著者の略歴の一部引用
1966年東京都生まれ。チベットの高僧から歌舞伎町の
ホストまで、世界で最も多くの人に話を聞いている漫画家。
約100人目のオノヨーコさんにインタビュー中、”非属”
という概念を思いつく。生物オタクで元バンドマン。
夢はブロードウェイ進出と環境問題解決。
以下、背表紙から引用
”「みんなと同じ」が求められるこの国で、
「みんなと違う」自分らしい人生を送る方法はあるのか?
右肩上がりの経済成長が終わり、群れることで幸せを感じられる
「恵まれた時代」が過ぎ去った今、なにより必要なのは、未来を
担う才能ある人間が、その才能をいかんなく発揮できる環境作りで
あり、マインド作りだ。ところがいまだにこの社会では、出る杭は
打たれ、はみ出し者はいじめられる。横並びが一番重視され、斬新な
発想や強烈な個性は「群れのルール」に従って矯正、または無視されてしまう。
才能ある人間が生きづらい国――それがニッポンだ。もはや今の時代、
みんなと同じ必要はまったくない。むしろ、違えば違うほどいい。
人はそれぞれだ。各個人が自分の道を自由にゆけばいい。
「非属」であること――これこそが新しい時代のスタンダードだ。”
以下本文から一部抜粋引用
”おそらく、日本の学校でいちばん学ばされることは、
「立ち位置の取り方」だろう。
教室という閉じた世界に一日中、何年もの間、いなければ
ならない子供たちは、その異常な空間にいかに存在すべきかという
「ポジショニング」が最重要課題になってしまっている。
そこで行われている学習内容については、親も教師も
「受験に合格するため」という合意がほぼ完璧に成されている
ため、「生きることの意味」や「なぜ学ぶのか?」「自分とは
いったい何者なのか?」などといった本質的な疑問を追及する
本来の学問の姿からはほど遠い。
こうなると、そこで求められることは「考えない」ことであり、
「疑問を持たない」ことだ。
”変わり者のいない群れは、多数決と同じでいつも同じ思考・
行動を繰り返し、環境や時代の変化に対応できず、やがて群れごと
淘汰されてしまう。”
”「興味ない」を禁句にする前に、まずは日に一度、何か
「はじめてのこと」をするだけでもいい。
行ったことのないお店に行くとか、通ったことのない道を
歩くとか、聴いたことのないアーティストの曲を聴くとか、
そんな簡単なことで十分だろう。
いちばんのおすすめは、話したことのない同級生や同僚に
話しかけてみることだ。
人から話を聞くことは、「新しい体験」に出会う最高の近道だと
思っている。‥‥
‥‥たとえば試しに、あまり話をしたことがない人に、人生で
見た映画のベスト三を尋ねてみたらいいだろう。人生で良かったと
思う土地ベスト三でも、最高のCDベスト三でもいい。
ベスト三を聞いたら、今度は迷わずそれを体験してみることだ。
何しろその人が人生で最高だと思ったシロモノがそうそうハズれる
とは思えない。逆に思いっきり理解不能なものなら、それはそれで
貴重な体験だろう。
こうしてみると、いままで知らなかった「何かおもしろいこと」に
出会うのは、そんなにむずかしいことではないことが分かるはずだ。”
”少しでもやりたいと思ったことはやってみたほうがいいだろう。
‥‥「何となくやってみたい」というのを含めれば、自分の可能性は
かなりの数あるはずだ。‥‥
‥‥そこで大切なのは、すぐに生産性や順位などの結果を求めない
ことだ。
もちろん、まわりの言うことなど99%聞かなくていい。
「自分が楽しいか?」とか、「何か今までに感じたことのないことを
感じるか?」といった感覚を大切にして、お金にならなくても
続けるべきだろう。”
”特にテレビは一切、見る必要はない。
視聴率とは、群れの価値迎合率にほかならない。そんな視聴率を
毎分計って、その結果に一喜一憂することを宿命付けられた「視聴率
至上主義」のテレビ業界に、いい番組を期待するのはお門違いというものだ。
人気タレントが各番組をはしごする様子は、僕には「異常な世界」
としか映らない。‥‥
‥‥また、バラエティ番組に顕著だが、テレビは視聴者に「ここで
笑って」「ここで泣きなさい」とひたすら命令をくり返す。視聴者に
自分で考える時間を与えない。
テレビは人間から「自分」を奪おうとするモンスターだ。”
いろいろなところに仕掛けられた消費社会がもたらす所の
「定置網」に引っかかり、今の大方の人は身動きが取れなくなって
しまっているが‥‥。
「非属」という概念。非常に大切な見方であり、現代社会の
出来事、例えば、最近、世間を騒がしている通り魔事件など、
いろいろと不可解な犯罪などを読み解く上でも、この「この視点」は
重要であると感じた。
いずれにしても、「非属」という、普段の生活の逆の観点から
物事を見ていくと、いろいろなことが読み取れる気がする。
1966年東京都生まれ。チベットの高僧から歌舞伎町の
ホストまで、世界で最も多くの人に話を聞いている漫画家。
約100人目のオノヨーコさんにインタビュー中、”非属”
という概念を思いつく。生物オタクで元バンドマン。
夢はブロードウェイ進出と環境問題解決。
以下、背表紙から引用
”「みんなと同じ」が求められるこの国で、
「みんなと違う」自分らしい人生を送る方法はあるのか?
右肩上がりの経済成長が終わり、群れることで幸せを感じられる
「恵まれた時代」が過ぎ去った今、なにより必要なのは、未来を
担う才能ある人間が、その才能をいかんなく発揮できる環境作りで
あり、マインド作りだ。ところがいまだにこの社会では、出る杭は
打たれ、はみ出し者はいじめられる。横並びが一番重視され、斬新な
発想や強烈な個性は「群れのルール」に従って矯正、または無視されてしまう。
才能ある人間が生きづらい国――それがニッポンだ。もはや今の時代、
みんなと同じ必要はまったくない。むしろ、違えば違うほどいい。
人はそれぞれだ。各個人が自分の道を自由にゆけばいい。
「非属」であること――これこそが新しい時代のスタンダードだ。”
以下本文から一部抜粋引用
”おそらく、日本の学校でいちばん学ばされることは、
「立ち位置の取り方」だろう。
教室という閉じた世界に一日中、何年もの間、いなければ
ならない子供たちは、その異常な空間にいかに存在すべきかという
「ポジショニング」が最重要課題になってしまっている。
そこで行われている学習内容については、親も教師も
「受験に合格するため」という合意がほぼ完璧に成されている
ため、「生きることの意味」や「なぜ学ぶのか?」「自分とは
いったい何者なのか?」などといった本質的な疑問を追及する
本来の学問の姿からはほど遠い。
こうなると、そこで求められることは「考えない」ことであり、
「疑問を持たない」ことだ。
”変わり者のいない群れは、多数決と同じでいつも同じ思考・
行動を繰り返し、環境や時代の変化に対応できず、やがて群れごと
淘汰されてしまう。”
”「興味ない」を禁句にする前に、まずは日に一度、何か
「はじめてのこと」をするだけでもいい。
行ったことのないお店に行くとか、通ったことのない道を
歩くとか、聴いたことのないアーティストの曲を聴くとか、
そんな簡単なことで十分だろう。
いちばんのおすすめは、話したことのない同級生や同僚に
話しかけてみることだ。
人から話を聞くことは、「新しい体験」に出会う最高の近道だと
思っている。‥‥
‥‥たとえば試しに、あまり話をしたことがない人に、人生で
見た映画のベスト三を尋ねてみたらいいだろう。人生で良かったと
思う土地ベスト三でも、最高のCDベスト三でもいい。
ベスト三を聞いたら、今度は迷わずそれを体験してみることだ。
何しろその人が人生で最高だと思ったシロモノがそうそうハズれる
とは思えない。逆に思いっきり理解不能なものなら、それはそれで
貴重な体験だろう。
こうしてみると、いままで知らなかった「何かおもしろいこと」に
出会うのは、そんなにむずかしいことではないことが分かるはずだ。”
”少しでもやりたいと思ったことはやってみたほうがいいだろう。
‥‥「何となくやってみたい」というのを含めれば、自分の可能性は
かなりの数あるはずだ。‥‥
‥‥そこで大切なのは、すぐに生産性や順位などの結果を求めない
ことだ。
もちろん、まわりの言うことなど99%聞かなくていい。
「自分が楽しいか?」とか、「何か今までに感じたことのないことを
感じるか?」といった感覚を大切にして、お金にならなくても
続けるべきだろう。”
”特にテレビは一切、見る必要はない。
視聴率とは、群れの価値迎合率にほかならない。そんな視聴率を
毎分計って、その結果に一喜一憂することを宿命付けられた「視聴率
至上主義」のテレビ業界に、いい番組を期待するのはお門違いというものだ。
人気タレントが各番組をはしごする様子は、僕には「異常な世界」
としか映らない。‥‥
‥‥また、バラエティ番組に顕著だが、テレビは視聴者に「ここで
笑って」「ここで泣きなさい」とひたすら命令をくり返す。視聴者に
自分で考える時間を与えない。
テレビは人間から「自分」を奪おうとするモンスターだ。”
いろいろなところに仕掛けられた消費社会がもたらす所の
「定置網」に引っかかり、今の大方の人は身動きが取れなくなって
しまっているが‥‥。
「非属」という概念。非常に大切な見方であり、現代社会の
出来事、例えば、最近、世間を騒がしている通り魔事件など、
いろいろと不可解な犯罪などを読み解く上でも、この「この視点」は
重要であると感じた。
いずれにしても、「非属」という、普段の生活の逆の観点から
物事を見ていくと、いろいろなことが読み取れる気がする。
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at 22:08
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