お袋と友人&俺のVACATION 【2007年08月08日(水) 】
先週の週末に湯河原に行った。
毎年、花火大会に呼ばれている。
今年でこの行事も三度目になる。
昔からの友人がバブルの時期に買い、今は売っても損をするので意地で持っているコンドミニアムである。
いつもかみさんといっしょに来るのだが、娘の受験勉強と重なり体調を崩し、急きょお袋を誘った。
85歳になるが「今日、湯河原に行くけど一緒に行かない?」「行く、行く」と二つ返事で、お袋との小さな旅行になった。
着いたのは、昼下がりを少し回った時間であった。
途中で手ぶらで行くのはまずいと思い、日本酒好きの彼女に久保田の一升瓶と自分用に紅乙女の中瓶、ビール6本&メロンを買い込みマンションの前に着いた。
時を同じにして、友人の作家事務所の女社長の車がついた。
「早かったわね、道、混んでいた?今、買出しに行っていたのよ」
「そうでもないよ、お袋紹介するよ・・・」
「立ち話もなんだから、中に入りましょう」
部屋に入ると珍客がいた。
犬と猫が一匹ずつ。
犬の名前はミニちゃん、猫の名前はモカだそうだ。
ミニはここにくるたびに会っているが、モカは初めてである。
生後5ヶ月のオスの子猫である。
里親さがしで見つけたそうだ。
「あら、克己、同じ物ダブって買っちゃたね」
「大丈夫、くさる物は買ってないから、俺もう腹へってるんだけど」
「少し早いけど、もう支度しようか」
「そうしよう、あっ凄い刺身だね、旨そうだね」
「旨そうだじゃなくて、旨いの・・・いつもの魚屋さんに頼んで作ってもらったのよ」
かってにビールを飲み、あぐらをかいてリラックスしている息子の姿にお袋がびっくりしている。
彼女は同じ年代である。
付き合いは30年間を超している。
エレックレコードの頃、山崎ハコをデビューさせスターダムに押し上げる時に、彼女はあるテレビ系出版社にいた。
山崎ハコのプロジェクトに、自ら参加してきたときからの付き合いである。
先日、落語の話を書いたが、そのわざおぎ会を主催しているイベント会社の友人と俺と彼女の三人会を作っている。
どういう訳か三人の母親は同じ年らしい。
彼女の母親はもう亡くなったが、俺ともう一人の友人のお袋は元気でいる。
先日、死ぬほど豚シャブが好きだとブログに書いたので、しゃぶしゃぶの用意もしてくれていた。
お袋と彼女は、初対面とは思えないほど会話が弾んだ。
刺身としゃぶしゃぶを肴に、話は尽きる事がない。
ミニとモカが、誰の膝にいったらいいのかと急がしそうにはしゃぐ。
ド〜ン
「あっ花火が始まった」
ベランダにつまみと酒の用意をして花火に見とれる。
お袋が「克己、私85歳になるけど、海から打ち上げる花火見たのは初めてよ」
心の中で、来年も再来年もずっといっしょに見ようよと祈る。
翌日、三人で海にいった。
台風の余波か、波が高い。
それでもめげずに、大きな浮き輪を持ち海に入った。
水は結構冷たい。
彼女は一人ビート板で波乗りをしている。
俺は大きな浮き輪にお尻を入れてプカプカ浮いているのが好きだが、今日は波が強く油断をするとすぐにひっくり返される。
去年は凪の海でプカプカ、小さな風のいうままに流され、人生もこんな感じだったらいいな。
あれから一年は早かった。
海の家から、お袋が沖を見つめている。
帰り道、お袋が「楽しかった、海はいいね、私が来て迷惑じゃなかった」
「なんで、楽しかったじゃない帰りどこかで軽く飯食べていこうか」
海沿いの道をひたすら3時間走った。
※およそ35年前の萩原本人も登場する単行本「エレックレコードの時代」。
熟割にて絶賛発売中!
≫詳しくはこちら
毎年、花火大会に呼ばれている。
今年でこの行事も三度目になる。
昔からの友人がバブルの時期に買い、今は売っても損をするので意地で持っているコンドミニアムである。
いつもかみさんといっしょに来るのだが、娘の受験勉強と重なり体調を崩し、急きょお袋を誘った。
85歳になるが「今日、湯河原に行くけど一緒に行かない?」「行く、行く」と二つ返事で、お袋との小さな旅行になった。
着いたのは、昼下がりを少し回った時間であった。
途中で手ぶらで行くのはまずいと思い、日本酒好きの彼女に久保田の一升瓶と自分用に紅乙女の中瓶、ビール6本&メロンを買い込みマンションの前に着いた。
時を同じにして、友人の作家事務所の女社長の車がついた。
「早かったわね、道、混んでいた?今、買出しに行っていたのよ」
「そうでもないよ、お袋紹介するよ・・・」
「立ち話もなんだから、中に入りましょう」
部屋に入ると珍客がいた。
犬と猫が一匹ずつ。
犬の名前はミニちゃん、猫の名前はモカだそうだ。
ミニはここにくるたびに会っているが、モカは初めてである。
生後5ヶ月のオスの子猫である。
里親さがしで見つけたそうだ。
「あら、克己、同じ物ダブって買っちゃたね」
「大丈夫、くさる物は買ってないから、俺もう腹へってるんだけど」
「少し早いけど、もう支度しようか」
「そうしよう、あっ凄い刺身だね、旨そうだね」
「旨そうだじゃなくて、旨いの・・・いつもの魚屋さんに頼んで作ってもらったのよ」
かってにビールを飲み、あぐらをかいてリラックスしている息子の姿にお袋がびっくりしている。
彼女は同じ年代である。
付き合いは30年間を超している。
エレックレコードの頃、山崎ハコをデビューさせスターダムに押し上げる時に、彼女はあるテレビ系出版社にいた。
山崎ハコのプロジェクトに、自ら参加してきたときからの付き合いである。
先日、落語の話を書いたが、そのわざおぎ会を主催しているイベント会社の友人と俺と彼女の三人会を作っている。
どういう訳か三人の母親は同じ年らしい。
彼女の母親はもう亡くなったが、俺ともう一人の友人のお袋は元気でいる。
先日、死ぬほど豚シャブが好きだとブログに書いたので、しゃぶしゃぶの用意もしてくれていた。
お袋と彼女は、初対面とは思えないほど会話が弾んだ。
刺身としゃぶしゃぶを肴に、話は尽きる事がない。
ミニとモカが、誰の膝にいったらいいのかと急がしそうにはしゃぐ。
ド〜ン
「あっ花火が始まった」
ベランダにつまみと酒の用意をして花火に見とれる。
お袋が「克己、私85歳になるけど、海から打ち上げる花火見たのは初めてよ」
心の中で、来年も再来年もずっといっしょに見ようよと祈る。
翌日、三人で海にいった。
台風の余波か、波が高い。
それでもめげずに、大きな浮き輪を持ち海に入った。
水は結構冷たい。
彼女は一人ビート板で波乗りをしている。
俺は大きな浮き輪にお尻を入れてプカプカ浮いているのが好きだが、今日は波が強く油断をするとすぐにひっくり返される。
去年は凪の海でプカプカ、小さな風のいうままに流され、人生もこんな感じだったらいいな。
あれから一年は早かった。
海の家から、お袋が沖を見つめている。
帰り道、お袋が「楽しかった、海はいいね、私が来て迷惑じゃなかった」
「なんで、楽しかったじゃない帰りどこかで軽く飯食べていこうか」
海沿いの道をひたすら3時間走った。
※およそ35年前の萩原本人も登場する単行本「エレックレコードの時代」。
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