シニア向けコミュニティ STAGE ステージ
50歳未満お断り! 紳士と淑女の知的コミュニティ (シニア向けコミュニティ STAGE ステージ) http://www.stage007.com

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新文芸座に連チャン通い  [2008年09月08日(月) ]

池袋の「新文芸座」という映画館に、
ここのところ足しげく通っている。
http://www.shin-bungeiza.com/

9月2日〜6日まで、山本薩夫監督の作品、
7日〜12日は今井正監督の作品を、ともに
毎日、日替わりで、2本立てでの上映企画。

山本監督のプログラムはすべて見たかったものの、
さすがに毎日は都合が付かず、選んで、
3日に「武器なき闘い」「荷車の歌」
6日に「金環蝕」「皇帝のいない八月」を。

7日には、今井正の「橋のない川」の1部、2部を。

近年、どの映画館でも、満員盛況というケースには
お目にかからなかったが、新文芸座はいつも満員盛況!
(先月、「蟹工船」も券売機前に長蛇の列ができ、満席)

昨日も「橋のない川」を見に、開映15分前10:25に
着いたが、すでに券売機の前に行列ができ、
3階から2階まで降りて並ぶ羽目になった。
しかも、やっと館内に入ると、席は大半がふさがり
前から2列目に空席を確保することに。
(やや仰向けになるので、後で少々首が痛くなった)

住井すゑ原作の被差別部落を描いた地味な作品なので
きっと大して混まないだろうと思っていたものの、
大はずれ。それも、私を含め圧倒的にシニア層が多い。
若い頃は映画ファンでも、30代〜50代の働き盛りは
映画をじっくり鑑賞する間もなかったのが、仕事を離れ、
再び映画館に足を運べるようになったのだと思われる。
邦画の全盛期、名画が多くあったのに、ほとんど
(私もそう)見られなかったが、こうした企画で
改めて見直す機会が得られたからだろう。

生物学者でありながら、戦前の貧しく虐げられていた
農民や労働者のために労農党議員として活躍し、
治安維持法の改悪に一人反対し続けた山本宣治を
描いた「武器亡き闘い(60年作)」も、
夫とともに30年も荷車(今の運送業)を曳き続けて
貧しい中で5人の子供を育て上げた女の一生を描いた

「荷車の歌(59年作)」も、そして
「橋のない川(69年作)」も、いずれも感動作ながら
製作当時は目に触れず知らなかった。きっと、
これらはすべて独立プロ製作なので、
予算が乏しく派手な宣伝もできず、
上映館もごく限られていたからだろう。

今週末の「婉という女」と「越後つついし親知らず」
などの文芸作品も見たいし、
9月20日〜10月3日の「放浪記」「浮雲」などの
成瀬巳喜男の特集も魅力的だ。

13日〜16日の「パレスチナ1948 NAKBA」
「いのちの食べ方」もいい組み合わせ。
 

「いのちの食べ方」は昨年見ているが、
食肉、穀物・野菜、魚類など、あらゆる食品の
世界での量産の実態を淡々と映像化した作品。
ご覧になっていない方なら“一見の価値あり”です。

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初めての、救急車  [2008年08月31日(日) ]

私ではありません。娘のためです。
8月30日(土)、夕食後、数時間してから
娘が体をくの字に折り曲げ、腹を押さえて、
「痛い、痛い」とうめきます。

すでに、時間は夜の10時近い。外は大雨。

妻は、天候を心配しながらも
夏山の清掃をするためのエコ登山で不在。

ふだん、歯科医以外にほとんど医師の
世話になっていない私には、かかり付けの医師も
医院もない。痛がる様子がただならないので
様子を見るより、とっさに、救急車と判断。
初めて「119」を呼び出した。


住所や娘の名前、症状などに答えたはいいが、
「お年は?」と聞かれ、「確か31か2です」と
曖昧に答えた。娘の年齢を正確に把握して
いなかったことに我ながら、まずいなと感じた。

玄関のドアを開け放して、待つ。
遠くから救急車の近づく音を聞きつつ。
10分程度だろうが、長く感じられた。
救急隊員が来て、いろいろ問診。
担架を用意して来られたが、娘は何とか担架に
乗らずに歩いて救急車まで。
ストレッチャーに乗せられ、雨がかからないように
ビニールの覆いもかけてくれた。
高さ1.5mほどのストレッチャーを
車の後部へ押し込むと、脚部が自然に
折りたたまれ、スムーズに車内の固定台に
乗っかった。「よく出来ているな!」と、感心・・・。


女性隊員が、備えつけの機器を操作して
娘の血圧や心拍、呼吸状況、体温などを測定しながら

既往症の有無など、娘にいろいろ問診。
男性隊員の一人が、受け入れ病院を当たるために
携帯で連絡、最初の病院は隣駅の総合病院。
これまで聴取した問診の内容や検査データなどを
説明しながら、病院側とやりとり。
受け入れの確認が取れ、その病院に向かうことになる。
最初の病院が受け入れてくれてよかった。
救急患者のたらい回しの話もよく聞くから。


救急車はサイレンを鳴らしながら、急ぐが
カーテンの隙間から垣間見ると、雨の夜の割に
結構車が多い。サイレンを鳴らしていても
必ずしも除けてくれたり、右折の際、待ってくれる
車ばかりではない。交差点や右折は慎重に進む。

十数分で病院に到着。娘は救急処置室に運ばれ
私は、夜間受付で、受診手続きの書類に記入。

待つこと、およそ2時間超、0時を回る。
CT検査も含めた診察と、点滴等の応急処置を
行ったようだが、明確な診断はまだつかなかった。
週明けに消化器内科を再受診するようにいわれ、
点滴で痛みは和らいだのか、入院はせず帰宅する
ことになった。タクシー会社へ直通電話が備えてあり、
タクシーを呼んでようやく自宅に戻った。

救急隊員は、病院到着後も状況説明などが
あってか、しばらく付き添っていた後
引き上げられた。
初めての経験だったが、10分ほどで駆けつけて
くれたことといい、救急車内の装備や連絡の
取り方といい、よく態勢が整っているものと
感心し、今回の対応に感謝した。

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東大で「顔学セミナー」その2  [2008年08月25日(月) ]
100年後の日本人の平均顔

人類学者と歯科医(でしたか?)が予想した
100年後の日本人の顔は、奇しくも似ています。
今後ますますやわらかい食べ物だけになるのか
あごが発達せず、逆三角形の形に。



老化とともに変わる顔

先生の研究室で、絵の得意な学生が描いた
30代の頃の先生と、最近の先生の似顔絵。

若い頃は逆三角形の顔で、目も口も上がっていますが、
歳とともに、頬も目も口も下がってくるようです。
老化に伴い顔に「ハの字」と「ヘの字」が現れると
いうお話に、妙に納得。わが身を振り返っても
鼻から口元に「ハの字」がくっきり。かつては
上がっていたはずの口角が下がって「ヘの字」に。
でも、先生は「シワとハゲに誇りを持て!」とも
付け加えられました。自分が気にするほど
他人は気にしていないとも。

顔学はまさに「人間学」

先生が主に発起人になって、「日本顔学会」という
学会ができているそうです。
ホームページ http://www.jface.jp/学会には
情報工学関係をはじめ、人類学者、心理学者、
解剖学者、哲学者文化人類学者などの学者のほかに、
警察関係者メイクや美術解剖の専門家、能楽者など、
さまざまな分野の方々が集まっているようです。

そこでは、
000>・顔は証明書、
・顔は心の窓、
・顔はメディア、
・顔は社会と時代の窓
・顔は人間存在そのもの
などと定義されているようです。

いい顔の作り方とは

前提として、「顔は、環境や気持ちの持ち方で
変えられる」ということです。
免許証の写真や3分間写真の顔と
友だちと楽しんでいる際に撮られた写真の
顔の違いはなぜか?
3分間写真は、機械に向かって撮られるから、
つまらない顔に写る。
人とコミュニケーションしているときの顔が
いい顔に写る・・・ということです。

「顔訓13カ条―いい顔の作り方」

が紹介されましたが、すべてを書くと長く
なりますので、幾つかをピックアップで。

・顔は褒められることによって美しくなる。
(ご馳走さまと一緒に妻を褒めよう・・・と)
・眉間にシワを寄せると、胃にもシワができる
・いい顔、悪い顔は人から人へと伝わる。
(自分の顔は自分だけのものでなく
人のためのものでもある・・・と)

要するに、心の持ち方でいい顔になり
それが身近な人にも伝わり、回りまわって
自分にも戻ってくるということです。

逆に、いい表情を作ろうとすれば
心もコントロールできるとのこと。
(笑顔になれば、心も笑顔になる
ということでしょうか)

終了後、先生にキャンパスをご案内いただき
親睦会で本郷の「金魚坂」という店へ。

ここでは、参加者と先生がすっかり打ち解け、
いつまでも会話がはずみました。


Posted at 23:53  | この記事のURL
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東大で「顔学セミナー」その1  [2008年08月25日(月) ]
STAGEのイベント
「東大キャンパスで考える いい顔の作り方」に参加。


テーマのせいか、参加者は圧倒的に美女軍団。
男性は3人のみ。やや肩身が狭い思いをしながら、
東大正門から安田講堂に続く道へ。



先生は「大学院情報学環」の原島 博教授。
ご専門は電子情報工学とのことで、
どんなにいかめしい方かと想像したが、
初めからにこやかな笑顔の絶えない先生でした。

顔学研究のきっかけ

先生が顔学を研究し始めたきっかけは、
テレビ電話の普及を考えていた時期とか。テレビ電話は
技術的には、かなり昔から可能になっていたのに、
何故か普及しない。それは例えば、朝起きぬけの顔では
テレビ電話には出たくないなど、自分の顔が相手に
どう見えるかが心配で、普及しないのではと…。では、
顔をよく見せるようにするにはどうしたらいいか?

講義はスライド中心で、ユーモアを交えながら。
平易で、2時間余りのお話がごく短く感じられたほど。

〜らしい顔…「平均顔」の試作例

コンピュータでは、自在に顔を変えられます。
顔の骨組みを作り、それに顔写真を貼り付けることで、
例えば、「モナリザ」の顔を、泣きべそ顔や、怒り顔、
困り顔など、表情を自在に変えて見せてくれます。

また、「○○らしい顔」をさまざまな例で映写。
例えば、銀行員らしい顔は10人分の銀行員の顔写真を
ミックスして10で割って、いわゆる「平均顔」に。

左:銀行員と右:プロレスラーの対比


サッカー選手と野球選手


左:局アナ 右:JALのキャビンアテンダント


左:昔の映画女優と 右:最近のTVタレント

Posted at 18:06  | この記事のURL
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川喜多かしこと欧映画  [2008年08月20日(水) ]
「国立近代美術館フィルムセンター」
以前からその存在は知っていたが、
まだ行ったことはなかった。

>いま、「生誕100年 川喜多かしこと
ヨーロッパ映画の黄金時代」
という特集が
開催されているので、初めて訪れた。
名画と聞きながら、ずっと見逃してきた
「会議は踊る」を見たいと思い。


ざっと200人は入れそうな大ホールに、なんと、
すでに90%以上の人の入り。8割以上がシニア。
皆、若い頃に見た名画を懐かしんでか、あるいは
私のように、名画と聞きながら、見損なっていた
人々なのか、改めて同世代の映画ファンの
多さを思い知った。何といっても料金が安い。
一般で500円、学生・シニアは300円
(但し、ここでのシニアは65歳以上、証明が必要)。
それでいて、キレイな施設でホールは階段状だから、
前席の人の頭は全く邪魔にならない。

「会議は踊る」は、1931年ドイツの製作。
トーキーになってからまだ、間もない作品。
当然、白黒で画面にはフィルム傷によるスジも入り、
音声もよくはないが、幼少時に見た
昔の映画そのものの懐かしさを覚えた。

この特集は、7月25日〜9月28日まで
続いており、30年代〜60年代ぐらいにかけての
57作品が日替わりで上映される。
川喜多かしこがはじめて輸入してヒットさせた
という「制服の処女」や、「天井桟敷の人々」
「嘆きの天使」「三文オペラ」「悪魔のような女」
「巴里の空の下セーヌは流れる」、「
第三の男」
「禁じられた遊び」、「新・七つの大罪」「第七の封印」
など、女史が情熱をこめて選び、紹介してきた
往年のヨーロッパ名画が目白押し。
(赤字は、未鑑賞でこれから見ようと思う作品)
「第三の男」などは、何度も見たが、もう一度
見てもいいという作品もある。

7階展示室では「川喜多かしこ展」が開催されており、
料金は学生・シニアは激安の70円。しかも、映画の
半券を示すと、何と40円。こんなに安い入場料は
初めての経験だった。
ご承知のように、川喜多かしこ女史は夫の設立した
東和映画の副社長として、ヨーロッパ映画の
日本への紹介に生涯を尽くし、フィルムセンターや
ATG(アートシアター)などの設立にも尽力した方。

展示では、国内外の多くの映画人とともに写っている
女史の写真や、古い映画ポスターの現物が見られ
数十年分のヨーロッパ映画と「映画大使」といわれた
女史の活躍ぶりが垣間見られた。

詳細は「フィルムセンター」のホーム頁で
ご覧になれますので、関心のある方はご確認ください。
http://www.momat.go.jp/FC/fc.html

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激動の昭和史 軍閥  [2008年08月15日(金) ]
映画「激動の昭和史 軍閥」

たまたまネットで上映中映画を検索していたら、
この題名が目に入った。上映館は「浅草新劇場」。
上映は14日まで。映画を浅草まで見に行ったこと
などないが、地図を頼りに探し当てた。
結果的に、“見てよかった!

「日本のいちばん長い日」に続く、「激動の昭和史」
の第2弾とこのと。「日本のいちばん長い日」は、
終戦前日、8月14日の“長〜い一日”を描いた作品で
私の個人的映画鑑賞史の中で、五指に入る感動作と位置
づけているが、その第2弾があることは知らなかった。

2.26事件から太平洋戦争へ、そして敗戦まで

2.26事件に始まり、陸軍が次第に政権中枢に勢力を
伸ばし、東条内閣という軍事政権ができ、やがて
太平洋戦争に突入し、敗戦に至るまでのプロセスを
基本的には史実に基づいて描いたという作品である。

60数年前の無謀で、“この上もなく愚かな戦争”が、
どのような経緯で始まり、どのような経過をたどり、
悲惨な結末に終わったかが、実在の人物を多く登場
させ、分かりやすく描かれる。
当時の指導層にも開戦反対派は多くいたはずだが、
軍部の、力を背景とした少数の声の大きさにねじ伏せ
られ、国民の多くが望まない方向へ引きずられて行く
恐さ、歴史の悲劇を思い知らされる映画だった。
(詳しくは「最近見た映画」にアップ)

往年の名優、ベテラン俳優達が勢ぞろいの感!

1970年の製作。監督・堀川弘通。38年前なので、
今は亡き名優達も多数出演していた(1967年製作の
「日本のいちばん長い日」も名優ぞろいだった)。
ここでは主役級の東条英機に小林圭樹、山本五十六に
三船敏郎、近衛内閣の近衛文麿に神山繁、木戸内大臣に
中村伸郎、東郷外相に宮口精二、毎日新聞の新井記者、
加山雄三の上司として、編集総長に志村喬、編集局長に
清水元、政治部長に北村和男…その他、主な役どころに
山村聡、藤田進、石山健二郎、清水将夫、チョイ役に
天本英世など、そうそうたる顔ぶれだった。

映画館での上映は当分ないでしょうが、ビデオ
(or、DVD)は出ているようですから、関心のある
方はご覧になってはいかがでしょう。
見て“がっかり”はないと思います。

Posted at 15:22  | この記事のURL
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キリン・ビアビレッジで納涼会  [2008年08月11日(月) ]
キリン・ビアビレッジで、暑気払い

同世代の“遊び仲間&飲み仲間”7人と
キリンビール横浜工場に併設されている
「キリン・ビアビレッジ」へ。

レストランが3タイプあり、レンガ造りの
レトロな「スプリングバレー」をとりたかったが

 
申し込んだ時点では、すでに予約満席とか。
仕方なく、客席が一番広い「ビアポート」に。

船をイメージした建物で、インテリアも船内ムード。

キリンビールの全品種他、ワイン、ウィスキーなどの
“飲み放題つき”「パーティプラン:4500円」
予約しておきました。

当然、工場で出来立ての生ビールが売りです
しかも、ここでしか飲めない「スプリングバレー」
というビールもあり、特別なコクと香りがある逸品です。

皆、60も半ばまで来た連中なのに、いつも飲み放題つき。
毎度のバカ話に花咲かせて、“飲むは、飲むは…!”

後でレシートを見たら、スプリングバレーをはじめ、
ブラウマイスター、ハートランド、ラガー、
ハーフ&ハーフなどを、大ピッチャー(2L入り?)で
8杯、それぞれがジョッキで好みのビールを8杯他、
赤・白ワイン各1、サワー1、ウィスキー4杯という実績。

皆、歳も歳なので、飲み放題はそろそろ卒業かな…
と思いきや、まだまだいける連中のようです。

ビール党の方々で、出来立て生ビールを堪能するには、
おすすめのスポットです。

Posted at 14:40  | この記事のURL
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映画「敵こそ、我が友」  [2008年08月03日(日) ]
敵こそ、我が友―戦犯クラウス・バルビーの3つの人生

元ナチス親衛隊の男が、なぜ裁かれることなく
長年自由の身でいられたのか。
その謎から戦後史の裏側を暴く、
衝撃のドキュメンタリー!


という映画のキャッチフレーズに
惹かれて、見に行った。
(監督:ケヴィン・マクドナルド、
上映館:テアトル銀座シネマ)


大戦時はナチスのゲシュタポとして
レジスタンス活動家やユダヤ人を迫害してきた
バルビーは、敗戦後はアメリカに
対ソ連のスパイとして利用されて生き延びる。

そして、ナチス戦犯を追うフランスに
バルビーの素性がばれると、
バチカン・カトリック右派と組んで
ラットラインという秘密ルートで彼を
南米ボリビアへ逃がす。

ボリビアでも、相変わらずアメリカの
反共の砦として活躍し、軍事政権の樹立や
支援に関わり、一方で左翼活動家などを迫害する。

最後はフランスに送られ、裁判を受け、
終身刑に処せられるが、かのアイヒマンにも
劣らない重大なナチス戦犯が、東西冷戦下で
自由に、裕福に生き延びた事実に、驚く。
まさに「事実は小説より、奇なり」・・・か。
(詳しくは「最近観た映画」のコミュニティに)

8月2日の、この回(17:30〜)は終映後、
東大大学院の高橋哲哉教授のトークショー
あったが、トーク最後のまとめがショックだった。

「あくまで私見ですが、戦後の日本は
丸ごとバルビーをしてきたのではないでしょうか」という。

なるほど、当たっているかも・・・。
主要都市を焦土とされ、原爆を落とされた
かつての敵国、アメリカと同盟を結び、
経済成長してきた戦後日本は“丸ごとバルビー”か。

だが、では、終戦後日本はどうすれば良かったのか?
否が応でも、当時、東西どちらかの陣営に組みこまれる
運命にあった弱小国(敗戦当時は日本もそう)は
独力で国を再建する力などなかったろう。
では、ソ連など東側陣営に組み込まれたら
どうなっただろう・・・?

弱肉強食の国際社会で、したたかに生き延びて
いくには、「敵こそ、我が友」の割り切りも
否定できないのかもしれない。

Posted at 17:59  | この記事のURL
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毎週、無料で環境セミナー  [2008年08月01日(金) ]
環境問題に関心のある方

毎週、無料で環境に関連するセミナーを
開催している機関をご存知ですか?

(財)日本環境財団です
http://www.jef.jp/
東京都港区北青山3-5-30 入来ビル6F
東京メトロ「表参道駅」から徒歩2分ぐらい
ブランドショップ「ロエベ」に
隣接する表参道通りです。

ここでは毎週水曜日、17:00〜18:30まで
毎回新しいテーマでセミナーを開いています。
ホームページにアクセスして、「新着情報」から
直近の「セミナー内容」を見ることができます。

講師はほぼ毎回変わり、企業の環境担当者、
大学の先生、行政の環境担当、NPO法人の方、
有機農業の農家など、さまざまです。

多くはスライドやビデオを使ってのセミナーなので
分かりやすく、興味深く聴講できます。

今週、直近の7月30日(水)は
「CO2は減らせるか。巨大都市・東京の苦闘」
という
NHKスペシャルのビデオの上映でした。
見逃していた番組なので、いい機会でした。
都は、2020年までに、CO2を25%削減する
という目標を立て、企業やビルオーナーに削減義務を
課し、達成できない場合は罰則まで設けるようです。
2010年より施行で、すでに条例は議会で可決済みです。

東京に限らず、ニューヨーク、パリなど
世界の主要都市が国に先行して、厳しい
削減目標に行政として取り組んでいるようです。

関心のある方は一度、のぞいてみてはいかが。
(都内の方でないと、無理でしょうが・・・)
一度自分のメルアドを登録すると
毎週、セミナーの案内が来るようになります。
ただ、8月13日、20日は休みとなっています。

Posted at 14:41  | この記事のURL
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NHK、たったひとりの反乱  [2008年07月31日(木) ]
内部告発者が遭遇する苦悩

 7月30日、夜10時からの
「たったひとりの反乱」を見た。

雪印食品の牛肉偽装事件は憶えていたが、
2002年当時、記事を深読みしていなかったせいか、
その発覚が西宮冷蔵の水谷洋一社長による
内部告発とは意識していなかった。

この内部告発により雪印食品は廃業に追い込まれるが、
何とその後、他の得意先も次々に同社を離れ、
ついに西宮冷蔵までが廃業に至る。
他の荷主もやましい所があり、告発されては
たまらないということか。正しいことをしたはずの
人間までが、過酷な運命に翻弄されるとは!

だが、元雪印食品の社員からの励ましもあり、
再建を決意。全国から寄せられたカンパを元手に
ついに営業再開。一度は解雇した従業員が、
そんな社長を慕い、また働かせてほしいと戻ってくる。
感動的な場面だった。

45分という枠の中でキャスターによる事件の解説と、
再現ドラマという組み合わせで構成。
後で実際の水谷社長と、共に再建にまい進した
息子も登場し、当時を語る。限られた時間の中で、
充実したセミドキュメンタリーに仕上がっていた。
水谷社長を演じた相島一之はこれまで地味な
脇役が多かったと思うが、内部告発者が
遭遇する過酷な運命と苦悩を巧みに演じていた。

Posted at 15:39  | この記事のURL
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