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昭和史を紐解く−4(21〜25)

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昭和23年のこと(その2)[2007年06月14日(木) ]
【巷の装い】

○ 流行語

 「サマータイム」「斜陽族」「鉄のカーテン」「ノルマ」「ニュールック」「男娼」 「主婦連」「こんな女に誰がした」「老いらくの恋」「冷たい戦争」 ほか


○ 歌
この年も今も残る名曲の数々が生まれている。

 「君待てども」♪君待てども 君待てども・・・(平野愛子)
 「懐しのブルース」♪古い日記の ページには・・・(高峰三枝子) 
 「東京ブギウギ」♪東京ブギウギ リズムうきうき・・(笠置シヅ子) 
 「長崎のザボン売り」♪鐘が鳴る鳴る マリヤの鐘が・・・(小畑実) 
 「フランチェスカの鐘」♪ああ あの人と別れた夜は・・(二葉あき子) 
 「流れの旅路」♪赤いマフラを いつまで・・・(津村謙) 
 「三百六十五夜」♪みどりの風に おくれ毛が・・・(霧島昇・松原操) 
 「湯の町エレジー」♪伊豆の山々 月あわく・・・(近江俊郎) 
 「異国の丘」♪今日も暮れゆく 異国の丘に・・(竹山逸郎・中村耕造) 
 「憧れのハワイ航路」♪晴れた空 そよぐ風・・・(岡晴夫) 
  
・NHKラジオの「のど自慢素人演芸会」でシベリアからの復員兵が「異国の丘」を歌い巷にヒット。
・ブギブーム−・・・服部・笠置のコンビで「東京ブギウギ」などセンセーショナルを巻き起こす。
・古賀メロディーの代表作「湯の町エレジー」が40万枚以上の売れ行き。
・毎日新聞掲載の“闇の女”の投書から生まれた「星の流れに」が発表から1年ぶりに大流行となる。



○ 映画

「酔いどれ天使(東宝)」「手をつなぐ子等(大映)」「夜の女たち(松竹)」「わが生涯の輝ける日(松竹)」「破戒(松竹)」「風の中の牝鶏(松竹)」「王将(大映)」「第二の人生(東宝)」

東宝争議のこと・・・
「空には飛行機・陸には戦車・・来なかったのは軍艦だけ」

砧(きぬた)撮影所の仮処分に武装警官2000人、米軍機3機、戦車7輌、騎兵1中隊がが出動している。スト発生から4ヶ月目の8月19日のことである。

争議は4月8日、270名のクビ切りから発展し、その後もクビ切りは日劇ダンシングチーム、管弦楽団、営業部門など更に240名に及び、4月30日には撮影所のロックアウトを会社が宣言、映画製作は完全にマヒしてしまう。

東宝当局の強硬方針にはストの背景にある映画、演劇人の日映演組織の息の根を止める狙いがあったようだ。

その背後には”容共政策から反共政策”に転換したGHQの方針が見え隠れしている。


○ ベストセラー

「斜陽」太宰治 「新書太閤記」吉川英治 「罪と罰」ドストエフスキー 米川正夫訳 「親鸞」吉川英治 「この子を残して」永井隆


などなど  諸兄の想いは如何に・・・

独断と偏見で綴る 昭和23年である。

(完)

Posted at 13:25 | 昭和史-4 | この記事のURL
コメント(6)

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コメント


MUSOUさま、

この年の歌も全部ご存知でしたか・・・
私も大体歌えます。近江俊郎の「湯の町エレジー」は無論、津村謙の「流れの旅路」「異国の丘」「憧れのハワイ航路」が特にお気に入りです。

ギターをお始めとのこと、楽しいですね。私も弾いてみたくなりました。
引き続きのコメント有難う御座います。よろしく!
Posted by:やうち  at 2007年06月16日(土) 17:33

う〜ん。列記された歌謡曲全部覚えています。湯の町エレージーなど今ギターで練習しています。
時々の歌というものはすごい力があるものと、思いしらされました。
当事は娯楽が歌か映画かでしたね。パチンコもあったような気がしますが
子供でしたので印象に薄いようです。
Posted by:MUSOU  at 2007年06月16日(土) 06:52

ルルさま、

投稿(その1)のこと、教えていただき有難う御座います。
どおりでルルさまも(その2)にコメント下さったのですね。
自分の方からは正異常に画面が出ているので気がつきませんでした。
投稿の操作不備によるものか確認して事務局に善処方お願いしてみます。
わざわざのお知らせに感謝です。よろしく!
Posted by:やうち  at 2007年06月14日(木) 22:59

マリー さま、

何時も有難う御座います。
川田順の「墓場に近き老いらくの恋は怖るる何もなし」といえは前年まで姦通罪があった当時とすれば、“老いらくの恋”とはいえども流行語になるほどのことだったのですね。
>異国の丘・・・お父上もご苦労なされたのですね。この歌の3題目の歌詞に 倒れちゃならない 祖国の土に たどりつくまで その日まで〜 とあります。この歌には、祖国生還を願った当時の兵隊さん達の想いが伝わってきます。
Posted by:やうち  at 2007年06月14日(木) 22:38

やうちさま
昨夜から何度やっても、(その1)は見られません、真っ白です。
不具合だと思いますので、サイトに知らせたほうがいいのではないでしょうか?

星の流れに、は投書から生まれた歌でしたか、では実話に近いですね…。
東宝争議のことは知りませんでした。
東京ブギウギは、今歌っても古く感じませんね。
Posted by:ルル  at 2007年06月14日(木) 18:21

[老いらくの恋」って川田順 の?
異国の丘は 劇団四季で 見ました。 父も シベリアに抑留され
病気になって返されて 25年に 母と結婚したのです。
だんだんと 身近になります。
Posted by:マリー  at 2007年06月14日(木) 16:43