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おいないの京都最新情報 [2008年02月03日(日) ]

一般に節分とは、もともと季節の移り変わる時節を指し、つまり立春、立夏、立秋、立冬の前日すべてが節分のはずだが、立春が旧暦で一年の始まりとされ、その前日の節分を大晦日として、年を分ける重要な意味があった。
伝統が息づく京都は、各社寺ごとに追儺式(鬼やらい)が催され、多様な行事内容で登場する鬼も個性豊かで面白い。


代表的な節分祭を紹介。

★平安時代の歌人、小野篁が開いたとされる上京区・千本ゑんま堂(引接寺)で二月三日、強運節分会・こんにゃく炊きの行事が行われ、四日の立春から始まる新しい一年を無病息災で過ごせるようにと、訪れる参拝者に裏表のない食べ物としてえんま法王が好むこんにゃくをふるまう習慣が古くからあり、えんま法王の恵みをより身近に感じてもらおうと、えんま様の舌の形に丸く切ったこんにゃく炊きを販売している。
一年間の強運を願ってだるまを供養する行事もあり、参拝に訪れた人たちが名前を書いては本堂で祈りをささげていた。 
夜からは「ゑんま堂大念仏狂言」が行われる。


★上京区の大報恩寺(千本釈迦堂)で二月三日、伝統の「おかめ福節分会」が営まれる。
おかめ福節分会は、江戸時代末期から一九五五(昭和三十)年ごろにかけて一時途絶えていたものの、本堂が建立された約七百七十年前から同寺に伝わる除災招福の伝統行事。本堂を舞台にして、伝統のおかめや赤鬼、青鬼が登場する狂言「鬼追いの儀」が披露される。
狂言は、三人の年男が豆を投げつけても退散しない四匹の鬼のもとに、おかめが登場し、笑みを見せると鬼がとたんに改心するという筋書。



★上京区・廬山寺(紫式部の邸宅跡)で二月三日、「鬼おどり」の通称で知られる追儺式鬼法楽が営まれる。
境内で、ほら貝と太鼓の音に合わせて三匹の鬼がおどろおどろしい動作を披露したあと、餅まきが行われる。
「鬼おどり」は約千五十年前、寺を開いた元三大師良源が、宮中で護摩の力から鬼を降伏させたという故事にちなむ。
人間の苦しみの根元とされるどん欲、怒り、愚痴を表す赤、青、黒色の鬼が登場。たいまつやおのを振りかざし、観客をにらめ付けながら大師堂に侵入したが、僧侶の護摩供や追儺師の弓によって、よろけながら逃げ去った。

Posted at 10:30 | 京都最新情報 | この記事のURL
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