植物園、好きです。植物園は「遺伝子資源」、すなわち金になる木や草の保管場所という役目、視点もあって、そう見ると世界遺産に登録されたロンドンの王立キューガーデンなどは、プラントハンターたちが世界中から集めた植物=資源の大いなる格納庫として、テイコク主義的なきな臭さの残り香が漂うイギリスの戦略基地という見方もできましょう。でも、というかそれだけにとてもすばらしい植物園です。
植物園はその一方で絶滅危惧種の保存やバイオテクノロジーによる医薬品の開発に携わるなど、一国家の枠を超えた地球規模的な役割を担っている、と見ております。
というわけで一昨日、東京大学大学院理学系研究科附属植物園、すなわち小石川植物園に、紅葉を見に行きました。写真のイロハモミジの並木では、心は乱れ瞳は開きっぱなし、まさにあの世、極楽浄土もかくやと思うほどの目くるめく錦秋に、生きる喜びをしこたまかみしめました。今更ながら食物、いや、植物って、すんばらしい。
でも、自然はなぜかくも人間に感動を与えてくれるのか、とたまにテツガクったりします。ワレワレも小さな宇宙だから、生きていること、魂と宇宙との振動は感動という波長で同期するのかな、と勝手に想っていますが。
小石川植物園の歴史は古く、1684年(貞享元年)、「将軍職に就く前の徳川綱吉の白山御殿の跡地に徳川幕府が作った小石川御薬園がこの植物園の遠い前身」とホームページにありまず。1722年(享保7年)には「小石川薬園内に養生所を開設」しました。
「増補 武江年表1」(斉藤月岑著、金子光晴校訂 平凡社)にはこうあります。
「小石川御薬園に養生所建つ。十二月より、貧困の病者を停めて薬餌を与え給う(此の所の坂を鍋割坂といひしが、これより後土俗病人坂といふ。起立人伝通院前住居の医師小川笙船と云ふ人なり)」。
小川笙船は、療養所の初代肝煎(所長)に命じられ、以後、笙船の子孫が肝煎を世襲しました。養生所は山本周五郎の「赤ひげ診療譚」の舞台(だそう)であり、小川笙船こそそのモデル(だそう)です。赤ひげ診療譚、読まなくては。
帰り際に見たメタセコイアの黄葉?もすんばらしく、池を鏡に映るカエデやイチョウは「陽が射すとすごくきれい」(庭師の方)とのことでした。
かくも由緒ある植物園ですから、ニュートンのリンゴの木とか初めて精子が発見されたイチョウやソテツ、小石川療養所の井戸、国の重要文化財に指定された東京大学現存最古の学校建築〈旧東京医学校本館〉=総合研究博物館分館など、目玉と脳味噌に刺激ビリビリ、オッパッーピー(初出 小島よしお)のものが散らばっているのです。日光にある分園も四季折々これまたすんばらしいのですが、冬は休園です。
ところで、小島よしおの豪華衣装=海パンが、売り切れだそうです。フランスのブランド物で、ブーメランパンツというデザインだそうです。
えっ?そんなのカンケーねえ。
かえりに行ったノスタルジー満載、本郷菊坂「野本食堂」は次回ご紹介します。
植物園はその一方で絶滅危惧種の保存やバイオテクノロジーによる医薬品の開発に携わるなど、一国家の枠を超えた地球規模的な役割を担っている、と見ております。
というわけで一昨日、東京大学大学院理学系研究科附属植物園、すなわち小石川植物園に、紅葉を見に行きました。写真のイロハモミジの並木では、心は乱れ瞳は開きっぱなし、まさにあの世、極楽浄土もかくやと思うほどの目くるめく錦秋に、生きる喜びをしこたまかみしめました。今更ながら食物、いや、植物って、すんばらしい。
でも、自然はなぜかくも人間に感動を与えてくれるのか、とたまにテツガクったりします。ワレワレも小さな宇宙だから、生きていること、魂と宇宙との振動は感動という波長で同期するのかな、と勝手に想っていますが。
小石川植物園の歴史は古く、1684年(貞享元年)、「将軍職に就く前の徳川綱吉の白山御殿の跡地に徳川幕府が作った小石川御薬園がこの植物園の遠い前身」とホームページにありまず。1722年(享保7年)には「小石川薬園内に養生所を開設」しました。
「増補 武江年表1」(斉藤月岑著、金子光晴校訂 平凡社)にはこうあります。
「小石川御薬園に養生所建つ。十二月より、貧困の病者を停めて薬餌を与え給う(此の所の坂を鍋割坂といひしが、これより後土俗病人坂といふ。起立人伝通院前住居の医師小川笙船と云ふ人なり)」。
小川笙船は、療養所の初代肝煎(所長)に命じられ、以後、笙船の子孫が肝煎を世襲しました。養生所は山本周五郎の「赤ひげ診療譚」の舞台(だそう)であり、小川笙船こそそのモデル(だそう)です。赤ひげ診療譚、読まなくては。
帰り際に見たメタセコイアの黄葉?もすんばらしく、池を鏡に映るカエデやイチョウは「陽が射すとすごくきれい」(庭師の方)とのことでした。
かくも由緒ある植物園ですから、ニュートンのリンゴの木とか初めて精子が発見されたイチョウやソテツ、小石川療養所の井戸、国の重要文化財に指定された東京大学現存最古の学校建築〈旧東京医学校本館〉=総合研究博物館分館など、目玉と脳味噌に刺激ビリビリ、オッパッーピー(初出 小島よしお)のものが散らばっているのです。日光にある分園も四季折々これまたすんばらしいのですが、冬は休園です。
ところで、小島よしおの豪華衣装=海パンが、売り切れだそうです。フランスのブランド物で、ブーメランパンツというデザインだそうです。
えっ?そんなのカンケーねえ。
かえりに行ったノスタルジー満載、本郷菊坂「野本食堂」は次回ご紹介します。





はい。東京も捨てたものではありません。小石川植物園は月曜は休みだと思います。ご確認を。
イチョウ並木では神宮外苑と、皇居前広場から東京駅へ向かう並木がすばらしいですね。もう遅いかもしれませんが、明日かあさって、見に行ければ行きたいと思います。