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“おいない”の京都情報 [2007年08月31日(金) ]
【今 日 の 情 報 : 歳 時 記・催 し・話 題・出 来 事】



とんちで知られる一休禅師が実際に着用していた約六百年前の「五条袈裟」をもとに、京都市内の龍村美術織物が新しく復元して、京田辺市の一休寺で公開された。
原物の袈裟は、一休禅師が晩年を過ごした一休寺に保存されてきた、縦九十四a、最大幅七十四aあるが、酸化などの影響で劣化が激しくなっていた。
原物の袈裟に使われていた中国・明時代の緞子を忠実に再現し、当時の手法そのままに作り上げ、気品あふれる風合いに仕上げている。
新旧二つの袈裟は、九月二日まで一休寺で特別公開した後、東京・日本橋のデパートで展示される。


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“おいない”の京都情報 [2007年08月26日(日) ]
【今 日 の 情 報 : 歳 時 記・催 し・話 題・出 来 事】




★右京区京北・小塩町で八月二十五日夜、燃え上がる炎に火よけや五穀豊穣を祈る「小塩の上げ松」が行われた。
愛宕信仰の火祭り、上げ松は京都の各地で行われている。
高さ約十五bのトロ木と呼ばれる柱の先端に付けられた「もじ」という直径二bの「大松明」の火受けに向かって、小さな松明を次々に投げ上げる「上げ松一番」の妙技を競います。
やがて、スギの葉などで作ったもじに火が移り、火柱となって夏の夜空を松明の火の粉が弧を描き、祭りも最高潮に達した。 京都府登録無形民俗文化財の伝統行事。



  
★左京区・久多に伝わる風流灯籠踊り「久多花笠踊」が八月二十四日に近い日曜日(今年は二十六日)に行われる。
毎年八月十四日に盆行事の施餓鬼を終えてから花宿と呼ばれる家で花笠を制作する。
当日は、花宿の床に、志古淵社、上の宮社、大川社の軸を掲げて灯りを花笠灯籠に移し、三つの神社を巡りながら心静かに踊りを奉納する。

Posted at 10:21 | 京都最新情報 | この記事のURL
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“おいない”の京都情報 [2007年08月25日(土) ]
【今 日 の 情 報 : 歳 時 記・催 し・話 題・出 来 事】

★吉祥院天満宮の「六斎念仏踊り」



学問の神様・菅原道真を祀る天満宮は全国で一万以上数えられるが、この吉祥院天満宮は道真誕生の地で、境内には道真のへその緒を埋めたと伝えられる胞衣塚(えなずか)がある。
少年時代をこの地で過ごしたが、やがて政争に巻き込まれて遠く大宰府に左遷され、死してのち天神となり、天神信仰は全国へと広がった。
八月二十五日の夏期大祭に奉納される六斎念仏は、平安時代に空也が念仏を広めるために始めた踊り念仏が起源とされる。
その後、長唄、歌舞伎などを取り入れて現在の形となる。
京都では祖先供養と結び付き、お盆前後に各所で行われる。
鉦や太鼓をたたいて踊る民俗芸能「六斎念仏踊り」は「発願」に始まり、締めくくりの「回向」まで、曲目が移りながら演じられます。国の重要無形民俗文化財に指定されている


Posted at 10:37 | 京都最新情報 | この記事のURL
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“おいない”の京都情報 [2007年08月24日(金) ]
【今 日 の 情 報 : 歳 時 記・催 し・話 題・出 来 事】

★雲ヶ畑の松上げ

愛宕山への献火として行われる。
加茂川の源流で知られる林業の集落・雲ヶ畑。山上に割り木を運び松明としそれを二つの文字にかたどり櫓にくくりつける。この文字は毎年異なり点火直前まで秘密。
この地の愛宕山山頂二箇所に松明が同時点火され、愛宕明神に火災予防と五穀豊穣を祈願します。


★広河原の松上げ

花脊・雲ヶ畑と同じく愛宕山への献火として行われる火祭りで、火災予防、豊作などが祈願される。
下之元町の灯籠木場(とろぎば)に約千五百本の松明が焚かれ、威勢のいい掛け声とともに小松明(放り上松)を投げ上げて、高さ約二十bの灯籠木の先の笠に点火する。
松上げの後、「やっさこさい踊り」が奉納される。

Posted at 22:31 | 京都最新情報 | この記事のURL
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“おいない”の京都情報 [2007年08月23日(木) ]
【今 日 の 情 報 : 歳 時 記・ 催 し・話 題・出 来 事】



★嵯峨・化野念仏寺で京都の夏を送る「千灯供養」が八月二十三日と二十四日夜、営まれる。
境内の無縁仏の精霊に灯明を灯して供養する地蔵盆の行事。
独特の節回しの回向が流れる中、幽玄な雰囲気が漂う。
約八千の石仏にろうそくを灯し、闇が深まるごとに炎は大小形もさまざまな石の表面から仏を浮かび上がらせ、先人を偲ぶ幻想的な光りに照らされて、思い思いにゆかりの人を偲び、冥福を祈った。
小倉山山ろく一帯の嵯峨・化野周辺は昔、風葬が行われた土地として知られる。
明治時代に、境内で出土したおびただしく散在していた多くの無縁石仏や石塔を同寺に集め供養したのが千灯供養の始まりとされ、地蔵盆の行事として灯明をささげている。
近年、観光スポットとして注目を浴び、入寺には予約が必要。
ちなみに化野念仏寺はTVドラマや映画に数多くの撮影場所として登場しているのは周知の通り。 この日も京都は残暑の続くなか、辺りは清澄な空気に包まれ多くの人出で賑わう。




★化野念仏寺の千灯供養に合わせて、境内に続く参道は伝統的建物群保存地区に指定されている嵯峨鳥居本地区で、「愛宕古道街道灯し」を愛宕神社一の鳥居から嵯峨・祇王寺に至る一.五`の旧愛宕街道沿いに、手作りの提灯や灯ろうが灯され、古い家並みが残る地域一帯は幻想的な雰囲気で、柔らかな光に包まれた空間で、癒しのひと時を過ごされては……。
瀬戸内寂聴さんの点火で八月二十三日・二十四日:午後七時〜九時まで。


Posted at 12:47 | 京都最新情報 | この記事のURL
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“おいない”の京都情報 [2007年08月21日(火) ]
【今 日 の 情 報 : 歳 時 記・催 し・話 題・出 来 事】

★京の六地蔵めぐり



京の六地蔵尊像は人皇五十五代、文徳天皇に仕える参議左大辮、従三位小野篁(たかむら)の作と伝えられ、七十七代、後白河天皇は深くこの六地蔵をご信仰になり、宝祚長久、王城守護、厄病退散を祈願し、また都を従来する旅人たちの路上の安全を願い、また広く一般庶民に二世福楽の利益結縁の御心から、保元二年、平清盛に勅令し、清盛は西光法師に命じて都街道の入り口六ヶ所に六角堂を建てて、一体づつ御尊像を分置された。これにより京の宗教行事として広く庶民に親しまれ、その起源となるのが八百余年の伝統をもつ京の六地蔵めぐりの風習が起こったと伝えられている。
鞍馬街道:鞍馬口地蔵 (上善寺)・周山街道:常磐地蔵(源光寺)・丹波、山陰街道:桂地蔵(地蔵寺)・西国街道:鳥羽地蔵(浄禅寺)・東海道:山科地蔵(徳林庵)・奈良街道:伏見六地蔵(大善寺)
それぞれの寺で頂く六色のお幡は御守りとして家の入り口に吊し、一年中の厄病退散、福徳招来の護符とする。
例年八月二十二・二十三日の両日にはこの六カ所を巡り、罪障消滅・家運繁栄などを祈願するならわしがあり、また新亡の初盆には水塔婆供養し、三年間巡拝すれば六道(地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上)の苦を免れると言われる。




★夏の終わり、京都の風物詩、京の町々で子供を中心に賑わう地蔵盆が盛んに行われるのも六地蔵信仰に起因します。

Posted at 16:32 | 京都最新情報 | この記事のURL
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“おいない”の京都情報 [2007年08月19日(日) ]
【今 日 の 情 報 : 歳 時 記・催 し・話 題・出 来 事】



鎌倉時代の歌人藤原俊成、定家の流れをくみ、現存する唯一の公家住宅として重要文化財に指定されている歌道の家元・冷泉家で 、牽牛・織女星にお供え物をして芸事の上達を祈り、公家文化を伝える伝統的七夕行事「乞巧奠」(きっこうてん)が例年、陰暦七月七日にあたる日(今年は八月十九日)の夜、冷泉家住宅(重文)で行われる。
王朝装束に身を包んだ男女が、一年に一度だけ逢う牽牛と織女に和歌を手向けた。
五色の布や野菜、魚などを供えた「星の座」を縁側にしつらえ、座敷を会場に招待客約百五十人の見守るなか、雅楽の演奏が始まり灯台に火を灯し、狩衣姿の男性と袿袴をまとった女性が、「二星」(たなばた)の兼題の和歌九首を星の座に向けて独特の仰揚で詠み上げた。
歌会「流れの座」では、男女五人づつの歌人が、即興で詠んだ恋の歌を天の川に見立てた白布をはさんで互いに贈答しあう当座式などが行われます。



※例年冷泉家住宅で催されるが、今年はより多くの人に接してもらおうと府民ホール・アルティで昼夜二回披露され、全国から約九百人が、蹴鞠、雅楽、和歌の披講、王朝風情を堪能した。

Posted at 21:01 | 京都最新情報 | この記事のURL
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“おいない”の京都情報 [2007年08月16日(木) ]
【今 日 の 情 報 : 歳 時 記・ 催 し・話 題・出 来 事】



★京の晩夏を彩る、お盆に精霊を送る伝統行事、八月十六日夜、清らかな「五山の送り火」
弘法大師(空海)が光明を未来に残して、人々の極楽の機緑にしようと思い立たれ、「大」の一字に封じ込められたのが由来とされている(他説もあり)。
「大」の字にはあまねく、優れているという意味があり、弘法大師の思いが込められている。
先祖の霊魂が、送り火の火に送られて、あの世(冥界)に還っていくと考えられ、厳かな盂蘭盆会の行事である。
午後八時、「大文字」が点火されると五分から十分間隔で左順に点火され、盆地の京の街全体が、五つの山の壮大な火文字で囲まれ、夏の夜、山腹に浮かぶ幻想的な火に酔いしれ、京の人々は夏の終わりを感じ始める。
お迎えした精霊をあの世へとお送りする感謝の表れでもある。
起源は平安とも室町ともいわれるが定かでない。江戸後期には十カ所で送り火があり、明治初期に現在の形になる。
単独でよく見えて見物客の多いのは、鴨川堤防(大文字:大文字山)、北山通(船形:船山・妙:松ヶ崎・西山、)、高野川堤防(法:松ヶ崎・東山)、西大路通(左大文字:大北山)、桂川罧原堤(鳥居形:曼荼羅山)など。 
東山・将軍塚展望台や北区・船岡山公園の頂上からは複数の送り火が見渡せる。




☆ちなみに私のマンションの屋上からは五山の送り火が全部見られる市内でも数少ないマンションの一つです。
尚部屋(11F)のDKからは食事をしながら「鳥居形」が遙か曼荼羅山に浮かびます。




★八月十六日夜、嵐山・渡月橋付近で、先祖の霊を供養する「嵐山灯籠流し」が営まれる。
約八千個の灯籠が桂川をゆらゆらと流れ、暗闇に光の帯が浮かび上がった。
大堰川中之島公園で法要が行われた後、ご詠歌が流れる中、火が灯さた灯籠が、渡月橋下流の桟橋から次々と流されると、川下に向かって緩やかに流れる灯りは、オレンジ色の光が暗い川面を照らし、辺りは幻想的な雰囲気に。
「流水の送り火」とも呼ばれ、五山の送り火・曼荼羅山の「鳥居形」の点火と共に観客は炎の競演に魅せられる。




Posted at 20:16 | 京都最新情報 | この記事のURL
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“おいない”の京都情報 [2007年08月15日(水) ]
【今 日 の 情 報 : 歳 時 記・催 し・話 題・出 来 事】

★ 松ヶ崎題目踊り



洛北松ヶ崎・涌泉寺で八月十五日〜十六日に「松ヶ崎題目踊り」が繰り広げられる。
太鼓に合わせて身体を曲げたり伸ばしたり、団扇を上下に回転させたりして、内側に女性が右回り外側に男性が左回りしながら 「南無妙法蓮華経」の題目を繰り返し唱えつつ踊り進んでいきます。
題目踊は、鎌倉時代・徳治二年(一三〇七)に村人が多数天台宗から法華宗に改宗したのを、住職・実眼僧都が喜びのあまり法華題目を唱え、村人も一緒に喜び踊ったことに始まりとされ、「日本最古の盆踊り」とも称されている。


★花脊の松上げ



洛北・花脊八桝町の河川敷で八月十五日の夜に行われる夏の夜空の闇の中を勇壮に舞う松明の火で焦がす火祭り。愛宕山への献火行事。
松上げは、旧若狭街道沿いの集落に伝わる愛宕信仰に基づく祭り、秋の収穫を前に火よけと五穀豊穣を願う。
河原に立てられた約千本の松明に点火、鉦や太鼓の音を合図に、灯篭木(とろぎ)と呼ぶヒノキの丸太(高さ二十メートル)の最上部に付けられた竹のかさをめがけて周囲に立てられた千本余りのあげ松と呼ぶ小さな松明を投げ込み点火を競う。
放射線を描いた松明が、かさの中にはいるとかさは少しづつ大きな炎に。
最後にヒノキの柱が引き倒されて迫力満点、祭りは最高潮に達する。
※その他  二十三日 久多松上げ・花笠踊り  左京区・久多
      二十四日 雲ヶ畑松上げ  北 区・雲ヶ畑
           広河原松上げ・盆踊「やっさこさい踊り」  左京区・広河原 

Posted at 23:48 | 京都最新情報 | この記事のURL
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“おいない”の京都情報 [2007年08月14日(火) ]
【今 日 の 情 報 : 歳 時 記・ 催 し・話 題・出 来 事】

★清水寺 夜の特別拝観



東山区・清水寺でお盆の九日〜十六日まで、千日の願いかなえ「千日詣り」が行われている。
「一日の参拝で千日分の大功徳に相当する」とされる「清水千日詣り」は平安時代以来の伝統行事。
明治期に一時途絶えたが、一九九三年に新たな形で復活した。
それに合わせ、お盆の十四日〜十六日まで、普段は入れない本堂内内陣の特別拝観が始まった。
ろうそくの灯が煌々と堂内を照らす厳かな雰囲気の中、本尊の十一面千手観音と同じ姿の「お前立ち」の前で本尊とつながっているとされる五色の綱を握って、願い事の成就を祈った。


★祈りの万灯 ほんのりと



東山山ろくの墓地を約二万個の提灯で彩る「東大谷万灯会」が八月十四日〜十六日夜、東山区の大谷祖廟(東大谷)で始まり、オレンジ色の明かりに包まれて、涼しい夜に墓参りするナイター墓参として知られる京の風物詩。
この祖廟には親鸞聖人の分骨の他に、整然と並ぶ二万基以上の墓の間に吊された提灯に明かりが灯されると、眼下に市街地の夜景が広がるなか、墓前に花やしきび、線香を供え静かに手を合わせる人たちを柔らかで幻想的な光りが照らし出される。
市内の素晴らしい夜景を一望できることから、毎年期間中に全国から約十万人が墓参りに訪れる。


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