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ありふれた日常こそ、大切なものがある。毎日の出来事こそ、大事なものがある。心の持ち方こそに年齢による変化が出てくるものだと。

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かずら野(乙川優三郎)[2007年08月25日(土) ]
14歳の菊子は、親のいいつけで、糸師の大店に一生奉公に出される。体のいい妾奉公であった。その夜が来た。眠り込んだ主人は殺され、屈折した感情をもつ息子とともに出奔する。

こんな感じでストーリーは進んでいきますが、菊子は、どう見ても人生にたいしてマイナスな富治を捨てることができない。
憎みながらも腐れ縁のように感情をひきずられてしまう。
結局は、最後まで看取ることになってしまう。

女の一生のような物語はたくさんあるけれど、これもまた、女のたくましさ、強靭さに感心する物語である。

私は、ひきずり女は嫌いだ。
わかってはいるのに、みれんだかなんだか、わけのわからない理屈をつけていつまでもいつまでも、情けとばかりに従っている。
他人様であるならば、一生やってれば!と、つきはなすことも他人事ですませることも平気だ。
ですけれども、これが身内になるとそうはいってられない。
たいがいは、未来的考察、今行われている所行、回りに与える悪影響などなど、どんな説得をしていも、骨折り損のくたびれ儲けになるのが関の山。
どのみち、私ではない人の考え、気持ち、をかえようなんてことは、できない相談。
要はなにがいいたいって、人間って、わかってはいても、自ら地獄に堕ちることをよしとするとんでもない性をもっていると痛切にこの頃思う。

Posted at 15:21 | 本バカ | この記事のURL
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コメント


花遊便さん。
貧乏くじ、率先して、ひいてます!
若いときの苦労は、買ってでもって・・もう、若くないからいいかもと思う今日この頃でございます

ナズナさん。
そ・それなんですよ。本人は、天国と思ってる道が地獄への階段だったり。一度、地獄まで行って見ると、ふつうでも天国に見える特典もついてくるので、いいっちゃ、いいんですが・・・。

しおりちゃんには。
なさそうだけど、いやいや、最後のどんでん返しで・・・。
人生は、わからんですよー
Posted by:なつ  at 2007年08月27日(月) 09:50

そうなんですよね。
貧乏くじを自ら引いて苦労する。
Posted by:花遊便  at 2007年08月26日(日) 17:27

身内も友達も黙って話し聞きます。
どんなに近しい人だって、子供、兄妹だって、自分じゃない。
相手の心うちなんて、分ってるようで、いや、自分自身だって、判らないことあります。
「その最中に居る時は、地獄に落ちよる認識もなかと思うばってんね。」
Posted by:ナズナ  at 2007年08月25日(土) 22:19

読書家ぶりの本領発揮ね。
「人間って、わかってはいても、自ら地獄に堕ちることをよしとするとんでもない性をもっている」って、あなたご自身も? いいナ〜。私には残念なるかな、そういう盲目的なところって薄いかも・・・
Posted by:しおり  at 2007年08月25日(土) 20:59