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秋田で「そのまんま冷やし」[2008年07月20日(日) ]
 そのまんま冷やし、という冷やし麺を食べたのは、宮崎ではなくて先週末の日帰り出張の秋田。昨年5月以来です。仕事と移動の時間を除くと、一時間程度の空き時間があり、行くところは決まっております。
 秋田市民市場。何を買う、というわけではないのですが、豊富な海の幸山の幸を見ていると、いつも同じことを思います。
 「地方都市での暮らしは東京よりも豊かなのか」と。



 暮らしにも求めるさまざまな価値は、人それぞれいろいろありますから、答えは未だ見つからないのですが、こと生鮮食料品については、秋田の人はうらやましいいい、とはっきし思います。
 
 「そのまんま冷やし」は秋田市民市場の食堂街の一角にある「三角そばや伊藤」の季節限定新商品、だそうです。この店は昨年来た時も寄りました。真面目な姿勢がその後も変わらず、評判のいいラーメン屋の一つとなったことが、秋田のラーメン紹介本に掲載されたことから察しがつきました。



 そのまんま冷やし、はネーミングに惹かれて注文しました。ごらんのようなシンプルな冷やし中華。並500円です。汁がとてもおいしく、ついほとんど飲み干してしまいましたが、麺の量はこれでは少ないです。大盛りにしてトッピングをいくつか載せるといいのでしょう。
 どこかの知事の芸名そっくりです。その辺が気になるところですが、料理の名前だからいいのでしょうね。

 小腹を満たすと、市場の冷やかし。
 「あれっ いつものいぶりがっこは?」
 「売れちゃって」
というわけで、買ってきませんでした。ごめんなさいね、おみず。
 キノコには早いし山菜には遅いし、この時期目を引くものは少ない中で、いぶりがっこのあったところに、こんなにいろいろな大きさ、種類の梅が。こういうところが、地方は豊かなのかな、と思いつつ眺めていると「こっちは東京よりひと月遅いから。あれっ お客さん、前も来てくれましたね」
 
 確かに東京では梅は終わっておりますが、愚生、今年は四谷荒木町の坊主バーの関係で、紀州のお坊さんが作っている立派な南高梅をたっぷり仕入れて梅シロップと梅酒つくりに精を出しております。
 

 
 秋田へは東京から新幹線で。飛行機より電車が好きなので気になりません。宮城県古川付近、大崎耕土一面を青く覆い尽くす水田、田沢湖線に入って右手にそびえる岩手山、沢をまたぎ、トンネルを抜けて一路秋田へ、秋田から東京へ。往復8時間余の旅は、期待通りにこの時期の旬の日本を見せてくれました。

                    

 帰りがけに久しぶりで日本橋吉野鮨本店でちょいと一杯。「○○槻さんが見えてるわよ」とママ。えっ?。久しぶりに先輩と握手を交わして赤身、タコ、ホタテ貝柱をつまみで。そして握りをいくつか。
 写真は右がシンコ、左がその大きくなったコハダ。携帯で撮ったのですがぼけました。みにくくてすみません。



 「小さいのを二枚つけるのは今週で終りだね」と吉野さん。大きく育っちゃうからですが、板場から「こはだのほうが味がある、というお客さんもいますね」とベテランのみっちゃん。
 どちらも持ち味があり、二つ食べた幸せに、桜剣菱正一合熱燗のうまさが増して、東京も捨てたもんじゃない、と思い返した忙しい一日でした。 

 子丼へのおみやげの太巻きです。


 箸袋の表には

 えどに生まれて東京で育ち、今じゃ日本をにぎりずし

 裏には

 日本橋高島屋さん真裏通り

 とあります。

 追記 「丼ファン、4つ食べたね」と子丼が言いました。

Posted at 19:59 | 旅 国内 | この記事のURL
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