
あかあかや・・・と歌ったのは明恵上人、唐招提寺で丸い柱の月影を踏みつつ深くものを思ったのは会津八一。われらが西行は、月に西方浄土を観たのでしょうか。
闇晴れて 心の空に すむ月は 西の山辺や 近くなるらん
仲秋の名月を、人並みに心して観たのは何十年ぶりか。お団子まで作っちゃって。でも作り方を知らないので手にくっついたりして形はお見せできるものではありませんでした。
それでも新粉をこねこね、混ざりけなしの月見団子はおいしかったです。昔はいくらでも近所にあったススキがないのが残念ではありますが。
デジカメで月を撮って見ました。かつて真っ白にぼやけてしか写らなかったので、今回は素人ながら光量減少効果のあるフィルターをつけてシャッタースピードも40分の1秒から125分の1秒くらいに分けて撮ってみました。
その結果、月の海らしき影がうつっていました。月面図と照らし合わせてみると、どうやら左下の明るいところはカルパチア山脈、斜め右上方に晴れの海、危難の海などが写っているようです。参照した月面図は45年前のものなので違っていたらご指摘ください。
餅つきうさぎは写りませんでしたが多くはのぞみません。
もやもやとした心の闇が・・・名月に洗われて少し澄んだような気がします。

