プロフィール
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[お知らせ]

萩原克己氏が
レギュラー出演している
スカパー!の音楽番組、
好評放送中!!

4月5日よりスタートしたch.309 日テレG+(ジータス)の新番組 「ハギ♪シホ 音楽夜話」(毎週土曜日夜22時50分〜23時20分)で、 ギャル社長シホちゃんとMCを担当しています。ぜひご覧ください!

わたぼうしになりたい 【2008年05月28日(水) 】

5月だが外は夏日に変わった。

澄みきった空は、もうそこまで夏が来ていることを知らせている。まだ季節ではないと思うが、エッ?あの鳴き声はセミかもしれない。まさかと思うが、そのまさかのようだ。ふっと、道端にわたぼうしがいくつも咲いていた。思わず顔を近づけふっ〜と息をかけると、小さな羽がいっせいに空に舞い上がった。

「いいな、風の吹くままに飛んで行けるなんて」
軽くため息が出る。




思えば、誰からも“萩原は好きなことだけやって、おまんま食べられるなんて幸せ者”とよく言われる。確かに、この仕事は好きなことは好きだが、毎日がバラ色なんてことはない。楽しさ15%、普通50%、嫌なこと25%、とっても嫌なこと10%、ぐらいではなかろうか。

先日、日テレの朝番組「ラジカル」で、血液型、干支、星座占いがすべて大吉と二重丸が付いたことがあった。すぐに宝くじを千円分買った。「もし1億円当たったらどうしようか、かみさんと子供には黙っておこう」と妄想を巡らし、いざ発表を待ち宝くじ売り場に持って行った。

機械にかけられ、数秒で答えが出た。200円もらったような気がする。連番で買うと5枚千円で、1枚は200円当たる仕組みと後で分かった。

くじ運は昔からない。くじではないが、この話も、くじ運に近いかもしれない。

祭りで亀が売られていた。
「坊やこの亀は100年生きるよ」
と言われ買ってしまった。翌日、亀は死んでしまった。2日続いた祭りだったので、亀売りのオヤジに、「おじさん昨日買った亀今日死んじゃったよ」と言うと、「坊や、その亀は今日が100年目だったんだよ」と言われ、その言葉を信じて100年も生きてきた亀の墓をつくった。

考えてみると、縁日では亀のほかにもピンクや青のひよこが売られていた。その時はピンクや青のひよこを信じたのである。だが、ピンクや青のニワトリがいたら不気味である。

思い出した。話は脱線するが、この話は書きたい。

やはり小学校の頃の話である。
子供相手に「粘土細工屋」という商売があった。近所の神社に粘土細工屋が来た。簡単にいうと、戦艦や孫悟空、般若をくり抜いた型に粘土を入れ、型から外した粘土に、金色銀色赤青緑の粉末の色を筆で色づけする。その作品に、そのオヤジが点数をつける。

2時間かけて作った作品の真ん中に、ボール紙でできた点数券がぐさっと刺される。その点が型を購入する唯一の券なのであるが、確か一番高い型が戦艦大和だったような気がする。

5万点で大和と交換できる。1カ月の小遣いと、必死で集めた鉄くずをくずやに売って稼いだ金を、すべて粘土屋につぎ込む。5万点までもう直ぐだという時に、オヤジはどこかに消える。この次は違う粘土屋が来る。点数券も違うものになっている。

もう一つ思い出した。
粘土屋に、「この粘土どこから持って来るの?」と聞くと、「これは九州から持って来るんだ」と言っていたが、近所の仲間は、「あのオヤジがスコップで近くの田んぼの土を取っているのを見た」と言っていた。

こんな話を思い出しながら書いていると、故郷、金沢文庫のあの頃の光景が蘇ってきた。

今頃は、よくザリガニ釣りに行った。ザリガニの尾を外し、その肉で友釣りをする。バケツ一杯ぐらい取れる。聞くところによると、古タイヤにザリガニの肉を入れ綱をつけて川に一晩入れておくと、うなぎがかかるらしいが、夜仕掛けて朝早く取りに行くので、家では危険ということで、その遊びはやらせてもらえなかった。

カブトムシやクワガタを取るために、山の木に砂糖を溶かして、綿に湿らして木に仕掛ける。朝早くドキドキしながら山に登る。しかし宅地開発で、もうその山もなくなってしまった。

ただ覚えているのは、野原一面のわたぼうしが風に吹かれて旅立ったあの時・・・。一粒の種が、この世田谷の三宿に舞い降り、ささやかながら音楽のわたぼうしを作っている。


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Posted at 18:54 | この記事のURL
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17日落語、18日審査員 【2008年05月22日(木) 】

何だかウキウキする毎日を過ごしています。

久しぶりに友から落語の誘いがありました。金沢文庫でおふくろの料理を堪能して、から揚げとふきの醤油漬けを少しもらい、4時に故郷を出ました。

イザ、演芸場へ。金沢文庫から品川、そして神保町、半蔵門に着き、足取りも軽く、途中、友人の飲み分をコンビニでビール3本、チュウハイ2本、日本酒2パック。おふくろの手料理にビーフジャッキー&イカのそうめん干しを買い、今日の演目・柳家喬太郎の「ちりとてちん」、柳家権太楼「文七元結」を目当てに、ウキウキ、ウキウキ。




喬太郎の話に笑い、権太楼に涙する。あ〜日本人に生まれよかった。
「てやんで〜、五十両くれてやろう。俺は娘を女郎にするが、お前は、なきゃ〜死んじまうだろ〜」
こんないい話、今はないですよね。残念〜。粋の世界はどこに行っちゃったんだろう。

事務所でウチの若い衆(25歳)に寄席の話をすると、
「『ちりとてちん』は上方の言い方ですよ、江戸落語では『酢豆腐』て言うんですよ」
・・・絶句。できるな、おぬし・・・。

演芸場のお客さんは若い人も多かったので、その若い女性同士の会話に耳を傾ける。
「にぎわい座行く?いいよ、その時間だったら行けるよ」
要するに、喬太郎の追っかけであった。俺も仕事がなかったら追っかけやりたいと思いつつ、連れと赤坂に向かう。

落語談義でほろ酔い気分、帰路に着に向かう。帰り、手帳を見て我に返る。明日、日刊スポーツ主催の「おやじバンドフェスティバル」で審査員をやって欲しいと言われていたので、午後3時に渋谷のDUOに入る。




何だ、この異様な熱気は。
会場はミュージシャンとサポーターで入り乱れている。オヤジバンドのパワーに圧倒される。ゴルフ、カラオケ、テニスは分かるけど、何でバンドなんだよ?

2時間半ぐらいトイレにも行けない。真剣な演奏には真摯に向かう。しかし心の中は、「さくら水産あたりで、ここにいるメンバーと賞金+アルファで飲んだら楽しいだろうな」。自分の人生も、ライトミュージックコンテストで変わった。走馬灯のように昔の出来事が巡る。

コンテストの性格上、順位を付けなくてはいけない。「ゴメン、順位なんて付けちゃって」と心の中で詫びる。
「1位、SIXY」
メンバーの一人の涙腺が緩んでいた。見ていて、俺ももらい性なので涙腺が緩む。審査員のスピーチで、「ロカビリーからリハビリー」と弱冠の笑いは取るが、スピーチし終わり、しゃべり下手さに自己嫌悪が走る。

「まあいいや〜これが俺だもんな」と打ち上げ会場に向かう・・・。


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Posted at 20:17 | この記事のURL
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忙しいとは 【2008年05月14日(水) 】

心を失うという意味と教わったことがある。

一昨日、酔っ払って携帯電話をラーメン屋に忘れ、家に帰りかみさんに滅茶苦茶怒られた。それもそうである。3月4日に酔っ払って帰る途中で置き引きに遭い、財布を取られたばかりであった。ポジティブに考えて、オヤジ狩りでなくて幸いと思うようにした。

それから1週間、保険書、免許書、印鑑カード、クレジットカード、銀行カード、全ての再発行の手続きを取った。警察に行き被害届けを出したが、「まず出てこないでしょうね…」。その時に腹立たしさがピークに達した。

酔っ払った振りをして、バッグの中にマムシとか007によく出てくるタランチュラでも入れて、置き引きをやっつけたい妄想が駆け巡った。しかし、オッチョコチョイの俺のことだから、噛まれるのは俺が最初だろうな。

一昨日は日曜日である。元・ずうとるびの今村君のライブに招待されたので、昼の1時からライブを堪能、4時に別件の打ち合わせというよりノミーティングを入れ、渋谷の台湾居酒屋で7時まで飲み、三軒茶屋に繰り出した。

2件目までは、ある程度記憶があるが、そこからはない。どうやって家に帰ったかも思い出せない。ただある現実は、「携帯がない」という事実である。




一緒にいたウチの会社の若い衆に、翌日の朝11時に公衆電話から電話をした。どうやら最後にラーメンを食べたいと、俺は酔っ払っているにもかかわらずわめいたそうだ。

しょうがないから3人で日高屋というラーメン屋に入ったらしい。全く記憶にない。

急いで教えてもらった日高屋に向かう。日高屋に着き、
「お客さん一人ですか?カウンターにどうぞ」
「昨日、携帯をここに忘れたと思うのですが」
店員が怪訝そうな顔をして、奥から俺の携帯を持ってきた。よかった、あった。

事務所に帰り、若い衆に、
「昨夜のラーメン屋での記憶がないけど、何にもなかったよな?」
「いいえ、トイレで萩さん寝てしまい、店員から俺たちに何とかしてくれといわれ、担いで連れて来て席に座らせたんですよ」
「嘘だろう。それでか、今日の店員が睨みつけながら携帯を寄こしたのは」

心の中でザンゲの気持ちが渦を巻いている。
しかし、そんな気持ちも一瞬である。

昨夜も懲りずにラーメン屋から飲みが始まり、居酒屋、あげくは赤坂のクラブに直行。さすがに、携帯はしっかりと握り締めている。

この馬鹿さ加減は、一生直りそうもない。今日は酒を抜くぞと決めたのに、さっきの電話で6時に都立大の居酒屋に駆け付ける。

明日は名古屋でエレックレコードのアーティスト、absorbがワンマンライブを行う。もちろん行く。そして打ち上げは必ずある。名古屋の仲間と、多分朝までドンちゃん騒ぎになるだろう。

もう誰も俺のことは心配してくれないだろうな…。
「私、馬鹿よね、お馬鹿さんよね…後ろ指後ろ指さされても」

何でこんな歌詞が出てくるのだろう。


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Posted at 23:15 | この記事のURL
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連休ボケ 【2008年05月07日(水) 】

連休ボケ

久しぶりに休みが取れたが、あっという間に過ぎてしまった。

テレビでは、海外へ出掛けるシーンから帰国するシーンまでを見た。じっと家にいる毎日だったが、休んだ気がしないのである。どういうわけか、連休の昼飯だけはしっかりと記憶にある。

初日は、おふくろのところにカーネーションを持って出向き、たらふくおふくろの料理を堪能、おふくろの料理は、魚や肉、そしてサラダ、お膳に、十種類以上の料理が並ぶ。スペアーリブから古漬けまで、何でもござれである。ビールを3本ぐらい飲んで、テレビでゴルフ観戦をしているうちに、ついうとうとし結果が分からず、夜のスポーツニュースで結果を知る。

2日目は、つくし野にあるびっくり寿司。名物おじさんがいて、つい行ってみたくなる。もちろん、ビールに始まり冷酒に移る。今の時期の魚は、光りものも白身も旨い。特に、生のトリ貝は、この時期にしか食べられないのでは?

次の日は、この順番ならいつもなら蕎麦屋だが、この日はどうしてもタンメンが食べたくなり、かみさんに頭を下げ(酒を飲むので運転はしない)、町田のタンメンが有名な店に向かった。

ここの店主のこだわりが良い。ラーメンでは丸麺を使い、タンメンでは平麺を使うのである。もちろん、スープとの絡みは平麺が圧倒的に旨い。そしてビールとの相性抜群の餃子とシュウマイも頼む。常々、ビールには餃子よりシュウマイの方が合うのではないかと思っている。結局、大ビン2本いってしまう。

そうなると、翌日はイタリアンがリインカーネーション(輪廻)のように廻る。

4日目は東林間のヒッコリーというピザ屋に行った。最初はビールでアツアツのピザ、そして魚介のサラダ、ポテトのグラタン、ソーセージの盛り合わせ。こうなるとワインに行きたい。デキャンタで赤を貰おう。なくなったらデキャンタの白を頼む。ゴルフの打ちっ放しに行き4箱打った後なので、さすがに酔う。

連日昼夜の酒は欠かさない連休が終わり、体重を量ると2キロ太っていた。幸せな連休であった。今日の昼飯は食べ損なった蕎麦屋に行った。大ざるにかまぼこ、そしてビールを少々。これで完璧である。

そういえば昨夜、近所のヨーカドーで、イカと小さなハタハタ、そして春キャベツに豚肉を買った。酔いにまかせて料理をしたくなったの。材料のチョイスは、何という素晴らしさであろうか、春の食材風ではないか。

しかし、ふと気がつくと、手間が掛かる材料を買ってしまった。5センチ程のハタハタを開いて塩をふる。数量30匹ぐらいである。そして、黒光りしていたするめイカ。これを皮を剥ぎ、刺身と炒め、そして塩辛を作る。

実は塩辛というものは、酒飲みなら一過言ある。

俺なりの塩辛は、まずイカのワタだけで塩辛を作る。そして新鮮なイカを割いて、その上にワタの塩辛をかける。「やめられないとまらない」ぐらい美味しい。何のことはないイカ刺しを、ワタ醤油で食べてるようなものなのだ。

厳密に言うと、これは塩辛ではないのかも知れない。イカの中ではヤリイカが好きなのだが、ワタが少ししか取れないし、生臭ささは、するめイカよりきつい。そこで編み出したのが、この方法である。ヤリイカに、するめイカのワタで作った塩辛が抜群である。

そんなことはどうでもよいが、塩をふったハタハタから臭みが浮き上がってきたら、流水で洗い、ペーパータオルで水分を取る。イカは、短冊に切ったものにゲソとエンペラーを入れ、醤油と鷹のツメをサラダ油で軽く炒める。油の量は少なめにする。

決して料理と言えるほどのものではない。ハタハタは小麦粉をつけて揚げる。骨まで食べられるように、低温で長めに揚げる。揚がったら、油を切り塩をふる。後は、豚肉にオイスターソースと豆板醤やコチジャンに絡めて、ごま油とサラダオイルでさらっと炒める。この出来上がりの三品で焼酎を飲む。

何だか料理や食事の話になると取りとめがなくなるので、今回はこれで終わりにします。




P.S. 先週の金曜日に八王子にライブを見に行った。駅を降りライブハウスに向かう途中で、雨が急に降ってきた。取りあえず雨宿りをと、まだ開いていないスナックの前で小降りになるのを待った。そのスナックの名前(写真)が、なぜか自分をガックリさせたのです。どうか遠い親戚ではありませんように。


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Posted at 22:52 | この記事のURL
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