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命を見つめる
若くはないのだから…は、心の叫び。
でも…と反発するのも、心の叫び。
両方をなだめながら、
曰く言い難い年齢を冒険中なのかも・・・

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プロフィール
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後悔@[2005年12月05日(月) ]
山形に住む従弟が亡くなった。65歳を迎えたばかりである。
肺がんだった。入退院を繰り返していた頃、たまたま用事で山形に行って彼に会った。
「随分痩せてしまったな」
「ちょっと強い風が吹くと、飛ばされやしないかと思うくらい軽くなったさ」
「長年勤め続けて来て、やっと年金貰い始めたばかりなんだから、いま死んだら奥さんが可哀想だ。生きようとしないと駄目だ」
「そうだね」
このような会話を交わしながら、彼の運転する車ですし屋へ行った。
「二貫も食うとゲップが出てね」
イクラやタコ、アワビなどの硬いものは全部僕の器に寄越して、マグロとウニ、玉子焼きを食べて、もう腹一杯だと言った。それから3ヶ月後、彼の逝去の報せを受けた。通夜の席で、彼の顔を撫でた。そして、こっそりと謝った。
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「お前に煙草を教えておきながら、僕が禁煙したのを知らせなかった。お前は吸い続けていたそうだな。僕がお前を殺したのかも知れないな。勘弁してくれ」
痩せ細って、冷たくなった従弟は、じいっと聞いているように見えた。そして‥‥、
「たけおチャン、今更、もう遅いよ」
寿司3貫しか食えない元気のない声で囁く彼の声が聞こえたような気がした。
昨年のクリスマスを前にした今頃の話です。

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コメント


「紫煙の魔術」とでもいうのでしょうか‥‥?ヘビースモーカー時代を振り返れば、強く言いかねる部分もあるのですが、「この程度なら」という、程度を基準にした免罪意識を自分に適用しているんですね。サラリーマン相手のレストランや喫茶店は、禁煙の看板を出した途端に閑古鳥が鳴くそうです。食事を楽しむところでは止めて欲しいですよね。タバコを1箱500円くらいにして、その490円位を目的税にする。10年以上吸わずに肺ガンになった人たちへの医療支援金が第一。第二はガン撲滅研究基金。第三は、青少年育成はどうでしょうか?‥‥ダメかな〜!
Posted by:  at 2005年12月19日(月) 15:53

豪さま はじめまして 私のブログにコメントありがとうございました。何故?百害あって一利なしのたばこが、なぜ?こんなにも安全性に敏感な日本でたばこが販売許可されているのか?私には理解できません。
Posted by:うらら  at 2005年12月18日(日) 00:35

賢明な対応だったと思います。このことで後悔する必要は全くないというのが僕の意見です。「楽しみ」を奪ったのではないか‥‥というお考えからそう思われるのでしょうが、実際は「楽しみ」ということで、自分を誤魔化しているケースが殆どです。止めて数ヶ月は、喫茶店に入っても「これまでの僕は、コーヒーを飲むために喫茶店に入っていたのではなく、煙草を吸うためだった」ことに気付きます。しかし、次第にコーヒーを飲むために喫茶店を利用するようになった時、本当の意味で喫茶店もコーヒーも楽しめるようになります。この切り替えは、もう一つの人生の発見ともいえるかもしれません。おば様がいつまでもご健康でいらっしゃることを、心から祈ります!
Posted by:  at 2005年12月09日(金) 14:43

実は2年前に親戚の兄貴(兄ちゃんって呼んでました)を癌で亡くしました。その半年後、奥さんが後を追うようにこれまた癌で亡くなりました。そんなことがあってから気になっていた84になるヘビースモーカーだった叔母に無理矢理禁煙させました。一人暮らしの老人の楽しみを奪って果たしてこれで良かったのか悪かったのか・・・少々悩ましく思っています。
Posted by:は〜ぴすと  at 2005年12月08日(木) 10:50

ショートホープを日に60本吸っていた僕でした。しかし居眠りをして、吸いかけのタバコで辺りを焦がす母を見て止める決意をしました。母を道連れに禁煙したのです。10数年前です。その時、従弟が煙草を吸うきっかけを作ったこともすっかり忘れていました。肺がんで入院した‥、の連絡を貰った時、頭をバットで殴られたような衝撃を覚えました。「‥‥僕が禁煙をした時、何故、従弟のことを思い出さなかったろう‥‥」実際は、癌と喫煙が関係があったかどうかは分からない。しかし、この悔いからは逃れられないし、逃げたいと思えない。彼は従弟の中でも、気負いもなく自然体でいられて、椿の花とコーヒーを愛する温和な男だった。僕の大好きな男だったし‥‥。
Posted by:  at 2005年12月07日(水) 00:18

切ないですね。最近、私の周りでも人生の舞台から降板して行かれる人が多いものですから・・・心にジンときました。
Posted by:は〜ぴすと  at 2005年12月06日(火) 17:15

亡くなった人のことを思い出し偲ぶことが供養になると聴いたことがあります。従弟のたけおさん、きっと豪さんをはじめ皆さんに見守られて、安らかに眠っておいでではないでしょうか。
Posted by:いずい  at 2005年12月06日(火) 11:56