前回の「政治・経済」に続き、今回は巷の様子などを見てみる。
【社会・文化】
1月 南朝と名乗る「熊沢天皇」が出現 ※(別記)
NHK「のど自慢」放送始まる(「のど自慢素人音楽会」)
GHQ、「公娼制度」廃止を指令
2月 東京の「ヤミ市露天」約6万店に達する
4月 マッカーサー 米兵に日本女性との醜交を自重せよと要望
漫画「サザエさん」夕刊フクニチに連載開始
5月 第17回メーデー(5/1)11年ぶりに復活
皇居前で「飯米獲得人民大会(食糧メーデー)」※(別記)
東京六大学野球復活
6月 東宝・第一回ニューフェス選抜審査会に約4000人が応募
(三船敏郎・久我美子など)
7月 人口甘味「ズルチン」販売される
8月 警察官のサーベル廃止・警棒に変わる
全国中等野球大会復活
9月 住友財閥令嬢誘拐される
10月 女生徒の頭髪にDDTの強制散布
11月 第一回国民体育大会(秋季大会)開催される
天皇の人間宣言の後 「我こそは正当な天皇なり」と称し世間を騒がす輩が続々とでてきた。なかでも 名古屋で洋品店を営む熊沢寛道は「自分は南朝の正当な子孫であるからして 現天皇を退位させ 自分が天皇の位につく・・・」などと各方面を説いてまわったそうだが 昭和26年に「現天皇不適格確認」の訴訟起すも 東京地裁で却下されている。
終戦一年目の主食の配給は 大都市で大人ひとり一日2合1勺(一食茶碗一杯分)とある。これでは身がもたず 主食代用にジャガイモ・サツマイモ・豆かすなどが配給され 副食の魚などは4日に一度の小魚一匹である。これでは栄養失調で死ぬしかない。よって5月16日に「食糧メーデ」が行われている。
この日デモ隊の一人が 「国体はゴジされたぞ・朕はタラフク食ってるぞ・ナンジ人民飢えて死ね」と書いたプラカードを掲げたので不敬罪に問われている。 その可否をめぐり議論が行われたが 不敬罪の廃止後 無罪になっている。
【巷の装い】
○流行語
「アッそう」 「アプレゲール」 「隠匿物資」 「カストリ」 「ニューフェース」
「ご名答」 「オフリミット」 「公債」 など
○歌
「リンゴの歌」 ♪赤いリンゴに くちびるよせて・・・(並木路子・霧島昇)
「東京の花売り娘」 ♪青い芽を吹く 柳の辻に・・・・・・(岡 晴夫)
「別れても」 ♪空になるこがらし 雨戸をうつ吹雪・・・・(二葉あき子)
「悲しき竹笛」 ♪ひとり都の たそがれに・・・・(近江俊郎・奈良光江)
「かえり船」 ♪波の背の背に 揺られてゆれて・・・(田端義夫)
「青春のバラダイス」 ♪晴れやかな 君の笑顔・・・・・・(岡 晴夫)
○映 画
「そよかぜ」「わが青春に悔いなし」「はたちの青春」「あるよるの接吻」「七つの顔」
○文 芸: 文芸雑誌・一般雑誌続々創刊
「腕くらべ」永井荷風・「愛情はふる星の如く」尾崎秀実
○おかし: 芥川製菓、中村屋、モロゾフがチョコレート生産開始(グルチョコ)
この年は、宝くじ・三角くじ・スピードくじなどがすさんだ庶民の心をつかんだのか、売上が10億円に達したと言う。更に六大学野球・全国中等学校野球・プロ野球なども復活するも、選手はフカシ芋を持参しての試合であったそうな・・。
【社会・文化】
1月 南朝と名乗る「熊沢天皇」が出現 ※(別記)
NHK「のど自慢」放送始まる(「のど自慢素人音楽会」)
GHQ、「公娼制度」廃止を指令
2月 東京の「ヤミ市露天」約6万店に達する
4月 マッカーサー 米兵に日本女性との醜交を自重せよと要望
漫画「サザエさん」夕刊フクニチに連載開始
5月 第17回メーデー(5/1)11年ぶりに復活
皇居前で「飯米獲得人民大会(食糧メーデー)」※(別記)
東京六大学野球復活
6月 東宝・第一回ニューフェス選抜審査会に約4000人が応募
(三船敏郎・久我美子など)
7月 人口甘味「ズルチン」販売される
8月 警察官のサーベル廃止・警棒に変わる
全国中等野球大会復活
9月 住友財閥令嬢誘拐される
10月 女生徒の頭髪にDDTの強制散布
11月 第一回国民体育大会(秋季大会)開催される
※南朝と名乗る「熊沢天皇」が出現
天皇の人間宣言の後 「我こそは正当な天皇なり」と称し世間を騒がす輩が続々とでてきた。なかでも 名古屋で洋品店を営む熊沢寛道は「自分は南朝の正当な子孫であるからして 現天皇を退位させ 自分が天皇の位につく・・・」などと各方面を説いてまわったそうだが 昭和26年に「現天皇不適格確認」の訴訟起すも 東京地裁で却下されている。
※飯米獲得人民大会(食糧メーデー)
終戦一年目の主食の配給は 大都市で大人ひとり一日2合1勺(一食茶碗一杯分)とある。これでは身がもたず 主食代用にジャガイモ・サツマイモ・豆かすなどが配給され 副食の魚などは4日に一度の小魚一匹である。これでは栄養失調で死ぬしかない。よって5月16日に「食糧メーデ」が行われている。
この日デモ隊の一人が 「国体はゴジされたぞ・朕はタラフク食ってるぞ・ナンジ人民飢えて死ね」と書いたプラカードを掲げたので不敬罪に問われている。 その可否をめぐり議論が行われたが 不敬罪の廃止後 無罪になっている。
【巷の装い】
○流行語
「アッそう」 「アプレゲール」 「隠匿物資」 「カストリ」 「ニューフェース」
「ご名答」 「オフリミット」 「公債」 など
○歌
「リンゴの歌」 ♪赤いリンゴに くちびるよせて・・・(並木路子・霧島昇)
「東京の花売り娘」 ♪青い芽を吹く 柳の辻に・・・・・・(岡 晴夫)
「別れても」 ♪空になるこがらし 雨戸をうつ吹雪・・・・(二葉あき子)
「悲しき竹笛」 ♪ひとり都の たそがれに・・・・(近江俊郎・奈良光江)
「かえり船」 ♪波の背の背に 揺られてゆれて・・・(田端義夫)
「青春のバラダイス」 ♪晴れやかな 君の笑顔・・・・・・(岡 晴夫)
○映 画
「そよかぜ」「わが青春に悔いなし」「はたちの青春」「あるよるの接吻」「七つの顔」
○文 芸: 文芸雑誌・一般雑誌続々創刊
「腕くらべ」永井荷風・「愛情はふる星の如く」尾崎秀実
○おかし: 芥川製菓、中村屋、モロゾフがチョコレート生産開始(グルチョコ)
この年は、宝くじ・三角くじ・スピードくじなどがすさんだ庶民の心をつかんだのか、売上が10億円に達したと言う。更に六大学野球・全国中等学校野球・プロ野球なども復活するも、選手はフカシ芋を持参しての試合であったそうな・・。
昭和21年(完)


混乱の年ではありますが、歌や映画のジャンルをみると、明日に向けての国民の平和願望を垣間見ることが出来ますね。
コメント有難う御座いました。