思ひ出
昔、夏休みといえば、蝉取りでした。朝から夕暮れまで蝉取り網を持って走り回っていました。
蝉取り網といってもその時代は有るわけがありません。
全員手作りでした。お袋も馬鹿息子のために懸命に作ってくれました。
虫取り網は直径10p位長さ30p位の布製の袋で、口には針金を入れ長い竹ざおに取り付けます。
その時代、ニイニイゼミとアブラゼミは手づかみでも採れ、余り自慢できる存在ではありませんでした。自慢できるのはこのクマゼミでした。
クマゼミは高い枝先に止まり、届かないのです。
少年時代を過ごした箕面ではこのセミを「カタビラ」と呼んでいました。
語源は定かでは有りませんが、透き通った翅を帷子に譬えていたのかもしれません。
このツクツクボウシも貴重な存在でした。数も少なく、何か高貴な雰囲気があり、子供たちの間では羨望の的でした。
これを、手にすると自慢したくて自慢したくて見せて回ったものです。
時代は移り、少年は65歳の爺さんになりました。
でも、やってることは余り変り有りません。
虫取り網がカメラに変わり、珍しいものをブログに載せては悦に入ってます。
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at 07:48
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