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ゼウスの食べ物・・・ギリシャ団体旅行記2 [2008年04月12日(土) ]
 ゼウス、といえばギリシャ神話の最高神、程度は知っておりましたが、女性関係がかくも派手だったことは、ちいとも知りませんでした。3日目からガイドとしてツアーと5日間を共に過ごしたK下さんが、バスの中で尽きることなく話してくれたギリシャ神話は、その鈴を転がすような美声と相まって、私たちを2千数百年以上前の神話の時代へと誘ってくれたのでした。



 ギリシャ神話を読んだことのない愚生にとって、したがって今回の旅は「初めて尽くしで、世界を広げてくれた大変意義深い旅」でしたが、「私にとっては懐かしい旅」と家人。子供のころにギリシャ神話を読んだので、それを思い出しつつ旅を楽しんだ、と。

 在ギリシャ37年。K下さんからは神話以外にも様々なギリシャを教えていただきました。毎朝出たこの食品、蜂蜜のこともその一つで「ゼウスの食べ物でした」。



 ならば食べなくちゃ、と毎朝ヨーグルトや何種類か用意されたシリアルにかけたりしました。そのヨーグルトがまた味が濃くおいしかったのですが、お隣がブルガリアのせいなのかどうか、はわかりません。

 写真の上のどろりとしたのが蜂蜜、下がヨーグルトです。

 旅行中泊まったホテルは全部で5軒。朝食はどこでもほぼバイキング形式でしたが、ハムもソーセージもシリアルもなかなかグーッ、中でもフレッシュオレンジジュースは確かに新鮮で、朝昼晩と飲みました。

 ついた翌朝、こうしたメニューで腹ごしらえをしてバスに乗り込んだのは午前8時50分。睡眠時間は4時間程度でしたが、それは旅の仲間22人と添乗員の方も同じなので、私たちが最後になった言い訳にはなりません。しかも私たちが集合時間の最後になって駆け付ける、という傾向は、旅の終わりまで変えることができませんでした。しかしそのおかげで新たな知識も増えました。何か、それは後ほど。

 かくして向かったのはまずホテル近くの考古学博物館、アクロポリス、そして70キロ離れたスニオン岬のポセイ丼、もといポセイドンの神殿です。この日のガイドは日本語が達者なギリシャ人の女性、ドライバーは旅の間同じ男性で、ギリシャ人にしては珍しいほど寡黙(K下さん談)かつ慎重な、とても信頼できるドライバーでした。お世話になりました。
 エフファリスト―!!!(ありがとう)






  
                             


 蜂蜜がゼウスの食べ物の一つだったことは、インターネットのいくつかのサイトには出ていましたが、愚生が今回の旅とギリシャ神話のにわか仕込みのためにそろえた何冊かの本※1にはその記述が見当たりませんでした。ヤギの乳で育った、という記述は電子辞書にでておりました。もう少し探しますが。

※1 「ギリシャ・ローマ神話」(ブルフィンチ作、野上弥生子訳 岩波文庫)
   「私のギリシャ神話」(阿刀田高著、集英社文庫)
   「ギリシア案内記上下」(パウサニアス著、馬場恵二訳 岩波文庫)
   「ヨーロッパものしり紀行 神話・キリスト編」(紅山雪夫著 新潮文庫)

Posted at 19:19 | 旅ギリシャ | この記事のURL
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