京都に興味・関心のある方に少しでも京都を知って頂こうと思い、一年を通じての京の歳時記や最新の話題・情報をできるだけ画像を添えて、私なりに配信しております。

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”おいない”の京都最新情報  [2010年08月30日(月) ]
【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

伏見区の醍醐寺で二十九日、国宝に指定されている五重塔の内部が十三年ぶりに公開された。一階にあたる初層の扉が四方に開かれ、参拝客たちが十世紀に描かれた曼荼羅(まんだら)に手を合わせた。
五重塔は醍醐天皇の菩提(ぼだい)を弔うため、子供の朱雀天皇と村上天皇の時代に建てられた。建立のゆかりを知ってもらおうと、同寺が醍醐天皇の月命日にあたる毎月二十九日の開扉を決めた。公開は、京都市営地下鉄東西線の開業を記念して特別公開された一九九七年以来。
国宝の両界曼荼羅が描かれた初層の心柱の周囲に、醍醐天皇らの位牌が置かれ、同寺の僧侶たちが読経を上げた。
参拝客たちは醍醐天皇の霊前に写経を奉納し、一心に拝んだ。境内では、五重塔の開扉に合わせてフリーマーケット「醍醐市」も開かれ、にぎわった。
(※八月十二日付ブログも御参照下さい)


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”おいない”の京都最新情報  [2010年08月29日(日) ]
【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

★京都市左京区の下鴨地域に伝わる下鴨御所音頭・紅葉(もみじ)節が二十八日、下鴨神社であり、地元住民らが優雅な踊りを楽しんだ。
北区の上賀茂紅葉音頭保存会などの協力で、三年ぶりに再開した。
平安貴族から伝わったともいわれる伝統の踊りで、戦前まで盛んだった。一九九八年に約半世紀ぶりに復活したが、保存会の高齢化などで一昨年に再び休止していた。
この日は浴衣姿の住民たち約六十人がやぐらを囲み、上品な手さばきを披露した。
踊りを毎年続けている上賀茂の歌い手も参加し、親子連れや神職も踊りの輪に加わった。
  

★右京区・梅宮大社では八月二十九日、「嵯峨天皇祭」が行われる。
平安京を完成させた嵯峨天皇は現在の大覚寺に離宮を営まれ、雅楽の制を国風化され、現行の制に近く改革された皇后(橘嘉智子)と共に梅宮相殿に鎮まる。
その徳を偲ぶ、神社に縁のある嵯峨天皇の例祭での奉納六斎として行われます。
「嵯峨天皇祭」の祭典の後、「子供相撲大会」の奉納に続き「梅津六斎奉納」。
笛や鉦、太鼓に合わせて、数々の演目が踊られます。最後に盆踊りもある。

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”おいない”の京都最新情報  [2010年08月28日(土) ]
【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

★町家から漏れる明かりで通りを照らすイベント「都ライト’10」が二十七日、上京区の西陣かいわいで始まった。格子越しにこぼれる穏やかな光が昔ながらの町並みを包んだ。
京の景観を守る意識を高めようと学生らによる実行委が五年前から毎年開いている。
今年は上七軒など四カ所で町家やお茶屋など一〇〇軒が参加した。
浄福寺通上立売上ルでは午後六時に町家や織屋が明かりを点灯し、闇が深まるほどにほんのりとした光が一帯を彩った。格子の影が浮かぶ石畳を浴衣姿の女性や子どもが歩き、伝統的なまちの風情を楽しんでいた。
二十九日までの午後六時〜;九時。


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”おいない”の京都最新情報  [2010年08月27日(金) ]
【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

★左京区・修学院離宮前で二十七日夜、修学院・紅葉音頭が行われる。
近世に庶民の間で流行した踊りや音頭に起源をもち,江戸時代の始め、修学院離宮に後水尾天皇を迎えて始められたそうです。
江戸時代のはやり歌や歌舞伎のセリフなどから逐次作詞され,節をつけたものとされる。
楽器を用いず音頭取の音頭にあわせて女性が輪になって踊る静かで素朴なもので,現在,上賀茂と修学院で伝承されています。
踊りの前に松明をつけ,提灯の前に列座し,三方に盃をのせ,給仕から酒を受けて乾盃するといった儀礼が行われ,「近江八景」「四条八景」「菊流し」など伝承されている音頭にあわせて踊りが行われます。京都市登録無形民俗文化財。


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”おいない”の京都最新情報  [2010年08月25日(水) ]
【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

★吉祥院天満宮の「六斎念仏踊り」

学問の神様・菅原道真を祀る天満宮は全国で一万以上数えられるが、この吉祥院天満宮は道真誕生の地で、境内には道真のへその緒を埋めたと伝えられる胞衣塚(えなずか)がある。少年時代をこの地で過ごしたが、やがて政争に巻き込まれて遠く大宰府に左遷され、死してのち天神となり、天神信仰は全国へと広がった。
八月二十五日の夏期大祭に奉納される六斎念仏は、平安時代に空也が念仏を広めるために始めた踊り念仏が起源とされる。
その後、長唄、歌舞伎などを取り入れて現在の形となる。
京都では祖先供養と結び付き、お盆前後に各所で行われる。
鉦や太鼓をたたいて踊る民俗芸能「六斎念仏踊り」は「発願」に始まり、締めくくりの「回向」まで、曲目が移りながら演じられます。国の重要無形民俗文化財に指定されている。


★晩夏を飾る伝統の火祭り「上(あ)げ松」が二十四日、京都府南丹市美山町の四集落で行われた。夜空を焦がす炎に、住民や見物客が豊作や火よけを祈った。
同町の盛郷、殿、川合、芦生の四集落で行われ、芦生では「松上げ」と呼ばれる。
いずれも先端にカゴ状の火受け「もじ」を付けた「灯籠木」を立て、たいまつを投げ上げて点火し、火柱を上げる。府の無形民俗文化財。
盛郷では、棚野川の河川敷に大人用約二十b、子ども用約十六bの二本の「灯籠木」を設置。午後八時ごろから住民らが「灯籠木」の周りに集まり、縄を付けたたいまつを投げ上げて夜空に弧を描いた。カヤやスギ枝を詰めた「もじ」に点火して炎が上がると、見物客らから歓声が上がった。


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”おいない”の京都最新情報  [2010年08月24日(火) ]
【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】    

★雲ヶ畑の松上げ


愛宕山への献火として行われる。
加茂川の源流で知られる林業の集落・雲ヶ畑。
山上に割り木を運び松明としそれを二つの文字にかたどり櫓にくくりつける。空中に浮かぶ火の文字は毎年異なり点火直前まで秘密。
この地の愛宕山山頂二箇所に松明が同時点火され、愛宕明神に火災予防と五穀豊穣を祈願します。


★広河原の松上げ


花脊・雲ヶ畑と同じく愛宕山への献火として行われる火祭りで、火災予防、豊作などが祈願される。
下之元町の灯籠木場(とろぎば)に約千五百本の松明が焚かれ、威勢のいい掛け声とともに小松明(放り上松)を投げ上げて、高さ約二十bの灯籠木の先の笠に点火する。
松上げの後、「やっさこさい」と「ヤッサ踊り」や「江州音頭」が奉納される。

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”おいない”の京都最新情報  [2010年08月23日(月) ]
【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

★嵯峨野・化野念仏寺で京都の夏を送る「千灯供養」が八月二十三日と二十四日夜、営まれる。
境内の無縁仏の精霊に灯明を灯して供養する地蔵盆の行事。
独特の節回しの回向が流れる中、幽玄な雰囲気が漂う。
約八千の石仏にろうそくを灯し、闇が深まるごとに炎は大小形もさまざまな石の表面から仏を浮かび上がらせ、先人を偲ぶ幻想的な光りに照らされて、思い思いにゆかりの人を偲び、冥福を祈った。
小倉山山ろく一帯の嵯峨・化野周辺は昔、風葬が行われた土地として知られる。
弘法大師空海が無数の無縁仏を供養するために開創したのが寺の始まりで、 後に法然上人が念仏道場を開き、今の寺院名になりました。
明治時代に、境内で出土したおびただしく散在していた多くの無縁石仏や石塔を同寺に集め供養したのが千灯供養の始まりとされ、地蔵盆の行事として灯明をささげている。
近年、観光スポットとして注目を浴び、以前は入寺には予約が必要としたが、二〇〇六年から予約は不要となりました
ちなみに化野念仏寺は数多くのTVドラマや映画に撮影場所として登場しているのは周知の通り。 この日も京都は残暑の続くなか、辺りは清澄な空気に包まれ多くの人出で賑わう。


★化野念仏寺の千灯供養に合わせて、境内に続く参道は伝統的建物群保存地区に指定されている嵯峨鳥居本地区で、「愛宕古道街道灯し」を愛宕神社一の鳥居から嵯峨・祇王寺に至る一.五`の旧愛宕街道沿いに、お地蔵様に見立てた手作りのジャンボ提灯や灯ろうが灯され、古い家並みが残る奥嵯峨地域一帯は幻想的な雰囲気で、柔らかな光に包まれた空間で、癒しのひと時を過ごされては……。
瀬戸内寂聴さんの点火で八月二十三日・二十四日:
午後七時〜九時まで。


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”おいない”の京都最新情報  [2010年08月22日(日) ]
【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

★鎌倉時代の藤原俊成・定家を祖とする歌道の宗家、現存する唯一の公家住宅として重要文化財に指定されている冷泉家では公家文化を伝える七夕行事・星祭「乞巧奠」(きっこうてん)が陰暦七月七日にあたる八月二十一日の夜、冷泉家住宅(重文)で古式にのっとり優雅に行われた。
灯火がほのかに揺らめくなか、王朝装束に身を包んだ男女が、一年に一度だけ逢うという牽牛と織女星にお供え物をして雅楽と和歌を手向けて歌道や技芸の上達を祈った。
冷泉家住宅は襖や障子を取り払い、庭に設けた祭壇五色の布や秋の七草、野菜、魚などを供えた「星の座」という祭壇を縁側にしつらえ、座敷を会場に招待客約百六十人の見守るなか、雅楽の演奏が始まり灯台に火を灯し、狩衣姿の男性と袿袴姿の女性が、「七夕庭」(しっせきのにわ)の兼題の和歌から九首を選び、星の座に向けて独特の声調で詠み上げた。
歌会「流れの座」では、男女五人づつの歌人が冷泉流の歌の朗読で、即興で詠んだ恋の歌を天の川に見立てた白布をはさんで、互いに贈答しあう当座式などが行われます。 ※非公開です。


★京の六地蔵めぐり

市内の六ヶ所のお地蔵さんを巡り、授与されたお幡(おはた)を入り口に吊るして家内安全、無病息災をお願いする、八〇〇年も続いている伝統行事です。
また、お地蔵さんのある所は、それぞれ昔の街道の入り口にあたります。
一一五七(保元二)年、後白河天皇の勅命を受けた平清盛が街道の入り口に六地蔵を分置してから、庶民が六地蔵を巡拝するようになったといいます。
京の六地蔵尊像は人皇五十五代、文徳天皇に仕える参議左大辮、従三位小野篁(たかむら)の作と伝えられ、七十七代、後白河天皇は深くこの六地蔵をご信仰になり、宝祚長久、王城守護、厄病退散を祈願し、また都を従来する旅人たちの路上の安全を願い、また広く一般庶民に二世福楽の利益結縁の御心から、保元二年、平清盛に勅令し、清盛は西光法師に命じて都街道の入り口六ヶ所に六角堂を建てて、一体づつ御尊像を分置された。これにより京の宗教行事として広く庶民に親しまれ、その起源となるのが八百余年の伝統をもつ京の六地蔵めぐりの風習が起こったと伝えられている。
鞍馬街道:鞍馬口地蔵 (上善寺)・周山街道:常磐地蔵(源光寺)・丹波、山陰街道:桂地蔵(地蔵寺)・西国街道:鳥羽地蔵(浄禅寺)・東海道:山科地蔵(徳林庵)・奈良街道:伏見六地蔵(大善寺)

それぞれの寺で頂く六色のお幡は御守りとして家の入り口に吊し、一年中の厄病退散、福徳招来の護符とする。
例年八月二十二・二十三日の両日にはこの六カ所を巡り、罪障消滅・家運繁栄などを祈願するならわしがあり、また新亡の初盆には水塔婆供養し、三年間巡拝すれば六道(地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上)の苦を免れると言われる。


同じ日浄福寺では上鳥羽六斎念仏、地蔵寺では桂六斎念仏、上善寺では小山郷六斎念仏が奉納され、六地蔵めぐりと両方楽しめる。

夏の終わり、京都の風物詩、京の町々で子供を中心に賑わう地蔵盆が盛んに行われるのも六地蔵信仰に起因します。

★左京区・久多に伝わる風流灯籠踊り「久多花笠踊り」が八月二十四日に近い日曜日(今年は二十二日)に行われる。
洛北とはいえ、京都市内から車で一時間半はかかる久多。しかしそれだけに古い伝統や行事が今でも残っており、毎年八月十四日に盆行事の施餓鬼を終えてから花宿と呼ばれる家で極めて精巧な花笠を制作する。
当日は、花宿の床に、志古淵社、上の宮社、大川社の軸を掲げて灯りを花笠灯籠に移し、太鼓や鐘に合わせて踊る五穀豊穰のお祭り。
三つの神社を巡りながら心静かに踊りを奉納する。
灯籠が点じられると、闇に静かに浮かびあがり、大変美しいものです。


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”おいない”の京都最新情報  [2010年08月21日(土) ]
【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

★右京区京北・小塩町で八月二十一日夜、燃え上がる炎に火よけや五穀豊穣を祈る「小塩の上げ松」が愛宕神社に献灯するために行われる。
愛宕信仰の火祭り、上げ松は古くから京都の各地で行われている。
高さ約十五bのトロ木と呼ばれる柱の先端に付けられた「もじ」という直径二bの「大松明」の火受けに向かって、小さな松明を次々に投げ上げる「上げ松一番」の妙技を競います。やがて、スギの葉などで作ったもじに火が移り、火柱となって夏の夜空を松明の火の粉が弧を描き、祭りも最高潮に達する。
京都府登録無形民俗文化財の伝統行事。


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”おいない”の京都最新情報  [2010年08月20日(金) ]
【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

右京区嵯峨野・大覚寺で八月二十日夜、宵弘法(万灯会)が行われる。
宵弘法とは 「万灯会」の法会は、弘法大師が除災招福を祈念し、毎年一回執り行なわれ、仏さまに多くの灯火をお供えするだけでなく、弘法大師の加持護念のありがたいみ心に対し、報恩の誠をささげ、暗き世を光で照らす真言宗の大切な法会です。
大覚寺でも、この日に参詣者が献灯された、万灯の法会を厳修し、亡き人の追福菩提を祈り、施主の家族の多幸と健康を祈念してまいりました。
今では、「宵弘法」として広く全国に親しまれています。
王朝の薫り豊かな大沢池のほとりに施餓鬼棚を設けて、「お施餓鬼」の法会が執り行われる。
提灯が連なり水面を美しく飾り立てた大沢池の中央には、丸太を何本も組み上げた「嵯峨の送り火」の祭壇が、点火の時を待っています。
御影堂において門跡が修法され、施餓鬼棚の前では塔婆に記されたご先祖さまの名前や戒名を次々と読み上げ、ご真言をお唱えして、その菩提をお祈りします。
いよいよ大沢池の中央の送り火の祭壇に火が入れられますと、燃え上がる炎が池の周りを明るく照らし出します。夜空に舞い登る火の粉は、まるで浄土に帰って行くご先祖さまたちの魂のようにも見えます。
宵闇に、み魂送りのために集まった人々は、亡き人々の菩提を祈り、そして燃え上がる炎に明日を生き行く勇気をいただきます。夏の終わり、人々の祈りの中で大覚寺の宵弘法の夜はふけていきます。本年もさまざまな行事があわせて催されます。


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