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プロフィール
日本の刑事裁判の問題点を学ぶ結果に [2007年01月21日(日) ]
平成21年(2009年)5月までに裁判員制度が始まります。
対象となる裁判は、殺人や致死障害などの重大事件の刑事裁判。
裁判員は国民から無作為に選ばれ、特別な事情がない限り、辞退できない決まりとか。
妻や娘に言わせれば、「とんでもない制度で、絶対に嫌だ」ということになる。
確かに時間は取られるし、メンバーにどんな人が入ってくるか分からない。
しかも、被告人やその関係者の怨恨まで思いが及ぶと、“気が重い”を通り越して拒絶反応が
出てしまうのは無理からぬことです。
しかし、いつまでも尻込みしている訳にはいかない。
いつかは覚悟を決める必要があることも確かなのです。

周防正行監督は『Shall we ダンス?』以来11年振りとなる
映画『それでもボクはやってない』で、日本における裁判の危うさを見事に描き出してくれました。
刑事裁判の原則は「十人の真犯人を逃すとも、一人の無辜を罰することなかれ」。
言い換えれば「疑わしきは罰せず」。
周防監督は“痴漢冤罪事件”を題材として取り上げ、
原則の観点から日本の刑事裁判の問題点を問い掛けています。
@刑事事件で起訴された場合、裁判での有罪率は99.9%。
A無実を主張する被告人が“無罪”を勝ち取る確率は3%。
B刑事裁判の主役は裁判官。
 被告人、証人は勿論のこと、検事、弁護士は裁判官に向かって話をする。(顔色を窺う)
 *)アメリカの場合は陪審員。
C裁判官も補充質問をする。被告人にとって辛いのはこれ。
D裁判官が「無罪判決」を言い渡すことは勇気が要る。(左遷を覚悟する)
 警察や検察という国家権力と立ち向かうことになるから。

Posted at 10:41 | この記事のURL
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バッハとチェンバロ、そしてピアノの時代へ [2007年01月14日(日) ]
1685年に生まれたヨハン・ゼバスティアン・バッハが活躍した時代の鍵盤楽器は、
チェンバロが主役。
後にピアノと呼ばれるフォルテピアノは18世紀始めにクリストフォリ(伊)によって
発明されるが、まだ性能がイマイチですぐに復旧することはなかった。
従って、バッハが作った曲はチェンバロが対象。
彼の死後、メンデルスゾーン等がバッハを評価し、バッハの曲を復活させるが、
既にチェンバロは廃れピアノの時代。
バッハはピアノ曲の作曲者として名声を博すことになる。

チェンバロは弦を爪で弾き、ピアノは弦をハンマーで叩いて音を出す。
チェンバロは美しい音色が特徴。
河口湖オルゴール館のオルゴールもこの原理だろうか?
フォルテピアノは大きいという意のフォルテ、小さい意のピアノが示す通り、
人為的に音の強弱を引き出せるところが特徴。

バッハはプロイセンのサンスーシ宮殿で、フリードリッヒ大王の前で
フォルテピアノを弾く機会を得ている。
その時に弾いた曲が「音楽の捧げもの」誕生のきっかけとなった。
1948年、彼の死の2年前のことである。

以上、1月8日(月)からNHK−Hiでスタートした「ぴあのピア」で
得た情報です。
「ぴあのピア」は毎週月曜日から金曜日まで。1年間放送予定。
1日に数回放送しているようです。
私はHDD争奪戦の心配がない、7:35−7:45の回を録画しています。

※)数週間後にモーツァルトが取り上げられる予定。
  6歳の時、シェーンブルン宮殿で女帝マリア・テレジアの御前でピアノを
  演奏したという逸話の紹介もあろうかと思います。
  この時、女帝の末娘マリア・アントーニア(マリー・アントワネット)は7歳でした。

Posted at 11:08 | この記事のURL
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キネ旬ベストテン発表 [2007年01月10日(水) ]
こういう記事はブログ向きじゃないんだけど「最近観た映画」から抜けてしまった今、ここしか書くとこないもんね。

「キネ旬」ベストテンが発表になりました。
映画評論家の先生方が選んだ結果は以下の通りです。

【日本映画】
@『フラガール』
A『ゆれる』
B『雪に願うこと』
C『紙屋悦子の青春』
D『武士の一分』
E『嫌われ松子の一生』
F『博士の愛した数式』
G『明日の記憶』
H『かもめ食堂』
I『カミュなんて知らない』
 *)『フラガール』の1位は意外。
  評論家の先生方の頭も柔軟になってきているのかな。
  後は納得。
  ただし、Iは観ていません。

【外国映画】
@『父親たちの星条旗』
A『硫黄島からの手紙』
B『グエムル 漢江の怪物』
C『ブローク・バック・マウンテン』
D『麦の穂をゆらす風』
E『太陽』
F『カポーティ』
G『グッドナイト&グッドラック』
H『クラッシュ』
I『マッチポイント』
 *)私の好みから外れる映画が1本入ってました。
   でも評論家の先生方は好きなんだろうな〜。

【監督賞】
 根岸吉太郎『雪に願うこと』
【脚本賞】
 西川美和『ゆれる』
【主演女優賞】
 中谷美紀『嫌われ松子の一生』
【主演男優賞】
 渡辺謙『明日の記憶』

Posted at 23:42 | この記事のURL
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映画1日5本、2日で8本は新記録 [2007年01月05日(金) ]
一日に映画4本は、映画を沢山観るための常套手段。(昨年は6回)
しかし、一日5本は初めて。自己新記録です。
更に今日の3本を加え、2日間で8本も自己新記録。
途中で眠くなる部分はあっても、居眠りは無く、体力の自信が甦ってきました。

1/3
@10:40〜12:40『ヘンダーソン夫人の贈り物』(イギリス)☆4つ
 監督:スティーブン・フリアーズ(『堕天使のパスポート』)
 キャスト:ジュディ・ディンチ
 息子を失い、夫を失った富豪夫人が、劇場を買い取り、イギリスで初めての
 ヌードミュージカル公演を実現させた上、ドイツ軍の空襲にもめげることなく
レビューを続けたという実話に基づく痛快コメディー。
 登場人物すべての目が輝いていて、生きる力が溢れ出ていました。
A13:05〜14:55『オーロラ』(フランス)☆2つ
 監督:ニルス・タヴェルニエ(『エトワール』)
 悲しいメルヘンの味付けを施したバレー映画。
 ドキュメンタリー映画『エトワール』の方が遥かに上。
B16:00〜18:30『長い散歩』(日本)☆4つ
 監督:奥田瑛二
 キャスト:緒形拳、高岡早紀、杉浦花菜、松田翔太
 モントリオール映画祭ワールドコンペ部門でグランプリを受賞した社会派ドラマ。
 緒形拳演じる安田松太郎が、母親の虐待のため病んだ心を持つ少女との交流を通じ、
 しんみりと人生を振り返る。
 少女役の杉浦花菜が圧巻。
C19:00〜20:50『酒井家のしあわせ』(日本)☆3つ
 監督:呉美保(『なごり雪』)
 キャスト:森田直幸、ユースケ・サンタマリア、友近
 生意気盛りの中学生次雄が、両親や親戚の生き方を見せられる中で、
 成長していく過程を描いたコメディー調ホームドラマ。
D21:10〜22:35『海でのはなし。』(日本)☆2つ
 監督:大宮エリー
 キャスト:宮崎あおい、西島秀俊
 この映画はユーロスペースのレイトでしか公開していないためか、ほぼ満席。
 “人としての存在”を問い掛ける生真面目な作品。
 ♪スピッツ♪のバックグランドミュージックが心地よく、眠気は抑えられる。
 しかし、演出に難があるのか、演技力が無いのか、それとも世代的な感性の問題か。
惹き付けられるものがなく、感情移入できないまま終わってしまった。

1/4
E11:30〜13:40『あるいは裏切りという名の犬』(フランス)☆5つ
 監督:オリヴィエ・マルシャル
 キャスト:ダニエル・オートゥイユ、ジェラール・ドバルデュー
 セザール賞作品賞、監督賞、脚本賞を受賞
 元警察官のマルシャル監督の2本目の長編映画と思われるが、
スリリングで緊張感溢れる犯罪映画に仕上がり、見応え十分。
この種の映画では3年に一度の傑作。
F14:15〜16:15『敬愛なるベートーベン』(イギリス)☆3つ
監督:アニエスカ・ホランド
キャスト:エド・ハリス、ダイアン・クルーガー
ベートーベンの「合唱」作曲と初演を題材にしたメルヘン映画。
「合唱」は何度聴いても感動します。
G17:30〜19:15『赤い鯨と白い蛇』☆5つ
 監督:せんぼんよしこ(初監督作品?)
 キャスト:香川京子、樹木希林、浅田美代子、宮地真緒
 館山の海辺に建つ古い家を舞台に、女性ばかりの再生物語。
 「自分に正直に生きる」というメッセージは明快。
★いずれも2006年公開映画。
 12月までに観ていたら、BEGはトップ10入り当確。
 @も迷っていたと思います。

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2006年公開映画ワースト10 [2007年01月02日(火) ]
今回は番外編として「私が選んだワースト10」のご紹介です。
むやみやたらと映画を観ていると当たっちゃうんですよ。
「時間と金、返せ〜!」と叫びたくなるような映画に。

@『着信アリFinal』(邦画:ホラー)
A『輪廻』(邦画:ホラー)
B『親指探し』(邦画:ホラー)
C『オトシモノ』(邦画:ホラー)
D『笑うミカエル』(邦画:コメディー)
E『天使の卵』(邦画:ロマンス)
F『オーメン』(洋画:ホラー)
G『イーオン・フラックス』(洋画:SFアクション)
H『フライト・プラン』(洋画:アクション)
I『東京フレンズ』(邦画:ロマンス、青春)
次点:『日本沈没』(邦画:SFパニック)

今年観た洋画と邦画の比率は2:1。
それなのにワースト10に邦画が7本。
内緒の話しだけど、次点以降も邦画が続々。

2006年の日本映画界は確かによく頑張ってくれました。
とてもうれしいです。
だけどね〜、“音響だけでドッキリさせることしか能が無い、怖くないホラー映画”や
テレビドラマ調“わざとらしい感動映画”ばかり作っていると
観客がまた、スクリーンから逃げちゃうんじゃないかと
心配しています。

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