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“おいない”の京都情報 [2007年09月27日(木) ]
【京 の 季 節 の 花 便 り】



★秋の訪れを感じさせるシュウメイギク(秋明菊)が、西京区・善峯寺で咲き始めた。
可憐な白やピンクの花びらが、菊に似た花を咲かせることから名付けられたというキンポウゲ科の多年草。
近代造園の先駆者と言われる七代目・小川治兵衛が手がけた本坊庭園に、自生種や演芸種が二十年ほど前から移植され、今では境内一帯に一万株ほどが育っている。
九月中旬から早咲きの白やピンクの花をつけ始めた。
八重の赤紫色に咲く遅咲きもあり、十月いっぱい楽しめそう。
十月上旬から初めて一般開放される。




★北区・平野神社の境内の鳥居の近くに植えられている秋に開花する「十月桜」が、ふんわりとしたピンクの花弁をつけて、かわいい花が咲き始めている。十月桜はカンザクラの一種で、例年十月ごろに開花し、見ごろは十月中旬になり、翌年の三月上旬まで楽しめる。

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“おいない”の京都情報 [2007年09月25日(火) ]
【今 日 の 情 報 : 歳 時 記・催 し・話 題・出 来 事】

★中 秋 の 夜 は 優 雅 に 観 月

今年は十五夜にあたる九月二十五日を中心に京都市内の有名社寺では、さまざまな観月の催しが開催される。

上賀茂神社   賀茂観月祭」 華麗な雅楽や舞楽の奉納、月見団子やにごり酒の接待。
下鴨神社   「名月管弦祭」 古式ゆかしい舞楽・箏曲・十二単衣の平安貴族舞の奉納 。
平野神社   「名月祭」 民謡や雅楽の演奏。
府立植物園  「名月観賞の夕べ」 園内の大芝生地で名月を楽しむ。
       コンサートや天体望遠鏡で月を見るイベント。
八坂神社  「観月祭」 舞殿で弥栄雅楽会による管弦・舞楽・琴の演奏。
妙心寺塔頭・退蔵院  「観月茶会」 非公開の「囲の席」を見学し、精進会席を楽しむ。


★左京区:赤山禅院は比叡山延暦寺の別院であり、毎年中秋の名月に合わせて催されるという秘法のヘチマ加持祈祷が、この日は比叡山千日回峰の阿闍梨により奉修されます。
病よけにもいろいろありますが、これはぜんそく封じ。
ヘチマの茎からとった水は古くから化粧水やぜんそくの薬として知られてきました。
本堂にはヘチマが供えられ、参詣者にはヘチマ護符が授与され、御神酒、粗飯、へちま汁、抹茶の接待など盛りだくさんな行事で、一日中祈祷を受ける人が絶えません。

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“おいない”の京都情報 [2007年09月24日(月) ]
【今 日 の 情 報 : 歳 時 記・催 し・話 題・出 来 事】



★日ごろ用いる櫛に感謝する「櫛まつり」が九月二十四日、第四十七回目を東山区の安井金比羅宮で境内の久志塚に使い古した櫛を納めて供養する。
古墳時代から現代までの髪型に結い上げた女性ら四十人余が櫛供養のあと神社境内を出発。
各時代の髪型とあでやかな衣装の女人風俗行列が祇園界隈・四條通、川端通、新橋通、から花見小路を練り歩く。以前は「くし」の語呂合わせで九月四日にあったが、現在は美容師の休日の九月第四月曜日に行われるようになった




★伏見区・御香宮神社では、ろうそくの明かりの下で伝統芸能を鑑賞する「御香宮神能」が九月二十四日夜上演され、観客を幽玄の世界へといざなう。
御香宮神能は豊臣秀吉が伏見城の守り神とした神社、鳥羽伏見の戦いでは、薩軍の屯所にもなった御香宮の能舞台での能と仕舞、狂言で、室町時代から神事として続いており、毎年秋に境内の能舞台で、ろうそくの柔らかな光りが舞台を包み、虫の音が響く中、開かれている。
能楽が猿楽と呼ばれていた六百年以上前から催されている。
神能は、日没になると本殿と向かい合う形で設けられている御香宮能舞台で、舞台の回りのろうそくに灯が灯され、奉書紙を通して漏れる柔らかな光が舞台を照らし、ろうそくの明かりで演じる「蝋燭能」として親しまれている。
大蔵流狂言や金剛流と観世流の役者による能楽や仕舞も上演された。 能「杜若」で、在原業平の歌で成仏した杜若の精が、業平の冠と美しい装束をまとって朗らかに舞い、狂言は「寝音曲」、仕舞は来年の源氏物語千年紀にちなんで「葵上」と「須磨源氏」で観客の目を引きつけた。

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“おいない”の京都情報 [2007年09月23日(日) ]
【今 日 の 情 報 : 歳 時 記・催 し・話 題・出 来 事】



九月二十五日は「十五夜」で、この日の月は「中秋の名月」と呼ばれ、一年中で最も美しいとされている。
また「芋名月」ともいわれ、江戸時代には里芋を供えて食べていたようです。
今ではススキを添えての“月見だんご”です。


*「十五夜」は旧暦の八月十五日の満月の夜が一般的。
この日は陰暦の秋(七〜九月)の丁度真ん中に当たり、「中秋」と呼ばれる。
ちなみに十五夜だからといって必ずしも満月というわけではない。 


★嵯峨大覚寺・大沢の池で「観月の夕べ」



平安時代初期に、嵯峨天皇は嵯峨野に離宮(大覚寺)を造営し、中国の洞庭湖をモデルに「庭湖」と呼ばれる日本最古の人工池(大沢の池)のある庭園が造られた。
この大沢の池で毎年「中秋の名月」(今年は二十五日)に合わせて、二十三日〜二十五日の三日間、「観月の夕べ」が催される。
九世紀初め、嵯峨天皇はこの池に船を浮かべ、水面に映る月を見て愛でたのが始まりといわれている。
境内では提灯の明かりがともされ、琴や尺八などの演奏があり、境内の東に広がる大沢の池では、龍や鷁(中国の想像上の水鳥)の飾りを付けた竜頭船や鷁首船で、平安時代から観月の名所として知られる大沢の池を一周しながら、平安絵巻さながらに古都ならではの優雅なひとときが繰り広げられる。
大沢池は、奈良・猿沢池、大津・石山寺とともに日本三大名月観賞の地とされている。



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“おいない”の京都情報 [2007年09月22日(土) ]
【京 の 季 節 の 花 便 り 】



京都御苑の東南(寺町御門)の北側に位置する「萩の宮」として知られ、京の三名水で現存する唯一の「染井の水」で親しまれている梨木神社では、九月二十二日〜二十四日(三日間)、恒例の「萩まつり」が催される。
参道には数百株におよぶの萩が植えられ、ようやくここえきて紅紫色や白色の花が咲きはじめ、風に揺れる細かな蝶型の花が愛らしく、境内を散策しながら秋の足音が感じられる。
期間中献花や献句された短冊、鈴虫の虫かごを神前に供える神事が行われ、舞楽・大蔵流狂言・上方舞などの奉納や弓術の披露、弓馬術礼法の奉納などがあり、観萩茶会が開かれる。
また、萩まつりに合わせて毎年恒例の「俳句大会」も開かれており、一般の参拝者がつづった俳句の短冊が木の枝に飾り付けられ、萩まつりに風情を添えている。




∽∽ 萩は秋の七草の一つで古くから日本人に親しまれ、万葉集で花を詠んだ歌のうち最も多いのが萩である∽∽         
           
〔京都の萩の花の名所〕

【寺 名】 【所在地】  【見 頃】 【備 考】

上賀茂神社  北区・上賀茂 :  九月下旬 ; 境内の「ならの小川」に沿って珍しいピンク色
光悦寺    北区・鷹峯 : 九月中旬 ; 萩が一足先に咲く
常照寺    北区・鷹峯 : 九月中旬 ; 吉野太夫が偲ばれる
龍安寺    右京区・龍安寺 :  十月下旬 ; 他の社寺よりも遅くまで見られる
天龍寺    右京区・嵯峨 : 九月中旬 ; 百花苑に紅白の萩が可憐に咲く
二尊院    右京区・嵯峨 : 九月上旬〜中旬 ; 竹垣が龍がうねるように萩の花道となる
詩仙堂    左京区・一乗寺 : 九月中旬 ; 回遊式の庭の白砂に美しい花姿が見られる
法然院    左京区・鹿ヶ谷 : 九月上旬〜中旬 ; 白萩の花が可憐に咲く
真如堂    左京区・浄土寺 : 九月中旬 ; 境内の萩は隠れた名所
迎称寺    左京区・浄土寺 : 九月下旬 ; 土塀に沿って見事な萩の花の列
下鴨神社   左京区・下鴨 : 九月中旬 ; 境内の「糺の森」は平安の面影がいっぱい
常林寺    左京区・出町柳 : 九月中旬 ; 「萩の寺」として有名
南禅寺    左京区・南禅寺 : 九月中旬 ; 法堂の前に咲き誇る
平安神宮   左京区・岡崎 : 九月上旬〜中旬  ; 夏萩が早めに咲く
梨木神社   上京区・寺町広小路 : 九月中旬  ; 二十二日〜「萩まつり」
青蓮院    東山区・粟田口 : 九月中旬 ; 西行ゆかりの萩の花
霊山観音   東山区・高台寺 : 九月中旬 ; 九月十七日 「萩まつり」
城南宮    伏見区・中島 : 九月中旬 ; 秋の七草が十月上旬まで見られる
三室戸寺   宇治・三室戸 : 九月中旬〜末頃 ; 境内に赤紫色のミヤギノハギや白いシラハギの萩が約千株植えられている

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“おいない”の京都情報 [2007年09月21日(金) ]
【今 日 の 情 報 : 歳 時 記・催 し・話 題・出 来 事】

東山区・泉涌寺塔頭の今熊野観音寺で毎年、九月二十一日〜二十三日に「お砂踏法要」が行われている。
四国八十八ヶ所霊場の全てのお砂を道場に集め敷き並べられ、その砂を踏み、参拝して無病息災を祈る。
この行事に参加するとお遍路の行程を一日で巡ることができるとされる。
観音寺は西国三十三所観音霊場の第十五番札所 。


【京 の 季 節 の 花 便 り】



東山区の東福寺塔頭・天得院で白いヒガンバナが見ごろを迎えている。
通常赤い花を咲かせるが、少し黄色がかった白い花は、ショウキランとの自然交配といい、庭には百本ほどを育てている。
三十〜四十センチほどに伸びた茎の先に、花びらが真っ白で細長く伸びている。
市内で群生しているところは珍しい。見頃は十月上旬まで。


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“おいない”の京都情報 [2007年09月16日(日) ]
【今 日 の 情 報 : 歳 時 記・催 し・話 題・出 来 事】



★府下・八幡市八幡の石清水八幡宮で九月十四日未明から、かつて賀茂祭り(葵祭)、春日祭と共に日本三大勅祭に数えられた「石清水祭」の大祭が営まれた。
石清水祭は、八幡大神が年に一度、下山して生き物の霊を慰めるとされ、清和天皇の貞観五(八六三)年に始まったと伝わる。
神事は真夜中の二時にスタート。
午前三時すぎに男山山頂の本殿から祭神を鳳輦(ほうれん)に移す神幸の儀では、提灯と御前払い(みさきはらい)の先導で弓、鉾、神宝と童子童女、神人総勢五百人が出発し、暗闇の中、松明の明かりを頼りに練り歩き、山中にこだまする笛や太鼓の音とともに、約一時間かけて下山し、山麓の頓宮で里神楽や勅使奉納。
午前八時からは、放生川の安居橋で鳥と魚を放つ放生会(ほうじょうえ)が行われます。
夕方還幸の儀が行われ、山上へと上がっていきます。
みこしの原型とされる鳳輦と平安装束の行列が、王朝絵巻をほうふつさせる光景に沿道の見物客は古代にタイムスリップ。




★平安神宮では九月十九日、神苑の秋の無料公開が行われる。
午前八時三十分から午後三時三十分まで入苑。
平安神宮の名勝・神苑は広さ三万二千平方メートル。
円山公園や岡崎・無隣庵を造った庭師の七代目小川治兵衛が明治時代に手掛けた池泉回遊式庭園で、四季を通じて季節の草花が楽しめる。
秋は紅白の花を咲かせたミヤギノハギや水面に浮かぶ紫色のスイレンが人気を集める。無料公開は春と秋に一日だけ行われる。



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“おいない”の京都情報 [2007年09月15日(土) ]
【今 日 の 情 報 : 歳 時 記・催 し・話 題・出 来 事】



★「花の天井」で知られる右京区高雄・梅ヶ畑の平岡八幡宮で九月十四日、恒例秋の本殿特別拝観が始まった。
平岡八幡宮の本殿は、江戸末期の一八二六(文政九)年の再建で、神殿の天井板に描かれた鮮やかな四十四枚の花の絵も、翌文政十年の作。
一辺約七十センチの正方形の格子の中にモミジやキク、キキョウ、ボタンやブドウ、ハス、オミナエシなど異なる四十四種、四季折々の花や果実が極彩色に彩られた天井を心ゆくまで鑑賞できる。(毎年春と秋に公開)
花の天井のなぞ、しめ縄の秘密、正しい神社のお詣り方法、弘法大師、足利義満の不思議な話、神社の楽しみ方などを神職が説明してくれる。
拝観期間十二月二日まで。 拝観料 五百円






★清水の舞台を龍が練り歩く青龍会が、清水寺で九月十五日〜十七日まで行われる。
平成十二年の本尊開帳記念の関連行事として新たに始まった,秘仏の本尊・十一面千手観音ゆかりの「青龍会・観音加持」。
清水の音羽の滝に、観音の化身である龍が飛来し、水を飲むという言い伝えにまつわる故事にちなむ催し。
ホラ貝の音色が響きわたる奥之院を出発し、転法秀を先頭に四天王・夜叉神・十六善神らや京都の伝統工芸の技を集めた体長十八bの青龍が迫力いっぱいに境内や門前を練り歩く。





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“おいない”の京都情報 [2007年09月14日(金) ]
【今 日 の 情 報 : 歳 時 記・催 し・話 題・出 来 事】

★左京区・上賀茂神社で九月十三日、平安後期に始まった賀茂競馬・流鏑馬・走馬など馬にまつわる伝統神事が多く,馬事安全などを祈る祈願祭「賀茂馬まつり」が今年で四十二回目を迎え行われた。
日本での競馬発祥の地と伝わる上賀茂神社と下鴨神社とが毎年、交互に開催する(今年は上賀茂神社)。




★洛北・鞍馬寺で源義経をしのぶ「義経祭」が毎年九月十五日に行われる。
平安時代末期の武将・源義経(幼名牛若丸)を偲ぶ法要。
義経が七歳の頃から約十年間を過ごした鞍馬山中には義経が天狗僧正坊に剣術を習ったと言われる僧正ヶ谷や、道場であった木の根道、牛若丸背比べ石などゆかりの地がある。法要の後、本殿前にて鞍馬流居合術の演舞が行われる。
義経の御魂は鞍馬山に戻って遮那王尊となり、護法魔王尊の脇侍として、奥の院の義経堂に祀られている




★上京区・西陣界隈にある首途八幡宮で十四日は宵宮、十五日に本祭で神幸祭・環幸祭が行われる。
同社は内野八幡宮とも呼ばれ、源義経が奥州に立つ際に道中の安全祈願をした、或は平家追討の際、宇佐八幡宮を勧請したともと言われている。
05’のNHK大河ドラマ「義経」放映の一年間は観光名所となり非常に賑わった。




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“おいない”の京都情報 [2007年09月10日(月) ]
【京 の 季 節 の 花 便 り】



★山科区北花山・大乗寺の境内で白い花が酔ったように紅色に一日で変わる花「酔芙蓉」が約千五百本、残暑の中見ごろを迎え、咲き誇っている。
スイフヨウはアオイ科で、背丈ほどに育った茎に直径十センチ〜十五センチ前後の大輪の立派な白い花をつけ、朝の開花時には純白色で、昼頃から赤みを帯び始め、夕方にかけて全体がピンク色になった後しぼむ。
その様子が酒に酔って赤ら顔になる様子に見えることから名前の由来となったという。
見ごろは十月半ばごろまで。 入場無料。




★夏も終わりに近づき暑さの一段落と共に咲く「酔芙蓉」が、府立植物園でも開花し始めた。
中国南部原産で、アオイ科の低木。
八重咲きの花は早朝に開き、一日でしおれる。
翌日の花は赤く縮み、さながら酩酊状態で、赤と白の花のコントラストに見入ってしまう。 現在は三分咲きで十月上旬まで楽しめそう。



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