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一葉ゆかりの伊勢屋質店にいくこと[2007年11月28日(水) ]
 一葉忌の23日、東京・本郷菊坂の旧伊勢屋質店が公開されました。所有者(株)伊勢屋スタジオの方は今も住んでいらっしゃいますがご好意で年に一度の一葉忌に公開してくれています。地元のボランティアの方々にもお世話になりました。



 桜田門外の変が起きたのは安政7年(1860年)3月3日。3月18日には万延と改元されてお店はその年の創業。昭和57年まで営業していました。

 拝見できるのは、店と蔵、奥の庭に面した座敷です。一番新しい座敷が明治40年。蔵は明治20年の移築、座敷は明治23年に建てられましたから、蔵はかつて一葉が通っていた時代のものです。



 店には丸いちゃぶ台、質物台帳、「質紙でつくったはたき」など、どれもこれも時の質草、とでもいえましょうか、往時を今に伝えて気持ちがなごむのは、プラスチックのかけらもないから、と思います。



 蔵の入り口は分厚く、半間ごとに太い柱があり、火事になると蔵の入り口の隙間を塗りこめるための土を亀に入れて床下に準備するなど、客の品を大切にあずかる仕掛けが随所にほどこされていました。

 庭で奥様でしょうか。「普段はお見せしないのですが」と開けてくれた中を見ると昔の木のお風呂。
 「懐かしいですね」
 「今も使っています」
 こうして一巡りした跡、菊坂を下って白山通りをすぎると突き当たりに「こんにゃくえんま」の源覚寺。ここも一葉ゆかりだそうです。塩地蔵もありました。


 遅いお昼は後楽園への通りに面したラーメン屋の「生野菜ラーメン」700円。「とんこつ味が合います」というので注文しました。スープもおいしく、いけました。



Posted at 09:15 | 旅 日記 徘徊 | この記事のURL
コメント(4)

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コメント


遊歩様
 そうだったのですか。わざわざありがとうございます。
Posted by:丼ファン  at 2007年11月29日(木) 08:46

丼ファン さんへ(再)
イエイエ そうではなくて、以前は閻魔さまのお堂を新築中で、それまでは仮の所に鎮座していたので、目の前で観ることが出来たのです。
Posted by:遊歩  at 2007年11月28日(水) 23:16

遊歩様
 私も鴎外の観潮楼へ行った際に、パンフレットで知りました。
 こんにゃくえんま、かつては近くで拝めたのですか。知りませんでした。さすが何でもよくご存知ですね。
Posted by:丼ファン  at 2007年11月28日(水) 19:09

丼ファン さんへ
伊勢屋質店が、年に1回オープンすることを初めて知りました。ここには一葉も通い、一葉の葬儀の時には質店の主が弔問したとか。

源覚寺には「こんにゃく閻魔」が安置されているのですが、今では奥の方に行ってしまったので、傍で拝めないのが残念ですね。
Posted by:遊歩  at 2007年11月28日(水) 11:52

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