ありふれた日常こそ、大切なものがある。毎日の出来事こそ、大事なものがある。心の持ち方こそに年齢による変化が出てくるものだと。

プロフィール
<< 2008年07月 >>
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
叔母の母 梅ばあちゃん [2008年02月01日(金) ]
亡くなった叔母(母の弟のお嫁さん)の母は、推定年齢88歳。
この梅ばあちゃんは、若い頃、こどものいる人に嫁いだ。
そして、おばとその下に妹が生まれた。
なさぬ仲のこどももふたり。
それから、悲しいことに、連れ合いをなくし、血のつながらない息子と同居。
うまくいってない梅ばあちゃんを不憫に感じた叔母は、障害者の妹もつれて、引き取った。
梅ばあちゃんは、大腸がんにおかされていて、余命二年を宣告されていた。
かれこれ、5.6年前のことである。
そこには、愛子ばあちゃん(母の母)もいた。
梅ばあちゃんは、叔母の庇護の元、かなり、口汚く、愛子ばあちゃんをののしっていた。おまえなんか、惚けは、でていけーと、目の前で言ってるのを目のあたりもした。
叔母は根性悪の梅ばあちゃんでと、顔をしかめて話してはいたが。
このたびの叔母の死去によって、この梅ばあちゃんとその娘。
処置が大変そう。
叔父とは当然血がつながらない。
扶養義務は発生しないだろう。
ただ、そこの部屋にすんでるものをおいだすわけにはいかない。
そして、一番あたまが痛いのは、叔父とこの梅ばあちゃんの気が合わないことだ。
とことん、反発しあう。どちらもおれない。
うまくいきっこない。
だが、妙に意地っぱりの叔父は、おってもいいと、いいはる。
本来なら、血はつながらないが育てた義理の息子さんにお譲りするのが筋というもの。
葬儀の際に顔をあわせた叔父は、いろいろ、状況説明する。
が、どうも、その義理の息子さんたちからいわせれば、昔から吝嗇であった梅ばあちゃんは苦手のようだ。
息子さんたちが、小さい頃でも、あめ玉一個も買ってくれたことがなかったという。
それは、おばさんが入院してからというもの、一銭も食費をいれてないことからも、、そして、自分の娘である障害のある次女の心配などひとことも口にださないことからもわかる。
はなから、義理の息子さんたちは、引き取ることを念頭においてない。
そもそも、赤の他人であるから、それがすっきり他人になったこの年月だったろう。
結局、障害者の妹は、家で面倒をみるものがいなくなって、施設にお預けすることになったが、一日一万円かかる。
それは、誰がみるんだろう。当然、母である梅ばあちゃんだろう。
お金をもってないわけではない。
(義理の息子さんにいわせれば)
叔母がいる頃は、なんとか、生活費三万円くらいはいれていただいていたようだが。
これから先のことを考えると、暗澹とする。
縁はきれてるのに、追い出せない叔父。
少なくとも、愛子ばあちゃんのように、気持ちがやさしければ、いいものを。
こんなに、根性悪の梅ばあちゃんと・・・。
憎まれもの世にはばかるは言い得て妙!

生前、入院中の叔母は、たいそう、この梅ばあちゃんを案じて、もう、命があまりない、きつい体の時に叔父に車いすにのせてもらって、この梅ばあちゃんを入院させるべく手続きをとったそうである。
なんと、気丈なことだろう!
この梅ばあちゃんは、もしかして、生きれば生きるほど、まわりをふりまわしていく存在なのだろうか。

お葬式のとき、誰も話し相手がいないのに、かわいそうに思った母は、ずっと、そばについていた。ところが、次の日、自分のバックがないことに気づいた梅ばあちゃんは、最後までそばにいた母が持っていったと主張。さすがに、この頃にはみんなの話を聞いてあきれてかえってた母も、梅ばあちゃんには、への字顔。
結局、人間って、性根は、なおらないようだ。

Posted at 18:42 | いなかの事情 | この記事のURL
コメント(12) | トラックバック(0)

この記事のURL

http://salon.stage007.com/asitawahare/archive/160/0

トラックバック

この記事へのトラックバックURL
http://salon.stage007.com/asitawahare/tb_ping/160

コメントする

名前:
Email:
URL:
クッキーに保存
小文字 太字 斜体 下線 取り消し線 左寄せ 中央揃え 右寄せ テキストカラー リンク

コメント


ぶーさん
馬鹿は死ななきゃ直らないは、ほんとに、その場面に遭遇していないと、わかりづらいと思います。やればやるほど、がんばればがんばるほど、墓穴をほり、自分の首をしめ、困った状況になりますのでね。
人の評価を気にしないで、いっそ、自分が悪者になって、厳しく、決断したほうがよいということを年月で学びました。所詮、自分は自分しか評価できるものではないのですから。。。。
Posted by:なつ  at 2008年02月02日(土) 10:00

ほばしらさん
それが、愛子ばあちゃんは、97歳。惚けが進み、面倒をみれなくなった叔父はその妹、つまり、母の妹のところに預けられてます。
一番頭が痛いのは、その身障者の妹さん、恐らく50ちょい前くらいの年齢のはず。先が長いです。どなたが、後見人になるんだろうと。。。
梅ばあちゃんは、体ががたがたですから、もう、天国までは、秒読みのようです。。。ので。

けいみょうさん
私も梅ばあちゃんの半生は、又聞きですので、なんとも言えませんが。
何度も私自身が見たまま感じたまんまでお話するとすれば、間違いなく、とんでもない性格だと断言しても構わないと思います。相当、人間的にできてない限りは、この人とうまく関係していくのは、至難の技です。残念ですけど、梅ばあちゃんは、障害者の娘のことは、考えてないと思います。

Asukaさん
世の中、よい人間ばかりではありませんから。
人の良い人間ほど、ふりまわされるのです。
その見極めと、関係を切るという断腸の思いも時には必要だと思います。

ナズナさん
もう少し、複雑にあの家の中は、まわっているようですが。
少なくとも、梅ばあちゃんと、身障者の娘だけです。困ってるのは。
叔母が健在であるならば、なんの問題もないわけですが、こういう状態は、ある意味悲劇でしょうね。
Posted by:なつ  at 2008年02月02日(土) 09:54

ちびまるさん
叔父さんもワンマンな人ですから、人の言うことを聞くタイプではありません。物事は、まわりが思うほど、最悪にもならずに、落ち着いていくことだとは思うのですが。降ってわいたような事例にみんながみんな、特に嫌でも巻き込まれいく関係者は、理不尽なものがあると思います。

kenrobさん
グッドアイデアだと。。ちょいと無理がありまする・・・。
梅ばあちゃんは、がんに、全身蝕まれていて、こうして生きてることが不思議なくらいだと、お医者様がおっしゃってます。たぶん、その気力みたいなもので生きてるのでしょう。その根性には、目を見張るものがあります。。。。
おそらく、今住んでるところから、よそには、うつられないでしょう。。

しおりちゃん
人間、お金の問題だけではないと思います。
感謝の心があれば、どんなに、迷惑かけたとしても、まわりは、なんとかしてくれるものだと思います。
その身障者の娘も悪くは言いたくは、ありませんが、梅ばあちゃんと全く同じ手合いなのですから。。その対処をしてきた母の妹はどんなに困り果てたことか・・・。

かおさん
とかくこの世は生き難いと言ったのは、どなただったかしら。。。
せめて、書くことくらいで、まぎらすぐらいしかできませんです・・・。
Posted by:なつ  at 2008年02月02日(土) 09:53

>人間って、性根は、なおらないようだ
バカは死ななきゃ直らないって場面にいくつも遭遇します。
人間を変えることは出来ないね年をくえばくうほど 
Posted by:ぶー  at 2008年02月02日(土) 09:45

今晩は! いやぁ、大変ですね。
昨日から読んでいるけど、亡くなった叔母さんさんが65歳、なつさんの
お母さんの弟さんの奥さんですね。 私と同じくらいの年代です。

しっかりしたお祖母ちゃん(愛子おばあちゃん)が健在なのは羨ましいです。 
でも、伯父さんのところは大変だ、お梅さんと愛子さんそれに姪御さん。
姪御さんが施設に入るのに一日1万円、日本の福祉行政は、
何とかならないのかなぁ。八幡出身の舛添厚生労働大臣に頼んでみましょうか。
Posted by:ほばしら  at 2008年02月01日(金) 22:38

わからないままに書くのも無責任ですが、梅ばあちゃんは何時ごろからそうなったんでしょうね。
なにかそうなるわけでもあったんでしょうか。
でも、梅ばあちゃんよりも障害を持った妹のほうが気になりますね。
姉を亡くし、お母さんも大腸がんで自分には障害があり施設に一人で暮らす。
そんな子を残していく梅ばあちゃんも可哀想。
Posted by:けいみょう  at 2008年02月01日(金) 22:16

梅ばあちゃんは【がいばあちゃん】の二代目かと楽しみに読み始めたら
なんと大変なおばあちゃん。(ごめんなさい!)
おじさんの立場も苦しいところ。
相手がお年寄りだけに「俺、関係ねぇ〜 出てっけ〜っ!!」とも言えず。
優しいお人柄なのでしょうね。
きっとこれからが大変でしょう。

世の中にはこんな人たちも居られるんだわと感じいりました。
Posted by:Asuka  at 2008年02月01日(金) 22:02

そんなKenrob 様無責任な。
何回も何回も読んで人間関係を把握。叔父さんにとっては妻の母、(88歳位)梅ばあちゃん、自分の母愛子ばあちゃんも同居、奥さんを亡くされて、二人のお年寄りを抱えては生活が大変ね。
それにうまがあわないはやっていけないと思います。
だって叔父さんは60代の終わりか70才でしょうに。
落ち着かれたら、梅ばあちゃんは施設に預かって貰わないと、共倒れになりそうですね。
Posted by:ナズナ  at 2008年02月01日(金) 21:05

あら、亡くなった母とも似た境遇?と思ったけど、途中から相当違ってきた〜。
梅ばあちゃんには、困りましたね。
亡くなった叔母さんも、このことは心残りだったでしょう。 叔父さんも、ご自分のことも大変なのに、何の責任もないお年寄りの面倒をみるのでしょうか? もしかして、叔母さんに懇願されてたとか? う〜ん、ここは発想の転換をして、そりが合わない二人が同居し、お互いを刺激しあって、退屈しないで済む? いや、現実は、これから年を重ねるごとに、かなり大変なのでは…と思います。心配ですね。
Posted by:ちびまる  at 2008年02月01日(金) 20:59

88歳ではねぇ〜、なつ様の強力な説得力をもってしても根性を変えるのは至難の業でしょう、困りましたねぇ。
縁はきれてるのに追い出せない叔父さん、なんやかんや騒動が起きるでしょうがここは根性悪の梅ばあちゃんと結婚して頂くしか名案はなさそうですねぇ。

Posted by:Kenrob  at 2008年02月01日(金) 20:08

私は最初からなつブログの愛読者なのに、人間関係がチトややこしくなってきた、アルツだし・・・。難しい性格の人が年を重ねてますます難しくなり、周りの負担だけが増していくのでは・・・しかも、継母子やら障害のあるかたやら、複雑。その障害者の入院経費が一万円?一日で?堪らない現実にため息。私たちだって、心ならずも周りに迷惑をかける年寄りにならない保障もないよね。
Posted by:しおり  at 2008年02月01日(金) 20:06

>推定年齢88歳

ってすごく意味深ですね。
最終的にこの様な境遇だとどんな人もちょっとひねくれそうどす。

やっぱり、なっちゃん「小説」書いたら
(責任持たないけど、文才あると思うよ)
Posted by:かおりょうこ  at 2008年02月01日(金) 19:26