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いよいよメコンクルーズに出発 [2008年03月04日(火) ]
道草をしながら、ようやくショートクルーズが始まる。
岸辺にはお客を待つボートが沢山並び、そのひとつが横付けされた。舟の端に足を入れたらダメですよという注意を聞いていない夫は、早速失敗。危うくひっくり返りそうになるところを、態勢を整えて出発。

舟は小さな手漕ぎボートで、後ろと前に夫婦らしいコンビのこぎ手により、狭い水路をすべるように進んでいく。
この水路は幅3〜4メートルの狭い運河で、本来は農作物などを運ぶ手段として使われていたのだろう。現在は観光資源として大切な役割を担っている。



水辺にはウオーター・ココナッツが茂り、緑豊かなアマゾンのような気分。遠くを見やるとバナナも生っている。前には他の舟もなく、偏狭の地をかき分けて進むような錯覚さえ覚える。

しばらくすると、向こうからクルーズを終えて戻ってくる舟がやってきた。狭い水路のこと、すれ違うのがやっとで、舟の端と端がぶつかるが、上手に切り抜ける。



こんな場面はどこかでも。そう、イタリアのベネチィアの運河でもよく建物の狭い間でガチンコしながらすれ違っていた。そんな時は、お互いに勢いのよい声を掛け合いながら前後に舟の舵を切り、その後、船頭さんは建物に足を掛けて踏ん張り、その反動で運河の中心に舟を戻していた。なるほど、効率的なこぎ方だと思ったものだ。

こちら、ベトナムは一言も発せず、あくまでも静かに、何事もなかったように自然の中を進む。シチュエーションの違いはあるが、国民性によるものが大きいように思う。

すれ違うどの舟にも、若い美人の奥さん風の女性が舟をこいでいる。
歌を披露してくれた女性たちや舟の若い夫婦など、ほとんどが若い人たちだ。地元に残って観光の仕事をしているのかなと思った。

ガイドさんにそのことを聞くと、島には小学校しかなく、たいていの人は学問がないから、島を出ても就職口がないという。中学に行くにはミトーの町で下宿しなければならないから、ほとんどは経済的に行かれないのだそうだ。
島の人口は6千人という。行政は学校へ行く船を出してくれないのかなと、ちょっと信じられないような話である。

〈クルーズ前の島の休憩所前で〉


            蜜蜂箱の中:ハチミツを取る様子を見せて 

さて、クルーズは瞬きするのももったいないほど、興味津々、一日中楽しんでいたい気分ではあった。でも終わりはあるもので、15分くらいするともう終了となってしまった。

再び島に上がって少し歩き、メコン川を渡ってミトーに戻るため、また別の小舟に乗る。そして少し離れた場所で待機している中型船に乗り換える。



このカナル(運河)クルーズを楽しむために、何隻の舟を乗り継いだことだろう。本当に楽しませていただいてありがとうという感謝の気持ちになった。

〈おまけの写真〉


(ミトーからクルーズに出発する前) 船乗り場の端にある休憩所:クルーズに行く客待ち?気持ちよさそうにお休み中。でもまだお昼前ですよ〜。(貸しハンモック)。

Posted at 09:45 | 旅行 | この記事のURL
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