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京都を愛する京都人より京都の最新情報発信・不定期便 [2006年11月17日(金) ]
【今 日 の 情 報 : 歳 時 記・催 し・話 題・出 来 事】 左京区岡崎・眞如堂の本堂で、十一月五日から十日間毎晩、八丁の鉦を鳴らし念仏を唱えてきた。 十日目の十五日、十夜連続で念仏を唱える「お十夜法要」が結願を迎え、お練り大法要が営まれた。 境内を彩るモミジに囲まれた参道を鉦の音が響くなか、ほら貝を吹く山伏に導かれ、稚児や僧侶がゆっくりと本堂の回廊を練り歩いた。 お十夜法要は約五百五十年前から伝わる真如堂最大の行事。 「現世で十日十夜善いことをすれば仏の国で千年善いことをしことに勝る」という無量寿経を元に、阿弥陀如来の報恩に感謝する法要で、室町時代、世の無常を感じて真如堂にこもった武将・平貞国が、僧のお告げで出世を思いとどまり、結果的には執権職を得たことに感謝してのお礼に本尊の阿弥陀如来に十日十夜の念仏を唱えたのが始まりといわれる。 勅命で鎌倉の光明寺を通じて全国の浄土宗寺院に広まったといい、 京都の浄土宗の寺院では、各寺でも独特の法要を営んでいる。

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京都を愛する京都人より京都の最新情報発信・不定期便 [2006年11月12日(日) ]
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【今 日 の 情 報 : 歳 時 記・催 し・話 題・出 来 事】

錦繍の秋、紅葉の季節を迎え嵐山の渡月橋上流一帯で毎年十一月の第二日曜(今年は十二日)、「嵐山もみじ祭」 が盛大に行われる。
今回で六十回目を迎える秋の恒例行事。
嵐山のモミジの美しさをたたえ、この一帯を守護する嵐山蔵王権現に感謝する催し。
国の重要無形文化財である「嵯峨大念仏狂言」やこの地にゆかりの深い筝曲小督など多くの芸能を偲ぶ、さまざまな趣向を凝らした船約十隻が仕立てられ、大堰川を上下しながら妙技を演じる。
船上では午前と午後に雅楽に合わせてゆっくりと花を生けていく「いけばな船」や息のあった琴の音を響かせる「箏曲小督船」、管弦に合わせて舞い踊る「平安管弦船」で舞楽や舞踊の演奏などが披露される。
周辺では亀山公園近くの川沿いでは、島原の太夫による野点のお点前や太夫道中も披露される。

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京都を愛する京都人より京都の最新情報発信・不定期便 [2006年11月11日(土) ]
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【今 日 の 情 報 : 歳 時 記・催 し・話 題・出 来 事】
 
  ∞∞ 深 ま り ゆ く 京 の 秋!∞∞

★東山区・清水寺で紅葉を楽しむ秋の夜間特別拝観が十一月十一日から始まり、今年で十五回目。大小約五百基の照明が点火されると、清水の舞台で知られる国宝の本堂や西門などライトアップの光で闇の中に浮かび上がり、境内を彩る色づき始めた約千本の樹木は柔らかな光線に照らされると鮮やかな赤色に映え、幻想的な雰囲気を醸し出していた。
夜間拝観は十二月三日まで。午後六時半〜九時半まで点灯。
期間中は同時に境内の成就院庭園も特別公開される。有料。


左京区大原の宝泉院と本堂にあたる勝林院で十一月十日夜から、ライトアップが始まり、書院のかもいと柱、敷居を額に見立てて庭をめでる「額縁庭園」は、境内の木々や鐘楼とともに、明かりの中に鮮やかに浮かび上がった。
宝泉院の客殿の前に広がる書院前の庭園「盤桓園」(ばんかんえん)では七十基のライトが、樹齢約七百年のマツの大木や、竹林やモミジを照らし華やかな光に包まれ、真っ暗な沿道をあんどんで灯して参拝者を境内に導く趣向を凝らして、夜の幻想的な雰囲気を醸している。
宝泉院の夜間拝観は十二月三日までの午後五時四十分〜九時。 有料。
期間中、土、日などに尺八やフルート、声明のコンサートがある。
勝林院は、期間中の土、日、祝日と二十二日の十一日間。


★右京区嵐山の天龍寺塔頭・宝厳院では、十一月十日から夜間特別拝観で庭園をライトアップ。嵐山の活性化を目的に一昨年から始まった。
みずみずしいコケと色づき始めたモミジが照らし出され、落ち着いた雰囲気を醸している。
庭(約一万二千平方メートル)は、回遊式庭園で嵐山を借景にしている。
約七百基の照明を配置し、庭園内にある獅子の形に見える巨石「獅子吼」を、赤色の発光ダイオードで照らし、ライトに照らされた緑映えるコケと色づき始めた紅葉は夜空に浮かび上がる。十二月三日まで。午後五時半〜八時半。拝観料 大人 ¥六百円、小人は半額。


★東山区・知恩院で十一月十日から秋の夜間特別拝観が始まり、国宝の三門や御影堂がライトアップされた。浮かび上がる境内は幻想的な雰囲気に包まれた。
ライトアップされた方丈庭園は、南北朝時代の作庭と伝えられる名園で、色づき始めたモミジが色鮮やかに映え、三門や江戸時代の宮崎友禅にちなんだ庭園「友禅苑」のほか、御影堂に続く参道の足元が柔らかい光に照らされた。十二月三日まで。
午後五時半〜九時まで。 拝観料 高校生以上 八百円、子供 四百円。

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京都を愛する京都人より京都の最新情報発信・不定期便 [2006年11月10日(金) ]
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【今 日 の 情 報 : 歳 時 記・催 し・話 題・出 来 事】

★酒の神様を祀る西京区・松尾大社で十一月十日、酒などの醸造安全を祈願する「上卯(ジョウウ)大祭」が営まれる。
茂山社中による狂言「福の神」の奉納があり、全国から蔵元や杜氏らが訪れ、来年の酒造りの成功などを祈った。
松尾の大神が一夜にして酒を造り、神々を接待したとの故事にちなむ祭事で、毎年新酒の仕込みが始まる十一月上旬の卯の日に営まれている。


【京 の 紅 葉 だ よ り】


★おいない”がおすすめする京都紅葉の名所スポットガイド
京都市内・近郊の紅葉もいよいよ色づき始めております、最低気温が6度以下になり昼夜の温暖の差が大きくなって紅葉が進む。京都の紅葉は場所により多少の違いはありますが、今年は十一月中旬以降よりより十二月上旬頃までが、お奨めの見頃となります。
間もなく紅葉のピークを迎える各名所、社寺には多くの人々が訪れ、晩秋の風情を満喫し楽しんで居られる今日この頃です。
夜間ライトアップ寺院も年々人気が集まり、今年は十三ヶ所であでやかな紅葉、華やかな秋模様を醸し出しております。


 ∞∞ 今年のライトアップ寺院は ∞∞
 
★実相院(左京区岩倉上蔵町)11/15(水)〜11/30(木) 18.00〜21.00 ¥500
書院西に池泉回遊式庭園の石庭に映える紅葉が美しい。

 ★宝泉院 (左京区大原勝林院町)11/上旬〜12/初旬 18.00〜21.00  ¥800
洛北・大原にある人気のお寺。樹齢700年といわれる五葉松の大木が有名。庭園は「額縁庭園」と呼ばれ、絵のような美しさ。夜は、更に趣きを増します。

 ★圓光寺(左京区一乗寺小谷町)11/2(木)〜12/3(日 ) 17.30〜20.30 ¥500
庭のコケを覆う紅葉がみごと。

 ★永観堂(左京区永観堂町) 11/8(水)〜11/30(木) 17.30〜21.00 ¥500
境内を照らす優雅で繊細な紅葉が素晴らしい。東山屈指の紅葉どころ。

 ★青蓮院(東山区粟田口三条坊町)10/27(金)〜12/3(日) 18.00〜21.30
室町期の相阿弥作の池泉回遊式庭園と小堀遠州作の霧島の庭のみやびな紅葉が絶景。

 ★将軍塚大日堂庭園(東山区粟田口三条坊町)10/27(金)〜12/3(日)18.00〜21.30
青蓮院のとび地境内で、東山山頂にある将軍塚大日堂庭園。展望台からは京都市内の夜景も楽しめます! 庭園のもみじのライトアップも素晴らしい。

 ★高台寺(東山区高台寺下河原町) 10/20(金)〜12/3(日) 日没〜21.30
豊臣秀吉の正室、北政所が秀吉の菩提を弔うために創建した表門や傘亭、開山堂など桃山文化の粋が集まる東山を背景にした紅葉が鮮やか。

 ★圓徳院(高台寺向かい) 10/20(金)〜12/3(日) 日没〜21.30 ¥500
高台寺を見守りながら北政所が晩年を過ごした寺。うっとりとする紅葉。

 ★清水寺(東山区清水一丁目) 11/11(土)〜12/11(月) 18.30〜21.30 ¥400
京都屈指の観光スポット。モミジを背景に清水の舞台が真っ赤に染まる。

 ★知恩院(東山区林下町) 11/11(土)〜12/3(日)17.00〜21.00 
広大な庭園に映える紅葉や夜空に浮かぶ三門がライトアップで幽玄の世界に誘う。

 ★随心院(山科区小野御霊町) 11/中旬〜11/下旬 18.00〜20.30 ¥500
池の周囲の大杉コケを覆う紅葉が優雅。

 ★宝厳院(天龍寺塔頭)11/10(金)〜12/3(日)17.30〜21.00 ¥600
京都随一もみじの名園。嵐山借景回遊式庭園「獅子吼の庭」。

 ★嵐山・嵯峨一帯 12/8(金)〜12/17(日)
「京都・嵐山花灯路」で一帯の街路にあんどん二千五百個を並べ幻想的な眺めを楽しむ。
 
 ★京の奥座敷・貴船もみじ灯篭  11/10(金)〜11/26(日) 日没〜21.00頃
貴船神社境内から周辺の旅館街約一キロにあんどんを設置、叡山電鉄沿線の山間を縫うように走る電車から眺める紅葉をライトアップ、車内灯が消された窓の外に広がる錦秋の世界を車窓いっぱいに浮かびあがる通称「もみじトンネル」は圧巻。

☆★☆京都の美しい山々の端が紅に染まって、秋たけなわの紅葉シーズン、日本の四季があでやかに移り変わる京都。
その昔から幾多の歌に詠まれ、文学の舞台になった日本屈指の紅葉どころがひしめく京都!


§§§[京都市内] (ライトアップ以外)


 ★三千院(左京区大原迎院町)
二つの池泉回遊式庭園から名園、こけむす静寂な名刹に燃える紅葉の庭が優美。

 ★古知谷阿弥陀寺(左京区古知平町)
三千院から北へ2キロ余り。境内を染める古刹の紅葉が見事。

 ★蓮華寺(左京区上高野八幡町)
庭園の池の畔を彩る紅葉が美しい。

 ★赤山禅院(左京区修学院開根坊町)
比叡山延暦寺の別院。「もみじ祭り」

 ★曼殊院(左京区一乗寺竹ノ内町)
本堂、書院などの重文建築と洛北の景勝を取り入れた枯山水の庭園の優美な紅葉が有名。
 
 ★法然院(左京区鹿ヶ谷御所ノ段町)
かやぶきの山門や境内の池泉白砂壇に降りそそぐ紅葉が素晴らしい。

 ★真如堂(左京区浄土寺真如町)
重文の本堂や優美な三重の塔を照らす紅葉が優雅。

 ★天授庵(左京区南禅寺福地町)
優雅な書院の庭に紅葉が映える。

 ★日向大神宮(山科区日ノ岡)
「京のお伊勢さん」と呼ばれ、深閑とした境内を染める隠れた紅葉の名所。

 ★高桐院(北区紫野大徳寺町)
大徳寺の塔頭。参道と客殿の清楚な庭の竹林と調和した紅葉が美しい。

 ★光悦寺(北区鷹峰光悦町)
光悦垣と参道を照らす紅葉が鮮やか。

 ★渉成園(枳穀邸、下京区正面通間之町)
東本願寺の別邸、石川丈山作の回遊式庭園に映る紅葉と広葉樹が都心の静寂を醸し出す。
 
 ★東福寺(東山本町15丁目)
方丈庭園や通天橋からの紅葉は屈指の名所。

 ★勧修寺(山科区勧修寺仁王堂町)
自然の景色と王朝ロマンスが織りなす名園を囲むように境内を染める紅葉が優雅。

 ★城南宮(伏見区中島鳥羽離宮町)
源氏物語の草花と競うように平安の庭を染める紅葉がみやびの世界を演出する。

 ★神護寺(右京区梅ヶ畑高雄町)
日本三大紅葉地の一つ「高雄のもみじ」で知られる京都を代表する紅葉の名所。
山全体を紅に染める。
 
 ★高山寺(右京区梅ヶ畑)
栂尾山にあり、優美な開山堂や石水院を染める紅葉が美しい。

 ★嵐山一帯(右京区嵯峨嵐山)
大堰川(桂川)の渡月橋両岸一帯。「嵐山のもみじ」で知られる紅葉の名所。
周辺の散策で紅葉三昧が楽しめる。

 ★善峰寺(西京区大原野小塩町)
善峰の中腹にある徳川綱吉の生母・桂昌院が復興した名刹。洛西屈指の紅葉の名所。


§§§[京都府内]乙訓・山城方面


 ★光明寺(長岡京市粟生西条ノ内)
広大な山ろくの境内の参道を染める紅葉トンネルが圧巻。

 ★善法律寺(八幡市八幡馬場)
足利義満の母、良子が母方の菩提寺である同寺にカエデを寄進。以来「紅葉寺」といわれ、ひなびた古刹の紅葉がすがすがしい。

 ★平等院(宇治市宇治蓮華)
国宝・鳳凰堂や宇治川畔を染める紅葉が優雅な王朝ロマンの世界に誘う。

 ★興聖寺(宇治市宇治山田)
宇治川をのぞむ景勝の地にある楼門に至る琴坂を染める紅葉がみごと。

 ★一休寺(京田辺市薪)
とんちの一休さんで知られるゆかりの名刹、名勝指定の方丈庭園や重文・本堂、参道の紅葉がみやび。
        (保存版・お気に入りに入れて参考にして下さい)

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京都を愛する京都人より京都の最新情報発信・不定期便 [2006年11月09日(木) ]
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【今 日 の 情 報 : 歳 時 記・催 し・話 題・出 来 事】

★京都 南座・吉例東西歌舞伎顔見世興行に出演する歌舞伎役者の名前を板の看板に書き入れる「まねき書き」が、書家・川勝清歩さんのタケマツ画房で、八日から始まった。縁起かつぎとつや出しのための清酒を混ぜた墨汁をたっぷりと筆に含ませ、根本から筆先までを使い、長さ百八十a、幅三十三aのひのきの板の上に力強く滑らせる筆太の勘亭流で、襲名披露する「中村勘三郎」はじめ、出演する人気役者の名が黒々と躍った。
まねきは、江戸時代中ごろに始まった庵の形の看板。「勘亭流」と呼ばれる筆太で内側へ丸く曲がった独特の字体は、大入りを願う縁起で古式をとどめる。
開幕前に人気役者四十六枚のまねきが南座正面を飾る。
「まねき上げ」は二十五日。 今年の顔見世は十一月三十日から十二月二十六日まで(画像は昨年度)


★伏見稲荷大社で八日、秋の実りを感謝し、神を天に返す「神送り」の一環で、農耕の神を祀る「お稲荷さん」の伝統行事として親しまれている、晩秋恒例の「火焚神事」が行われた。
本殿での祭典の後、神苑祭場に設けられた三基の火床に、起こされた忌火で収穫したばかりの稲わらが焚かれ、全国の崇敬者から集まった約十万本の火焚ぐしを火床(縦三b、高さ一.五b)に神職が次々と投げ入れると約五bまで炎が燃え上がり、万福招来や家内安全を祈った。
 

∽∽ 京の秋・文化財特別拝観始まる! ∞∞

普段は公開されていない寺院や文化財を拝観できる「京都非公開文化財特別拝観」が京都市内と宇治市の四社寺が新たに加わり、過去最高の十九カ所で十一月十日より十一月十九日まで開催される。
毎年春と秋の年二回行っている。秋は紅葉の時期に合わせて行い,今年で四十二回目
午前九時〜午後四時まで。 拝観料は一ヶ所につき大人 八百円,中高校生 四百円。


∽∽今回の公開寺院は次の通り∞∞

北 区:黄梅院・聚光院
上京区:清浄華院・冷泉家住宅
左京区:下鴨神社・法然院・南禅院・金戒光明寺山門・聖護院・天授院
東山区:知恩院三門・東福寺三門・龍吟庵
下京区:西本願寺飛雲閣経蔵
右京区:法金剛院
南 区:東寺五重塔
宇治市:萬福寺・瑞光院・許波多神社・平等院内の浄土院

※その一例
☆ ハスの寺で知られる法金剛院では平安時代後期の作で、目の色からその名が付いた「金目地蔵」の別名のある重文の地蔵菩薩座像が三十七年ぶりの公開となる。

☆ 昨年初めて公開されて好評だった重要文化財・冷泉家住宅が今年も四日間(十六日〜十九日)公開され、第二十二代当主・為系氏が昭和天皇の即位礼で着用した束帯一式が展示される。

☆平等院内の浄土院では、秘仏の隠元禅師念持仏を初展示する。

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京都を愛する京都人より京都の最新情報発信・不定期便 [2006年11月08日(水) ]
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【今 日 の 情 報 : 歳 時 記・催 し・話 題・出 来 事】

★祗園をこよなく愛した有名な情熱の歌人、吉井勇(1886〜1960)が詠んだ「かにかくに祗園はこひし寝るときも枕のしたを水のながるる」の歌碑の前(祗園新橋・白川がせせらぐ巽橋のたもと)で、毎年十一月八日に「かにかくに祭」が営まれる。
故人の遺徳を偲んで、ゆかりの人や舞妓さん、芸妓さんたちが歌碑に黄菊白菊が献花され、野点の釜がかけられ、抹茶や蕎麦の接待があり、深まり行く秋に祇園ならではのゆかしい行事です。
この歌が彫り込まれた石碑は東山三十六峰の形になぞらえたもので、吉井勇の古希を祝ったのが始まりで昭和三十年代に建てられた。


★京都は日本漢字能力検定制度の発祥地でもあることにちなみ、毎年十一月に今年一年の世相を表す漢字一字で表現する恒例の「今年の漢字」を全国からの一般公募が始まった。漢字の奥深さを再認識しようと日本漢字能力検定協会では一九九五年から毎年行われ、今年で十二回目。
最も応募の多かった漢字を十二月十二日に清水寺の貫首が清水の舞台を背景に太筆で一気に墨書きして発表される。
応募はがきに漢字一字とその理由、住所、氏名、年齢、電話番号を書いて、十二月二日までに〒600−8585 京都市下京区烏丸通松原下る 日本漢字能力検定協会「今年の漢字」係 で受け付けている。PCからの応募も http://www.kentei.co.jp/ で受け付けている。

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京都を愛する京都人より京都の最新情報発信・不定期便 [2006年11月07日(火) ]
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【今 日 の 情 報 : 歳 時 記・催 し・話 題・出 来 事】

★平安神宮境内の大極殿前にある平安神宮のシンボルともなっている「左近の桜」・「右近の橘」で、十一月七日、立冬に合わせて行われる恒例の「右近の橘」の実の収穫があった。
黄緑色の実を丁寧に摘み取り、神前に奉納する神事も営まれた。
橘の実は、不老長寿の効果があるとの言い伝えにちなみ、収穫した実を材料に酒と和菓子を作って、参拝者に授与している。


★京都の冬の代表的漬け物「千枚漬」の漬け込み作業が老舗や大手メーカーで、本格的に始まった。
各店ではカブラを削る小気味良い音が響き、甘い香りが広がった。
千枚漬は、立冬の頃に甘みが増す聖護院かぶらを漬けた品が最良とされる。
職人がカンナで薄切りしたカブラを、塩をふりながら樽に重ねて、昆布で味を調え、重しを置くと一週間ほどで仕上がる。来春まで作業は続く。

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京都を愛する京都人より京都の最新情報発信・不定期便 [2006年11月06日(月) ]
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【今 日 の 情 報 : 歳 時 記・催 し・話 題・出 来 事】

東山区・臨済宗建仁寺派大本山・建仁寺で、重要文化財の「雲龍図」が特別公開されている。
墨の濃淡を巧みに使い、龍が迫ってくるような勢いのある画風で、展示されているのは、八幅あるうちの四幅で、一幅が縦約二b、横約一.九b。室町時代後期から江戸時代前期の画家、海北友松の作で、口を閉じた吽形の龍。
かっては方丈のふすま絵だったが、昭和九年の室戸台風で方丈が倒壊したのを機に、掛け軸に改装された。(普段は、京都国立博物館に寄託されている)。
このほか、同じ方丈のふすま絵だった「竹林七賢図」、「山水図」(いづれも重文)、四年前に見つかった「犬追物図屏風」なども展示している。
特別展は、豊臣秀吉の正室・北政所(ねね)ゆかりの同派の東山区・高台寺が、今年で開創四百年を迎えたのに合わせて、同時期に寺宝を公開している。
十二月三日まで。拝観料 中学生以上五百円。 (期間中、展示品の入れ替えがある)。

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京都を愛する京都人より京都の最新情報発信・不定期便 [2006年11月03日(金) ]
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【今 日 の 情 報 : 歳 時 記・催 し・話 題・出 来 事】

★伏見の城南宮では十一月三日、平安時代の王朝絵巻を再現した優雅な歌会「曲水の宴」が開かれる。
琴の音色が響く庭園で、曲折した遣水(ヤリミズ)と呼ばれる小川のほとりに座った歌人が短歌を披露し、観客はひとときを雅な世界に酔いしれる。
清流にのぞんで朱の杯を流し、その杯が流れてくるまでに詩歌を作り杯を巡らす曲水の宴は、中国古代に始まったとされ、日本では奈良時代から平安時代中期まで宮中で特に盛んに開かれていた。
城南宮では毎年、春・秋二回開かれて、その都度歌題を定め、色鮮やかな狩衣や小袿(コウチキ)をまとい、公郷や女官に扮した七人の歌人が短歌を短冊にしたため、遣り水を流れてくる杯の酒を飲み干し、王朝文化に思いをはせ、紅葉の中で繰り広げられる一大王朝絵巻です。


★伏見区の宇治川派流などで、十石舟を使って伏見の名水で宇治茶を楽しむ「舟茶席」が十一月三日より初めて開催される。
舟茶席は昨年から春と秋に宇治市の宇治川では行われており、伏見区でも同川派流などを遊覧する十石舟で、伏見の地下水でたてた宇治の抹茶や茶菓子を味わいながら、酒蔵が映る穏やかな水辺を眺めながら、ゆったりとした心地で楽しんでは如何でしょう。
十一月二十六日までの土、日曜と祝日に一日八便運航。 一人 千四百円。

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京都を愛する京都人より京都の最新情報発信・不定期便 [2006年11月02日(木) ]
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【今 日 の 情 報 : 歳 時 記・催 し・話 題・出 来 事】

★左京区岩倉・実相院門跡で秋季特別展「実相院と天皇家の人々」が開かれている。
実相院は一六一四年に十八世門主・義尊が入寺し、天皇家との結びつきが強くなったとされる。
今回は、明正天皇寄進の「三位の局像」の背後に飾っていた押し絵が「馬郎婦観音」だったことが判明し、独立させて展示しているほか、御陽成天皇や後水尾天皇ら同院のゆかりの深い近世の天皇の書画など約三十九点が秋の堂内に彩りを添えている。
また、皇室の引き出物としてつくられた銀の小箱「ボンボニエール」や、昭和天皇の幼少時代のお召し物と養育記録も公開している。
十一月三十日まで。午前九時〜午後五時まで。 拝観料 五百円。 


★京都五花街の秋の公演の最後を締めくくる秋の京が華やぐ祇園東新地の「第四十九回 祇園をどり」が十一月一日から祇園会館で開幕した。
舞妓が差す月替わりの花かんざしをテーマに、芸舞妓が華やかな舞を披露している。
今年の演目は「花簪四季彩り」(全六景)。四季の移ろいをあでやかな踊りで表す。初回の「まねき」は、色とりどりの振り袖姿の四人の舞妓が、顔見世で華やぐ南座前の賑わいを愛らしく演じた。続く「菜穂」では豊作を祈って三番叟を舞い、「愛宕の天狗」では、天狗の面を付けた芸妓が、おかめとのやりとりをユーモラスに表現。フィナーレは、紅葉のセットを背景に芸舞妓が勢揃いした豪華な舞台で「祇園東小唄」の総踊り。 十日まで。 連日午後一時と三時半開演の二回公演。

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