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ルルさん主催のライヴレポート [2008年07月28日(月)
]
暑い大阪での、“熱いライヴ”
予めお聞きしてはいたが、確かに大阪は暑かった!
照りつける日差しは南国か?と思うほど。
アスファルトの照り返しもすさまじい。
念のため持参した折り畳み傘を、急きょ
女性達を見習って日傘に転用。
セルフの日陰ができて、いくらか救われた。
だが「黒田清追悼、新井英一ライヴ」はもっと熱かった。
腹の底の底から絞り出すような歌声を、
初めて聴いたような気がする。
低くうなる、涸れた歌声は
地の底から湧き上がる大地を揺るがす地鳴りのような
響きとでも云ったらよいのだろうか…。
高名な男性オペラ歌手からも感じられない
迫力に満ちた地声は一体、どこから湧いてくるのだろうか…。

曲は、メロディは、ほとんどが“もの悲しい”。
それでいて、詞はやさしく、温もりに満ちている。
そして歌声は熱く、激しい。
曲と詞と歌声が、これほど乖離していながら
不思議な調和を奏でている音楽を、私は経験したことがない。
“魂の叫び”という新井氏の歌への形容は、
当たっているように思う。
ただ、それは新井氏ひとりの魂だけでなく
この世の生あるもの、すべての魂の叫びかも
知れないと、私は感じた。
とくに人生に疲れ果て、あるいは絶望して
いる人々を励ます叫びかもしれない。
力なく肩を落とし、背を丸めている人々の背中を
ときには、ドン! と手の平でどやしつけ、
「しっかりしろよ!」と熱く励ますようにも聞こえる。
それぐらい熱く励まさないと、絶望の淵からは
這い上がれない人も多いのかもしれない。
自殺しかねない人や、自暴自棄で犯罪に走りそうな
人には、新井氏の歌を聞かせるのがいいかも知れない…
などと、後からふと、よけいな想いを巡らしたりする。
(実際、一曲終わるごとに、叫びあるいは咆える)
300人を超える聴衆は一曲ごとに、熱い拍手と歓声を送る。
クラシックコンサートでの上品な秩序だった拍手ではない。
たぶん、魂を揺さぶられ、曲ごとに息を呑んでいた反動で、
思わず感情が解き放たれたが故の表現なのだろう。
新井氏のギターに、さらに付き添うギターの
高橋望さんは、20年来の伴奏者とか。
新井氏は温かい眼差しで彼を紹介する。

20年前、新宿のガード下で、一人路上ライヴを
行っていた新井氏に、当時19歳のギター少年だった
高橋さんは黙って連れ添い、伴奏を始めたという。
以来、新井氏とともに全国各地を歌の巡礼に
連れ立っているそうだ。
小柄で華奢な彼は、まだ純な青年のようにさえ見え、
はにかみがちに、ぽつぽつと語る。
彼自身のギターのCDもリリースしたそうで
「朝から新井さんの歌を聞きたくない方は
さわやかな僕のギター曲をどうぞ」
と言って会場を笑わす。
新井氏の歌は、朝から聞くには重すぎると
本人も認めているようだ。
しかし、新井氏の激しいギター演奏に
彼の演奏も負けてはいない。
ギターひと筋らしい彼は、演奏テクニックでは
新井氏を上回るのだろう、美しい音色ながら、
新井氏の声にもかき消されない存在感を示す。
2人ともアコースティックギターながら、
その迫力はエレキにも勝るとも劣らない。
新井氏はギターだけでなく、ピアノの弾き語りも達者だ。
ピアノでの歌は、バラード風の曲が多いように思える。

その歌も、激しいものばかりではなく、
バラード風のものは、温かくやさしい。
“時にはやさしい野の花のように、あふれ出す息吹を
大地に響かせ、天にも昇らせてみたい“と本人も語る。
およそ90分間、ノンストップで歌い、語り続けても
その声量は一向に衰えないばかりか、ますます響き、艶めく。
鳴り止まない拍手とともに、会場からはアンコールの嵐。
応えて歌った曲は「紅の花」。正確には覚えていないが、
“多くの人に愛されていた紅の花が、ある日はかなく散った”
といった歌詞だったように思う。
曲そのものは以前からの持ち歌のようで、あるいは
新井氏が秘かに思っていた女性の死を悼んだ
曲かもしれないが、歌の最中に、ふとお互いに
共鳴しあった黒田氏を悼む歌では…と思った。
その曲を歌い終えると、新井氏は後ろを振り向き、
黒田氏の遺影に深々と一礼した…。
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at 15:32
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キムタクの「CHANGE」が終わった [2008年07月17日(木)
]
14日(月)、フジテレビのドラマ「CHAGE」が最終回。

はじめは余り期待しないで見始めたのが、回を追うごとに
楽しみになり、もう最終回か…と思うように。
現実にはありえない、おとぎ話のようなストーリながら
実際こんな政治家、総理がいたらいいだろうな〜と
夢見させてくれました。
ご覧になった方も少なくないでしょうが、
天体観測が趣味の小学校の教師だったキムタクが、
政治には興味がないまま、与党の都合で
議員選挙に担ぎ出され当選。新人議員のまま
次は与党の総裁に、そして総理に祭り上げられる。
支持率降下の与党のイメージチェンジと
次期総理を狙う大物議員、神林の策略ながら
いざ総理になると、キムタクの朝倉総理は
真摯にその任務に取り組み始める
・寝る間もなく猛勉強。
・山のように上がってくる書類にもすべて目を通し、
・ささいと思われる陳情にも真摯に耳を傾ける。
・教育政策に共通点があれば、最大野党の党首とも
手を組み、共に法案を通そうと説得する。
・日米通商交渉では、日本の国益を考え
米代表とも率直に堂々と渡り合い、
タフネゴシエーターを演じる。
私利私欲がなく、謝るべきは国民に率直に謝り、
“子ども達のために希望のある未来を創りたい”
というひたむきな思いで、政策を実行して
行こうとする姿勢に
心ある人々が次第に感化されていく。
身近な秘書集団、SPをはじめ、大物議員にも
中堅議員にもシンパが増え始め、
政治素人の総理をサポートする
“チーム朝倉“が出来上がってくる。
しかし、一時的な傀儡として利用しようとした
官房長官の神林は朝倉総理の人気上昇が
気に食わず、辞任に追い込むために、
昔の贈収賄スキャンダルに朝倉内閣の大臣が
何人も関わっているとマスコミにリークし
総理の任命責任で追い落としを図る。
過労にその心労が重なり、ついに
国会答弁中倒れて気を失う。
最終回、ついに責任を取って、辞任を表明。
テレビを通じて、率直に国民に詫びる。
そして、自らの政治への思いを切々と訴える。
その演説が、後で知ったのですが、何と23分。
その間、テレビはCMも挟まず、ノーカットで
映像を流し続けました。
長いセリフを、キムタクは危なげなく
こなしていました。よくぞ、憶えたもの!
感動的な演説からいくつか引用しますと
「汚いことをしている政治家が
大臣になっているのに、何食わぬ顔をして
総理の座に座っていてはおかしい」
「小さなことでも、税金を使う以上、
官邸が率先して無駄をなくす必要がある」
「小さなことだから見逃していいのか。
それは、やがて大きなことも見逃して
いいということにならないか」
…など、これまでの馴れ合い政治家、
税金を平気で無駄遣いする官僚達に聞かせたい。
ただ、一方で、真面目に取り組んでいる
政治家や、自分を支えてくれていた側近の
人々のために、
「熱意と使命感を持って働く政治家がいることも、
権力にこだわらず、必死に働いている
人たちがいることも、
命がけで政治家を守っているSPがいることも、
国民の目線で政治を見つめられる
女性がいることも、
政治とは人の血が通っていないと
いけないことを教えてくれた人がいたことを…
どうか知ってほしい、忘れないでほしい」
と切々と訴えます。
最後に総理の伝家の宝刀ともいえる
衆議院解散を宣言します。これには
次期総理を画策した神林も仰天!
“してやられた…”となります。
「子ども達に希望ある未来を用意
するための解散です」と。
そして、再び選挙演説に立つシーンで
今度は自ら政治を志すことを示唆します。
(ということは、いつか続編があるのか?)
私は個人的には、とくにキムタクのファン
ではないのですがこの役のキムタクには
とても好感が抱けました。
山崎豊子原作のドラマ「華麗なる一族」での
万表鉄平役もよかったのですが、
この役どころはそれ以上でした。
それに、筆頭秘書役の深津絵里もとてもよかった。
選挙参謀役の阿部寛も、珍しく悪役(?)を
演じた寺尾聡も、官邸の補佐役、西村雅彦も
ベテラン、中村敦夫も神山繁も皆よかった。
それに、現実の政界も「かくや」と思わせる
結構リアルな政治舞台を描きながら、
“政治ってホントはこうあるべきでは…?”
という一つの理想形を見せてくれた
福田靖氏の台本の力も見逃せない。
さて、これからの日本の政治を
本当に“CHANGE”してくれる政治家は
誰か現れるのだろうか・・・?
Posted
at 18:47
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ルルさん主宰の「黒田清追悼、新井英一ライヴ」へ [2008年07月17日(木)
]
ルルさん主催の「黒田清追悼、
新井英一ライヴ」で大阪へ。
黒田清というジャーナリスト、ご存知ですか。
元、大阪読売の社会部長で「黒田軍団」と呼ばれる
記者チームを率い、大阪府警の汚職事件などを
スクープした敏腕ジャーナリストでした。
ルルさんはその「黒田ジャーナル」に所属して
おられたそうで、ルルさんのブログに見られる
鋭い批判精神、批評眼の源が分かったように思います。
ここで培われたのだろうな…と。
黒田氏は2000年、膵臓がんで亡くなられたのですが
今も黒田氏を慕う人々が毎年(?)追悼会を開いて
いるようで、今回はブルースの新井英一氏のライヴを
行うとのことです。
ルルさんは、その企画・実行委員だそうですが、
たぶん、委員の中でも先頭を切って
活躍しておられるようです。
当日は、舞台監督、アナウンスまでされるそうで。
(劇団を主宰しているルルさんならでは)
【開催概要は】―
日時:7月26日(土)1:30p.m.〜(開場1:00)
会場:クレオ大阪東(JR京橋駅・南口
〜徒歩7分)
入場料:前売り3,000円(当日3,500円)
(ライヴ紹介のチラシ)
実は新井氏のお名前を私は知らなかったのですが、
むしろ私が無知だっただけで、
ご存知の方の方が多いでしょう。
それでも、簡単にご紹介しますと、
(Webサイトからの画像)
日本生まれの日本育ちですが、韓国がルーツのようで、
自称「コリアン・ジャパニーズ」とか。
アメリカ放浪の旅でブルースに魅せられ、
歌手を目指し独学で歌作りを始める。
帰国後、内田裕也に見出され、
アルバム「馬耳東風」でデビュー。
故国・韓国の清川(チョンハー)を歌い上げた
「清川への道」を自作してアルバムを発表。
TBS「筑紫哲也ニュース23」のエンディングテーマ曲に
選ばれ、話題に。そのアルバムで
第37回日本レコード大賞「アルバム大賞」も受賞。
黒田清氏とも親交があり、氏を尊敬していたが故に
今回の企画にも二つ返事で応じてくれたそうです。
詳しくは、新井氏のWebサイトでご覧ください。
http://www.e-arai.com/index2.html
また、日本各地でライヴを開催、
そのライヴを紹介するサイトは
http://www.ne.jp/asahi/shirakawa/dojyo/yotei/arai.htm
なお、日本・韓国だけでなく、NY「カーネギーホール」
をはじめアメリカ、パリなどでもコンサートを開催している。
彼の歌をはじめて聞くと、
その大きな張りのある声に圧倒されるそうです。
せり上がるように出す鍛えこまれた涸れた声、
低くうなるように、時には咆えるように会場に
響きたる、まさに“本物のブルース”とのことです。
(私は初めてですので、楽しみにしています)
ところで、黒田清氏のことも、もう少しご紹介しますと
黒田氏が大阪読売の社会部長だった頃、
その革新色が読売のドン、ナベツネこと
渡邊恒雄の意に沿わずに干され、自ら
読売を飛び出し、「黒田ジャーナル」を主宰し、
自前の新聞発行を続ける傍ら、フリージャーナリスト
としてTV、ラジオ、新聞などに幅広く活躍。
著書「警官汚職」では日本ノンフィクション賞、
「戦争」では菊池寛賞を受賞しています。
黒田軍団の一人に、テレビなどにコメンテータとして
よく出ている、大谷昭宏氏もいます。
一貫して反戦・反権力を訴え続けた硬骨漢のようですが、
ルルさんに言わせると、居酒屋では気さくな
“大阪のおもろいおっちゃん“だったそうです。
どなたか、今回の「追悼ライヴ」に
ご賛同される方はご一緒に参加されませんか?
東京方面からの参加は大変でしょうが、関西近辺に
お住まいで大阪が近い方はいかがでしょう。
前売りチケットもまだ、余裕があるようですので
ルルさんへの応援も兼ねていかがでしょう…。
といっても、当日ルルさんはてんてこ舞いでしょうから
前にも後にもお会いすることも、お話することも
できないでしょうが。
ところで、私は20年ぶりの大阪なので、
ライヴの後は一泊し、夜は何か美味しい物でも
食べたいのですが、どなたか、いいお店を
ご存知でしたらお教えいただけますか?
(特に好き嫌いはありません)。といっても、
余り高い気取ったところは苦手ですので
大阪らしい、気さくでおいしい店があれば
ありがたいのですが…。
Posted
at 15:05
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野菜塾での美味しい野菜料理 [2008年07月07日(月)
]
野菜、特に有機栽培野菜の美味しさに関心があり、
自分でも有機栽培をやってみたく思っていますので
STAGEのセミナー「野菜塾」に参加。
7月6日(日)、今回の参加者は14名だそうです。
男性は私を含め、5人程度。圧倒的に女性が多く、
ざっと65%は女性です。引率はいつものように雨宮さん。
塾を主催の講師は、「築地御厨(みくりや)」という
野菜の卸会社を経営されている、内田 悟氏。
(写真はSTAGEのサイトより借用)
すでにSTGAEで詳しく紹介されていますので
今更ですが、元はフランス料理のキュイジニエで
その後、レストランやホテルなどを専門に
野菜の卸をするようになり、名だたるシェフなどから、
野菜の目利きとして絶大な信頼を寄せられているそうです。
セミナーは新富町にある「築地御厨」の事務所で
行われました。
今回のセミナーのテーマは
@ 野菜との関わり
A 旬との関わり
B 安全・安心・…と3つです。
ご自分でも仰る通り、野菜の話になると熱くなるようで、
野菜のことを少しでも知ってもらいたいという思いが
ビンビン伝わってきます。
今回特に、私なりに印象に残ったポイントを
ご紹介しますと・・・
●日本で最初に食べられた野菜は、大根。
太古には野菜の種類は、ほんの数種類で、
しかも庶民の口には入りにくかった。
●土壌中のミミズは畑を耕したり、土壌の
浄化を行うのでミミズがいることは
良いと思っていたのですが、
ミミズのいること自体がすでに土壌が
汚染されている証拠とか。山の中の清浄な
土壌にはミミズもいないそうです。
●戦前、有機塩素系、リン系の火薬を
作っていたメーカーが、
戦後、化学肥料のメーカーに転身したという。
(火薬メーカーの技術が化学肥料に
生かされているという、驚き!)
トマトの旬は今の今まで、夏の7,8月と思っていたのが、
原産地(アンデス)の気候風土から言えば、2,3月とのこと。
日本では3月のトマトが最も美味しいそうです。
夏場は、作りやすいだけで、水分の多い、
糖度の低いものだそうです。
●ニンジンと胡瓜の切り方による
味の違いを皆で味見しました。
輪切りしたものと、縦に切ったものでしたが、
確かに切り方で味が違います。ただ、その違いも
はしり(収穫初期)と終盤では逆転することも。
それは野菜の水を吸い上げる導管の太さが、
はじめと終わり時期では変わってくるからだそうです。
お話だけでなく、途中ランチタイムとなり、
すべて野菜の料理が登場しました。
先ずは、胡瓜のガスパチョ(冷製スープ)
胡瓜のほか、みょうが、タマネギ、セロリ、青唐辛子などが
ミキサーにかけて液状に。いろどりと香り付けに
トマトとコリアンダーが添えられています。
味付けはここの独自のベジブロスという
野菜だけの出汁だそうです。
すべてが野菜本来の味ながら、爽やかで
ほんのり甘味も酸味もある美味しさでした。
次がフランスパンに焼きトマトや野菜のミックスを
載せるオープンサンド風の「ブルスケッタ」。
加熱したトマトは栄養素のリコピンもたっぷり。
これもシンプルながら、色々な美味しさが絶妙な
ハーモニーを醸していました。
3品目が「夏野菜のジュレ」とか。
スマートで鮮やかな緑のオクラほか、コーン、
ニンジン、ツルムラサキなどが彩り鮮やかに盛り付けられ
葛で上品なとろみが付けられていました。
いずれも野菜自体が美味しく、野菜だけでこんなに
ご馳走ができるのかと、改めて感心させられました。
お話の流れの中で、ニンジンの花が披露されたのですが
皆、ニンジンの花など見たことがないようで、珍しげに
触ったり、香りをかいだり、味見したり…。
香りも花の味もニンジンそのものでした。
(雨宮さんの黒のお洋服をバックにお借りし撮影)
最後に内田さんの著書である
「野菜の選び方、扱い方」を何人かが購入し、
サインもいただきました。
この本を読み込んで、私も少しでも野菜の目利きになり
また、いくつかの野菜の栽培と、美味しい野菜料理作りに
挑戦しようと思っています。
Posted
at 17:19
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“尾瀬”に魅せられる [2008年07月04日(金)
]
先日、7月1日、尾瀬へ。
前日までの予報では、雨は降らないまでも
「曇り」のはずでしたが、当日になるとだんだん晴れてきて
尾瀬への入口「鳩待峠」に着く頃は、すっかり晴天に。
標高約1600mの鳩待峠から、新緑のような緑の林の中を
ひたすら下り、「山の鼻」へ向かいます。
行きは下りですが、帰りは登りになることを覚悟。
途中、渓流のせせらぎの音や、ウグイスをはじめ
小鳥たちの合唱が心地よく聞こえます。
「山の鼻」から、尾瀬ヶ原へ向かう前に、
脇道にそれて、「植物研究見本園」へ入ります。
(至仏山登山への入口にもなっています)
ゆっくり回ると、一周約1時間かかるせいか、
平日でもあって、余り人が入ってきません。
小高い丘をバックに、緑一杯の草原…。
白いワタスゲをはじめ、黄、紫、オレンジ…など、
可愛らしい花々も見受けられます。
水芭蕉は時期的に終わりと聞いていましたが、
馬鹿でかく成長した葉の陰に、所々、可憐な花が
のぞいていました。
途中の広いベンチを妻と貸切状態で占拠し、
尾瀬名物「舞茸弁当」でランチタイム。
小林食堂製とかで、ご飯の上に舞茸がたっぷり載り、
これが、とびきりいい味付けで、旨いこと!
目にしみるような緑に囲まれ、草原を渡る
清々しい風に頬をなでられながら・・・。
ランチの後は、「尾瀬ヶ原」を目指し、ひたすら木道を行く…。
木道は昨年19年、東電や環境省によって
一新されたようで、真新しく、しっかりしています。
数年前にも来たことのある妻は、以前はもっと狭く、
所々朽ちてボロボロになったり、丸太のような
橋があったりで、恐かったといいます。
今回は幅も広くなり、しっかりしているので
とても歩きやすくなったとか。
後ろにまだ残雪が見られる「至仏山」を眺め
前方には、「燧(ひうち)ヶ岳」を仰ぎながら
池塘(ちとう)に映る空や緑に目を癒やす。
時折、ニッコウキスゲにも出会う。
晴天に恵まれ、絶好のハイキング日和でした。
尾瀬は広いので、1日ではとても回れません。
四季、それぞれに魅力的な容貌を魅せるという、尾瀬。
これからも何度も訪れたいと思います。
特に、秋口の「草もみじ」の時期に、また…。
Posted
at 11:40
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鎌倉古民家にてヨーガ、紫陽花・・・etc. [2008年06月30日(月)
]
STAGEのエンターテインメントセミナーで
鎌倉に行ってきました。
古民家で20年以上暮らしておられるという
インド人実業家、アナンさんのお宅へ。
ヨーガとスパイスのお話を伺う目的です。
鎌倉から江ノ電で「極楽寺」にて下車、
改札で参加者12名が集まりました。
引率は、シニアコミュニケーションの雨宮さん。
あいにく朝から雨、たぶん、参加者皆さん
はじめは、雨でがっかりしていたと思いますが、
アナンさんのお宅に着き、座敷から庭を眺めると
緑が一杯の和風の庭に、雨が簾ごとく降る景観に
雨ならではの風情を感じて、思わず
「いいですね〜」の感嘆の声が…。
室内にはインドのお香の香りが漂い
インドの弦楽器の音が心地よく流れます。
古民家といっても、築80年余りとのことで
昭和初期の建築と思われます。
マンション暮らしの方が多いのか、
広い畳の部屋の良さに改めて感動していました。
先ずは、心身をリラックスさせるために
アナンさんの勧めで、みな畳に仰向けに横たわる。
ゆっくり呼吸を20回数えるように言われ
よけいなことを考えないよう、目をつぶり、
呼吸を意識しながら、1〜2〜3・・・・。
これもヨーガの一環で、脳を休め、心身の
緊張をほぐすわざの一つのようです。
アナンさんからは、広い場所がなくても
立ったままできるヨーガを学びました。
両手をゆっくり、〜上げ、腰を前後、左右にゆっくり曲げ、
また左右にねじるなどの動きです。
これ以上ゆっくりできないというほど、ゆっくり行うのが
肝心とのこと。これで、体のバランス調整ができ、
体中の強ばった筋肉をほぐし、体調もよくなるようです。
また、座ったまま、首を前後、左右に曲げ、首回りや
肩の緊張をほぐし、頭もスッキリさせる方法も揃って
行いました。これも、ゆ〜っくり、ゆ〜っくりです。
ご専門のスパイスの話でも、主なスパイスの健康効果や
料理をどのように引き立てるか…など、お話が次々展開しますが、
時間が経つのも忘れるほど、興味深いお話でした。
お待ち兼ねの昼食が12時を大分回ってから
一人ひとりに運ばれてきました。
一見すると、禅寺の精進料理のよう。
玄米ご飯に、緑豆のスパイス和え、オクラの煮付け(?)、など
野菜中心です(肉・魚はありません)
てっきり本格的インド・カレー…と期待していた私は
ちょっと意外でしたが、どの料理にもスパイスが
控えながら効かせてあり、「いなり寿司?」と
思っていたものが、何と中は野菜たっぷりのカレー。
アナンさんオリジナルの「イナリ・サモサ」だそうです。
玄米ご飯をはじめ、どの料理もおいしいのですが、
この「イナリ・サモサ」が特に気に入り、お替わり用も
供されたのを幸い、もう一ついただきました。
アナンさんのビジネスは、良質な食材を通じ、健康な体づくりを
助けるいうコンセプト。食材にこだわりを持つ私も共感します。
帰り際、玄関に並ぶ、アナンさんが手がけるさまざまな
製品から、豆とカレーがセットになった「カレーブック」を
2種類購入。自宅で作ってみようと思います。
この後、すぐ近くの「成就院」に寄り、紫陽花を観賞。
雨にしっとり濡れた紫陽花は、いっそう艶やかで色鮮やか。
長い石段沿いに、紫、白、水色など、さまざまな種類の紫陽花が続く寺院ですが
雨にも関わらず、人が一杯でなかなかいい写真が撮れないので、ネットから借用。
先に見えるのは、由比ガ浜の海岸です。
さらに、鎌倉に住む友人に会う約束があり、急ぎ鎌倉駅へ。
友人の「蕎麦打ち仲間」が始めたという、住宅街にひっそりとある
蕎麦屋へ。日曜は2時で閉店のところ、無理を言って
2時過ぎに行くからと、開けておいてもらったそうです。
二人だけの貸切状態の店で、店主おすすめの日本酒(銘柄は失念)を
酌み交わしながら、久しぶりの積もる話に、また時間を忘れ、
気がつけば、5時半を回っていた次第。供された酒の肴も
いずれも素朴ながら、丁寧なつくりで、味わい深い。
〆のざる蕎麦も都内有名店にひけをとらない。
量も手ごろで千切りの海苔もたっぷり添えられていて
純手打ちながら500円という安さにびっくり。
店主自ら「鎌倉一安い」といっているだけあります。
雨の日ながら、充実した鎌倉での一日でした。
Posted
at 17:24
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おいしいコーヒーの真実 [2008年06月23日(月)
]
コーヒーがお好きな方―。コーヒーを嗜むときは
どんなシーンを思い浮かべますか…?
私もコーヒーは好きで、毎朝、朝食に自分でコーヒーを
淹れて飲みます。普段は、ペーパーフィルターで
手早く淹れますが、休日の朝は、特にゆったりした気分で
ネルの布ドリッパーで、ゆっくりと濾します。
コーヒーの香りは何故か優雅な気分にさせてくれませんか。
神田・神保町の古本屋街の裏通りの老舗の喫茶店に、
一人入り、買ったばかりの本を眺めながら
コーヒーをすする時間は至福のときです。
ところで、たとえば、スタバなどのトールサイズコーヒー
1杯330円のうち、生産農家が手にする収入はいくらだと
思われますか?
何と!わずか3円〜9円、1〜3%しか入らないのです。
そして、地元の流通業者や輸出業者に23円(7%)、
残り296円(90%)は海外の輸入業者、
卸・小売業者、カフェなどが取っています。
日本では1杯330円どころか、500〜600円も普通で
ホテルのロビーなどでは1杯1000円も珍しくありません。
「おいしいコーヒーの真実」という映画は、
コーヒー生産では有数の国、アフリカのエチオピアの
コーヒー農家の現実を描いた作品です。
コーヒーは世界で1日に20億杯も飲まれ、
年間売上高は800億ドル(約8兆8千億円?)もの
石油に次ぐ国際貿易商品だそうです。
(ちなみに日本は米・独に次ぐ世界3位の輸入国)
そしてエチオピアは世界的に高品質のコーヒーを
輸出する国で、5人に一人がコーヒーで生計を立てている。
それなのに、コーヒー農家は、極端に貧しく
学校も足りず、子どもに初等教育さえ
受けさせられない。食べものも満足に買えず
絶えず飢えている。
そのため、年間700万人もが国連などから
食糧支援を受けて食いつなぐ現状。
それは、先進国、ことに世界的な巨大企業、
ネスレやクラフトフーズ、P&Gなどが、産地から
原料を安く買い叩いて、暴利を得ているからだという。
映画は、コーヒー農家を極貧から何とか救おうと、
現地の農協連合会代表のタデッセ・メスケラ氏が
フェアトレード(公正な取引)への理解を求めて
西欧諸国を奔走する姿を追う。
農家が十分な食糧を得て、子どもに教育を受けさせるには
1kgあたり約40円程度で買い取られるコーヒー豆が
5倍の200円ぐらいにならないと、とタデッセ氏は
主張するが、農家の人はせめて100円ぐらいで
買い取ってもらえれば、と控えめな希望だ。
良質豆だけを選別する手作業に従事する労働者の
賃金は一日中働いて、わずか50〜60円程度。
これは、明らかに寡占資本による国際的な
搾取の構造だ。スタバの従業員達の明るい笑顔、
コーヒーを楽しむ先進国消費者の優雅な表情と
子どもを学校にもやれない産地の人の哀しい顔が
何ともやりきれないほどの、落差、断絶…!
現地の人々の子どもの教育への渇望は、切実で
また、食糧援助などを本当は望んでいない。
消費国が、自分達の労働に見合った公正な取引さえ
してくれれば、誇りを失わず自立できるのに…と。
この現実を知ってからは、コーヒーを
飲むときも、これまでように優雅な気分は
味わえないような気がしてきます。
こうした映画は、ごく限られた映画館
(渋谷の「アップリンクX」という50人ほどで
一杯になりそうな、小さな映画館)でしか
上映されず、多くの人の眼に触れそうもありません。
でも、私が行った夜は、ほぼ満席で、特に
若い観客が多かったのが嬉しかった。
若者たちが、こうした地味な映画を見て
途上国の人々の現実を知り、何らかの行動を
起してくれればと、願わずにいられません。
Posted
at 15:56
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奥多摩へトレッキング [2008年06月19日(木)
]
明日は晴れ、という予報を確認して前夜に決め、妻と奥多摩へ。
立川から五日市線で「武蔵五日市」駅で下車。バスで「払沢の滝入り口」へ。
そこからは滝には向かわず、浅間嶺(せんげんれい)を目指して
初夏の緑の木々をくぐっての山歩き。平日のせいか、ほとんど人と出会わず
静かな森の中だが、まだウグイスがそこここで唄い、
時折、渓流のせせらぎの音が耳に心地よく響く。
妻は5,6年前より低山からはじめ、すっかり山の魅力にはまり、
春・夏・秋は毎週ぐらいどこかに登りに行き、
今では山小屋宿泊もしながら、3千m級の山にも挑戦する
ほどなので、私に比べると山はベテラン級。
1年に1,2度、高尾山や御岳山をせいぜい2,3時間歩く程度の
私にとって、本日の行程、5時間弱のトレッキングはかなりきつかった。
急な登り坂になると、心肺がMAXで働き、
先をとっとと行く妻の尻を追っかけるのがやっと。
2時間半ほど歩き、ようやく浅間麗の頂上、展望台へ。
ここで待望のランチとなりました。
1000m弱の頂上といえでも、緑に覆われた山並みを
眺めながらのお握りは格別の味わいです。
下ってからは、バス通り沿いの道をしばらく歩き、
「檜原温泉センター」へ。村営ながら、なかなかの施設で、
広々とした石造りの湯船は泡も勢いよく吹き出し、
打たせ湯で肩や背中をマッサージ。
汗とともに疲れも一気に洗い流せたような感じです。
やはり、平日のせいか、人もまばら、地元の方らしい人が
ちらほらと見える程度で、広い浴場をゆったり独り占め気分。
まだ明るい時間だったので、露天風呂からは
青空に映える青々とした山並みが望めます。
ゆっくり入浴した後の、湯上がりのビールは、
これまた喉がうなる味わいでした。
Posted
at 16:58
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勝間和代さんのサイン会に [2008年06月18日(水)
]
17日の朝刊の書籍広告に、経済評論家の勝間和代さんの
写真が大きく出ていて、広告中、渋谷の啓文堂書店で
勝間さんの新刊本へのサイン会があることを知りました。
会社から近いのでランチタイムに、先ず新刊「ビジネス頭を創る 7つのフレームワーク力」を購 入し、
サイン会の整理券を入手。
今年のはじめ、勝間さんの「効率が10倍アップする 新・知的生産術」を読み、たちまち勝間本のファンになりました。情報の入手(インプット)の仕方、整理の仕方、
蓄えた情報をどうアウトプットに生かすか、効率的な学び方、読書の仕方、
仕事の仕方、食事の考え方・・・など、
効率に徹した実に合理的な発想や行動力に
感服しました。
(私はすごく感心したのですが、Amazonのカスタマーレビューを見ると、
好意的なものだけでなく、かなり反感を含んだ批判的な書き込みもありました)
勝間さんのお名前に聞き覚えのない方も「お金を銀行に預けるな」という
刺激的な本の題名は見覚えがあるのでは?と思います。
ビジネス誌「週刊ダイヤモンド」でも勝間さんの特集が組まれたり、
TBSの「情熱大陸」でも紹介されました。
で、当日午後5時前に再び書店に行き、サイン会に参加。
待つことしばし、勝間さんが到着、店内で一斉に拍手が起こります。
サイン台に立って先ずは今回の著書の概要説明を兼ねながら、
勝間さんが挨拶をされました。
(別の書店でのサイン会)
ネット上でお話は何度か聞いたことはありますが、いつもながら
早口でぽんぽん話されます。頭の回転もいいのでしょうが、
短い時間にできるだけ多くを発信したいという思いから
早口になるような気がします。ただ、感心するのは話のつなぎに、
ほとんど「え〜」とか「あの〜」という言葉を使わないことです。
これは、「報道ステーション」の古館アナや政治評論家の福岡さんも
そうなのですが、こうしたつなぎ語を使わず、流暢に話せる人には、
いつも感心させられます。
サインする間、勝間さんは気さくに一人ひとりに話しかけたり、
質問に答えています。はじめと終わりに一人ひとりに丁寧に
「ありがとうございます」とお礼も添えています。
サインも単に相手の名前と自分のサインだけでなく、メッセージを
添えているようで、一人ひとりに結構時間をかけています。
私は番号30番でしたので、大分待ってようやく順番が。
私は「新・知的生産術」を息子や娘にも勧めて読ませたこと、
勝間さんが身につけたという速読術「フォトリーディング」の
「ホームスタディ講座」を受講中ながら、なかなか会得できない
ことなどを話しました。すると、サインに「Photo reading仲間として、
これからも一緒に学びましょう」というメッセージが添えられました。
私の後も何人も続いていましたので、この日だけでたぶん
60人以上参加したようです。
多少予想していたんですが、参加者にはたぶん、OLなり
キャリアウーマンらしき若い女性が半分以上と見受けられました。
キャリア志向女性の憧れの人かもしれません。
若い、あるいは中年のビジネスマン風も混じっていましたが、
たぶん私あたりが最年長組のようでした。私など、
仕事面ではもうリタイアも近いのですが、リタイア後も
好きな分野の読書や学びに勝間さんのノウハウを
取り入れていきたいと思ってます。
これまでも、何らかのツテで私も作家のサイン本を何度か
入手したことがありますが、書店でのサイン会でサイン本を
入手したのは初めてです。好きな著者なら、こうしたサイン会に
参加するのも結構楽しそうなので、これからも機会があれば
参加してみようと思います。
Posted
at 15:29
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「クライマーズハイ」、3作品を鑑賞して [2008年06月11日(水)
]
昨日10日(火)、クライマーズハイの試写会に。
STAGEでの募集に幸いにも当りまして。
横山秀夫ミステリーが好きな私としては
2005年にNHKでドラマ化された後、
いつか映画化されるだろうと思っていました。
ただ、見に行く前は、一抹の杞憂もありました。
横山作品の中でも特に秀逸と思える原作を
どこまで映画として完成度の高いものに
できるか・・・。そして、NHKのドラマの出来が
非常によかったので、映画がそれに対抗しうるかと。
ドラマでの主役(悠木役)、佐藤浩市の際立った個性と
熱演に堤真一が迫れるか・・・・など。
結果、映画もドラマも甲乙付けがたい出来栄えでした。
製作スタッフ陣、特に監督の原田眞人は、当然、
NHKのドラマは意識していたでしょうし、当然
それを超えるものを創ろうと意欲を燃やしたでしょう。
映像としての迫力は、さすがに映画の方が上回っています。
JAL123便、ジャンボ機の御巣鷹山での墜落という
地元新聞社としては、未曾有の大事件に遭遇した
編集部の修羅場のような場面の連続、
トランシーバーもなく、まして携帯電話など想像も
できなかった80年代の頃の地方部記者が
夏の山中を汗と泥にまみれながら取材するさま、
衝立岩でのロッククライミングのシーンなど
テレビドラマでは敵わないスケールと迫力に
圧倒されます。

日航全権デスクとなる悠木を演じる堤真一の
時に火を噴きそうな熱演は、佐藤浩市のキャラに
引けをとらないものでした。
他にもドラマとの比較で興味深い俳優の
対比が堪能できました。
「大久保・連赤」(大久保清事件・連合赤軍事件)
時代に第一線の記者として活躍した
社会部長の轟を演じる、ドラマの岸部和徳、
映画の遠藤憲一、オーナー社主を演じる
ドラマの杉浦直樹対、映画の山崎努など、
皆、強烈な個性を放つ熱演で、ベテラン俳優の
演技力に魅せられます。
ただ、強いていえば、準主役ともいえる
現場雑感を任される記者、佐山役の
堺 雅人が十分に熱演ながら、あの汚れ役を
演じるには、ちょっと線が細いように思えたのは
私だけの主観なのか・・・?ドラマでの
大森南朋がはまり役だったように思えます。
原作にはない設定、ストーリー、エピソードも
映画には大分挿入されていましたが、
かといって原作の幹は崩さず、映画なりの
味付けだったように思われます。
原作やドラマではなかった、事故原因の
調査に女性記者が登場しますが、それが
「もがりの森」での主役、尾野真千子とは
すぐに気づかずにいました。地方新聞での
女性記者の立場や心情をうまく演じていました。
残念だったのは、かなり重要な役割のはずの
山友達の安西を演じる、高嶋政宏の存在感が
薄かったこと、ドラマでの赤井英和は完全に
ミスキャストと思えたことです。
でも、それを差し引いても十分に鑑賞に
耐える作品です。(邦画、健在なり!)
原作、ドラマ、映画・・・と3作品を楽しめたのは
「蝉しぐれ」以来ですが、3作品ともレベルの
高い出来栄えだったと思います。
「蝉しぐれ」の場合、映画が映像以外は
すべてNHKのドラマに比較して劣っていただけあり、
3作品がどれも、それぞれの特質を生かした
すぐれた作品になりえたことに満足です。
Posted
at 17:03
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