『イラク取材を終え、無事帰阪しました。3月20日の開戦5年には、幸いにも北イラクで取材を続けることができました。またキルクークの油田に入り込むことができ、改めてこの戦争が石油がらみであることを確信しました…(後略)』
と、西谷氏から帰国報告が入りました。
避難民キャンプの現況や戦争民営化の実態などを含めて撮影した映像とその様子が以下の番組で放映されます(3月下旬も現地中継などのTV放送がありましたので見られた方がいらっしゃるかも分かりませんね?)。
◆4月4日朝日放送ムーブ!(関西地方)(11日もやる予定)
◆4月9日TBSイブニングニュース(関東地方)
(8日になる可能性があります)
(事件・事故で変更の可能性もあります、お確かめ下さいませ。
その他にも打診がありますが、まだ詳細は決まっておりません。)
彼が調査し続けてきた『戦争の裏側にある石油と軍需産業の利権の構造、アメリカがイラクにこだわる理由』についても今回は潜入取材の成功で明らかになりましたが、これは放映されるかどうか?疑問です(多分、関西のほうが本音に近い放送になると思いますが…)。
*関心のあるお方の為に少しだけ書き添えます
(このブログも公安に目を付けられると言う方もいます)。
◎軍事の民営化・商業化について
『今回、うまくいけばイラクにおける民間軍事会社(PMC)の実態を取材できるかもしれないという期待を抱いていた。3月20日、ちょうどイラク戦争から5年のその日、彼らはホテルにやってきた(中略)。S氏(イギリスの民間軍事会社「ノース・スター」の社員)は、日本の航空自衛隊が物資を運ぶ、タリル空港に宿泊していた。「広大な基地だよ。基地の中では何でもそろう。エアコンもバッチリで快適さ」。その基地の外では、イラク市民が、エアコンはもちろん、電気も水もなく、恐怖の中で暮らしている。イラク戦争は、歴史上最もアウトソーシングされた戦争だ。このような民間軍事会社の親会社は、ハリバートンやカーライルグループ。ハリバートンはチェイニー副大統領の、そしてカーライルは親子ブッシュの会社である。彼らはこの戦争によって1粒で2度美味しいのである。』
これら軍隊派遣会社に応募してくるのはネパール・インド・他、アジアの貧しい少年達です。彼らは米軍兵士として戦いながらも、死んでも米の戦死人数にはカウントされず、砂漠に投げ捨てられミイラ化しています。
◎石油について
『メディアが入ることのできない油田を取材できることになった。
キルクーク市内から車で30分、「油田への道」を行くと検問所が。通常ここから先は関係者以外絶対入れないところだ。検問を抜けると、すぐさま「イラク石油警察」がガードにつく。イラク国防軍とは別に、油田だけを警備する「石油警察」がいるとは知らなかった。
検問から車で5分、油の臭いが鼻につきはじめ地面から火が噴出している。ものすごい勢い。近づいて撮影しようとするが、熱くてなかなか近寄れない。本来ならここは「黄金の地」である。これだけの豊富な原油があれば、人々は世界でトップクラスの生活ができるはずだった。ところが歴史は皮肉なもので、この原油があるために、人々は常に大国間の利権争いの渦中に巻き込まれてきた。』
◎現在の状況
『ブッシュ大統領は「イラクの治安は大幅に改善した」と胸を張った。では、なぜ難民、避難民ともに、その数が増えているのか?
治安は回復していないのである。例えばバグダッドでは、シーア派は東へ逃げ、スンニ派は西へ逃げた。混住する地域から、いわゆる「民族浄化」に近いものが行われ、直接的な殺戮行為が減っただけで、互いの憎しみは深いままなのだ。
通訳モハンマドの叔父は「オマル」という名前のIDカードを持っているだけで殺された。「オマル」という名前は100%スンニ派だからだ。』
『所要で立ち寄ったドバイでは、今日もアラブの富豪たちが、冷房の利いた部屋で株式や原油の動向を調査しながら、投資対象を探している。ハッキリ言って「成金都市」である。世界一ののっぽビル「ブルジドバイ(ドバイの贈り物)」が建設中で、そのビルの周囲は超高層ビルが立ち並ぶ。「まるでニューヨークみたいやね」とタクシーの運転手に言うと、「こちらではこの地区をスモールニューヨークと呼んでいる」とのこと。
7つ星ホテルの最上階からヘリポートが伸び、プライベートビーチの先には、「ザ・ワールド」。海の中に世界地図とそっくりな人口島を浮かべ、そこに別荘を作り、分譲しているのだ。「お前ら、ええかげんにせんかい!」と突っ込みたくなるのは私だけだろうか。
世界一ののっぽビルも、ホテルも、ザ・ワールドも、実際に建設しているのは、アジアからの出稼ぎ労働者だ。その他にもホテルの従業員、タクシーの運転手、各家庭のメイド…。「ドバイに行けばお金が稼げる」と来た彼等の収入は月に800ディルハム(約2万円)で6年契約だという。彼らが6年かけて稼ぐ給料は、7つ星ホテルのロイヤルスイート4泊分に過ぎない。
新自由主義と戦争。強者はますます強くなり、弱者はさらに切り捨てられる。これを理不尽だと思って闘うか、それともあきらめてしまうか。私たちは今、その岐路に立たされている。』
『劣化ウラン弾によると思われる被害についても、さらに認識が深まった。とりわけ、アンマンでであったペニスのない子どもは衝撃的だった。彼はサマワの自衛隊基地から2`のところで出生した。
ウランの粉末は風に乗って飛んでいく。自衛隊だけではなく、今後日本企業も、イラク南部の油田がらみで進出していくだろう。きちんと医学的調査をして、将来に禍根を残さないようにするべきではないだろうか。飛んでくる弾なら避けるすべもあるが、飛沫になって漂うウラン粒子を吸い込まない方法はない。
バグダッドから逃げてきた子どもが2人とも、生まれつき直腸肥大で、人工肛門をつけていたのにも驚いた。遺伝子異常としか言いようがない。父親は「もうイラクでは子どもを生んではいけないんだ」と語っていたのが印象的だった。
劣化ウラン弾を通常兵器と言い張る米軍!その上に新たに神経ガスを使った疑惑も出ている。空爆後にだんだんと神経が麻痺して、重度の障害を抱えるようになった人が多数出ているのは、爆弾との因果関係を疑わざるをえない。
日本での原爆投下直後の情報を一切隠蔽し、ベトナムでは枯葉剤を使い、イラクでは劣化ウラン弾、クラスター爆弾を使い続けた国であるから、「新型神経兵器」を使ったとしても、それは「従来どおりの方針」なのかもしれない…。』
放映のお知らせブログですので、コメントも「見た」だけで結構ですよ
又、以上は西谷氏が何年も取材を続けた事実をそのまま書いただけで、イデオロギー論ではありません
と、西谷氏から帰国報告が入りました。
避難民キャンプの現況や戦争民営化の実態などを含めて撮影した映像とその様子が以下の番組で放映されます(3月下旬も現地中継などのTV放送がありましたので見られた方がいらっしゃるかも分かりませんね?)。
◆4月4日朝日放送ムーブ!(関西地方)(11日もやる予定)
◆4月9日TBSイブニングニュース(関東地方)
(8日になる可能性があります)
(事件・事故で変更の可能性もあります、お確かめ下さいませ。
その他にも打診がありますが、まだ詳細は決まっておりません。)
目の前のお寺の今日の桜、7分咲きです。日本は平和です。
彼が調査し続けてきた『戦争の裏側にある石油と軍需産業の利権の構造、アメリカがイラクにこだわる理由』についても今回は潜入取材の成功で明らかになりましたが、これは放映されるかどうか?疑問です(多分、関西のほうが本音に近い放送になると思いますが…)。*関心のあるお方の為に少しだけ書き添えます
(このブログも公安に目を付けられると言う方もいます)。
◎軍事の民営化・商業化について
『今回、うまくいけばイラクにおける民間軍事会社(PMC)の実態を取材できるかもしれないという期待を抱いていた。3月20日、ちょうどイラク戦争から5年のその日、彼らはホテルにやってきた(中略)。S氏(イギリスの民間軍事会社「ノース・スター」の社員)は、日本の航空自衛隊が物資を運ぶ、タリル空港に宿泊していた。「広大な基地だよ。基地の中では何でもそろう。エアコンもバッチリで快適さ」。その基地の外では、イラク市民が、エアコンはもちろん、電気も水もなく、恐怖の中で暮らしている。イラク戦争は、歴史上最もアウトソーシングされた戦争だ。このような民間軍事会社の親会社は、ハリバートンやカーライルグループ。ハリバートンはチェイニー副大統領の、そしてカーライルは親子ブッシュの会社である。彼らはこの戦争によって1粒で2度美味しいのである。』
これら軍隊派遣会社に応募してくるのはネパール・インド・他、アジアの貧しい少年達です。彼らは米軍兵士として戦いながらも、死んでも米の戦死人数にはカウントされず、砂漠に投げ捨てられミイラ化しています。
◎石油について
『メディアが入ることのできない油田を取材できることになった。
キルクーク市内から車で30分、「油田への道」を行くと検問所が。通常ここから先は関係者以外絶対入れないところだ。検問を抜けると、すぐさま「イラク石油警察」がガードにつく。イラク国防軍とは別に、油田だけを警備する「石油警察」がいるとは知らなかった。
検問から車で5分、油の臭いが鼻につきはじめ地面から火が噴出している。ものすごい勢い。近づいて撮影しようとするが、熱くてなかなか近寄れない。本来ならここは「黄金の地」である。これだけの豊富な原油があれば、人々は世界でトップクラスの生活ができるはずだった。ところが歴史は皮肉なもので、この原油があるために、人々は常に大国間の利権争いの渦中に巻き込まれてきた。』
◎現在の状況
『ブッシュ大統領は「イラクの治安は大幅に改善した」と胸を張った。では、なぜ難民、避難民ともに、その数が増えているのか?
治安は回復していないのである。例えばバグダッドでは、シーア派は東へ逃げ、スンニ派は西へ逃げた。混住する地域から、いわゆる「民族浄化」に近いものが行われ、直接的な殺戮行為が減っただけで、互いの憎しみは深いままなのだ。
通訳モハンマドの叔父は「オマル」という名前のIDカードを持っているだけで殺された。「オマル」という名前は100%スンニ派だからだ。』
『所要で立ち寄ったドバイでは、今日もアラブの富豪たちが、冷房の利いた部屋で株式や原油の動向を調査しながら、投資対象を探している。ハッキリ言って「成金都市」である。世界一ののっぽビル「ブルジドバイ(ドバイの贈り物)」が建設中で、そのビルの周囲は超高層ビルが立ち並ぶ。「まるでニューヨークみたいやね」とタクシーの運転手に言うと、「こちらではこの地区をスモールニューヨークと呼んでいる」とのこと。
7つ星ホテルの最上階からヘリポートが伸び、プライベートビーチの先には、「ザ・ワールド」。海の中に世界地図とそっくりな人口島を浮かべ、そこに別荘を作り、分譲しているのだ。「お前ら、ええかげんにせんかい!」と突っ込みたくなるのは私だけだろうか。
世界一ののっぽビルも、ホテルも、ザ・ワールドも、実際に建設しているのは、アジアからの出稼ぎ労働者だ。その他にもホテルの従業員、タクシーの運転手、各家庭のメイド…。「ドバイに行けばお金が稼げる」と来た彼等の収入は月に800ディルハム(約2万円)で6年契約だという。彼らが6年かけて稼ぐ給料は、7つ星ホテルのロイヤルスイート4泊分に過ぎない。
新自由主義と戦争。強者はますます強くなり、弱者はさらに切り捨てられる。これを理不尽だと思って闘うか、それともあきらめてしまうか。私たちは今、その岐路に立たされている。』
『劣化ウラン弾によると思われる被害についても、さらに認識が深まった。とりわけ、アンマンでであったペニスのない子どもは衝撃的だった。彼はサマワの自衛隊基地から2`のところで出生した。
ウランの粉末は風に乗って飛んでいく。自衛隊だけではなく、今後日本企業も、イラク南部の油田がらみで進出していくだろう。きちんと医学的調査をして、将来に禍根を残さないようにするべきではないだろうか。飛んでくる弾なら避けるすべもあるが、飛沫になって漂うウラン粒子を吸い込まない方法はない。
バグダッドから逃げてきた子どもが2人とも、生まれつき直腸肥大で、人工肛門をつけていたのにも驚いた。遺伝子異常としか言いようがない。父親は「もうイラクでは子どもを生んではいけないんだ」と語っていたのが印象的だった。
劣化ウラン弾を通常兵器と言い張る米軍!その上に新たに神経ガスを使った疑惑も出ている。空爆後にだんだんと神経が麻痺して、重度の障害を抱えるようになった人が多数出ているのは、爆弾との因果関係を疑わざるをえない。
日本での原爆投下直後の情報を一切隠蔽し、ベトナムでは枯葉剤を使い、イラクでは劣化ウラン弾、クラスター爆弾を使い続けた国であるから、「新型神経兵器」を使ったとしても、それは「従来どおりの方針」なのかもしれない…。』
放映のお知らせブログですので、コメントも「見た」だけで結構ですよ

又、以上は西谷氏が何年も取材を続けた事実をそのまま書いただけで、イデオロギー論ではありません
Posted
at 03:49
| 社会の片隅で
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ですね




お忙しいようですね。無理をしないで御身大切に。
、でも…明日からも予定が詰まっています…



、こちらこそ、ありがとうございました。
有難うございます。テレビ必ず見ます




トラックバックさせていただきました。
先程のは失敗のようです。
こんかいはいいかも〜〜〜 [ReadMore]