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50歳未満お断り! 紳士と淑女の知的コミュニティ (シニア向けコミュニティ STAGE ステージ) http://www.stage007.com

雑誌やテレビの美容特集で若者におなじみのアーユルヴェーダ。
50歳以上の皆さまも学んでキレイになりましょう!
アーユルヴェーダを中心に、ヨガ、インド哲学など
「インド5千年の叡智のエッセンス」をご紹介します。

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Vol.8 偉大なる薬!  [2008年12月19日(金) ]
ナカスカーラ!
(しばしの小休止、失礼いたしました。)

さて、なにはともあれ、浄化がコンセプトのアーユルヴェーダですが、
今回はもっと身近にアーユルヴェーダ!
ということで、手軽でカンタン・アーユルヴェーダ王道のレシピをご紹介しましょう。

アーユルヴェーダの外用薬の王道は、vol.7でご紹介したセサミ・オイル。
今回は、内服薬の王道ジンジャー・パウダーの登場です。

アーユルヴェーダでは、スパイスの薬理効果を上手に使い、
日々の健康増進に役立てていますが、
ジンジャー・パウダー、つまり生姜は、
アーユルヴェーダの中で偉大なる薬!!! であり、
老若男女、だれでも気軽にとれる、もっとも有益な薬といわれています。

消化力を高め、体を温める働きがあるので、体が冷えがちな冬季は
積極的に取りたいスパイスです。




アーユルヴェーダ・グッズのご紹介。
インドの雑貨(よろず)屋さんでお目にかかれる
メジャーなデイリー・アイテム。



数あるスパイスの中でも、ジンジャー・パウダーは、
和食のレシピと相性もよく、
ピリッとさわやかな風味は隠し味にも使えるので、
気軽に日々のお料理にふと振りして、
キレイな消化で浄化力を高めましょう♪

もちろん、ジンジャー・パウダー単独で使ってもよし、
お湯にジンジャー・パウダーを小さじ1杯ほど溶かし、
ジンジャー・ティーとしていただくのも◎、
お好みで黒砂糖やレモンのしぼり汁を入れても美味しいです。
風邪の予防や治癒のホーム・メディシンとしても
手軽でお勧め☆

偉大な薬だけど、すごく手軽で簡単なのがありがたい!
ジンジャー・パウダーでアーユルヴェーダ♪
かんたんでおいしいイチオシ・アイテムです☆

Posted at 16:28  | この記事のURL

Vol.7 黄金のごまパワー  [2008年10月24日(金) ]


ナカスカーラ!
今回は、インド・ワールド@浄化の基本アイテム!
セサミ・オイルのお話。

皮膚に吸い付くように、
どんどん吸収されていくセサミ・オイル。
べっとりしそうですが、
お肌に塗った後は意外にしっとり滑らか。

セサミ・オイルをからだに塗ることは、
古代より、老化を止める必殺技として
実践された根本美容。
きらめきのハリウッド・スターや、
かのクレオパトラも
顔にセサミ・オイルを塗って
滑らかでハリのあるお肌を維持したそうです。

ではなぜ、セサミ・オイルがお肌にいいのでしょう?
何を隠そう、ミイラの劣化を防ぐため
永久保存の願いを込めて、
古代エジプト王族の貴宝として塗布されたのが、
かのセサミ・オイル。

近年、科学的研究により、
ごまの成分「セサミノール」の
抗酸化作用の高さが注目されていますが、
インド・5000年、セサミ・オイルをからだに塗って
若返りを実践してきたアーユルヴェーダが
あまねく美容法の金字塔であるゆえんです。


Indiaアクセサリーといえばゴールド。その黄金色の輝きとバングルが奏でる音は、邪気払いにも◎♪。

ところで、日進月歩で世に溢れる
美容法を試すことができる昨今、
「セサミ・オイルをカラダに塗るだけなんて、
カンタンすぎて、本当?」
そう言いたくなのるも分かります(笑)。

でも、セサミ・オイルはすみやかにカラダに浸透して
毒素を体外に排出させる、
浄化力抜群の「自然の洗剤」なのです。
古代から継承される
人体とセサミ・オイルの親和性。
そういえば、汚れを落とす石鹸は、
油からできていますね。
汚れをキレイにするのは、油が基本、
なのです。

もちろん、このような内側からの浄化だけでなく、
セサミ・オイルはお肌を滑らかに整え、
自然な輝きを与える純度の高い美容液!
スーパーでも手に入るので、
セルフ・エステにもオススメです。

☆上記のセサミ・オイルは、ふだんよく使われる焙煎したごま油ではなく、 黄金色の太白ごま油(生搾り)を使用します。

Posted at 10:06  | この記事のURL

Vol.6 こころのメカニズム  [2008年10月08日(水) ]

ナマスカーラ! 何やらロジカルなタイトルですが、魂を扱う学問でありながら、理路整然とこころの働きに対して明快な答えを持っているのが、インド哲学。さすが知識を武器にディベートしたら天下一?!インド発の叡智です。

さて、すべては「こころひとつ」というのが、インド思想…最も根源的なこころが、すべての発端というわけです。

そこで重要なのが、「判断力」「忍耐力」「記憶力」。この3つが、すべて上手に作動すると好循環が生じます。

photo@India

まずは「判断力」。は、人生は判断の連続。悪い考えを択らずに良い考えを択る、判断の良し悪しができる力のことをいいます。インド哲学を背景に持つアーユルヴェーダは、根本から浄化に徹する医学体系。根本とは、つまり魂やこころといった源泉から清らかになること。

ここでいう「清らかなこころ」というのが、前章Vol.5で取り上げた「サットヴァ」(純質/叡質)にあたります。サットヴァのこころからは、オートマティックに正しい判断力が働きます。

この判断力は、必然的に自然の流れにも波長が合い、物事がうまくいく結果を生みます。というのは、その時だけが良い結果に終わるのではなく、のちの結果もよい循環、「良薬口に苦し」のように、最初は辛くても、後にも良い判断ができるのがサットヴァの特徴。

欲やエゴを抑えるセルフ・コントロール力が試されますが、インド式「判断力強化法」は、食欲のコントロール。つまり、食べ物の欲を抑えられない人は、判断力が弱い?!ともいわれています。

参考までに、インドの有名なお祈りは、「われわれみんながいい判断ができますように」、つまりみんながいい考えを持ちますようにと念じることを大切にしています。

そして、この判断力は、こころの成長とともに高まり、自然のチャネルと周波数が合ってきます。好循環を築くために、法律や制度以前に、まずはすべての種となる考えをプラスに働かせるのがアーユルヴェーダ式。そのために、いつだって判断力が決め手となるのです。

「判断力」の次に来るのが「忍耐力」。いい判断ができても、その判断を実行して維持する力がなければ、物事はうまく運びません。よって、この「忍耐力」は「意志力」ともいえます。

何せ、意志の力は運命すら変えられる!というほど、意志のパワーに重きを置くインド思想。たとえば、サットヴァの場合は、それが100年かかっても、障害があっても、良いことであれば意志の力で達成します。

ところが、タマスの場合は実行しないし、ラジャスは良い判断ができても、障害が起こると投げ出してしまいます。セルフィッシュでなく、セルフレスが忍耐力の上手な使い方。

そして最後、「判断力」「忍耐力」の次が、「記憶力」。必要な時に必要な考えが浮かばなかったら、そもそも判断ができません。覚えておくべきことを、ちゃんと覚えておくこと、大事ですね(><)。

知的過失がすべての不幸の原因だとアーユルヴェーダはいいます。甘くはない文言ですが、すべての誤りは悪い考えから始まるということ。「判断力」「忍耐力」「記憶力」3つが建設的な場合は、「考え方」「ことば」「行動」すべてがうまくいきます。そのために一番必要なのは、清らかなこころと実にシンプル。大人になるほど、シンプル、いいですね!

Posted at 19:40  | この記事のURL

Vol.5 こころの3つのはたらき  [2008年09月25日(木) ]

ナマスカーラ!
今回は、この世で一番取り扱いが難しい「こころ」についてお話しします。

インド哲学では、こころを制する者が人生の覇者である(?!)といわんばかりに、こころにこだわり、こころを機能的に説明しています。この揺れ動くこころ、目に見えない、捉えられないこころのことを、“3つの働き”で表してしまうのが、インド哲学のスゴイところ!

まず、一つ目のこころの働き、タマス<暗質:惰質>について。

タマスとは、暗闇の性質、無知の状態をいいます。何にも興味を示さず、無関心。じっとしていて動こうとしない。自己中心的に、本能のまま、自分が最低限生きることだけを考えて努力しない領域をいいます。人は疲れると自己中心的になってタマスが強まり、行動せずに休んでいることを好みます。

次に、二つ目のこころの働きが、ラジャス<激質:動質>。

ラジャスとは、動きを表わす性質です。こころの中でこの性質が強くなると、人は行動に移ろうとします。場合によっては、激しいことをやるのも、攻撃的な態度を取るのも、ラジャスの働きのせい。

さまざまな感情を強く感じ、感情に動かされてさまざまなことをやる。好きになったり嫌いになったり、すごくモノに執着して、そのために動いたり働いたり。たとえば、ビジネスで成功したくさん稼いでたまらなく嬉しくなるのも、思うようにビジネスが繁栄せず、失敗や損をして絶望するのも、どちらもラジャス。強くなるほど、疲れやすくストレスが生じやすくなります。

そして、三つ目のこころの働きが、サットヴァ<純質:叡質>。

サットヴァは、人間のこころの中の純粋な部分を表します。英語でいうと、スーパーエゴ。周りの評価を問わずに、人間が正義感を持つ、道徳心を強く持っているというのは、純質の働き。利益とか損得を中心に考える自己中心的なことではなくて、もっと広い目で物事を見る働き。叡智に溢れ、正しく知識を獲得するには、純質が強いほど◎。この純質が強いと、人は冷静で落ち着いていられます。

人には必ずこの3つのこころの働きがあって、どの働きが表に出てくるかで、その人がどんな人かを表現できます。アーユルヴェーダやヨーガが目指していくのがサットヴァで、アーユルヴェーダの浄化療法や今ブームのYOGAのポーズも、このサットヴァを増やすためにあるのです。



ヒマラヤのふもとに聖仙が集まり、人々の幸せを願って会議を開いた 〜アーユルヴェーダの原古典『チャラカ・サンヒター』の始まり〜。

たとえば、同じいい行いをする場合にも、目立ちたいとか有名になりたいといったエゴ意識から行うのと、人の役に立ちたいとか正義感・純粋な気持ちで動くのとでは、全く違います。サットヴァが増えることで、いい行動が増え、自然にこころの中に平和が増えていきます。ラジャスが動機だと、進むほどにストレスなどの苦しみを伴います。またサットヴァを象徴する色は、白や無限の空の色。まっさらな純粋な色を指します。

さて、たった3つの働きでこころを機能的な働きを表してしまうなんて、とてもシンプル。大人になるほどに、成長するほどに純になるのが、インド哲学の正しい修行☆ピースです。ちなみに、若返りの秘訣もサットヴァにあり、こころに純質が増えるほど若くなります。

Vol.4で取り上げた「ダルマ」にある自然界の意識は、いちいち私たちが判断しなくても、緻密に人の動機や思いをもキャッチして、きちんとそれに答えを出す、というのが、今や世界的常識となった「カルマ」の考え方。

人がジャッジしなくても、自然界はサットヴァを味方し応援します。揺るぎない平和とか愛とか大事なことも、ラジャスでなくサットヴァの中で育まれることなので、大事なことを維持するためにも、サットヴァを増やし、カルマ(業)を蓄積しないで、ダルマを果たし、自然界を味方につけるというのが、インド哲学の醍醐味なのです☆。

まずは、身近なことから少しずつ^^。ナマスカーラ!


Posted at 18:49  | この記事のURL

Vol.4 Great India! 〜インドへの道  [2008年09月11日(木) ]

ナマスカーラ!今回は、いきなり大きなテーマ、「人生の目的」を取り上げます。

私たちには摩訶不思議なインド・ワールド、はじめは何でもアリ?に見える混沌とした世界に、目的なんてあるのだろうか?桃源郷を目指し?!車道を牛が闊歩する、めくるめくインドに身をゆだねたところ、すぐに答えは見つからず。日々変わらずに繰り返される日常にも迷いを見せない屈強な人々の姿に、「疲れてられない」(というか、タフじゃないとやっていけない^^;)と、まだ若輩の旅人は甘くはない試練の?洗礼を受けるわけです。


人々に恵みを与える牛はインドの神様。信号機より牛をよけることが交通ルール。何も要求せず恵みを与えてくれる、「自然に感謝する」心意気の表れです。

ただ今世界で躍進めざましいインド・パワーの素はスパイス!ともいえますが、やはり5千年脈々と流れるインド思想によるところが大です。

そもそも、一般的にインドでは“人間として生まれてくる”ことがすでに大きな感謝の対象になります。そして人間は野放図のままでも生きるのですが、人間だけは「生きる目的」を持たないと堕落するよ、という訓えを小さい頃から受けています。

ここで、「生きる目的」を持つ対象は人間で、動物は「生きる目的」を持たなくても悪いことはしません、当然ですが念のため。そして、当たり前すぎますが、「生きる」というのは、生命のもっともシンプルな本能です。例えば極端にいうと、死にそうな目に遭うと逃げたり、死にたくない・生きたいと思うのは、人間でもアメーバでも皆同じです。

だけど、人間は本能のまま生きていてはシアワセにはなれませんよ、というのがインド思想で、そう甘くはありませんっ(涙)。また、実際に生きていると、さすがに良いことばかりではないので(苦笑)、苦しい時でも「人生の目的」をしっかり自分に縛りつけておくことが、めくるめく人生のドラマを生きる珠玉の智慧となるのです。

ここでいう「人生の目的」とは、人間の持っている可能性を開発して大きな歓びを手に入れること…つまり至福の境地に至ること〜インド5千年の叡智曰く、人間として生まれたからには誰でも大きな歓びを得る可能性があるのです。

敬虔なインド人は、年老いても自分の持っている至福の可能性を開発することにキラキラ目を輝かせています。世俗で必死に働いて、定年後はサドュー(Vol.3参照)を目指す人々をリスペクトする社会背景のあるお国柄。世俗たっぷりのわたしたちからは一見つらそうに見えますが、至福を目指す=最高のものを手に入れる当人にとっては、修行とはいえワクワクするような楽しいことなのです。

そもそも、何を開発するかというと、私たちが誰でも持っているエネルギー(=資源)を上手に開発し活かすことが基本中の基本になります。アーユルヴェーダもYOGAもインド哲学も、「この世の一番微細な単位はエネルギーである」という、超先端科学的な世界観を持っています。だからインドの世界観は、いいエネルギーを維持し(逆に悪いエネルギーを除去・浄化し)、自分のエネルギーを上手に循環させるための広大な知識体系なのです。


ココナッツとパパイヤ@india

では、このエネルギーって具体的にどんなもの?ということは、追ってご紹介していきますが、今回はインド5千年の叡智がいうところの「人生の目的」をさらに詳しく述べると、以下の4つになります。

まず第一は、『ダルマ』。これは、大義では自然のシステムを守ること。つまり、我々の目に見えない自然界の秩序、例えば太陽の運行から酸素の量、生命の誕生から死まで、人間の知能を超えた叡智“超スーパーコンピューター”が、一分の狂いなく維持され働いて私たちが生きていけることを忘れない―ということです。

もっと具体的には、役目を守るということも『ダルマ』です。役目というと、特別な人だけの言葉に聞こえがちですが、誰でもおのおの役目はあって、父親・母親の役目もあれば、学生の役目、職業的な役目(例えば医者の役目などなど)、また環境を守るという次元では、人間の役目〜実は私たちは生きてるだけで、たくさんのお役目があるのです。

これは、言い換えると正義(道徳)を守るという意味にも使われます。「人生の目的」に、いきなり“志”のような言葉がきてちょっと辟易してしまうかもしれませんが…インド哲学では生きるって何?といわれた時、ごく普通に浮かぶ基本が『ダルマ』なのです。

でも、経営でも最初に理念やビジョンが大切で、やはり好循環経営の企業が波に乗って事業を維持・発展させていることが象徴するように、まずは人生、ダルマに始まることが大事、なのです。

そして第二が、『アルタ』、財を築くことです。インド哲学というと、お金を稼ぐことと無縁のイメージがありますが、日々の生計を立てることは大事なことです。さらには、富を得ることは人生の目的になるくらい素晴らしいこと。ただし、忘れてはならないのが、はじめに『ダルマ』ありき、ということです。

さらに第三の人生の目的は、『カーマ』…夢を叶えること、です。ここでいう夢には、人それぞれ♪小さいことからビックなことまで〜願いごとを叶えることはワクワクすること♪ ちなみにカーマには愛という意味もありますよ☆

最後に第四の人生の目的が、『モークシャ』…解脱、です。ただし、ここまでくると、相当な修行の壁を超えることになります。場合によっては今生では至らないかもしれませんが、モークシャという人生の到達点があるということを知っているだけで、人生に奥行きが出て、ダイナミックに見えてきたりもします。

これら4つの「人生の目的」を叶えながら、自分の可能性を上手に開花させて至福の道を目指すのが、インド亜大陸に連綿と語り継がれる普遍のフィロソフィー。

やはり『ダルマ』に始まり、『モークシャ』に終わるところが、さすがインドですが、日々働いて生活の糧を得ることも、夢を叶えることも人生だから、インド映画のように(?)日々の人生、誰もが主人公。彩り豊かにドラマティックにいきましょう!
Life is Ayurveda,Ayurveda is Life!!!

Posted at 18:58  | この記事のURL

Vol.3 インドの神秘の源泉ジュナーナ  [2008年08月21日(木) ]

ナマスカーラ!みなさん、こんにちわ!
さて、今回は、世界でもっとも不思議な?!インドの神秘の源、魔法の秘密に迫ります。

インドを旅すると、遊行行者(サドューといいます^^)という聖仙(…というか、カッコよく言うと、ボブ・マーリーみたいなヒッピー調の浮浪者に見えます)が裸足に杖をついて歩いているのを見かけます。また、ヨーガブームでインド本国の師が紹介される機会もあり、日本では一見怪しげに感じるその風貌も、インドではオーソドックスな聖職者の風態であることも知られてきました。

ビートルズ(とりわけジョージ・ハリソンは、インド幻想の旋律・シタールに傾倒)も、インドの影響からかサドュー・テイスト。バック・パッカーで旅をしていると、ジョン・レノン風の欧米の学生が、サドューに真摯にその深遠な押訓えを乞う姿を見かけたりします。

余談ですが、わたしもジャスミンが香るマイソールという南インドの地で、ほら穴在住・地元で慕われるサドューに、「魂とは何ですか?」と質問したことがあります。


甘美な「月の香り」ジャスミンの花@indiaマイソール


その答えこそが、実はインドの大いなる神秘の源泉であり、このサドューたちが、世俗を捨て、至福をつかむため、なが〜い修行の道に託した、その先にある到達地点なのです。ちなみに、かのサドューいわく、この世は幻(まぼろし)、だそうです^^;。

さて、前回(Vol.2)、アーユルヴェーダは哲学をも扱う知識体系であり、哲学はつまりSpirit(=魂)に対する学びであることをご紹介しました。そこで、今回さらにご紹介するのが、「ジュナーナ」ということば。


医学の神・薬師如来のルーツともいわれるアーユルヴェーダの化身「ダンバンタリ」

太古より、インド亜大陸にはジュナーナとビジュナーナという知識があります。ジュナーナは至福を得るための知識。ことばで書いてしまうと簡単ですが、つまり、人が成長して幸せをつかむ修行の過程で、ダイレクトに至福を得るための知識(=叡智)です。ちなみに、日本を含む欧米社会では、現在、義務教育課程でジュナーナを学ぶ機会はありません。

一方、ビジュナーナは学校で教わる学問─数学や物理、絵画や舞踊など芸術、医学や法律など専門知識のことをいいます。先ほどから修行、修行と、一見日常とはかけ離れたことばが出てきますが、何も世を捨て旅に出るなど特殊なことをしなくても、私たち誰もが日々の生活で至福を得る可能性に満ちています、念のため(笑)。 

そしてビジュナーナは間接的に至福を得るための知識─ つまり、私たちが社会生活を送るうえで、お金を得たり、人とうまく交わる糧として必要な技術的知識のこと。ところが、ビジュナーナを究めると<ジュナーナ=至福>の域に達することも稀にあります。

例えば、イチロー選手など名実ともに頂点にいるトップ・アスリートの成功の鍵は、その栄光の背景にある、日々の地道な努力の積み重ねにあることは周知のこと。至福の領域に至る人の秘訣は、普段の小さな小さなポイントの集積なのです。

今回、「シニアのためのアーユルヴェーダ哲学入門編」でお伝えしていくことは、このジュナーナに関する知識です。インド人にとって最強の武器は「知識」です。知識こそが人生を成功に導く灯であり、知識に暗いことこそが、生きるうえで最も恐れるべき姿なのだとか。

ここでいう知識とは、ずばり「魂」のことです。『知識=魂』、これがインド神秘の究極の源泉。それは、知ってしまえば何も難しいことはありません。さあ、これからもご一緒に、めくるめくインド異次元ワールドを楽しんでいきましょう!


Posted at 22:39  | この記事のURL

Vol.2  Body・MindそしてSpirit。アーユルヴェーダの知識体系をご紹介しましょう  [2008年08月12日(火) ]

さて。YOGAやアーユルヴェーダ、はたまたインド哲学まで登場して、まあ、どれもインドのハナシなのは分かるけど、何がどう違うのか? 漠然と腑に落ちない方もいらっしゃるかと思います。

そもそも、アーユルヴェーダの語源は最古の文字サンスクリット語で―インド5千年に渡り継承される医学体系であり、さらにはYOGAやインド哲学をも統合されているLife(生命の:Ayus) Science(科学:Veda)のことをいいます。

サンスクリット語で「不死をもたらすものの中ではAYURVEDA」と記されている石碑@india。

いきなり科学や哲学や医学が出てきて、あまりに広大無辺なので、咀嚼して言うと―インド・他国では医学でもあり、日本においても健康管理や病気の予防にも役立つ知識や施術を試みることができて、その対処法は、体の芯から浄化を促す作用が高いため、ヘルスケアかつアンチエイジングや美容法としても優れている。そしてさらに―アーユルヴェーダの真骨頂は、Body・Mind・Spiritを医学および哲学的理論体系として扱っていることです。

つまり、からだ・こころ・そして魂(霊性)のすべてをあらかじめ包括してとらえています。Bodyはともかく、MindやSpiritって、目に見えない世界ですよね。しかし、アーユルヴェーダは、Mind、そしてSpiritまで、あらかじめあるものとして定義づけられています。

まあ、「こころ」というのは、おそらく誰でもあることは共通認識かと思います。でも、魂までいくと、さすがのスピリチュアル・ブームでも、どこに根拠を置いていいのか、あまりに情報があふれていて、次々本物探しに流転したり、でもやっぱりスピリットはあるような…正直、そんな感じを抱いている方も多い気がします。

そこで。アーユルヴェーダがSpiritの知識を有するバック・グラウンドはどこにあるかというと、連綿と語り継がれるインド哲学にあります。そして、大くくりにいうと、<Bodyはアーユルヴェーダ>、<Mindはヨーガ>、<Spiritはインド哲学>を主に扱いながら、それぞれが関連し合って人生すべてを統合的に扱っているのがアーユルヴェーダとなります。
こちらが、インドが誇る叡智の世界観。

これがアーユルヴェーダがライフ・サイエンスであるゆえんで、さらには、からだを扱いながら、こころや魂の領域まで健康の維持増進や病気の予防・治療に必要不可欠であることを前提としている医学体系であることが大きな特徴です。

そして。えっ、ヨーガがMindって何? エクササイズじゃなかったの? と思われる方も多いかと思いますが、もちろんヨーガは運動としても優れていますし、からだにいいことは今さら言うまでもありません。だけど、その先には、さらにもっともっと深遠な、「こころの働き」に結びつく叡智を有していることを知ってみると、普段のヨーガがより気持ちよくなってくるかもしれません。

というわけで、第2回は、めくるめくインド・ワールドの簡単な総括と、アーユルヴェーダをはじめとした知識体系のご紹介、そして、最後に。

アーユルヴェーダもYOGAもインド哲学も、通じるコンセプトは「浄化」にあります。デトックスというコトバも浸透しましたが、浄化とは、毒素・老廃物を排泄すること。そうすると、あるがまま・本来自分が持っている資源が上手に生かされて、いきいきエナジーに満ち溢れる☆ということです。そして、その浄化法は、なんと若返りに直結!アンチエイジングにてきめんだから見逃せませんっ!

浄化法の秘訣はまた追ってご紹介させていただくことにして、どうせ浄化するなら、からだの芯からすっきり美しく。最初は、ちょっと手難しくて、学ぶのが億劫な異次元カルチャーも、慣れてくると普遍的に、ラクに維持できるようになっていきます。それに、何といっても、知るほどに若返るのだったら、やっぱりやった方がお得(笑)です。

というわけで、Spiritからアンチエイジング!
今回はこのへんで。
御拝読、ありがとうございました。


Posted at 13:03  | この記事のURL

Vol.1 はじめに 〜インド5千年、叡智の世界にご案内します〜  [2008年08月12日(火) ]

最近、すっかりおなじみのYOGA…ダイエットやメタボ対策にもオシャレに気軽に習えて、教室に通っていらっしゃる方も多いと思います。

そして、アーユルヴェーダ…不思議な響きのこの言葉、エステや雑誌の美容特集でおなじみかもしれませんが、テレビCMや海外のスパ・リゾートのリーフレットなどで、額にオイルをタラ〜ッっと流すやつ、というとピンとくる方も多いかと思います。

さてさて。YOGAやアーユルヴェーダは何となく分かったけど、それっていったいほんとは何なの? エクササイズやダイエット法の一種? どこか気になるけど、ややこしそうで踏み出すチャンスがないなあ、という皆さまへ。

今回、「シニアのためのPhilosophy of AYURVEDA」では、アーユルヴェーダを軸に、その背景にあるYOGAやインド哲学など、深遠なインド5千年・叡智のエッセンスをお伝えしていきたいと思います。

実はシンプル、馴じんでくるといたって分かりやすいメソッドは、いまや欧米やアジア諸国をはじめとした世界中の人々を魅了しています。そして、その根本的なプリンシプル(=源泉)は、美容のみならず、ビジネスシーンや医学の領域でも希求される時代がきています。

ひょっとして…恋人同士が哲学を語るフランス人とインド哲学をテーマに盛り上がったり、NYやLA、上海やドバイの超豪華スパでアーユルヴェーダを体験したり、ご近所のインド料理屋さんに行っても、カレーがメタボ撃退食?! に思えてもっとおいしくなったり♪、手こずっていたご子息・お嬢様、若い衆との会話に花が咲いたり(笑:いやいや、昨今、若者にもインドはけっこうアツいのです。。。)。



国境を越えて、いろんなところでホットなアーユルヴェーダを身近に感じて、めくるめく世界の理想郷?! お宝満載、インド5千年の扉を開けることにいたしましょう。次回からを、どうぞお楽しみに!


Posted at 12:58  | この記事のURL

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