え〜、お笑いを一席〜
昔、大川町(現・淀屋橋)の宿屋へ1人の男が泊まりに来ました。
「因州鳥取の者じゃが…」と自称するこの男、
どうやら国元では大金持ちらしく、二万両の取引で大坂へ来たと言う。
次から次と桁外れの景気の良い話をしますが…実は全て嘘の文無し男でおます。
さて宿屋の亭主、本業だけでは算盤が合わず、
高津神社の富くじ売りの副業もしていますが、残った一枚が売れていない。
渡りに船と、
「旦さん、この札を一枚買ぉて頂きますわけにはまいらんもんだっしゃろか?」
「よっしゃ。まぁ1番が当たったところでたったの千両やろ。何が当たってもお前さんに半分上げるとしとこか。運試しじゃ、テゴ(てんご=悪戯、悪ふざけ)じゃでな。」
「そんな大金をわたくしが頂戴いたしますので…、おありがとぉございます。」
「お礼は当たってからの話じゃで、ヒャ〜ッハッハッハッ〜!!」
…い、行ってしもた…、ヤマコ*もえぇ加減に張っとかなあかんなぁ。調子に乗ってしゃべってたら、大事にしてた虎の子の一枚、取られてしもた……。とぉとぉ一文無しの空っ穴や……、まぁ、あれだけ言ぅときゃ、やいやい催促もしょまい。えぇ加減飲み食いしてスキ見て逃げたれ…」
*やまこ…山子:山気。虚勢。はったり。ヤマコを張る…大風呂敷を広げること。
男が高津神社へ参りますと、えらい(沢山の)人だかりで賑わっております。
「一番が『子ぇの千三百六十五番……』やて…。
えぇ〜ッと、これが『子ぇの千三百六十五番』ふ〜〜ん、ちょっと似たぁるなぁ…。
…これが『子ぇの千三百六十五番』、あれが『子ぇ』の…、子ぇの、ねぇの、ネェノ『千三百……』えっ?! 千三百、六十……六十? 六十、えぇ?! 五番…、五番? あれが『子ぇの千三百六十五番』これが『子ぇの…』…あたた、たたたた、た〜ッたたた、あたたたた〜…」
あまりの事に寒気がして体を震わせて宿へ帰った男、
部屋に飛び込み頭から布団に包まりました。
群集が帰ったあとに高津神社にやってまいりましたのが宿屋の亭主。
「旦さん『何が当たっても半分やる』ちゅうてなはったな…。
あ、書いたぁる書いたぁる、一番が『子ぇの千三百六十五番』か…。
旦さんのんが『子ぇの千三百六十五番』か…あの一番が『子ぇの…』。旦さんのんが…ん?…ん?? どういぅこっちゃ?…、え…どこが違うねん?…あ、あ、あ、当たったぁねんやがな〜!たぁた、た〜ッたた…」
慌てて帰ってきた亭主、下駄も脱がずに例の旦那の部屋へ直行〜!
「旦さん〜!、たぁた、たたたたた、あたたたた、あたった〜!」
男は震えながら布団から頭を出し、
「何や知らんが、人の寝間へ下駄履いて上がって来る奴があるか!」
「え?!あ、あんまり嬉しぃて、下駄脱ぐのん忘れておりますねん。誠に相済まんこって。…そんなことより旦さん!、起きて、早よぉ〜お祝い酒を〜!」
と布団をめくりますと……
注意した旦那も、草履をはいて寝ておりました……。
三代目柳家小さん師匠は大阪でこれを習い、
場所を湯島天神に替え『宿屋の富』として江戸落語にも移植させました。
この日のもう1つの目玉は、『たぶん日本一の屋台達』と名付け、大阪の有名店15店が軒を並べる事です。焼きそば・たこ焼き等のお祭り屋台の常識を変え、老舗が儲け度外視で「ほんまもん」を提供してくれます。これには味に厳しいなにわっ子も満足〜("▽"*)
年々話題を呼び、最近ではこれを目当ての参拝客が数万人にのぼるそうです。
昔、大川町(現・淀屋橋)の宿屋へ1人の男が泊まりに来ました。
「因州鳥取の者じゃが…」と自称するこの男、
どうやら国元では大金持ちらしく、二万両の取引で大坂へ来たと言う。
次から次と桁外れの景気の良い話をしますが…実は全て嘘の文無し男でおます。
さて宿屋の亭主、本業だけでは算盤が合わず、
高津神社の富くじ売りの副業もしていますが、残った一枚が売れていない。
渡りに船と、
「旦さん、この札を一枚買ぉて頂きますわけにはまいらんもんだっしゃろか?」
「よっしゃ。まぁ1番が当たったところでたったの千両やろ。何が当たってもお前さんに半分上げるとしとこか。運試しじゃ、テゴ(てんご=悪戯、悪ふざけ)じゃでな。」
「そんな大金をわたくしが頂戴いたしますので…、おありがとぉございます。」
「お礼は当たってからの話じゃで、ヒャ〜ッハッハッハッ〜!!」
…い、行ってしもた…、ヤマコ*もえぇ加減に張っとかなあかんなぁ。調子に乗ってしゃべってたら、大事にしてた虎の子の一枚、取られてしもた……。とぉとぉ一文無しの空っ穴や……、まぁ、あれだけ言ぅときゃ、やいやい催促もしょまい。えぇ加減飲み食いしてスキ見て逃げたれ…」
*やまこ…山子:山気。虚勢。はったり。ヤマコを張る…大風呂敷を広げること。
高津神社での、年に一度の富くじの日は昔も今も人だかり。
写真中→富くじ(同番号が書かれた下の部分を剥して木に貼り付け白木の箱に入れる)
さてくじの当日、写真中→富くじ(同番号が書かれた下の部分を剥して木に貼り付け白木の箱に入れる)
男が高津神社へ参りますと、えらい(沢山の)人だかりで賑わっております。
「一番が『子ぇの千三百六十五番……』やて…。
えぇ〜ッと、これが『子ぇの千三百六十五番』ふ〜〜ん、ちょっと似たぁるなぁ…。
…これが『子ぇの千三百六十五番』、あれが『子ぇ』の…、子ぇの、ねぇの、ネェノ『千三百……』えっ?! 千三百、六十……六十? 六十、えぇ?! 五番…、五番? あれが『子ぇの千三百六十五番』これが『子ぇの…』…あたた、たたたた、た〜ッたたた、あたたたた〜…」
あまりの事に寒気がして体を震わせて宿へ帰った男、
部屋に飛び込み頭から布団に包まりました。
落語そのままに、裃姿の子供が長いキリで突いて当たりを選び、これを世話方が
大きな声で読み上げます。現代の当りはお米、お酒、旅行・食事券、電化製品、他…。
私は5枚買い、全部外れでした〜(笑)
さて、大きな声で読み上げます。現代の当りはお米、お酒、旅行・食事券、電化製品、他…。
私は5枚買い、全部外れでした〜(笑)
群集が帰ったあとに高津神社にやってまいりましたのが宿屋の亭主。
「旦さん『何が当たっても半分やる』ちゅうてなはったな…。
あ、書いたぁる書いたぁる、一番が『子ぇの千三百六十五番』か…。
旦さんのんが『子ぇの千三百六十五番』か…あの一番が『子ぇの…』。旦さんのんが…ん?…ん?? どういぅこっちゃ?…、え…どこが違うねん?…あ、あ、あ、当たったぁねんやがな〜!たぁた、た〜ッたた…」
慌てて帰ってきた亭主、下駄も脱がずに例の旦那の部屋へ直行〜!
「旦さん〜!、たぁた、たたたたた、あたたたた、あたった〜!」
男は震えながら布団から頭を出し、
「何や知らんが、人の寝間へ下駄履いて上がって来る奴があるか!」
「え?!あ、あんまり嬉しぃて、下駄脱ぐのん忘れておりますねん。誠に相済まんこって。…そんなことより旦さん!、起きて、早よぉ〜お祝い酒を〜!」
と布団をめくりますと……
注意した旦那も、草履をはいて寝ておりました……。
三代目柳家小さん師匠は大阪でこれを習い、場所を湯島天神に替え『宿屋の富』として江戸落語にも移植させました。
この日のもう1つの目玉は、『たぶん日本一の屋台達』と名付け、大阪の有名店15店が軒を並べる事です。焼きそば・たこ焼き等のお祭り屋台の常識を変え、老舗が儲け度外視で「ほんまもん」を提供してくれます。これには味に厳しいなにわっ子も満足〜("▽"*)年々話題を呼び、最近ではこれを目当ての参拝客が数万人にのぼるそうです。
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at 04:08
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ビデオ探そうっと。















…同じような内容でしょうね?









こんばんは〜(と言うよりもうすぐ朝ですね〜笑)
いつもお気遣い下さりありがとうございます
2008.3.3日に設定した事も忘れていました
ご指摘頂き、達成日を延期しようと思います…
手元に原稿も沢山残っており、書きたい事もいっぱいあり目標達成していません。
>時間の経過とともに、2年前の様な気力と根気は無理かもしれませんが…
そうなんです…。
気力だけでなく、最近は実生活で世話役や幹事を頼まれる事が多く、
連日連夜お付き合いで出掛け…ブログを書く時間がなくなってきています
でも何とか時間を取って続けますので、これからも宜しくお願い申し上げます