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SEX AND THE CITY  [2008年08月26日(火) ]
大ヒットTVシリーズの待望の映画化です。シリーズが終って4年経つんですが、彼女達が全然変わっていないことに一安心。このドラマのファンだった私には「満を持してのスクリーンデビュー」には心躍りました。すべてがスケールアップしていて、取っ替え引っ替えのドレスをチェックするのも楽しいし、4人の変わらぬ友情とそれぞれの幸せを追い求める姿がニューヨークを舞台に華やかに闊歩してます。思いがけない「ハッピーエンド」に共に笑い、泣きましたね。ドラマ「SATC」を観た事がない人でも、その魅力にはまること間違い無し。☆5

Posted by アセロラ at 13:55  | この記事のURL
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激動の昭和史 軍閥  [2008年08月15日(金) ]
たまたまネットで上映中映画を検索していたら、
この題名が目に入った。上映館は「浅草新劇場」。
上映は14日まで。映画を浅草まで見に行ったこと
などないが、地図を頼りに探し当てた。
結果的に、“見てよかった!”

「日本のいちばん長い日」につづく、「激動の昭和史」
の第2弾とこのと。「日本のいちばん長い日」は、
終戦前日、8月14日の“長〜い一日”を描いた作品で
私の個人的映画鑑賞史の中で、五指に入る感動作と位置
づけているが、その第2弾があることは知らなかった。

2.26事件から太平洋戦争へ、そして敗戦まで

2.26事件に始まり、陸軍が次第に政権中枢に勢力を
伸ばし、東条内閣という軍事政権ができ、やがて
太平洋戦争に突入し、敗戦に至るまでのプロセスを
基本的には史実に基づいて描いたという作品である。

米英との開戦に反対は多かった

 対中戦争の決着が長引く上に、南方への進出から
対米関係も悪化するが、文民派政治家や米内海軍大臣、
山本五十六など、海軍内には米英との開戦は断じて
避けるべき、という意見が多かった。東條英機自身も
当初は天皇の意を汲み、外交による解決を図ろうとした。
しかし、外交交渉が遅々として進展しない状況下、
陸軍内部の若手中堅参謀などの強硬論に引きずられ、
総理となった東條は反対派を押えて開戦へと強行する。

開戦後は東條の独壇場

 真珠湾攻撃に始まる対米戦、シンガポール攻略などの
当初の優勢に東條は強気になり、戦線拡大に向かう。
開戦前は強硬派だった陸軍の軍務局長も、開戦後は
「有利な状況のうちに講和に持ち込もう」と東條に
進言するが、東條は聞く耳を持たず軍務局長を解任する。
その後、軍の主要ポストをほとんど独り占めして、
独裁的に戦争遂行に走る。

真実を報道した毎日の記者を懲罰徴兵に

 太平洋上のミッドウェー、ガダルカナル、サイパン
などでことごとく完敗しているにも関わらず、大本営に
よる発表は真実をひた隠にし、報道機関にも言論統制を
強化する。そんななか、海軍に従軍して日本軍の悲惨な
状況を目にした毎日の新井記者は、真実の記事を書く。
結果、一般国民はもちろん、言論界からも海軍からも、
真実を知らせた勇気ある報道として、好評を博す。
しかし、東條の逆鱗にふれ、毎日新聞には憲兵が入り、
執筆者の新井記者は、海軍の従軍記者にも関わらず
突然徴兵され、危険な南方戦線へ送られる。新井記者の
年代の徴兵はまだなかったため、懲罰のカムフラージュ
のため、他に250名もの徴兵が同時に行われた。

サイパンでは泣く子を母が絞殺

サイパン島で防空壕に身を潜める民間人や軍人。
壕内で幼児が泣き出すと、軍人が敵に知られるから
黙らせろという。泣き止まない幼子に、追い詰められた
母親はわが子を絞め殺し、発狂したように外へ飛び出す
(こうした子殺しは沖縄でも同様にあったと聞く)。
米軍の投降への呼びかけに応じて出てゆこうとする女性に、
「恥を知れ」と一喝する軍人。米兵の眼前で、断崖から
次々と海へ身を投げて行く若い女性達…。
これまで見聞きした南の島での悲惨な状況が当時の
記録フィルムを織り交ぜながら描き出される。

特攻隊の一人からの新聞批判

 危険な戦線からどうにか生還できた新井記者が
特攻隊の取材をした際、“日本の敗走の事実を報道した
勇気ある記者”として紹介される。すると特攻隊の一人
が食って掛かる。「ついこの間までは、日本は全戦全勝、
万歳とばかり戦勝を称えていた新聞が、負け始めたら
急にこの戦争に批判的なことを書く。勝っていれば
戦争もいいというのか!」と。痛いところを突かれた
新井は、反論の余地もなく黙り込む。

60数年前の無謀で、この上もなく愚かな戦争が、
どのような経緯で始まり、どのような経過をたどり、
悲惨な結末に終わったかが、実在の人物を多く登場
させ、分かりやすく描かれる。
当時の指導層にも開戦反対派は多くいたはずだが、
軍部の、力を背景とした少数の声の大きさにねじ伏せ
られ、国民の多くが望まない方向へ引きずられて行く
恐さ、歴史の悲劇を思い知らされる映画だった。

往年の名優、ベテラン俳優達が勢ぞろいの感!

1970年の製作。監督・堀川弘通。38年前なので、
今は亡き名優達も多数出演していた(1967年製作の
「日本のいちばん長い日」も名優ぞろいだった)。
ここでは主役級の東条英機に小林圭樹、山本五十六に
三船敏郎、近衛内閣の近衛文麿に神山繁、木戸内大臣に
中村伸郎、東郷外相に宮口精二、毎日新聞の新井記者、
加山雄三の上司として、編集総長に志村喬、編集局長に
清水元、政治部長に北村和男…その他、主要な役どころに
山村聡、藤田進、石山健二郎、清水将夫、チョイ役に
天本英世など、そうそうたる顔ぶれだった。

映画館での上映は当分ないでしょうが、ビデオ
(or、DVD)は出ているようですから、関心のある
方はご覧になってはいかがでしょう。
見て“がっかり”はないと思います。

Posted by タンゴ at 15:53  | この記事のURL
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敵こそ、我が友  [2008年08月03日(日) ]
敵こそ、我が友―戦犯クラウス・バルビーの3つの人生

00>元ナチス親衛隊の男が、なぜ裁かれることなく
長年自由の身でいられたのか。
その謎から戦後史の裏側を暴く、
衝撃のドキュメンタリー!


という映画のキャッチフレーズに
惹かれて、見に行った。
(監督:ケヴィン・マクドナルド、
上映館:テアトル銀座シネマ)

第1の人生はナチス親衛隊

ナチスのゲシュタポの頃は、レジスタンス活動家や
ユダヤ人を迫害し、「リヨンの虐殺者」と恐れられる。
当時、在仏ユダヤ人の多くを子どもも含め、
強制収容所へ移送した。

第2の人生は、反共諜報員

ドイツの敗戦後、アメリカはバルビーが戦犯と
知りながら、東西冷戦に勝ち抜くため、対ソ連の
諜報活動に利用。米陸軍情報部のスパイとして
ヨーロッパで暗躍した。

第3の人生は、南米ボリビアで軍事政権を支援

バルビーの素性をフランス側に察知されると
アメリカはラットライン(ネズミの抜け穴)という
秘密ルートを使い、彼を南米ボリビアへ逃がす。
このラットラインには、何とバチカン右派の
カトリック神父が関わっていたという。
(バチカンがナチスの残党を南米へ逃がしたのは、
バルビー他、何人もいたそうだ)

ボリビアでも、やはり反共のためアメリカを
後ろ盾としながら、軍事政権を支援。
左翼勢力などを弾圧し、チェ・ゲバラの暗殺にも
関わった疑いが強いという。
なお、この間、アンデス山脈にナチスの
“第四帝国”建国の画策までしていた。

この映画にドラマ仕立ての映像は一切なく
バルビーの当時の肉声も含め、大戦下の
フランス・リヨンでの爆破工作、ユダヤ人の虐待、
チェ・ゲバラの遺体など、戦時・戦後の貴重な
記録フィルムや、バルビーから拷問を受けた人々
をはじめ、数々の関係者へのインタビュー、
バルビー自身の裁判模様など、すべて
ドキュメンタリー映像で構成されている。

その後、ボリビアに左翼政権ができると、
フランスとの金銭的な取引で、ボリビアは
バルビーをフランスに引き渡す。

フランスでは、当然裁判にかけられるが
証人として出廷する、かつて拷問に遭った人々は
何十年後経った後でも、当時の痛みが蘇るのか、
多くは年老いた身でありながら、
興奮のあまり、声を荒げて彼を糾弾する。

最後は終身刑の判決(フランスは死刑廃止)が下るが、
裁判長より、最後に言うことはないか
と問われたバルビーは弱々しく言う。
「私は必要とされてきたのに、
私だけが裁かれる。そこに偽善がある」と。


冷戦の反共の盾としてアメリカに必要とされ、
西側のために活躍し、ボリビアでも軍事政権の
樹立からその政権維持を支援してきたのに、
結局裁かれるのは自分一人・・・の矛盾を突く。

アメリカの都合のために、うまく利用され
ナチス戦犯としては、かのアイヒマンにも
劣らない重要人物が、かくも自由で、しかも
裕福に生き延びた不思議!
まさに“事実は小説よりも奇なり”・・・か。

8月2日、この回(17:30)は、終映後
トークショーがあるというので、前もって
券を予約して行ったのだが、トークは
東大大学院・総合文化研究所の高橋哲哉教授。

最後にまとめとして述べた言葉がショックだった。
>「あくまで私見ですが、戦後の日本は
丸ごとバルビーをしてきたのではないでしょうか。

かつての敵国アメリカが日本を親米・反共国家に
したいがために、日本を経済的に支援し、
日本もそれに乗っかり生き延び
経済的な発展を遂げてきたという意味で・・・」

なるほど、当たっているか。主要都市を焦土とされ、
原爆を落とされたアメリカと同盟を結び、
経済成長してきた戦後日本は“丸ごとバルビー”か。
だが、では、終戦後日本はどうすれば良かったのか?
否が応でも、当時、東西どちらかの陣営に組みこまれる
運命にあった弱小国(敗戦当時は日本もそう)は
独力で国を再建する力などなかったろう。
では、ソ連など東側陣営に組み込まれたら
どうなっただろう・・・?

弱肉強食の国際社会で、したたかに生き延びて
いくには、「敵こそ、我が友」の割り切りも
否定できないのかもしれない。

それにしてもアメリカは、今も相変わらず
その時々の自国の都合で、さまざまな国の内政に
介入し、国際社会を引っ掻き回していることか・・・。

Posted by タンゴ at 19:09  | この記事のURL
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インディ・ジョーンズ  [2008年06月26日(木) ]
19年振りの「インディ・ジョーンズ クリスタル・スカルの王国」を観てきました。シリーズの持ち味である早い展開で、息つく暇と考えるスキを与えない、いつものエンターテイメントに仕上がっていました。過去の3部作のちょっとした小道具が出て来たりして、楽しかったです。ハリソン・フォードもアクションでは、スタントマンが代役していた部分がだいぶありましたが、それはご愛嬌として、「インディ健在」を見せてくれました。ラストはこれぞスピルバーグらしいものが出てきますが、これからご覧になる方の為に伏せておきましょう。☆5です。

Posted by アセロラ at 10:29  | この記事のURL
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クライマーズ・ハイ  [2008年06月04日(水) ]
試写会に行ってきました。御巣鷹山に墜落した日航機。最大の単独航空機事故を新聞記者として、一大ニュースを扱う事の興奮、混乱する現場、加熱する全国紙との報道合戦や社内での確執が、ぐいぐいと見せてくれます。携帯電話なんてなかったあの頃、電話がある場所まで泥だらけになりながら、たどり着く様等が「新聞記者って使命感なんだ」と感動しました。組織から孤立した男を演じた、堤真一、良かったですよ。
あの夏の日から23年が経つんですね。

Posted by アセロラ at 11:01  | この記事のURL
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ABBA GOLD  [2008年05月17日(土) ]
映画ではありませんが、「ABBA GOLD」のコンサートに行ってきました。昨年に続いて2度目になります。途中休憩を入れて2時間30分は長さを感じさせない楽しいコンサートでした。「ABBA GOLD」は本家ABBA公認のコピーバンドです。全曲70年、80年代のABBAのヒット曲が手拍子と共に、赤坂ACTシアターをゆさぶりました。ちょっぴり太めの二人がレトロな衣装で、ステージ狭しと歌い踊り、生ダンシングクイーンに大興奮☆楽しい一夜でした。

Posted by アセロラ at 10:12  | この記事のURL
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世界最速のインディアン  [2008年04月05日(土) ]
不覚にも、時間つぶしのために、何の予備知識もなく観た映画だった。
観終わって、こんなハッピィの連続で、結末がこんなに良くていいのかと僕のイジケタ性格は感じたのだった。
時間が経つに従って、各々のシーンがよみがえる。
年季の明けた(定年)バート、インディアンというバイクの最高速を出したいと血道を上げる老人だ。
ニュージーランドからレースの環境の整ったアメリカへいく。ニトロを舐め舐め生きて行かなくてはならない体。
そんな事にはめげない。
人生を前へ生きる男だ。
隣の住人家族の子ども、トム(我が家の猫トム、そして僕のニックネームでなおさら親しみがもてる)とバーとの触れ合いもいい。
アメリカへのたびの前になじみの銀行の女性を誘い、結局彼女とベッドイン。その際意中に彼が発作に襲われる。皆に情事を知られたくない彼女だがどうにもならなく、救急車を呼ぶ(逃げ出さない彼女に敬服)、じろじろ見る近隣の人に、「彼にだって愛は必要よ!」と叫ぶ。
旅の途中にあう何種類かの人びと。
インディアン(バイクの名前)を載せた牽引車の片方が脱輪して、助けてくれたのがインディアン(アメリカの先住民族)。
牽引車を直すために立ち寄った、寡の女主人と懇ろになる一夜のシチュエーション。
大陸に渡り泊まったモーテルの受付嬢が気のいいゲィ。
中古屋の店主との交流とアメリカ車文化の垣間見。
干上がった塩水湖の情景の圧倒。
彼らとのすったもんだ。レース。
そして、ハッピイエンド。

バートは名もなき庶民、ないしは社会の底辺の人々、または偏見を受けている人などに応援を受けてその夢を成し遂げる。
そのような応援を受けるバート自身の投げかけるオーラがある。
夢と自己肯定を感じる映画だ。それとユーモア。

そのバート役がアンソニー・ホプキンスであったと知ったのは、見終わって翌日ブログを書こうとジャケットを見たときだった。
アンソニー・ホプキンスって、すごい。

Posted by トム at 18:26  | この記事のURL
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ディパーテッドVSインファナル・アフェアー  [2008年04月05日(土) ]
ディパーテッドを見た。が、何とも印象はない。
つい最近、知り合いに貸した際、オリジナルの「インファナル・アフェアー」を教えられ、借り受け、観た。
それらの基本データは次の通り。

インファナル・アフェアT あらすじ
1991年、ストリート育ちの青年ラウは香港マフィアに入ってすぐ、その優秀さに目を付けたボスによって警察学校に送り込まれる。一方、警察学校で優秀な成績を収めていた青年ヤンは突然退学となる。彼は、警視に能力を見込まれマフィアへの潜入を命じられたのだった。やがて2人の青年は、それぞれの組織で台頭していく。そして10年後、警察はヤンから大きな麻薬取引の情報を受け取る。しかし警察の包囲網はラウによってマフィア側に筒抜けとなっていた。検挙も取引も失敗に終わったことで、警察、マフィア双方がスパイの存在に気づいてしまうのだった…。

インファナル・アフェアU あらすじ
1991年、香港マフィアのドンが暗殺される。ウォン警部(アンソニー・ウォン)は次のボスに扱いやすいサム(エリック・ツァン)がなることを望むが、結局ドンの次男ハウ(フランシス・ン)が権力を握る。

インファナル・アフェアV あらすじ
警官として生きること選んだラウ(アンディ・ラウ)は、警察内に残る潜入マフィアたちを始末してきた。だが、大物密輸商人シェン(チェン・ダオミン)とエリート警官ヨン(レオン・ライ)がラウの前に立ちはだかる。

ディパーテッドは、筋としては似通っている。
因みに、それらのタイトルの和訳を調べてみたが、次の通り。
Infernal Affairs
Infernal :1 ((限定))((古風))〈感情・状況などが〉ひどい, いまいましい, いやな. 2 ((文))地獄の;地獄のような;極悪非道の, 悪鬼[悪魔]のような. 3 《ギリ神話》よみの国の.
Affairs:[1]仕事, 用事;関心事.

The Departed
((単数扱い))(特定の)故人.
((集合的))((複数扱い))死者(▼よりよい世界へ行ったことを暗示する, 主に宗教上の用語).

さて、ぼくのコメントは少ない。
インファナル・アフェアーの意とディパーテッドの意はその深さにおいては、ないしは的確性においてはそんなに隔たりはないように思える。

実際オリジナルとリメイク版を観ると、はっきりわかる事はオリジナルの方は仏教が底流にあるように思える。「因果応報」とか「餓鬼道」とか「宿命」というようなものを感じる事が出来る。

一方、ディパーテッドの方は、
リアリティーのあるスパイ合戦、その中での死がある、というもののように思える。

両者ともニエンタテーメントに消化している。
後はどちらがすきかという事だが、ぼくはオリジナルが好きだ。
仏教の洗礼を受けた歴史をもつ、東洋人としてなのか。

Posted by トム at 17:24  | この記事のURL
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アース  [2008年01月17日(木) ]
渡辺 謙さんが案内してくれる「アース」を観に行きました。地球の地軸の傾きによって四季があるなんて知らなかった。CSでディスカバリーチャンネルを良く観ていのるのに、その何倍ものスケールで地球を見せてくれる。ホッキョクグマ親子を包むなんとも頼りない環境、水を求めて歩き続けるアフリカ象の集団、一転して「吉野桜」の開花の瞬間には息をのむほどに四季の色付きは、地球の奇跡を感じる。超ハイスピードカメラなど最新の撮影技術を使い、見せる、観せる、魅せる。46億歳の地球を温暖化が苦しめている。私たち人間がその地球の命を左右していると教えてくれます。

Posted by アセロラ at 11:48  | この記事のURL
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暗殺・リトビネンコ事件  [2008年01月09日(水) ]
つい一年ほど前、報道されたばかりで記憶に新しい事件。
FSB(ロシア連邦保安庁)の元中佐だったリトビネンコが、
ロンドンでボロニウム210によって暗殺された事件のドキュメンタリーです。

リトビネンコは、FSBに所属しながら、組織内部の収賄をはじめ
犯罪組織とのつながりによる利得、権力中枢と自らの組織を守るための
暗殺をはじめとするあらゆる秘密工作などの腐敗を見逃すことが出来ず
告発しようとしたため、組織は彼をつぶしにかかります。
告発を試みた何人かの仲間と共にあらぬ罪を捏造され、
拘束・告訴されます。
裁判で無罪になっても、組織は拘束を止めようとせず、無罪判決を下した
裁判官に圧力をかけ、左遷し、FSBの言いなりになる裁判官を任命します。
もはやロシアにいては、家族もろとも命が危うくなった彼は、亡命します。
亡命中のリトビネンコに興味を持った、監督のアンドレイ・ネクラーソフが
彼にぴったり寄り添って、インタービューを続けて行きます。

リトビネンコは、ロシアを逃れた後も、いつも暗殺される予感を抱え、
監督に「もし自分が死んだら、すべての映像を公開して欲しい」と
生前に依頼しており、実際その通りになったので、
監督がさまざまな記録映像をつなぎ合わせて、
1本のドキュメンタリーにまとめあげたのです。
FSBの前身は、ソ連時代の諜報機関、KGBです。
そして、現大統領プーチンは以前FSBの長官もつとめ、
ずっと諜報組織に身をおいてきた人物です。
チェチェンとの紛争で、チェチェンゲリラの犯行とされた劇場爆破など
ロシア国内でのテロ活動も、実はFSBの仕掛けとする
状況証拠さえありそうです。
そのテロへの報復のためロシア軍はチェチェンに戦争を仕掛け
無差別に市民を殺戮してきました。
そのチェチェンでの戦争犯罪を告発しようとしてきた、
女性ジャーナリストアンナ・ポリトコフスカヤをはじめ、
多くのジャーナリスト達も殺害されています。

いずれも犯人は未だに不明とされていますが、陰には
FSBの暗躍が暗示されます。
21世紀のこの時代、未だにこのような国家犯罪とも
言える事件が続く、国が存在することが
信じられないぐらい、衝撃的です。
しかし、ロシアという特殊な国の特殊な事情と
思っていいのかどうか?!
日本でも、ついこの間のような、戦前・及び戦後の
混乱期には、政治テロや、未だに公には真実が明らかに
されていない事件が数々あったし、秘密警察的な組織もあったはず。
知らないうちに特定の権力が強大化して、その暴走が始まると、
同様なことが絶対に起こらないとは断言できないのではないでしょうか・・・。
権力はいつも肥大化しようとし、一度強大になると、
その権力を維持するために、あらゆる手段を
講じかねないのが常ではないでしょうか・・・。
ゆめ、平和な日常に安住しすぎないことが大切に思われます。

Posted by タンゴ at 22:57  | この記事のURL
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