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薩た峠に広重描く富士山を見に行くこと[2008年01月07日(月) ]
 「歌川広重の浮世絵と寸分違わない富士の麗姿を拝むことができます」
 静岡県の観光パンフレットが、かく宣伝していた東海道五十三次は薩た峠に、正月2日、行ってきました。東海道本線興津駅から街道沿いに東京方面に歩くこと30分、峠の入口です。ここから由比までの全長約3キロの峠道は、駿河湾に落ち込む急峻な崖っぷちの道もあり、手すりがなければ怖いな、というところもありました。



 息を切らせながら登り切ると、ごらんの景色。空も、眼下に広がる駿河湾もみんな真っ青。富士山から右へ富士市、愛鷹山、箱根山、沼津市、さらに右へ低く長く延びる伊豆半島は南伊豆の波勝崎まで一望できました。



 ただし、眼下の高速道路を通る車の走行音が大変うるさく、便利さと引き換えに失ったもの、次世代へ残せなかったものが、大きいなあ、と思うと、富士山が美しいだけに、悲しくも見た景色でした。

 車も通れる由比への道=旧東海道を下りてくると、由比町倉沢地区。格子窓や蔵のある家、旧本陣など宿場町の面影を色濃く残す風情ある街並みがそこにはありました。その宿場町の一軒の旧家で、旅ならではの大変楽しいことがありました。次回ご報告させていただきます。




 広重描く由比・薩た嶺の錦絵は国立国会図書館の下記のURLから検索すると見ることができます。

http://rarebook.ndl.go.jp/pre/servlet/pre_com_menu.jsp

Posted at 12:50 | 旅 国内 | この記事のURL
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