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おいないの京都最新情報 [2008年04月18日(金) ]
【今日の情報 : 歳時記・催し・話題・出来事】

浄土真宗中興の祖・蓮如の肖像画「御影」とともに、真宗大谷派本山・東本願寺から福井県あわら市・吉崎別院まで往復五百二十`ある全行程を歩いて往復する恒例行事「蓮如上人御影道中」が四月十七日、雨の中東本願寺を出発した。
蓮如(一四一五〜九九)が他宗から迫害され、京都を追われ越前・吉崎を拠点に教化した苦労をしのぶとともに、その遺徳を伝えるため、吉崎別院で毎年二十三日から営まれる法要に合わせて一七五二(宝暦二)年(約二百五十年前)から続く伝統行事。
東本願寺の阿弥陀堂で「御下向式」が営まれ、御影が輿に納められた。
続いて供奉人と呼ばれる門信徒と僧侶の計八人が御影を輿に収め、リヤカーに載せて「蓮如上人さま、東本願寺をおたーちー」のかけ声を合図に福井県に向けてお寺を出発した。
一行には一般参加者も随行する。
滋賀県湖西地域を経て二十三日に吉崎別院に到着。
蓮如上人御忌法要の後、五月二日に吉崎を発ち湖北、湖東地域を通って五月九日に東本願寺に戻る。
  
★府下山城町綺田(かばた)の「蟹の恩返し」の物語で知られる蟹満寺で四月十八日、カニに一年間の感謝をし、商売繁盛や豊漁を祈願する「蟹供養放生会」が営まれた。
平安時代後期の今昔物語などに記される「蟹満寺縁起」は、カエルを飲み込もうとしていたヘビに、父が「放したら娘を嫁にやる」と言ったためヘビに迫られた娘が、自分がかって助けたカニによって救われた、という話。
国宝の釈迦如来坐像を安置する本堂前で琴と尺八が演奏された後、観音堂で山伏や僧侶計九人が護摩を焚いた。
祭壇にはタラバカニ二匹を供え、読経が響くなか、全国のカニを扱う関係者や水産業者らが約三百匹のサワガニを次々と放した。
  

★東山区・浄土宗総本山:知恩院で四月十八日から開祖法然の遺徳を偲ぶ忌日法要「御忌」(ぎょき)が始まった。
御忌は、法然が八十歳で死去して約三百年後の一五二四(大永四)年に始まったとされる。
戦国時代から続く「法然忌」とも呼ばれる知恩院最大の法要で、命日の二十五日まで連日、ご詠歌の奉納や音楽法要などが続く。
法然は一月二十五日に亡くなったが、本来は一月に営む法要が一八七七年から四月になった。
全国から集まった僧侶や壇信徒たちの唱える念仏が、国宝・御影堂に響き、法然の遺徳を偲んだ。
十八日の逮夜法要では、約百人の僧侶が内陣を歩き回りながら念仏を唱える「笏念仏行道」が営まれ、堂内を埋めた約千人の参拝者が手を合わせていた。
夜からは、三門上層の仏堂で「ミッドナイト念仏in御忌」があり、僧侶らは仏像の前にろうそくをともし、朝まで厳かな雰囲気の中で念仏を唱えた。

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