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ミス・ポター [2007年09月22日(土) ]
障害で消えてしまったということなので、もう一度。
レニー・ゼルウィガーが相変わらずのカマトト振りで、イイ味出してました。「シカゴ」の彼女は無理があって可哀想だったけど、今回は女性が仕事をするなんて有り得ない、そんなイギリスの封建時代を、夢を捨てずに生き抜いた役をハツラツと演じてました。自然をそのままの姿で残そうと環境問題にも力を入れていたミス・ポターの思いを私たちも受け継がなければと感じました。ピーターラビットと仲間達もカワイかったですよ。☆4つお勧めです。

Posted by アセロラ at 14:03 | この記事のURL
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米・医療制度を病気(SICKO)と断じた「シッコ」 [2007年09月09日(日) ]
マイケルムーアのドキュメンタリーは、毎回期待を裏切らない。
このSICKO(シッコ)も期待以上だった。

アメリカの医療制度の聞きしに勝るひどい実態を見せられ、
ひるがえって、わが国の医療制度(行政)に対する疑問が湧き、
問題を考えさせられた。
先進国の中で唯一、公的な健康保険制度を持たないアメリカ。
国民の6人に1人は無保険で、毎年1.8万人の人が治療を受けられず
死んでゆくというが、民間の医療保険に入っていても、いざ
ケガや病気で保険金を請求しても、保険会社はその都度
とんでもない、言いがかりを付けて、保険金の支払いを拒否する。
例えば、22歳の女性がガンと診断されても、その若さで
ガンにかかるはずがない、という。
発作に襲われて救急車で病院に運ばれた女性に
「救急車の使用は事前の承認がないと認めない」などと。
保険会社とグルの医師も、「この程度なら治療の必要がない」
と診断すれば、保険会社の利益に貢献したとして
会社は医師に報奨金が支払わう。
かくして、保険会社は毎年莫大な利益を上げ、経営者は
巨額な報酬と配当を得る。さらに、ふんだんにある資金を
投じて、ロビー活動を活発に行い、政治家に多額の
献金をして、業界に都合のいい法律を作らせる。
仕事で指を2本切断した大工に、中指と薬指の縫合の
値段を知らせ、2本ともつなげるか、どちらかの指だけに
するか、選択を迫る。大工は仕方無しの安い方の薬指だか
つなげることにする・・・・。
まさに、生きるか死ぬかは金次第、生殺与奪は保険会社が
握っているようなものだ。
さらにひどいのは、入院費が支払えない貧者の場合、
病院がタクシーを使い、病衣だけをまとった患者を
貧民街の治療施設がある近くの路上に捨ててゆく。

さんざん、アメリカの実態をさまざまな事例で暴いた
ムーアは、さて隣国のカナダや英国、フランスでは
どうか、他国の実態を見に行く。
カナダも英国も、フランスも、すべて基本的にはほぼ医療費は
無料(一部低額の支払いがある場合もあるようだが)。
しかも、それほど長時間待たされず、基本的には
誰もが等しく必要な医療を受けられる。
ムーアは、自国との余りの違いに、その都度、
信じられないというように驚く。
英国でのインタビューで、ある老人から
「英国がこうなったのも、貧者にも選挙権が
与えられるようになったからさ」と語る。
「この国では収入に応じて(税)負担し、必要に応じて受益できるのさ」とも。
かつては、やはり一部の富裕層に支配されていたが
誰もが選挙権を持つようになってから、社会が変わったのだという。
一人1票の選挙権とはいえ、国民が皆、その権利を行使することで、
いかに政治を変え社会を変えられるかの実証だと思えた。
また、フランスに住むアメリカ人の夫婦は
「フランスに住むのは、子どもを持つ家庭への
ケアが手厚いからだ」という。
共働きする場合は、公的な保育施設で預かってもらえ
第二の母親並の親身な世話がされる。
医療も無料、子どもの大学の授業料も無料(本当?!)と語る。
別のフランス人は「政府は国民の声が恐いから
国民のニーズを汲んでくれるのよ。その点、
アメリカでは反対に、国民が政府を恐がって
何も言わないんじゃないかしら・・・」と。
事実、フランスでは、政府は大企業が気に入らないと
すぐに市民が大々的にデモを行う。
日本ではお上の言うことは、ごもっとも、とまでは
いわなくても、無関心でいるか、不満に思っていても
声を出したり、行動に表す人がほとんどいないのではないか。

アメリカの話に戻って、ムーアは9.11の時の救助や
後始末にボランティアで参加した救命隊の人々が、
9.11の英雄と讃えられながらも、その後、
肺や呼吸器疾患などで重症になっているにも関わらず
正式な政府機関外の人々には何の医療も施されて
いない実態を憂慮する。
一方で、キューバ南に位置するグアンタナモ海軍基地は最新の
医療設備が整い、無償医療が受けられ、そこに収監されている
アルカイダの容疑者達も手厚い健康管理がされている。

そこでムーアは、船で救命隊の人々をその海軍基地に連れて行き
「アルカイダの人々と同等な治療を受けさせて欲しい」と
アピールする。が、海軍基地からは何の反応もない。
仕方なしにムーアは、キューバに上陸し、彼らを
キューバの病院に連れてゆく。キューバの医療技術は
極めて高水準らしく、しかもやはり医療費は無料。
アメリカから突然、乗り込んできた彼らも、氏名と
生年月日を名乗るだけで、すぐに診断・治療が受けられた。
アメリカで14000円ほどした同じ薬がここでは、何と6円!
目の前の社会主義の敵国キューバで、自国で見放された
医療を、手厚く受けられ、帰国時にはキューバの消防隊より
9.11の英雄として讃えられ、友人として扱われる。

ムーアのドキュメンタリーは決して客観的な記録としての
ドキュメンタリーではない。監督自身の強烈な個性と
主張を全面的に押し出して、深刻な問題もときには
お笑いで見せてしまう。
それだけに、アメリカと他の国々との比較も極端に
際立たせて見せるので、額面どおりには受け取れないだろう。
しかし、その主張は、世論に影響を与え、政治さえ動かしかねない
パワーを感じさせる。彼自身、自分は愛国者だというように
アメリカを愛するがゆえに、銃社会の問題、9.11以降のアメリカの
テロ対策の迷走、医療制度の実態などの問題を突きつけ、
国民や要人へのアジテーションを通して、改善・改革を
要求しているのだろうと思う。

さて、わが国はどうか・・・。高い国民保険金を払いながら
大分以前から、医療費は3割負担。75歳以上の老人医療も
無料から自己負担がかかるようになった。
団塊世代の高齢化で今後、さらに医療費が増えていく中、
さらに保険料が上がり、自己負担が増えて行くのではないか?
福祉がますます削られて行くのではないか・・・。

フランスのように、我々国民一人一人がもっと声を
上げて行き、政府を恐れさせる必要が出てくるのではないか。
先ずは、選挙権を有効に使わなくては!
投票率が50%台なんてとんでもない。
とくに若者よ、選挙には必ず行って欲しい!

Posted by タンゴ at 19:17 | この記事のURL
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プロヴァンスの贈りもの [2007年09月02日(日) ]
ピーター・メイルの本「南仏プロヴァンスの12ケ月」「・・・木陰から」「・・・昼下がり」を読んで南仏に憧れましたね。その流れで見に行きましたが、監督がリドリー・スコット主役がラッセル・クロウ。この二人のイメージといえば「グラディエイター」なのになんともユルイ女性向きの映像に仕上がってました。ワインのことは良くわからないけど、アルコールが飲めるんだったら生活がちょっと変わるんだろうなーと思いつつ隣の友人を見ると、ビールですっかり眠っている、コラ!(><:*)

Posted by アセロラ at 15:24 | この記事のURL
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