ドクターと僕との会話。(昨日)
& 
「…208と112です」
「高いですね」
「高いじゃなく、このままじゃタカイですよ」
「あゝ…やはり、そうですか」
「分かりましたか?」
「あの世ってことでしょう?」
「頭がもや〜ッとしていませんか?」
「いいえ」
「こんななに高くてねェ」
「以前もあったんです。生命保険の審査で××生命の勧誘員と
さいたま市の医院へ伺った時、やはり200を越えていたんです」
「それじゃ契約できませんね」
「いいえ、大丈夫なように書いておきますからと言われて」
「はァ…考えられないなァ」
「もう5〜6年前の話です」
「はァ…すると、この血圧で5年も過ごしているんですか」
「家で計っても、こんなに高くないです」
「どのくらいですか?」
「上が160台で下が90台…」
「それでも高いよ。今日は家から何で来られましたか?」
「自転車です」
「えッ、自転車?…赤坂から?…もう一度計りましょう」
「お願いします」
シュッシュッ・・・・
「・・・・・」
「どうですか?」
「下がりました。194に112…やはり高いですね」
「どうします?」
こんな会話をして夕刻から劇団の稽古場へ。
劇団には頼りがいのある薬剤師がいる。
声を大にして、
「駄目ですよ。降圧剤を飲んでください」
「わたしたちには大事な先生なんですから」
「すぐにでも下げなきゃ駄目ですよ」
「いうこと聞かないと嫌です」
こんな風に一斉に諭されて、
グッ…と詰まる胸のうちを見せまいとする。
このとき初めて、頭の中がモヤ〜ッとしてしまった。
「あゝ…いま死ねたら幸せ…」
かも・・・・
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「…208と112です」
「高いですね」
「高いじゃなく、このままじゃタカイですよ」
「あゝ…やはり、そうですか」
「分かりましたか?」
「あの世ってことでしょう?」
「頭がもや〜ッとしていませんか?」
「いいえ」
「こんななに高くてねェ」
「以前もあったんです。生命保険の審査で××生命の勧誘員と
さいたま市の医院へ伺った時、やはり200を越えていたんです」
「それじゃ契約できませんね」
「いいえ、大丈夫なように書いておきますからと言われて」
「はァ…考えられないなァ」
「もう5〜6年前の話です」
「はァ…すると、この血圧で5年も過ごしているんですか」
「家で計っても、こんなに高くないです」
「どのくらいですか?」
「上が160台で下が90台…」
「それでも高いよ。今日は家から何で来られましたか?」
「自転車です」
「えッ、自転車?…赤坂から?…もう一度計りましょう」
「お願いします」
シュッシュッ・・・・
「・・・・・」
「どうですか?」
「下がりました。194に112…やはり高いですね」
「どうします?」
こんな会話をして夕刻から劇団の稽古場へ。
劇団には頼りがいのある薬剤師がいる。
声を大にして、
「駄目ですよ。降圧剤を飲んでください」
「わたしたちには大事な先生なんですから」
「すぐにでも下げなきゃ駄目ですよ」
「いうこと聞かないと嫌です」
こんな風に一斉に諭されて、
グッ…と詰まる胸のうちを見せまいとする。
このとき初めて、頭の中がモヤ〜ッとしてしまった。
「あゝ…いま死ねたら幸せ…」
かも・・・・
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at 10:42
| 年甲斐もなく
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