない時もある。
そして 捨てたほうの愛は、単に 失う、というだけとは限らない、その全く対極の 憎しみに転じることさえあり得る、この”愛”の持つ力の不思議。
唯一 すべてをつつみ込む愛と言えるのは、”博愛の愛” ただひとつだけなのでしょうか。

>お説〜
なんてとんでもないです。
長い間に 浮かんでは消え、浮かんでは消えした言葉たちの中から 削って削って残った言葉を書いてみました。
仰るとおり、幻の愛でも 人はしあわせになれますよね。
愛のくれるミラクルで。^^
先日Mirubaさまのところで 愛についてのコメント書かせて頂こうとした時、なんてたくさん浮かんでくることがあるんだろうと 思いました。書き始めたらとまらないと思ってやめましたが。
このお話ではないですけどね。
途中 忙しくなって間が開いてしまいましたが、多分もうこの次で終えます。
ありがとう!!