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命を見つめる
若くはないのだから…は、心の叫び。
でも…と反発するのも、心の叫び。
両方をなだめながら、
曰く言い難い年齢を冒険中なのかも・・・

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死刑囚[2008年04月14日(月) ]
私は死刑囚を見たことはあるといっても、
裁判を傍聴した経験だけで、
話したこともなければ間近で見たこともない。

近く裁判員制度が始まるが、
例えば被告が死刑に匹敵する人であったら…
などということを考えると、
そこでの自分に何を課するか…難しい選択が迫られる気がする。

さて、三浦綾子さんや、
夫君の光世さんは、
クリスチャンとして、
何度も死刑囚を見舞ったそうである。

綾子さんの短編小説に「壁の声」がある。

ある一人の無実の男が死刑を宣告され、
独房で処刑の日を待ちながら、
半生を振り返る小説だ。

無実の彼は、
犯してもいない罪で処刑されるのだ。
(小説は処刑前で終っているが)

長生きしても、優しさもない辛いだけの世の中に、
夢を描くこともできなければ、
生きていこうという気力をも奪われ、
無実を主張することの無力感も手伝い、
死刑を選ぼうとしている男である。

死刑囚が、彼を裁いた世の中を裁くという痛切な内容である。

これを今、芝居にしたいと脚色中なのだが、
途中、裁判員制度などにも思いが行き、
筆が何度も止まってしまう。

しかし考えてみると、
この死刑囚ではないが、
今の世の中に、彼と似た思いで気力を失い…

あるいは失いつつある人間が何人となくいるのではないだろうか…

全く、生きにくい世の中ではないですか?

Posted at 23:00 | 無題 | この記事のURL
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コメント


ルルさん
お元気ですか?コメントありがとうございます。
「いま脚色しています」
…な〜んて宣言していながら苦しんでいます。
短編だと思った侮りもありました。
また主人公を自分がやりたかったので、
無意識の中に、ついつい表現し易いようにとか、
自分とって…という姑息な考えが邪魔しているのに
気づいて書き直したりしているんです。
年のせいか、頑固になってもいますし…
でも、ルルさんやみなさんのコメントに励まされ、
頑張ってみますので、どうぞよろしくお願いします。
Posted by:豪  at 2008年04月16日(水) 11:08

菊さん
大変貴重な体験をお持ちですね。
コメントに感謝します。
誰の人生もそうですが、立場に立てるなんてことは
誰にもなし得ないことですから、ただただ何処まで
近づけるかにかかっています。被告の立場も、
それを裁く立場もそうですから、更にまた傍から
見聞きする自分うを考えると、いい加減であっては
ならないですね。芝居にかかわる者として、
いつもそこで神経をズタズタにされてしまうんです。
人それぞれの感性の世界にも容易には立ち入れません。
「誰でも持っている可能性」を自分の中に探し出す
ことでの共通感に行き着こうとするのですが…。
(ちょっと…お礼からずれて、支離滅裂ですね)
Posted by:豪  at 2008年04月16日(水) 11:01

静さん
はじめまして。コメントありがとうございます。
「壁の声」は今脚色中ですが、のろいですから…。
でも、何とか仕上げたいと頑張っています。
原作があると作品の読み込みがモロに表れます。
また来年から始まる裁判員制度にも思いが行きます。
慎重でないといけませんしね…。
Posted by:豪  at 2008年04月16日(水) 10:41

仰せの通りです、同感です。
人が人を裁いて死刑にする…もしその人が冤罪なら…
これは、皆で寄ってたかってその人を殺す事になりますね。
冤罪を立証するのは至難の業ですもの、
その過程で気力を無くす人のほうが多いと思います。
それを思うとは恐くて…裁判員になりたくありません…。

>死刑囚が、彼を裁いた世の中を裁く…
こういうお芝居は、
何とか上演に漕ぎ着けて頂きたいです!
Posted by:ルル  at 2008年04月15日(火) 16:17

同じ殺人でも死刑にならない事例と組み合わせたら、なんて思いました。
偶然ですが拘置所で2人の殺人容疑者と一緒に3週間ばかり同居しましたが、犯した罪は同じでも人間性というか感性のようなものが根本的に違うようでした。
一人は、奥さんをベランダから突き落とした殺人。(本人は否定しています)
もう一人は、親方と喧嘩して殺人。(事実は認めていますが、正当ホ防衛を主張)
もし、裁判員になったら証拠のない奥さん殺しを無罪にすると思いますが、生活を通して感じたことは、生まれた時から犯罪者になる素質をもち、これからも危険な臭いでした。
Posted by:  at 2008年04月15日(火) 06:25

はじめまして。(多分初めてコメントさせて頂くと思います)
>これを今、芝居にしたいと脚色中〜
とても興味深いテーマと思います。
また、終わりのほうに書かれていること、
ほんとにそう感じます。
共感される方は多いでしょうね。
素晴らしい心に響くお芝居ができますことを願っています。
Posted by:  at 2008年04月15日(火) 00:02