何時もの先輩夫婦が百何回目かの海外旅行に行ってきたとかで、おフランスのワインを買ってきた電話があった。本音は小生の所で飯食って飲みたいのだろうがそこは大人、疲れている小生を気遣う振りをして、「奢るから例のフレンチへ持ち込みで行けないか」との打診があった。小生が言えば店が断らないのもお見通しである。美味しいフレンチもこう度々だと奢られていてもイササカ飽きがきた。ワインはカオールのもので高くはないが美味しいものであった。その席でまだまだ沢山お土産がある、ヴィトンの小銭入れとかフォアグラの缶詰が5,6個、貴腐ワインも買ってきたとの事。一度にわたさず小出しに寄こす気らしい。やはり敵は年の功!暗にインビテーションを要求しているのだ。でも金はあるが割合淋しい老夫婦なので計略に引っ掛ってやるのも孝行かなと思っている。何しろ最近は鮨やフレンチを奢り、飲ませてくれた上に、「今日はどうもありがとう」と言うのは向こうなのだから。小生だって還暦過ぎ、負けずに、礼儀正しく、ご馳走さまでしたとは言うのだけどね。本日は久しぶりで店を休むので夕食に招いてもてなしてやらなくてはと思っている。
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