八ヶ岳山麓原村は、さまざまなリゾート施設があります。八ヶ岳中央農場は、新鮮な牛乳、アイスクリームなどを販売していますが、一昨日行ったら熱気球が一つ浮いているじゃありませんか。
「体験試乗」とあったので行くと大人一人2000円、子供1000円。引き返す人も多かったのですが、我が家の子丼と乗りました。
「だれがやっているのですか」と案内の婦人に聞くと、気球の操縦、というのでしょうかそれはご主人で、かつては気球レースにも参加していたそうですが、今はこれを仕事にしている、とのことでした。
「雨風の日はできないし」と彼女。一方、気球の近くまでやってきた母娘と祖父母の4人は「二千円か。子供1人じゃ載せないというし」と思案気。私たち親子丼が乗ろうとしているのをみて、「大人が乗るから」と子供1人、気球に乗せました。いろいろ思うところはありましたが、怖がるお嬢ちゃんの面倒は見ました。
ところで、滞空時間10分程度。原価を知らないので値段が適当かどうかわかりませんが、乗る立場から言えば安いとは思えない気球に乗ったのは、若いころ大きなかやぶき屋根の葺き替えの写真を撮りに行ったとき、屋根からすべり落ちそうになりました。以来高所恐怖症になった、と思っていたのですがそれがどの程度なおったか、も試したかったのです。
風もなく、気持ちよい乗り心地、ということはかなり治ったのでしょう。
気球は高さ25メートル。頭の上のプロパンガスバーナーを燃やして気球内部の空気を暖めて上昇させます。その音がゴーっとものすごく、どこかで聞いた音、と思ったら確か父の葬儀場で聞いた音に似た感じ。のんびりムードに見える気球とはややそぐわないのですが、ゴーという響きは気球であれ、魂であれけ天空へ上昇させるためのエネルギーの音かな、と思うしだいでした。
もっと天気のよい日にもう一度乗ってもいいかな、でもあと3週間で贅沢はできない立場になるし・・・地上は厳しい現実に満ち満ちていますね。



