今日は
“建国をしのび、国を愛する心を養う”「建国記念の日」である。
かつては
「紀元節」と言い、日本書紀が伝える神武天皇が即位した日に基づき
、”紀元の始まりを祝う祝日”として、明治5年に制定されたものる。
この日は全国の神社で祭事が催しされ、庶民も建国際として祭典を行なっていた。
♪雲にそびゆる高千穂の 高根おろしに 草も木も
なびきふしけん大御世を 仰ぐ今日こそ 楽しけれ〜
しかし戦後は、天皇を中心とする日本人の団結の高まりを懸念したGHQにより、昭和23年に至り廃止されたのである。
そして戦災復興を成し遂げた昭和32年には、議員立法として、「建国記念日」制定に関する法案が提出されるも、当時野党が、「戦前回帰、保守反動の最たるもの」と反対したため成立に至らなかった。
その後も9回の法案提出〜廃案を経て、名称に「の」を挿入した「建国記念の日」とすることで
、“建国されたという事象そのものを記念する日“であるとの旨で、ようやく昭和41年6月に、現在の「建国記念の日」を定める祝日法改正案は成立したものである。
余談ながら戦前の国民の祝日は、この「紀元節」のほかに、「四方節」「天長節」「明治節」があり、“四大節”と称されていた。
・ 「四方節」:元旦(皇室行事である四方拝に因む)
・ 「天長節」:天皇誕生日(在位中の天皇の誕生日を祝う日)
♪きょうのよき日は おおきみの
生まれたまいし よき日なり〜
・ 「明治節」:明治天皇誕生日
(明治天皇の御聖徳を偲ぶ・・在位中は「天長節」)
♪アジアの東 日いずるところ ひじりの君の 現れまして
ふるき天地(あめつち) とざさる露を おおみ光に 隈なくはらい
教えあまねく 道あきたけく おさめたまわる み代とうと〜
平成の今日の日に、“霞にまみれて消え失せた紀元節”を紐解き、当時の日本にあれこれと想いをめぐらしている。