日本人の精神を忘れず、 イタリア人のライフスタイルを理想とし、
これからは勝ち犬でもなく負け犬でもない遠吠えを楽しみたい。
Let's enjoy Cry of the Losing Dogs

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プロフィール
好きな本1 「トリエステの坂道」 著者須賀敦子が描写したイタリアは、きらびやかな大陽が燦々とした底抜けに明るいものではなく、じとじとした霧や雨そして哀しみとか寂しさばかりが詰まっている。北イタリアの殺風景な風景と北イタリア人の孤独感、ここにも真実のイタリアがあるように思います。 TRIESTEはイタリアとスロベニアの国境にある港町です。アドリア海に面しているわけですが、地中海の華やかなブルーではなく、悲しみの詰まったどんよりした海の色です。私はミラノでの駐在生活が始まる3ヶ月前に単身赴任でアドリア海に面したリミニという小さな街で過ごしましたが、毎日あの荒波の暗い海を見ては遥か日本に思いを馳せました。 ちなみに伊語でTRISTEと綴りを少し変えると、「悲しい、憂鬱、寂しい、打ち沈んだ」という意味になります。
好きな音楽1 「Portrait in Jazz」 この端正な顔立ちを見よ!この知的なまなざしを見よ!クラッシックのジャケットでもおかしくない。その昔始めて買ったビルエヴァンスのレコードがこれ。あの頃はジャケットで判断して買っていたがこれもそのひとつ。交通事故で夭折した天才ベーシスト、スコットラファロと共演した数少ないアルバム。 エヴァンスも亡くなって20年以上経つが彼ほど美しくて、優しい、心に響く演奏ができるピアニストはいない。またその後出現していない。
好きな音楽2 「Incredible Jazz Guitar」 私が始めてズージャのレコードを買ったのがこれ。 70年代前半で東京の独身時代には忙しい時も暇なときも門前仲町の「タカノ」というジャズ喫茶にいた。水道橋の「響」にもよく通った。帝王マイルスの全盛期で、コルトレーンなど正統派バリバリのジャズばかり聞いていた。あの頃の体力はもうないから、今はビルエヴァンス、キースジャレットなどピアノトリオを好むようになった。 あの頃から今も聞き続けているのはウエスモンゴメリーくらいだろうか。今聞いても新鮮で心に沁みる演奏で元気を充電できます。特にスリルのある ウイントンケリーのピアノが秀逸。
好きな音楽3 「アット・ザ・ブルーノート、ザ・コンプリート・レコーディング」 円熟の域に達している最高、最強のピアノトリオ、26分にも及ぶキースジャレットのソロから始まる「枯葉」は圧巻。ライブなので3人の緊張感あふれる演奏は、BGMで流すにはもったいない。夜遅くまで仕事しているときに、少し眠くなったら気分転換に濃いコーヒーでブレイクするときに最適の一枚。
好きな映画1 「ジャック・タチの世界 DVD-BOX」 ミラノのオタク向けDVD店で発見した4巻セットのタチ・コレクションは39ユーロでなんか得した気分です。「のんき大将脱線の巻」「ぼくの伯父さんの休暇」「ぼくの伯父さん」「プレイタイム」です。イタリア版のタチがいったいどんなものか?
好きな映画2 「マレーナ」 比較的新しいイタリア映画では一押しの作品です。舞台はシチリアです。ロケ地は多分シラクサ でしょう。多感な少年が年上の女性に憧れるという典型的なイタリア的ストーリーです。 モニカ・ベルッチの美しさ、特に彼女のガーターストッキング姿には、下着フェチの私もレナート少年のように興奮させられました。 監督はニューシネマパラダイスのトルナトーレで 音楽はエンリコ・モリコーネの黄金コンビですから悪いはずはない。
好きな場所1 リミニ、ポルトフィーノ、アグリジェント、チンクェ・テッレ、アンティーヴ、サントロぺ、エズ、モンサンミッシェル、オータン、ナンシー、セントアイヴス、アバディーン、シェットランド島、スカイ島、インバネス、アラン島、ノールカップ、コルドバ、マラガ、カダケス、ジブラルタル、ザルツカーマングート、デンハーグ、デルフト、ベルゲン、コーク、キプロス、テサロンキ、ナムチェバザール、ポカラ、マルセイユ、アクスプロヴァンス、アヴィニヨン、サンモリッツ、インスブルック、ストラスブルグ、バーゼル、オスロ、ブレーメン、リバプール、、、、すべて仕事を離れて訪れた場所、また行ってみたい
座右の銘1 「翻訳者は反逆者」? 英語の格言にTranslators are traitorsがあり一般的に「翻訳者は反逆者」と訳されています。通訳・翻訳はある言語を他の言語に移し替える作業をいいますが、100%完璧な作業は不可能です。それで出来るだけ近似的変換でごまかさざるを得ません。イタリア語ではTraduttore e traditoreとなります。traditoreは嘘つきとか詐欺師という意味もあります。私は「翻訳者は嘘つき者」と訳したい。私は毎日、詐欺師同様の仕事をしているわけです。
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