愚生にとっては大いなる異空間といっていいでしょう。東京ミッドタウンのことです。作日、サントリー美術館の「開館記念特別展 鳥獣戯画がやってきた!」を先輩、K池さんからいただいたチケットで見にいきました。サントリー美術館は、東京ミッドタウンのガレリアという区域にあり、今年3月末にあたらしく開館しました。ガレリアを電子辞書のカタカナ語新辞典(旺文社)で見ると「イgalleria ガラスの高い空間を持つアーケード式商店街、ショッピングセンター、半屋外空間」とありました。そうですかイタリア語ですか。
東京ミッドタウンは、元の防衛庁。防衛庁時代はたまに知人に会いに行ったことがありますが、ミッドタウンに生まれ変わってからは初めて。そのコンセプト、すなわち大きさ、きれいさ、豪華さ、デザインのすばらしさ、居心地への工夫、ゆとりのスペース、あかぬけた照明、そしてレストランのお値段などに目を見張って思わずデジカメで驚写しました。
「驚写」とは、きれい、とか高い、とか明るいなどとびっくりしてまずデジカメに写す行為のことをいいます。実は今、愚生が考えた言い方ですが。
鳥獣人物戯画絵巻は、京都高山寺の所蔵。動物を擬人化してユーモアあふれる図柄を生き生きと描いた国宝です。高山寺といえば、明恵上人ですがもちろん戯画のほうが知られているでしょう。愚生も実物は初めて見ました。パンフレットも買いました。
しかし、見終わった後の感慨は、ここ東京ミッドタウンの中では維持できませんでした。なにしろ東京のど真ん中の一等地。資金と人と知恵とが詰まったタウンですから、鳥獣戯画鑑賞という古(いにしえ)に、古の画家の心に思いをはせることとは次元がまったく異う世界に放り出されたようなものでした。刺激が強すぎるのです。
たとえばこの光に満ちた回廊を前に、またも「男1人では入りにくい空間」と思いました。しばし迷った挙句中に入らないで通り過ぎたカップルがいました。愚生はもちろん入りました。迷うくらいならいくべし、というコンセプトでした。
白い光の回廊は「シューウエムラサンクチュアリ」。いかにもありそうな店がやはりありました。「男性のためだけのグルーミングサロン」です。
「どんな人たちが利用するのですか」
「30歳代、40歳代、50歳代」
もう一声、といおうとしたら
「でも20歳代から70歳代まで幅広くいらっしゃいます」
コースは5000円から16万円まで。一生ご縁がないかもしれません。
さらに突き当たるとカフェが。1000円のメニューもあり、ようやくほっとする空間にめぐり合った感じです。頼んだのは「10種のお野菜の温野菜プレート」1200円とコーヒー合わせて1500円。薄味なので調味料がたくさんついてきました。オリーブオイル、ワインビネガー、バルサミコ酢、塩、コショウ。
野菜本来の味を楽しむ、という方は確かに薄味でいいでしょうが、いろいろ試しました。赤米と黒米の玄米ご飯とデザートのアイスクリームもおいしかったのですが、たんぱく質がほとんどないのが気になりました。でもたまにはこういうお昼もいいものではあります。
帰りに寄った銀座4丁目は早くもクリスマスムード。例年きれいなイルミネーションで楽しませてくれるミキモト本店の今年のイルミネーションです。






名前の表示と中身が違っている
とか言われて
確かに我が家のダイニングは、長女と孫のせいで保育園状態。雰囲気はありませんから・・・。
お見事なカット楽しませていただきました。
実は私も同じ気持ちがあります。一方で新しい場所への興味もあります。やはり「たまには」というところでしょうか。台所用品店、今度行ったら除いて見ます。情報、ありがとうございました。