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小遣い研究で平和貢献[2008年09月16日(火) ]
お小遣いの研究、とゆうと、何でとか、それでどうするのと言われる事が多い。早稲田大・山本登志哉教授や前橋国際大・オソナ准教授並びに日中韓越4カ国の研究者が現地で調査を行ってきた。   韓国では子供たちがおごりあいをするし、おごるためにお子遣いをもらい始めるとゆう事がある。

日本ではおごりは原則禁止。なぜかといえば、おごる事で力関係ができたり、相手に負担をかける、と日本の親は考えるからだ。(子供たちは隠れてやっている)  韓国では、おごりあう事は交友関係そのものであり、しなければ水臭いと思われる。  【つまりおごりの良し悪しに関する行動規範は違っても、相手を思いやると言う事は同じなのかもしれない】

自由に使えるお金があったら何を買うかという問いに対し中国(北京)の子供の1位は本、コンピュータ、音楽と続き4位に家族のために何かを買うがはいる。  日本(大阪)の子供の1位は衣服。2位がゲーム、3位は無しで、4位が家。日本の子供の方が自分の欲望に素直で即物的だ。ただ、お金で買えないものは何かに対する答えは、日本でも中国でも同じであった。

【 命、愛、友達、家族 】ベトナムの子供たちは、小額であるが新年に友達同士でお年玉をあげあっている。私たち研究者も驚いたが、お年玉とはその年1年間が平和に幸福に暮らせるように祈るためのものであり、金額の多寡の問題ではないはずだ。日本ではお年玉年齢平均がニュースになったりするが、お年玉の原初的機能に立ち返れば、大人から子供への贈与ではなくベトナムの子供同士がお年玉を交換してお互いの無事を祈ると言うことこそが本来的な姿ではないか、と思えてくる。

表面的な行動の違いは確かに面白い。文化の多様性を感じさせてくれる。しかし、もっと大事なのはその背景に理解し合える共通点があると考える事である。異文化交流では相手が自分と違う事をすると驚くし、それが揉め事や紛争の種になったりする。

だが、目の前の行動ではなくその背後の意図を知る事が大事であり、そうゆう理解が無用な紛争を避けることに繫がる。お小遣い研究はお金とゆう欲望に近い素材を扱っているだけに、欲望や争いの原初的理解が可能となり結果的に紛争解決にも役立つと考えている。 (立命館大教授)サトウタツヤ

”””9月14日新聞から””””

Posted at 21:32 | 文化 | この記事のURL
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