寝るのが午前2時を回ったのは、一冊の本のせいである。著者は原憲彦さん。(聞き書き;空条海苔助さん)。テレビ出演多数かつブログ世界ではかなり有名な“日本一まずいラーメン屋”の店主です。
書名は「彦龍のノリヒコさん」。深夜一人笑うこと十数回。家人がいぶかしげに「どうしたの」と声をかけてきましたが、無視して笑い、読み続けると最後のページに「読んでくれてありがとう みんながんばれよ 彦龍 原憲彦」。
谷中の師走の昼下がり、路地にはいるとありました。「ラーメン」の大きな幟が。
「まだいいですか」
「どうぞ」
なにしろ“日本一まずいラーメン屋”ですから、注文を前に客としてこれほど緊張を強いられる店も少ないでしょう。三つ星何するものぞ、であります(行ったことないけど)。
ラーメンだけでは評価できないかも、と「彦龍ラーメンと餃子セット」1050円を注文しました。
後ろ姿に一生懸命を背負って、時々刻々と、セットができあがっていく課程が見えて、否が応でも期待と不安が入り交じり、緊張が極限に達したところで
「どうぞ」
彦龍ラーメンが、ずいっと前に出ました。続いて餃子4つ。
・・・ ・・・ ・・・ ・・・
「写真とっていい」
・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・
「何するの」
「ブログに使いたいんだけど」
・・・ ・・・ ・・・ ・・・
「いいよ」
具たくさん。スープは少し濁っています。理由はあとでわかりました。はたして「日本一まずいラーメン」か。
残念ながら?期待は見事に裏切られました。まずくありません。かといってめちゃおいしい、というには、先入観が強すぎてなかなかいえません。
「複雑な味ですね」
「スープは醤油とみそ」
「そう。インターネットにでていたのできました」
「テレビにも出ているよ。後ろに色紙があるでしょう。俺の宝だよ」
壁一面に、店にきてくれたりテレビ出演で知り合った芸能人の色紙が飾られていました。
かくいう彦龍のご主人も有名人であります。
「本だしたから、よかったら買ってよ。うちで買えば彦龍絵はがきもつくし」
7人できてラーメン二つしか注文しなかった若い客たちのこと、気に入らない客に「ぶちぎれて」店の外まで追いかけたこと、色紙をどこかで買ってきたのか、と言った客のこと、16歳からラーメン屋で働いてきたこと、「日本一まずい」という看板をあげて勝負にでたこと、同じイノシシ生まれの還暦であること、などなどラーメンを食べた後、結局1時間も話し込んじゃいました。
その結果、「なめんなよ」が彦龍スタイルの原点、とみました。しかし、上はいうにおよばす、右や左もきょろきょろと見渡して言いたいこと、言うべきこともいえない輩が目についた元サラリーマンにとって、彦龍のご主人の、無頼に見えて真摯な、あまりに人間的なその生き方は、愚生にとってはカンフル剤であり、元気の元、となったのであります。
「ごちそうさま。ブログで紹介しますよ」
「宣伝をよろしく」
かくして12日ぶりに書いたのがこのブログです。
また行くべし。
書名は「彦龍のノリヒコさん」。深夜一人笑うこと十数回。家人がいぶかしげに「どうしたの」と声をかけてきましたが、無視して笑い、読み続けると最後のページに「読んでくれてありがとう みんながんばれよ 彦龍 原憲彦」。
谷中の師走の昼下がり、路地にはいるとありました。「ラーメン」の大きな幟が。
「まだいいですか」
「どうぞ」
なにしろ“日本一まずいラーメン屋”ですから、注文を前に客としてこれほど緊張を強いられる店も少ないでしょう。三つ星何するものぞ、であります(行ったことないけど)。
ラーメンだけでは評価できないかも、と「彦龍ラーメンと餃子セット」1050円を注文しました。
後ろ姿に一生懸命を背負って、時々刻々と、セットができあがっていく課程が見えて、否が応でも期待と不安が入り交じり、緊張が極限に達したところで
「どうぞ」
彦龍ラーメンが、ずいっと前に出ました。続いて餃子4つ。
・・・ ・・・ ・・・ ・・・
「写真とっていい」
・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・
「何するの」
「ブログに使いたいんだけど」
・・・ ・・・ ・・・ ・・・
「いいよ」
具たくさん。スープは少し濁っています。理由はあとでわかりました。はたして「日本一まずいラーメン」か。
残念ながら?期待は見事に裏切られました。まずくありません。かといってめちゃおいしい、というには、先入観が強すぎてなかなかいえません。
「複雑な味ですね」
「スープは醤油とみそ」
「そう。インターネットにでていたのできました」
「テレビにも出ているよ。後ろに色紙があるでしょう。俺の宝だよ」
壁一面に、店にきてくれたりテレビ出演で知り合った芸能人の色紙が飾られていました。
かくいう彦龍のご主人も有名人であります。
「本だしたから、よかったら買ってよ。うちで買えば彦龍絵はがきもつくし」
7人できてラーメン二つしか注文しなかった若い客たちのこと、気に入らない客に「ぶちぎれて」店の外まで追いかけたこと、色紙をどこかで買ってきたのか、と言った客のこと、16歳からラーメン屋で働いてきたこと、「日本一まずい」という看板をあげて勝負にでたこと、同じイノシシ生まれの還暦であること、などなどラーメンを食べた後、結局1時間も話し込んじゃいました。
その結果、「なめんなよ」が彦龍スタイルの原点、とみました。しかし、上はいうにおよばす、右や左もきょろきょろと見渡して言いたいこと、言うべきこともいえない輩が目についた元サラリーマンにとって、彦龍のご主人の、無頼に見えて真摯な、あまりに人間的なその生き方は、愚生にとってはカンフル剤であり、元気の元、となったのであります。
「ごちそうさま。ブログで紹介しますよ」
「宣伝をよろしく」
かくして12日ぶりに書いたのがこのブログです。
また行くべし。




いろいろな人がいてこそ楽しい世の中ですね。大阪も、相当楽しい方がいることを、2年余の赴任期間中に知りました。