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“おいない”の京都情報 [2007年05月28日(月) ]
【今 日 の 情 報 : 歳 時 記・催 し・話 題・出 来 事】



★西京区・大原野の十輪寺で五月二十八日、平安時代の六歌仙の一人、在原業平をしのぶ法要が新緑のモミジが映え、鳴り響く三弦と声明に「業平忌」が営まれた。
業平は五十六歳で亡くなるまで、ここで塩を焼いて風情を楽しんだと伝わる。
業平忌は、一族の女性との仲を裂いた藤原氏が、たたりを恐れ供養したのが始まり。
本堂前に特設した祈願道場で、三弦を奏でる独特の法要で、住職らが三弦を奏でながら般若心経や天台声明を唱えた。
業平が好んだと云われるカキツバタや日本舞踊、書の奉納もあり、平安の歌人に思いをはせていた。



★京丹波町下山の尾長野八坂神社(祇園・八坂神社の分社)の近くの田んぼ約四十アールで五月二十八日、田植え神事「八坂神社御田祭」があり、早乙女姿に扮した女性八名が豊作を祈願し田植えをした。
恒例の行事で、神事などに用いられる稲の苗を植える祭礼で、収穫した米を奉納するほか、稲穂は祇園祭のみこしの飾りに、稲わらは八坂神社の正月のしめ縄に使われる。
厳かな雅楽の演奏が流れる中、白装束に赤いたすき、すげがさ姿で「神せん田」に入り、横一列に並んでゆっくりとした調子で一本ずつ苗を手で植えた。
稲の邪気を払う獅子舞が披露され、地元の丹波八坂太鼓による稲に力を与える勇壮な太鼓演奏を奉納した。

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