♪支那の夜 支那の夜よ ♪徐州徐州へと 人馬は進む 徐州いよいか 住みよいか
港の灯 紫の夜に
上がるジャンクの 夢の船
ああ 忘られぬ 胡弓の音
支那の夜 夢の夜〜 font> p> span> strong> span>
【背 景】 strong> span>
前年7月の蘆溝橋事件をかわきりに、中国への軍事的侵略を待ち望んでいた日本軍は、直ちに中国に対し攻撃を開始し、前年11月5日には悪戦苦闘の末上海を陥れ、12月13日には首都南京を占領し、国内では提灯行列をしてその進撃に酔って迎えた新年である。
然るにこの年は、「ガソリンの一滴は血の一滴」 font>の標語の如く、ガソリン不足となった年でもある。
そこで政府は国家総動員 font>法を実施し、ここにガソリン車に代わる木炭車の font>登場となる。更にこの年は国策として満州移民 strong>を奨励し、大陸花嫁 font>が大量に生まれた年となる。
また国内では、三越デーパトに皇軍慰問品売り場が設けられ、40銭のシャツ、15銭の石鹸、5銭の支那語絵本、55銭の清酒などを入れた慰問袋 font>が3〜5円で販売されている。
そしてこの年より、戦争を鼓舞する軍歌・戦時歌謡 font>が続々と作られることとなる。 strong>
【戦 況】 strong> span>
しゃれた文句に 振りかえりゃ
お国訛りの おけさ節 髯がほほえむ 麦畑〜 p> span> strong> font>
この年の10月、陸軍は,戦争を一気に終わらせるために,全兵力の7割以上の24個師団100万を中国戦線に送り、徐州作戦に引き続き、漢口作戦を目的とする武漢三鎮(漢口・武昌・漢陽)を攻略している。
攻撃は四方向から行われ、各地で苦戦の末、遂に日本軍は粤漢線を遮断,中国軍は全線にわたり後退するとともに,広東を占領された国民政府は重慶に後退することになる。
杉山陸相は、戦前に「日中戦争は二ヶ月で片づける」と、天皇に大言していたが、中国軍隊と民衆の強い抵抗で、これより先、広い中国大陸での進攻作戦を続けるための兵力及び食糧補給は不可能となっていたのでる。 strong>
【出来事】 span> strong>
1月 軍需工業動員法発動
2月 第二次人民戦線事件
大日本農民組合結成
3月 京都市内のタクシー、日本初のメーター制実施
5月 国家総動員法実施
重要産業統制法実施
7月 張鼓峰で日ソ両軍衝突
阪神大水害 strong>
【歌・映画】 strong> span>
<歌>
「人生劇場」 ♪やると思えば どこまでやるさ・・ span> strong>(楠木繁夫)
「雨のブルース」 ♪雨よ ふれふれ なやみを 流す・・ span> strong>(淡谷のり子)
「旅の夜風」 ♪花も嵐も 踏み越えて 行くが・・ span> strong>(霧島昇・ミス・コロンビア)
「或る雨の午後」 ♪雨が降ってた しとしとと 或る日の・・ span> strong>(ディツク・ミネ)
「旅姿三人男」 ♪清水港の 名物は お茶の香りと・・ span> strong>(ディツク・ミネ)
「支那の夜」 ♪支那の夜 支那の夜よ 港の灯り・・ strong> span>(渡辺はま子)
「上海ブルース」 ♪涙ぐんでる 上海の 夢の四馬路の・・ span> strong>(ディツク・ミネ)
「満州娘」 ♪私十六 満州娘 春よ三月 雪解け・・ span> strong>(服部富子)
「愛国行進曲」 ♪見よ東海の空あけて 旭日高く輝けば・・ span> strong>(歌手多数)
「上海だより」 ♪拝啓御無沙汰しましたが 僕もますます・・ span> strong>(上原 敏)
「麦と兵隊」 ♪徐州徐州へと人馬は進む 徐州いよいか・ span> strong>・(東海林太郎)
<映画>
「愛染かつら」「藤十郎の恋」「露営の歌」「綴り方教室」 など、
独断と偏見で綴る昭和十三年である。
