私は死刑囚を見たことはあるといっても、
裁判を傍聴した経験だけで、
話したこともなければ間近で見たこともない。
近く裁判員制度が始まるが、
例えば被告が死刑に匹敵する人であったら…
などということを考えると、
そこでの自分に何を課するか…難しい選択が迫られる気がする。
さて、三浦綾子さんや、
夫君の光世さんは、
クリスチャンとして、
何度も死刑囚を見舞ったそうである。
綾子さんの短編小説に「壁の声」がある。
ある一人の無実の男が死刑を宣告され、
独房で処刑の日を待ちながら、
半生を振り返る小説だ。
無実の彼は、
犯してもいない罪で処刑されるのだ。
(小説は処刑前で終っているが)
長生きしても、優しさもない辛いだけの世の中に、
夢を描くこともできなければ、
生きていこうという気力をも奪われ、
無実を主張することの無力感も手伝い、
死刑を選ぼうとしている男である。
死刑囚が、彼を裁いた世の中を裁くという痛切な内容である。
これを今、芝居にしたいと脚色中なのだが、
途中、裁判員制度などにも思いが行き、
筆が何度も止まってしまう。
しかし考えてみると、
この死刑囚ではないが、
今の世の中に、彼と似た思いで気力を失い…
あるいは失いつつある人間が何人となくいるのではないだろうか…
全く、生きにくい世の中ではないですか?
裁判を傍聴した経験だけで、
話したこともなければ間近で見たこともない。
近く裁判員制度が始まるが、
例えば被告が死刑に匹敵する人であったら…
などということを考えると、
そこでの自分に何を課するか…難しい選択が迫られる気がする。
さて、三浦綾子さんや、
夫君の光世さんは、
クリスチャンとして、
何度も死刑囚を見舞ったそうである。
綾子さんの短編小説に「壁の声」がある。
ある一人の無実の男が死刑を宣告され、
独房で処刑の日を待ちながら、
半生を振り返る小説だ。
無実の彼は、
犯してもいない罪で処刑されるのだ。
(小説は処刑前で終っているが)
長生きしても、優しさもない辛いだけの世の中に、
夢を描くこともできなければ、
生きていこうという気力をも奪われ、
無実を主張することの無力感も手伝い、
死刑を選ぼうとしている男である。
死刑囚が、彼を裁いた世の中を裁くという痛切な内容である。
これを今、芝居にしたいと脚色中なのだが、
途中、裁判員制度などにも思いが行き、
筆が何度も止まってしまう。
しかし考えてみると、
この死刑囚ではないが、
今の世の中に、彼と似た思いで気力を失い…
あるいは失いつつある人間が何人となくいるのではないだろうか…
全く、生きにくい世の中ではないですか?
Posted
at 23:00
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コメント(6)
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お元気ですか?コメントありがとうございます。
「いま脚色しています」
…な〜んて宣言していながら苦しんでいます。
短編だと思った侮りもありました。
また主人公を自分がやりたかったので、
無意識の中に、ついつい表現し易いようにとか、
自分とって…という姑息な考えが邪魔しているのに
気づいて書き直したりしているんです。
年のせいか、頑固になってもいますし…
でも、ルルさんやみなさんのコメントに励まされ、
頑張ってみますので、どうぞよろしくお願いします。