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オウム真理教監視員日誌 [2008年11月11日(火) ]
半年前から団地自治会に依頼されていて、予定をしていたオウム(現・アーレフ)の監視当番に14時〜16時で、会社を欠勤して行ってきた。
私の住む地区にそれはある。オウム信者が住むマンションである。

30世帯ほど入居の、5階建てのマンションで、1・2階をオウムが居住していて、
3階以上は一般の人が住む、分譲マンションである。
道路をはさんで、向かいに10世帯ほどで、2階建てのアパートが建っているが、
その一棟アパートには全員オウム信者が住むという。

現在、3階以上に張ってある幕には、

「私たちは サリン事件を忘れない」

「名前を変えても オウムはオウム」

「親を泣かすな 脱会して 家に帰ろう」
と、柔らかい言葉になっている。(写真は大分前のものです)


私は初めてだが、監視員は私の他に2人いて、結構馴れている人のようだ。
監視しながら、出入りする信者の様子を、日誌に書いていかなければならない。
3人は、それぞれ少し離れて監視を行う。
「ここの住人の出入りを全員書くんですか?」と訊くと
「信者の出入りだけでいいです」とのこと。

「どの人が信者か?わからないんですけど・・」
「私たちがメモった時が、信者です」と馴れた監視員がいう。
(3人それぞれで、一人の信者をメモるのか・・)
ちょっと面倒・・・PC慣れしているので、手書きは漢字が・・・??

信者さんたちは、私たち監視員の前を通るときは、頭を下げて挨拶をする。
皆、地味である。
男女40歳代が多いようである。女性は髪が長くて1つに束ねている人が多い。
(いわゆる、ばばぁ結び)
マンションから、アパートから大きめの手荷物を持って、徒歩で出かける者、
自転車で出かける者がいるが、皆・一人で出かけていく、どこへ行くのか?

そのたび「何時何分 性別 荷物を持って出かける・・」などと書いていく。
一人、老女が背を丸めて、手押し車につかまりながらマンションを出て来た。
監視の人に「今日は寒いですね」と挨拶をしている。
(一般住人・・)と思っていたら、通り過ぎた後、監視員が素早く記入していたので、
信者なのだろうと、私も「何時何分 老女が手押し車を押して出かける」と日誌に書いた。

ちょうど3時に、 50歳代の女性が、マンションから出てきた。
ちょっとオウム信者らしくない・・・痩せていなくて、髪も長くない、イメージとは違うぞ、と思った。

一般の住人のようだ。監視員と何やら話をしている。
そのまま出かけるでもなく、マンション前で立っている(野次馬根性おばちゃんかな?)
マンション前で、携帯電話をかけている。

15:05 女性2人と男性一人がマンション玄関ホールから出てきた。
男性は、 見覚えのあるアーレフ代表の上祐氏だった。
少しふっくらして、あの多辯なイメージではなく・・・
私の前を通るとき、ちょっと恥ずかしそうな眼で、彼は頭を下げたので、私も頭を下げた。
そして後部がダークフィル貼りの、白い乗用車の後部に乗り込み、女性の運転でどこかへ出かけて行った。

このマンションは、オウムの住居となった当時、一般の住人は出て行きたくても分譲なので、ここを売らないと出ていけない。
しかし、オウムの住むマンションは価値が無く売るに売れないと、TVのインタビューで憤っていたものだった。

3時頃、常駐監視の警官が来て、話をした。
「今は、24時間監視付きで、こんな安全なマンションはないですよ」という。

現在は、監視員が信者と隔絶せず会話をして、目を覚まして、一日も早く家に帰ってもらおうということのようである。

私見ではあるが、目を覚まして家に帰っても(もう目を覚ましている人が、いるかもしれない・・・)帰れば、家族も初めは喜ぶだろが・・・働くところなど、いろいろ考えると、やはり居場所がないのではないだろうか?
だからここに居るという人がいる・・私がケアマネから足を洗えないように

この厳しい世の中だもの・・・と今日の監視員の感想でした。
(提出する「監視の日誌」には書かなかったから、安心してくだされ)

Posted at 22:29 | この記事のURL
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