ありふれた日常こそ、大切なものがある。毎日の出来事こそ、大事なものがある。心の持ち方こそに年齢による変化が出てくるものだと。

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偽善エコロジー(武田邦彦) [2008年06月26日(木) ]
環境問題。リサイクル。ダイオキシンと、これらの語句が出ない日がないほど、毎日、あふれている。
その中で、なんとなく実践している、いいことだと思われる努力の数々が、ものの見事に否定されている。
なんだか目が回るほどのショック。
読み終わってもなお、そのショックはおさまらない。

温暖化現象である海の水域があがって、ツバル共和国が沈んでしまうかもしれないとまことしやかに、例としてあげられているものが実は、海域があがってるのではなく、土地そのものが沈んでいるのだとしたら。
その南極の氷。氷がとけても、海の水の増減とはなんの関係もない。
なぜならば、氷は、とけても、体積がかわらないとか。
知識があやふやな私たち。常にマスコミにミスリードされてるのもしれない。

お買い物に行ったときのレジ袋もそう。
あれをやめて、エコバックにしようと推奨されて、はや、何年。
しかし、レジ袋作るよりもエコバックのほうが環境に悪いなんぞ、誰も言わん。

ダイオキシンについては、あまりのショックにまだ、疑わしさの根が残る。
散々いわれてきた、ゴミを燃やせばダイオキシンが発生する。
母乳にダイオキシンがある。
ダイオキシンは、サリンより猛毒だ。
等々、常識と言われているものが、一刀両断されている。
モルモットには猛毒ではあったが、人間にはなぜか、そうではない。
実際、今だダイオキシンで、死んだ人がいない。
せいぜい、皮膚にぶつぶつができた程度だ。

リサイクルについても、最近、せっせと、ビニールやら、缶やら瓶やら、ペットボトル、牛乳バックと、分別して、決められた日にきちんと仕分けしている私たち。
その努力が紙のリサイクルは、まがいもの。ビニールに至っては、リサイクル業者を肥え太らせてるだけのもの。結局、ゴミになって、焼却されている。
ということは、生ゴミに捨てればたいしてかからない経費を分別収集というひと手間かけることによって、環境業者という新たな事業展開に貢献してるというわけ。
無駄な税の使い道が増えただけ。

読めば読むほど、どこがどうというか、むなしくなってしまうが。
ほんとにほんとのところ、どうなのか、きちんとした真実が知りたい。

リサイクルという偽善で、違うことが行われているならば、それこそ、問題だと思った次第である。

しかし、前から環境にしろ、リサイクルにしてろ、それから、地球が温暖化で壊れるという報道にしても、何か、おかしくはないか。
人間がこの地球上を一人勝ちして、独占しているからではないのか。
山も海も陸地もすべて、好きなように我がの生きるために使っているという事実。夏があつくなりすぎようが、南極の氷がとけようが、自分たちが生き延びるためにはあらゆる努力を惜しまない人間。
だいたい、地球を救おうなんて、おこがましい。そんな発想なんぞ、地球にとっては迷惑そのものかもしれん。滅ぼそうと思えば、人類なんて、目についたゴミくらいであっというまに滅びるだろう。先頃の地震をみても。
せいぜい自分の息の根があるうちに、細々と生きつらねていくくらいが関の山なんじゃないか。人間としては。

Posted at 16:02 | 本バカ | この記事のURL
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税務署 [2008年06月25日(水) ]
兼ねてから、懸案事項であった、確定申告の更正の請求のために税務署をおとずれた。玄関は自動ドアであり、すぐに受付譲がいすをたち、どういうご用件ですか?と声をかけてきた。ので、個人課税部門と、いうと、三階へそこのエレベーターでおあがりくださいと、答えられた。ありがたく、そのお言葉通り、三階まで、行き、降りた。廊下は薄暗く、何やら、後ろめたい感じがするな、と、思った瞬間、電気がつく。センサーライトだったのかと。役所もしゃれたまねをすると思いながら、廊下を進む。といっても、わずか、三メートルばかし。銀行じゃあるまいし、ど真ん中に番号札装置がお迎え。先客は、ひとり。申告用紙に深刻になにかを書き込んでる様子。それでも、とるのか、とらざるかと、考えあぐねていた。が、誰も気にする人はいない。仕方なく、日本人の哀しい習性に従って、番号札をとり、誰かに私の存在を知らせるごとく、「すみませーーーーん!」と、叫んだ。若い男性の署員が気づいたふりをして、こちらに歩いてくる。それで、かくかくしかじかと、電話でお尋ねした件をお話する。相手をした署員は、西さんで、電話で教えていただいた署員は西山さん。はっきりいって、どっちでも構わない。けど、なぜか、きっちり、西山さんは、呼ばれる。書類をだしてきて、ここに住所と名前を書き込んでくださいと指示を受けた。まじめに書き込んでも時間はあまる。たぶん、その間に私の個人情報から、申告用紙の控えを持った、西山さんが見えないところで、書類の控えを探しにいったらしい。まだだろかと、思いながらもここは、天下の税務署。あせりと怒りは禁物。郷に入っては郷に従え。税務署時間に添わなくてはいけない。となりの書類を書き込む人を観察しては飽き、署員の働きぶりを観察しては飽き、署内の雑然とした散らかり具合を見て、あのつんどく状態の印刷所から届いたばかりのものは、見えんところにおいた方がよくはないかといたらん忠告が頭に浮かんでは消える。汗ばんでいた体もようやく、ここの気温になじんだ頃、更正の請求の書類を仕上げにかかる西山さん。0000000と、0ばかり書き込む手元をぼんやり見ながら、爪がのびとるぞ、西山さんと、口からでそうになるのを必死におさえこみ、西山さんが何か言うのを待つ。それでは、これをまた、審査にかけるのに、一ヶ月かかります。そして、そのあと、銀行に振り込むのに一ヶ月かかりますので。。。。。困りますといっても、聞いてはいただけないのは、重々承知の私。思い切り、愛想よく、はい、わかりました、と、お答えして、立ち上がった。すると、控えがありますので、もう少しお待ちくださいと西山さんが。まだ、待つのかといえずに、再び、いすに座る。そうして、滞りなく、書類の提出が終わり、手続きがすんだ。

Posted at 13:25 | 雑感 | この記事のURL
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検査入院 [2008年06月24日(火) ]
母から電話があった。
紙に書いてもらわないかん。
なんの?
検査入院することになったんやけど。
えっ!入院。
だいじょうぶなん?
ばりばり元気。
って、思わず、そっち行こうかと口からでるのが元気な口調にひっこむ。
入院の書類のことね。
いつ?
7月1日。
なんで?
便検査で、血便が出たって。
なんの検査?
入院して検査するって。。。
えーと、内視鏡検査のこと?
血がかたまらん薬を何日か前から飲まないようにしてからやから。
入院せないかんらしい。
なんか、症状あると?
ない。
ばりばり元気。

すこぶる元気な母なんだけど。
事態がわかっているのか。いないのか。
たぶん、たいしたことはないとは思うけれど。。。
血がでるということは、原因があるということで。。。
ふー、なにも心配してない母を見て。
心配してもしようがないけど。
相変わらず、能天気な母は偉大なのか、ばかなのか・・・・。

ということで、きょう、その書類を見せてもらいにいった。
大方の予想通り、内視鏡検査で、検査しながら、ポリープがあれば、とってくださいの希望に○がつけてあった。
自分で署名してるけど、意味わかっとぉ?
と、尋ねても、まったく、わからんふう。。。
やっぱり、電話のやり取りだけでは、全体が把握できない。
入院のしおりの文書をみて、やっと、わかった次第。

Posted at 16:21 | じじばば | この記事のURL
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野菜生活6/23 [2008年06月23日(月) ]

インゲンが立派に育った。
一回食べる量、できるのがいい。
大きすぎもせず、小さすぎもせず、目で確かめながら、ちぎる。
イカフライするので、ついでにフライにした。

トマトときゅうりがどんどんのびて、棒よりも上に上にいって、困る。
友達が、横に誘導したらよいよと言ってくれてたけど、その前に上にのびてしもた。このあと、どうしたらよいか、わからん。


トマトの脇芽を植えてたら、見事についたようだ。
花が咲き始めた。
おそろしくなるほど、生命力があると思う。

トマトの実が太ってきた。
緑がみずみずしいが、ちっとも赤くならん。
くすぐったらいいのだろうか。。。

色の悪いきゅうりは、ようやく、一本実がなった。
が、へちまのように真ん中がへこんでかっこわるい。
一応、くされずに、まだ、生き残ってる。

Posted at 15:54 | 野菜生活 | この記事のURL
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竹熊先生講演会 [2008年06月22日(日) ]
熊本の菊池養生園の創立者である。
食べ物といのちについて、わかりやすく、楽しくお話してくださる方で。
実は、20年ほど前にその菊池養生園に行った。
あれから、20年。先生は、じいさんになっていた。
が、話は、相変わらず面白い。
内容的にはほとんど変わってはいない。
が、如何せん、私自身、もう、次の世代につなぐ役目は終わってるので。
先生曰く、多少、体に悪いものをとっても、死期を早めるくらいで、そこまで、気にする必要はないとのこと。

いろんなお話が出て、興味深かったが。
最後の質疑応答で、この地球、望みはあるのかという壮大な質問に。
雑草を見てごらん。どこでも、これだけの息吹があることは、希望があるということだということでと。
ただ、このまま、闇雲に農薬・・なんと、五億円分もあの有明海に流れ込んでいるという、とすると、貝もいわしもとれなくなってるとか・・を使うと、その寿命はどうなるだろうか。。でも、おそらく、だめになるのは人間のほうだろうから。
今の長寿というのは、もう少しで終わり、そのあとは、短命になるだろうと。
ただ、一番心配されることは、未来へつづくこどもたちが育たないこと。
例えば、男性の精子の数が(もっと、くだけた感じの話だったけど)少なくなって、結果、子供が生まれなくなるのではないかという危惧があるらしいし。

食についての話、くさるほどあるが、やはり、人生終わった人が話聞いても仕方ないのでありまして、できたら、今から、こどもを生む世代、子供がいる世代が聞いて、うなってもらいたいなと思ったが。。。

竹熊先生、この20年、無駄に年とってなかったなと、思った。
して、うちの場合、20年前、食が大事だという話を聞いて、ふとりあがった我が息子たち。。。たばこは吸うし、・・・・成功だったとは言いがたい・・・・・。

Posted at 16:55 | 雑感 | この記事のURL
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姥ときめき(田辺聖子) [2008年06月21日(土) ]
77歳の歌子さんは、旦那を看取り、仕事をばりばりしたあと、優雅な老後をエンジョイしている。
54になる長男がけじめといって、吉兆(この頃からあったのね)で、キジュのお祝い、しようかと言い出した。やめてんか、そんな77なんで祝いは早すぎるといったんお断りした歌子さん、長男の嫁の発想貧困(老人クラブで民謡踊りをして、ほかほか亭の弁当を食べる)を相手にしてたら、むらむらと反発やる気になってくる。ホテルで盛大に人を呼ぶことになり、そのなかに、二十歳のときのかなわぬ恋をした相手もよんだ。
うれしはずかしのその日、相手は具合が悪く、眉目秀麗、昔の姿のままの息子があらわれる。ときめく歌子さん。そして、ついに、その息子から、当の相手が老人ホームにいることをきき、訪ねていく。目の前にいるのは、炭坑節に興じる元気ばあさんと、取り巻くもしょぼんとあわれなじいさんたち。
ああ、しかし、結局、歌子さん、声をかけずに玄関からでていく。

ずけずけがひどく小気味よく、歌子さんの気性のよさで息子の嫁さんたちをぎゃふんといわせてるのも、面白く。
間違ってお見合い紹介所に入っていっても、持ち前の好奇心で、じいさんたちをたじたじとさせていく。
おもしろい。
茶飲み友達、ハンケチ友達、布団叩き合う仲、汁気足らん美人など、洒脱だ。

話題が、あの世に近い人には、興味津々。
おころり寺。老春酒造株式会社。熟年婦人講座。お茶飲み友達相談所。
何やら、気になる語句がいっぱいで、しかも、内容が下品とすれすれにきわどさをただよわせながらも、おさまるところにおさまる。うまいなあ。
それこそ、実在ならば、弟子入りしたくなるほど♪

Posted at 15:50 | 本バカ | この記事のURL
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お葬式 [2008年06月20日(金) ]
ご近所の方がおとつい亡くなった。
きのう、お通夜で、きょう、お葬式。
あまり、行き来のない方でしたが、町内のおそうじとかの行事の時には、お話させていただいてたりした。
亡くなってから初めて、その方のいろんなことを知るのは、変な感じだけど。
きのうきょうで、驚くことばかり。
近くにこんなすごい人がいたことに、今さらながら、もちっと、仲良くしておけばよかったなあとも。

というのは、この方は、京マチ子さんとのご縁から、松竹の芸能プロダクションをされてあったらしい。
葬儀の入り口に写真が飾られてあり、若かりし頃の松竹時代のすてきなものもあった。

葬儀場へは、隣のおばあちゃんと一緒に向かった。
デイケアで、仲良くされてあったらしくて、この方の生前のお話をたくさん伺った。
子供さんが五人いらしたけれども、先月長男さんを亡くされて、かなり弱られてたいたことなど。親より子供が先に亡くなるというのは、ものすごいショックだったろうと思う。
それでも、90歳。年齢に不足はないかもしれない。
ご親族の送る言葉でも80まで、芸能プロの仕事をしていたということからも、気丈さがうかがわれた。ノンフィクション小説ができるくらいの人生だったのではないかとも思えた。

葬儀は、浄土真宗大谷派。
叔母のときと同じだ。
きんきらのきらびやかな法服をまとい、お経も長い。
なむあみだぶつの節回しが半音あがったり下がったりするたんびに、なにかがねじれる感じがするのも同じ。
ご住職様のしびれるような美声が心地よかったのは確かだけど。

ただ、お孫さんのお別れの言葉には泣かされた。
おばあちゃん、かわいがってくれてありがとう。
おばあちゃんの孫でよかったよ。
おばあちゃんが一番大好き。
これからおばあちゃんみたいに強く生きていくけん。
天国でみとってね。
もう、がんばらんでいいけん。
やすらかにねむってください。
会場からすすり泣きの声がさんざめいたのは、言うまでもない。

この最期の時に、みんなから、惜しまれながら、見送られるというのは、もしかしたら、この方は、幸せな人生だったかもしれないと思いながら、葬儀場をあとにした。

Posted at 15:48 | 雑感 | この記事のURL
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77777 [2008年06月19日(木) ]
最初は、気にしてたけど。
今は、こんなもんかいな♪で、時々、見るくらい。
それが、きょう、何気に見たら。。
おおっ!
セブンシリーズになるちょい前。
秒読みが楽しくて、いつつ前からカウトンダウン。

なんか、いいことありそうな。。
これで、ステージからファンファーレがなって、くす玉が割れて。
おめでとうございます。
金一封♪てなことにはならんねー♪

Posted at 13:23 | 雑感 | この記事のURL
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美しくなろう♪ [2008年06月18日(水) ]
友達とひさしぶりに(ほんとだよ)ランチした。
ハーブで有名な、ログハウスのお店。
自家製の畑がそばに広がる、雰囲気のあるお店である。
国道からかなり離れていて、ものすごくわかりにくい場所にある。
それなのに、ランチの時間帯は、満席。
こんなに名が売れていたっけねえ。

それなりにおいしい、お食事をいただきながら、話ははずむ。
子供のことから、じじばばのことから、多岐にめまぐるしくかわる。
目が回る。
わけはないが、気がつくと、さっきの話が遠くに流れていってしまう。

そんな中。
みんなのボルテージが一気にあがった。
そう!
声は一オクターブあがり、目はらんらんと輝き、口から泡がふきそうなくらい。

それは、女王様コース♪
韓国ツアーのエステ。
うちの近所の人がおみやげと持って来られた時。
あまりのお顔のつやつやしさに、びっくりして。
お顔がすごくはりがあって、きれいけど、化粧?
いや、すっぴんよ。
へえー、どうして?
韓国のエステに行ったのよ。
二万円のコースだけど、日本だったら、ものすごい値段よ。
それが、全身、紙パンツだけになって、やっていただくの♪
ほえー、そんなに!
いや、ほんと。その人にはいえなかったけど、しわもなくなって、つるつる。
若返ってます。。。。
そしたら、その方の友達は、エステのために定期的に、韓国に行かれているとかで。
聞くと、その方の友達も、すんごくお肌がきれいだとのこと。

と、つらつら、みんなにその話をした。

もうもう!すんごい乗り気。
なら、パスポートとって、行こう行こう。
お金なんかどうにかなる。家族なんてもどうにかなる。

私なぞ、まだ、日本から一ミリだって、お外にでたことがない。
それに、そんなに美しくならば、行くさ、絶対に。

燃えながら、帰ってたきょうである。

Posted at 16:34 | 雑感 | この記事のURL
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彼岸花(今井美沙子) [2008年06月17日(火) ]
絶版になってる本だと聞いて、あるかどうか、賭けのような気持ちで、図書館にお願いしてたら、福岡県立図書館にあった。
すごいなー。図書館。

ノンフィクションの重みだけある。
老人ホームに駆け落ちという単なる興味だけにとどまらず、明治生まれの人間の背景。
五島というど田舎という背景。
そのすべてにおいて、人間の思いというものにたいして、感動を覚える。
ノンフィクション作家だけあって、いきいきとした方言がほんとに、そのままの感情で伝わってくる。

中年すぎての特に60過ぎての恋愛なぞ、当時としては、悪徳以外の何者でもなかっただろうし。特に、お互い連れ合いをなくして、寡婦やもめだとはいえ、田舎では、子供がいるのに、なんと、恥ずかしいという意識で後ろ指をさされる。
そんななか、情熱を失わずに貫いていく当人たちというのは、年齢を超えている。
もちろん、今でしたら、これぐらいのお年なんて、何が問題か、かえって、ノンフィクションなんてならないのかもしれない。

ことに、当人とも、ずるずるべったりにならない、お互いがお互いを必要としているという気持ちだけでのつきあい、そして、互いの立場を尊重してのつきあいかたには、性格の良さや人間性の良さがあるのかもしれない。

どこがどうって、年齢は、私よりはるかに上なのに、純粋さが伝わってきて、泣ける。
何度も万引きをする子供を警察に引き取りに行く場面でも泣ける。
その一番、手をかけた子供が生活に目鼻がついて、自分がめんどうを見るよという場面でも泣ける。
でも、弥吉さんを思うハルさんの気持ち、ハルさんを思う弥吉さんの気持ちが一番泣ける。
初恋という対極にあるふたりだけど、美しく思えてしまう。清く思えてしまう。

弥吉さん、83歳。ハルさん、77歳。
こんなに幸せな人はいない♪

Posted at 18:07 | 本バカ | この記事のURL
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