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京都からこんにちは! [2006年12月28日(木) ]
【今 日 の 情 報 : 歳 時 記・催 し・話 題・出 来 事】

★日本三大梵鐘の一つで、約七十トンもある大晦日の「除夜の鐘」で、NHKから日本最初に鳴り響く、京都東山・知恩院で十二月二十七日、一足早く「除夜の鐘の試し突き」が行われた。
本番で呼吸を合わせるために、十七人の僧侶たちの親綱を担う一人が、子綱を持つ十六人と呼吸を合わせて背中から倒れるように、ダイナミックに「エーイ、ヒトーツ」「ソーレ」という掛け声と共に一体となって直径四十五a、長さ四bもある檜の撞木(シュモク)につながれた子網を引き、その反動で親網を持った僧が仰向けに綱にぶら下がるようにして打つ度に、重い音色が師走の街に響き渡り、その躍動感ふれるつき方でおなじみ、年の瀬のムードいっぱいの古都・京都です。


★知恩院の大鐘は、京都東山・方広寺(大仏殿)豊臣家滅亡の因となった鐘、奈良・東大寺の梵鐘と共に日本三大梵鐘として有名。国の重要文化財に指定されている。
江戸時代の一六三六(寛永十三)年に鋳造され、高さ三.三b、口径二.八b、厚みも約三十aあり、重さは約七十dに及ぶ。
鋳造から三百七十年余たって「梵鐘の老齢化」が進んでいる。


★その大鐘を撞く撞木も五十センほど短くなり、十二年ぶりに新調された。
撞木のスケールも半端ではなく、長さ四.五b、直径0.五b、重さは推定三百五十キロ。芯の部分をのぞいたうえで、これほどの太さの木材を国内で調達するのは難しく台湾産の直径二bの杉を使って、水に浸し樹液を抜くのに十年、乾燥させるのにもう十年、合わせて二十年の月日を要する


★この大鐘を吊るす大鐘楼も一六七八(延宝六)年の建立で、三百数十年にわたって七十dの重さに耐えて、硬い欅の柱は建立以来一度も取り替えず色合い、痛み具合も全てが歴史を物語っている。

}※大晦日の日は午後十時四十分から一月一日午前零時半ごろまで百八つの鐘を鳴らし、新年を迎える。

Posted at 10:10 | 京都情報 | この記事のURL
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