2007年 10月 6日(土)
【今日の情報:歳時記・催し・情報・出来事】
★豊臣秀吉の正室・北政所ゆかりの東山区・高台寺の献茶会にあわせ、十月六日、豪華な衣装の錦糸入りの打ち掛けに身を包み、かんざし二十二本できらびやかに髪を飾った島原の司太夫は、娘の振袖太夫も招かれ、禿と呼ばれるお付きの童女二人と傘持ちの男性を従え、お寺の勅使門を出発して方丈に向かって、独特の背の高い三枚歯のげたで一歩ずつカランカランと響かせながら境内の石畳参道を練り歩いた。
高台寺には名妓として名高い吉野太夫をしのんで建てられた茶室がある。これにちなみ、一昨年から北政所茶会に太夫道中が催されることになった。
当時、柳馬場二条に秀吉が許した花街が、最終的に島原に移転した縁もあることから、高台寺が北政所を供養する献茶会にあわせてこの日に行われる。
★中京区・壬生寺では毎年秋の「大念仏会」に上演される狂言の草分けといえる国の重要無形民俗文化財「壬生大念仏狂言」の特別公開が大念仏堂で十月六日〜八日(三日間)連日午後一時から狂言五番ずつを上演。
『ガンデンガン』の囃子に合わせて演じられる軽妙な無言劇・壬生狂言は約七百余年の鎌倉時代に始まり、壬生寺を興隆させた円覚上人が、民衆に仏の教えを身振りで伝えたのが始まりとされ、庶民の娯楽として広まった無言劇は伝統を伝え、重要無形民族文化財を受け三十曲を受け継いでいる仏教無言劇。
通行人を食い殺す「茨木の鬼」を題材にした「羅生門」、妻を隠し持つ僧侶を戒める教訓劇の「大黒狩」や「愛宕詣り」は茶店で若い女性客に言い寄る主従が女性の母親に軽くあしらわれる筋書きでひょうきんなしぐさが面白い。毎年、人気の演目「道成寺」や「土蜘蛛」のクライマックスでは、源頼光の家来に退治された土蜘蛛が倒れ際に白い糸を勢いよく放つ演出や最後にかわらけに見立てたせんべいを出演者が舞台から投げると観客が競うように手を伸ばし受け取った。
【今日の情報:歳時記・催し・情報・出来事】
★豊臣秀吉の正室・北政所ゆかりの東山区・高台寺の献茶会にあわせ、十月六日、豪華な衣装の錦糸入りの打ち掛けに身を包み、かんざし二十二本できらびやかに髪を飾った島原の司太夫は、娘の振袖太夫も招かれ、禿と呼ばれるお付きの童女二人と傘持ちの男性を従え、お寺の勅使門を出発して方丈に向かって、独特の背の高い三枚歯のげたで一歩ずつカランカランと響かせながら境内の石畳参道を練り歩いた。
高台寺には名妓として名高い吉野太夫をしのんで建てられた茶室がある。これにちなみ、一昨年から北政所茶会に太夫道中が催されることになった。
当時、柳馬場二条に秀吉が許した花街が、最終的に島原に移転した縁もあることから、高台寺が北政所を供養する献茶会にあわせてこの日に行われる。
★中京区・壬生寺では毎年秋の「大念仏会」に上演される狂言の草分けといえる国の重要無形民俗文化財「壬生大念仏狂言」の特別公開が大念仏堂で十月六日〜八日(三日間)連日午後一時から狂言五番ずつを上演。
『ガンデンガン』の囃子に合わせて演じられる軽妙な無言劇・壬生狂言は約七百余年の鎌倉時代に始まり、壬生寺を興隆させた円覚上人が、民衆に仏の教えを身振りで伝えたのが始まりとされ、庶民の娯楽として広まった無言劇は伝統を伝え、重要無形民族文化財を受け三十曲を受け継いでいる仏教無言劇。
通行人を食い殺す「茨木の鬼」を題材にした「羅生門」、妻を隠し持つ僧侶を戒める教訓劇の「大黒狩」や「愛宕詣り」は茶店で若い女性客に言い寄る主従が女性の母親に軽くあしらわれる筋書きでひょうきんなしぐさが面白い。毎年、人気の演目「道成寺」や「土蜘蛛」のクライマックスでは、源頼光の家来に退治された土蜘蛛が倒れ際に白い糸を勢いよく放つ演出や最後にかわらけに見立てたせんべいを出演者が舞台から投げると観客が競うように手を伸ばし受け取った。
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