「奥さん以外は私だけにしてね」
ホテルでママはくすやんにこう云っている。
この言葉はくすやんにとってある種の安堵感をもたらした。
こちらの家の垣根を越えないという暗黙の了解と解釈したからだった。
次の年の春のこと
<あさってから二泊で家族で京都に行ってくるから・・東京留守にするから>
「あら いいわね 円山公園のしだれさくら綺麗よ あたしも行きたいわ〜」
<お土産何がいい>
「そうね 龍村の両面鏡がいいわ 西陣織の化粧がしてあるやつ 古くなっちゃたから」
そしてくすやんの家族の旅行が終わって週が開けたある日 くすやんが家に帰ると奥さんが
*あなた 今日変な女の人から電話があったわよ*
ドッキン!
<で・なんだって?>
*先週の土曜から家族で京都に行きましたか だって。 どなたですか?っていったら電話切っちゃったけど。 何で私達が京都に行ったこと知ってるのかしらね。あなた会社で誰かに云ったの?*
<う・うん 皆知ってるけど・・・>
( くすやんはママ以外には京都行きのこと誰にも云っていない )
こんなルール違反は許せない これじゃこっちがぶっ壊れてしまう。
数日後 一人で残業しているとママから電話。
「もしもし くすやん? あなた本当に家族と京都に行ったの?」
<当たり前じゃないかそう行っただろ! あんた僕の家に電話しなかったか?!>
「したわよ あなた家族と京都に行くなんていって 他の女といったんでしょ!・・・・・・ねえ私達もう終わりね!」
<終わりだ(怒)!!>
「そう わかったわ」ガチャン!
それから1カ月程経つころから くすやんの家に無言電話が。
土日は日中 平日は真夜中に プルルル・・・・・<もしもし ○○ですが>
ツーー ツーー・・・
この繰り返し。これが半年にわたって続いたのであった。
最後の方になると くすやんが受話器を取ると「バカヤロー!」
奥さんが出ると「あなたの旦那 今新宿○○ホテルで女と一緒よ」
当時高校生だった娘さんが電話に出ると「あなたのお父さんは今新宿の○○ホテルの1136号室に女と一緒にいるわよ」
たまたまこのときはくすやん自宅にいたから事なきを得ているが もう我慢の限界。
これはもう決着をつけなくては駄目だと決断して くすやんは 肉を切らせて骨を絶つ 戦法に出たのであった。
さて その戦法とは??
以来 電話はピタリと止まったのであった。
くすやんは今でも苦い思い出として私にこう語るのである
<嫉妬に狂う女は手が付けられない 理屈も常識も一切通用しない非論理の世界に落ちてしまう。 だから迂闊に女性に近づいてはいけない。普段の言動ではそういう性格かどうかの見分けは不可能に近い> と。
それからのくすやんはまたもとの仕事一本 女性の影無しのくすやん に戻ったのであった。
あとがき この事件では幸いなことにくすやんの家庭は壊されることはなかった。
くすやんの長年にわたる真面目さに対する信頼感なのか 奥さんが出来た人で家族の崩壊を食い止めたのか それは定かでない。
完
ホテルでママはくすやんにこう云っている。
この言葉はくすやんにとってある種の安堵感をもたらした。
こちらの家の垣根を越えないという暗黙の了解と解釈したからだった。
次の年の春のこと
<あさってから二泊で家族で京都に行ってくるから・・東京留守にするから>
「あら いいわね 円山公園のしだれさくら綺麗よ あたしも行きたいわ〜」
<お土産何がいい>
「そうね 龍村の両面鏡がいいわ 西陣織の化粧がしてあるやつ 古くなっちゃたから」
そしてくすやんの家族の旅行が終わって週が開けたある日 くすやんが家に帰ると奥さんが
*あなた 今日変な女の人から電話があったわよ*
ドッキン!
<で・なんだって?>
*先週の土曜から家族で京都に行きましたか だって。 どなたですか?っていったら電話切っちゃったけど。 何で私達が京都に行ったこと知ってるのかしらね。あなた会社で誰かに云ったの?*
<う・うん 皆知ってるけど・・・>
( くすやんはママ以外には京都行きのこと誰にも云っていない )
こんなルール違反は許せない これじゃこっちがぶっ壊れてしまう。
数日後 一人で残業しているとママから電話。
「もしもし くすやん? あなた本当に家族と京都に行ったの?」
<当たり前じゃないかそう行っただろ! あんた僕の家に電話しなかったか?!>
「したわよ あなた家族と京都に行くなんていって 他の女といったんでしょ!・・・・・・ねえ私達もう終わりね!」
<終わりだ(怒)!!>
「そう わかったわ」ガチャン!
それから1カ月程経つころから くすやんの家に無言電話が。
土日は日中 平日は真夜中に プルルル・・・・・<もしもし ○○ですが>
ツーー ツーー・・・
この繰り返し。これが半年にわたって続いたのであった。
最後の方になると くすやんが受話器を取ると「バカヤロー!」
奥さんが出ると「あなたの旦那 今新宿○○ホテルで女と一緒よ」
当時高校生だった娘さんが電話に出ると「あなたのお父さんは今新宿の○○ホテルの1136号室に女と一緒にいるわよ」
たまたまこのときはくすやん自宅にいたから事なきを得ているが もう我慢の限界。
これはもう決着をつけなくては駄目だと決断して くすやんは 肉を切らせて骨を絶つ 戦法に出たのであった。
さて その戦法とは??
以来 電話はピタリと止まったのであった。
くすやんは今でも苦い思い出として私にこう語るのである
<嫉妬に狂う女は手が付けられない 理屈も常識も一切通用しない非論理の世界に落ちてしまう。 だから迂闊に女性に近づいてはいけない。普段の言動ではそういう性格かどうかの見分けは不可能に近い> と。
それからのくすやんはまたもとの仕事一本 女性の影無しのくすやん に戻ったのであった。
あとがき この事件では幸いなことにくすやんの家庭は壊されることはなかった。
くすやんの長年にわたる真面目さに対する信頼感なのか 奥さんが出来た人で家族の崩壊を食い止めたのか それは定かでない。
完
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at 13:35
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京子姫さん






それでお皿を一枚二枚・・・て数えたりして・・・
女は怖いね!?女によりけりかな? 
大空真弓と松坂慶子を足して2で割って黒胡椒を振りかけたような感じの四十半ばの色は黒いがまあまあの美人さん

書き込みありがとうございます。
文章の何処に句読点を打つかは個人差があるでしょうが 不倫の場合は無理にでも早めに打つのがいいようだと 私もくすやんの行動で学びました。
そのうち実践を
もう直ぐ人生のピリオドが来そうです