京都に興味・関心のある方に少しでも京都を知って頂こうと思い、一年を通じての京の歳時記や最新の話題・情報をできるだけ画像を添えて、私なりに配信しております。

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”おいない”の京都最新情報  [2010年03月12日(金) ]
【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

★四季折々の花の絵が本殿の天井を彩る「花の天井」で知られる右京区高雄街道・梅ヶ畑の平岡八幡宮で三月十二日、「椿を愛でる会」と恒例春の本殿特別拝観が始まった。
平岡八幡宮の本殿は、江戸末期の一八二六(文政九)年の再建で、神殿の天井板に描かれた鮮やかな四十四枚の花の絵も、江戸時代の画工・綾戸鐘次郎藤原之信による、翌文政十年の作。
一辺約七十aの正方形の格子の中にモミジやキク、キキョウ、ボタン、ツバキや山桜、ジャスミン、ブドウなど異なる四十四種、四季折々の花や果実が極彩色に彩られた天井を心ゆくまで鑑賞できる。
八〇九年に空海が創建したと伝えられており、創建千二百年を記念して、ご神体の僧形八幡神像も特別公開している。境内に咲く紅白のツバキも楽しめる。 
拝観期間 五月十八日まで。 拝観料 六百円。


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”おいない”の京都最新情報  [2010年03月10日(水) ]
【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】   

★京都の春の観光シーズンのトップを、保津峡に早春の訪れを告げる嵐山から亀岡へと走る名物「嵯峨野トロッコ列車」が三月一日に再開し、名勝「保津川下り」の川開きが三月十日、出発地の亀岡市保津川遊船乗船場で開かれた。
一六〇六年に豪商・角倉了以が保津峡を開削して今年で四百四年目に当たる。
例年なら華やかに、色鮮やかに飾り付けられた遊船や、米俵や酒樽を積んだ当時を再現した「荷舟」が仕立てられ、穏やかな春の陽光を浴びながら、水ぬるむ川面を保津峡へと漕ぎ出し、古くから伝わる「旭太鼓」を披露する地元の男性を先頭に乗せた遊船が、勇壮な音を響かせ出航する。
吹き流しや花で彩られた花飾り船を先頭に十隻が連なるように終着嵯峨嵐山までの険しく美しい峡谷景観を楽しみながらの十六`の急流を約二時間かけて下る川下りを、豪快な船頭の竿裁きを頼りにスタートした。
乗船料金は大人 三千九百円 : 小人 二千五百円。
貸切船 一隻 定員十七名まで 七万八千円
午前九時〜午後三時半まで、十一月三十日まで毎日七便運航。

※ 今日は雨で桂川(保津川)が増水したため、川下りの出船は取りやめた。
式典には船頭や招待客ら約二百人が参列。亀岡市太鼓連合会による勇壮な祝い太鼓の演奏や殺陣の演舞に続いて、舟から約千個の風船を空に飛ばし、シーズンの幕開けを祝った。


★西京区・虚空蔵法輪寺で「芸能上達祈願祭」が三月十日に行われる。
空海の弟子にあたる道昌が虚空蔵菩薩を安置し、知恵と技芸を授けてくれる守護仏として古くから人々の信仰を集めている。
芸の上達を願う祈願法要が行われ、茂山忠三郎社中による奉納狂言も行われる。
本尊の虚空蔵菩薩が「種々の芸道に長じ、技芸に上達せんと欲するものは、わが名をとなえよ」と語ったとされることにちなみ、毎年この日に営まれる。


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”おいない”の京都最新情報  [2010年03月09日(火) ]
【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

★左京区・貴船神社で三月九日、雨水を司るタカオ神を祀り、「雨乞祭」が営まれる。
農事の始まりを前に、降雨の水の恵みと豊作で五穀豊穣を祈願します。
ご神水と神饌を献上して榊の葉をご神水に浸し、「雨たもれ、雨たもれ、雲にかかれ、鳴神じゃ」と唱えて天地に振りかけます。
この神社が鎮座するここは、鴨川の水源地にあたり、平安に都がおかれた時から水を司る神として崇敬を集めています。
「水を司る」とは、雨を降らせたり止ませたり、それだけではなく、一旦降った雨を地中にしっかりと蓄えて、少しずつ少しずつ適量を地表に湧き出させていく、そういう働き全体を指すことで、そこに神霊の働きを知り、その神様を高おかみの神という。
降った雨を地中に蓄えるのは、大地にしっかりと根を張った樹木の役割で、樹木の生い茂る水源の地こそ、水を司る高おかみの神が鎮まるに最もふさわしい場所であった。
貴船神社はまさにそういう場所に鎮座しており、貴船の語源は、「木生嶺」「木生根」だともいわれている。


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”おいない”の京都最新情報  [2010年03月08日(月) ]
【京 の 季 節 の 花 便 り】

伏見区・城南宮の神苑で、しだれ梅が見ごろを迎えている。
紅梅と白梅の花が、垂れ下がった枝に満開となっており、上品な花の香りがただよう神苑では春の気配が感じられる。
「春の山」とよばれる庭園では源氏物語にちなんだ百余の草花などを植裁し、春秋の曲水の宴の会場にもなっている神苑「楽水苑」(「源氏物語花の庭」とも呼ばれている)に、平成十二年に約百五十本が植樹されたしだれ梅と、見ごろを迎えた約三百本のツバキとを合わせて紅白の花の鮮やかなコントラストを観賞する「春の山まつり」が二十一日まで開催されている。
毎日午前十時と午後二時時には神職の案内があり、また、物語ゆかりの屏風や白描画五十四帖も合わせて観覧できます。


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”おいない”の京都最新情報  [2010年03月06日(土) ]
予 告

✾京都御所春の一般公開


京都御所の春季一般公開を四月七日から十一日までと発表された。
今回は宮中の伝統的な舞姿にスポットを当てる。
大臣宿所(しゅくしょ)では、大和地方の舞とされる「和(やまと)舞」の装束を展示。小御所では天武天皇が創設したとされる「五節(ごせちの)舞」、大和朝廷の武人集団に伝承された勇壮な「久米舞」の装束をそれぞれ公開する。
春興殿前広場では十日午前十、十一時に雅楽が、十一日午前十、十一時には蹴鞠(けまり)が実演される。公開時間は午前九時〜午後三時半。

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”おいない”の京都最新情報  [2010年03月03日(水) ]
【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

★今日は桃の節句の雛祭り。

§古来、三月三日は「上巳の節句」で中国の風習を受け、けがれを祓う日だった。
雛祭りの原型といわれる「流しびな」は平安時代ごろには貴族社会で和紙の人形(ひとがた)を作り、息を吹きかけて川や海に流して厄を払う風習からきている。


★京都では左京区・下鴨神社で三月三日に「流しびな」が行われる。
結婚前のカップルから公募で選ばれた男女ペアーが平安時代そのままの、女性は十二単衣姿、男性は衣冠束帯姿で、境内を流れる御手洗川に直径十五aの桟俵(さんだわら)(わらで編んだ丸い小舟)に災いやけがれを身代わりの和紙の人形を乗せて流し、子供たちの無事を祈るながしびなの風習は、現代のひな祭りのルーツとされており、その歴史は平安時代にまでさかのぼる。


★下京区・市比賣神社の「ひいな祭」が三月三日、近くの「ひと・まち交流館京都」で行われる。
平安時代、女性が春の到来を喜び厄をはらった祭事を再現している。
五人囃子の演奏に合わせ、三人官女の舞や、十二単の着付けの実演、大きなひな段に人がお雛様やお内裏様などに扮する「人びな」、平安時代貴族の間で行われていた投扇興や貝合わせなど優雅な催しが開かれる。ひな茶の接待も受けられる。
市比賣神社は、平安京の東西の市場の守護神として勧請されたのが起こりだそうです。


★三月三日は、陽数の「三」が重なっておめでたいとされる祝節“重陽”のひとつです。
東山区・三十三間堂(国宝)では「三」が重なることから、祝節に因んで恒例の春桃会があり、本堂が無料公開される。
平成十七年から、名前にちなみ「三」の並ぶ三月三日、無料拝観日を実施している。
午前九時〜午後四時まで。限定の女性専用「桃のお守り」が授与されます。
午前中は華道池坊の献花法要、午後からは作家で天台宗僧侶の瀬戸内寂聴さんの青空説法がある。
本堂の東南角の一隅に高さ一.五bの壇を特設し、参拝者は階段状に並ぶ千一体の観音像や二十八部衆、風神像などを高い位置から広く見渡せる珍しい拝観となる。
南北約一二五bの長い本堂には、中尊観音座像をはさんで左右に各五百体の千手観音立像が整然と並んでいる。
三十三間堂は平安時代末期に平清盛が建立されたが焼失後、鎌倉中期の一二六六年に再建された。


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”おいない”の京都最新情報  [2010年03月02日(火) ]
【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

★宇治市・平等院で三月二日、忌日法要「関白忌」が行われる。
「宇治関白」として知られた平等院の創建者、藤原頼道を偲んで営まれる。
京都の南部に春を呼ぶ行事として知られている。
色とりどりの法衣を着た僧侶が、平橋反橋を渡り、鳳凰堂で法要を行う。


【京 の 季 節 の 花 だ よ り】

★上京区・京都府庁旧本館で、ヤマザクラとオオシマザクラの両方の性質を持つ珍しい桜が三月早々に見つかった。
花がやや大ぶりで、表皮がめくれたような独特の木肌が特徴といい、発見者で桜守の佐野藤右衛門さんが、幕末に府庁がある場所に屋敷を構えた京都守護職の松平容保(まつだいらかたもり)にちなみ、「容保桜」と命名した。

■ヤマザクラの突然変異
きっかけは二〇〇八年春のこと。佐野さんが世話を任されている旧本館中庭のシダレザクラの様子を見に来た際、樹齢八十年ぐらいとみられる一本の桜が目についた。
品種はヤマザクラのようだが、オオシマザクラの特徴である表皮がはがれたような木肌をしていた。
翌春の開花期に花を持ち帰り、詳しく調べると、通常のヤマザクラよりも花がやや大きく、「花梗(かこう)」と呼ばれる花を支える枝も長目だった。多くの桜を見てきた経験からヤマザクラの突然変異だと確信した。
京都府に旧本館の地の歴史を聞いたところ、幕末に京都守護職の上屋敷があったと知り、容保桜と名付けることを考えた。府庁の新たな名物にするそうです。


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”おいない”の京都最新情報  [2010年03月01日(月) ]
【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

★上京区・宝鏡寺は尼門跡寺院で通称「人形寺」の名で親しまれている。
三月一日の宝鏡寺雛祭には、本堂に飾られた雛段前で一弦琴が演奏されたのち、絢爛たる打掛け姿も艶やかな、島原の太夫がお雛さまにささげる、優雅な舞を奉納する。
同時に春の人形展「幕末・宮廷の雅」が 四月三日まで開催される。
宮中の雅な装束を正確に再現した有職雛などの人形がたくさん展示されている。
今年のテーマ「幕末」にちなんで、皇室から将軍家へ嫁いだ数奇な人生で知られる皇女和宮の持ち物だった桜の螺鈿細工が美しい文箱や四季花鳥図絵巻などの皇女和宮の御遺愛品はじめ、、伝来の愛らしい賀茂人形、花嫁行列なども展示されている。
平安時代に光厳天皇の皇女・華林宮恵厳禅尼(かりんのみやえごんぜんに)によって開かれた臨済宗の尼寺で、寛永二十一年(一六四四)、理昌尼王(後水尾天皇の皇女)が入寺して以来は尼御所となって「百々御所」とも呼ばれ、尼門跡寺院として皇室から内親王を住職に迎えた歴史を持つ。父の天皇が折々に娘へ贈った数々の人形や調度品は、公家文化の美を伝えている。
歴代皇女ゆかりの人形を多数所蔵して毎年春秋に公開して、「人形供養祭」を行う。
春三月は雛祭りを中心とした人形展。
光格天皇から江戸時代後期に贈られた直衣姿、濃紫袴姿の有職雛は、若々しい夫婦の姿。
緋色ではなく、若い女性が着用する濃紫袴の女雛はとても珍しいという。
※ 家庭で不要になった人形を持参すると、人形の供養をして引き取ってくれる


★左京区・真如堂で三月一日、涅槃会法要が営まれ、江戸中期・宝永年間に描かれた縦六b、横四bの極彩色大涅槃図が公開される。
涅槃会は灌頂会、成道会と並ぶ、仏教における三大仏忌のひとつ。
釈迦が入滅した旧暦二月十五日前後に釈迦の入滅のときの様子を絵にした涅槃図を掲げ、その威徳を偲ぶ法要。
真如堂は例年公開している江戸中期の大涅槃図が修復中のため、今年は南北朝から室町時代の画僧・明兆の作と伝わる涅槃図を本堂に飾った。
掛け軸全体の大きさは縦約二.六b、横約一.㈥b。金色の衣をまとった釈迦が右腕を枕にして横たわり、弟子や鳥獣が悲しむ様子を伝える。
涅槃会の菓子「花供祖(はなくそ)あられ」が授与される。
(以前は正月に本尊に供えた鏡餅を小さく刻んだものを使ったが、現在では 軽く焼いたあられに黒砂糖を絡めた)。供物の花供御がなまって鼻糞と呼ばれた。
公開は三十一日まで。


★保津峡に春の訪れを告げる、冬の間(十二月三十日〜二月末日)運休していた「嵯峨野トロッコ列車」が春風をきって三月一日から再開し、動き出した。
八つのトンネルをくぐり、保津峡の雄大な渓谷の景色を乗客に楽しませながら、旧山陰本線のトロッコ嵯峨〜トロッコ亀岡間七.三`を一日八往復走ります。
■運賃:六〇〇円(片道) ■ 祝日を除く水曜日休み。


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”おいない”の京都最新情報  [2010年02月25日(木) ]
今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

★節分が過ぎると、やさしい香りがしだす京の町に間もなく春を告げる上京区・北野天満宮で、梅の花をこよなく愛した菅原道真の命日にちなみ、遺徳をしのぶ「梅花祭」が二月二十五日開かれる。
このところのポカポカ陽気で、七分咲きとなった花の美しさと香りに誘われ、本殿の神事では、祭神・道真の霊を「なだめる」という音に通じる「菜種」を冠に付けた神職が、古式にのっとり梅の枝や約四十`の蒸し米などを神前に供えた。
梅苑(約一.六f)と境内合わせて約二千本の梅の木が並び、種類も五十種以上と豊富で、紅白に彩る梅の花の風情や三光門西広場での茶席「野点大茶湯」は、豊臣秀吉による盛大な北野大茶会の故事にちなみ、色とりどりの着物姿で上七軒の芸舞妓や女将ら約二十人による野点を、ちらほら咲きから満開の早咲き梅花を愛でながら、参拝者は春の訪れを満喫し楽しんでいた。
宝物殿も特別に公開され、「梅花祭と天神さま今昔写真展」が開かれている。
絵馬殿に、縦約七十a、横約一bのパネル七十枚を並べ、昨年の祭典や茶会の様子や、約百年前の境内、市電の走る周辺の町並みなどの風景も紹介している。
恒例の縁日・「天神市」と共に楽しめます。


★「第百三十八回都をどり」(四月一日開幕)の衣装合わせが市東山区の祇園甲部歌舞練場で行われた。芸舞妓が舞台衣装でプログラム用の写真撮影に臨んだ。
今年の演題は「桜花訪京都歴史(はなにきくみやこのれきし)」全八景で四季折々の京の風情を舞で表現する。NHK大河ドラマ「龍馬伝」にちなみ、徳川家へ嫁ぐ和宮が八坂神社で都に別れを告げる第三景「和宮祇園社参」、同志を弔う勤王の志士らが登場する第四景「鴨川燈籠流(とうろうながし)」など、幕末も題材に織り込んだ。
出演する百十二人のうち、芸舞妓二十五人が楽屋入り。真新しい衣装で舞台に上がり、ポーズを決めて撮影に臨んだ。
四月三十日まで。午後0時半、二時、三時半、四時五十分の一日四回公演。


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”おいない”の京都最新情報  [2010年02月24日(水) ]
【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

★洛北の風物詩・上賀茂神社周辺で二月二十四日、少年の成長を祝う「幸在(さんやれ)祭」が営まれる。
前日に集まって夜を明かした上賀茂七地区の十五歳に達した男子が、元服の風俗にならい、「あがり」と呼ばれる数え年で十五歳の少年を一人前の大人として祝う儀式で、上賀茂神社の氏子町で受け継がれてきた古い歴史を持った行事です。
江戸初期にはすでに営まれていたという。
真新しい大島紬の羽織と着物に白いマフラー姿の「あがり」の少年らは、打ち鳴らされる鐘の音に合わせて太鼓を叩き、「おーめーでとーごーざーるー」と独特の節回しのはやしを演奏。
「ダイショウギ」と呼ばれる緑の葉のついた枝を持って、氏神の大田神社や地域を巡り、沿道の住民の出迎えや祝福を受け、最後に上賀茂神社に到着。本殿でお祓いを受け成人になったことを奉告し祈祷する。


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