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我入道(がにゅうどう)の渡し[2007年09月25日(火) ]
 むーらのわーたしのせーんどさんは こーとし60のおじいさん

 私も子供のころ時々うたいました。「船頭さん」は文部省唱歌だった、と思いますが60歳でお爺さんは、まだいいほうでしょう。江戸時代の本には「五十になんなんとする老爺が」とありますから。

 ちなみに終戦直後、昭和22年の日本人の平均寿命は男50.06歳。女53.96歳。当時の環境、条件から見れば私はとっくに死んでいても不思議はなかったのですね。実際幼児期に肺炎で死に掛けましたが普及し始めたペニシリンで助かりました。

 平均余命、詳しくは厚生労働省のこのページにあります。

 話しがそれました。
 沼津・狩野川河口の我入道の渡しは港から歩いて6-7分ほどです。復活したのは平成9年。26年ぶりのことでした。平日は運行していません。




 渡し場の黄色い旗を振ると、向こう岸から和船がこちらの岸に向かってきました。
 船頭さんは二人。赤銅色の肌。昔は漁師だった、と。



 「この間の台風で流れが変わった。船を持っている人たちは大変だった」
 岸には打ち上げられたりひっくり返った船がありました。台風の被害です。
 「狩野川台風はひどかったですね」と私。
 「富士山に雪が積もると台風はここを通らない、と言われている」


いろいろ話しをしながら200メートルの対岸へ。小さな小さな“船旅”でしたが、充実の5分間でした。

「御用邸はどういけばいいのですか?」
「この道を行ってこういって・・・」
道まで送ってくれて親切に教えてくれました。
「帰りも乗りなよ。100円で沼津の駅のすぐそばまでいくから。3時に出るよ」

 乗船代のやすさもさることながら、味わったことのない渡し舟の旅情を今一度、と固く心に決めて御用邸記念公園へ向かいました。

   ※     ※     ※

 ところで今夜は仲秋の名月。

 名月や 彼岸も視野の ブログかな 

 もう一つ

 名月や 見飽きないのは 似てるせい

 半世紀ぶりにお団子をつくろうかな。定年て、いいですね。



Posted at 12:59 | 旅 国内 | この記事のURL
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