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ことし初の小旅行《会津若松で銘酒、仙台では映画とジャズを満喫しました》[2006年03月01日(水) ]

会津若松の酒は美味!

大学の校友会支部の用務で、福島県の会津若松市に行って
きました。

まず、感心したのは、市中の道路に全く雪がないことでした。
わが秋田市は、路面にこそ雪がなくなったものの、その両側
には、
未だ除雪後の雪が積み残されているんですから。黒く汚れた
雪が。

今冬の除雪のマズサといい、嗚呼、この雪に対する取組の
差よ!!

夜、元祖輪箱飯(わっぱめし)の看板と、会席料理が売りの
田季野』という店で会食をしました。


この店は、150年〜200年前に建てられた陣屋を修築
復元したもので、その豪快な店構えと、内部の柱や梁の
見事さがなかなかの雰囲気を醸し出し、美しい器に盛られた
会席料理が一段と美味に感じられました。

酒は、地元の銘酒「栄川」「末広」「花勝」の三種類を
いただきましたが、さすが小原庄助さんの生まれ在所、
酒どころの会津若松だけあって、いずれもコクがあり、
やや辛口で良質な美味しいお酒でした。

わたしの好みをいえば、中でも「末広」が口に合いました
が、翌朝、二日酔いもなく、スッキリ爽やかな目覚めは、
この地の酒の良さを示していました。

会津若松に行く機会があったなら、是非、『田季野』での
一夜をお勧めします。

映画のハシゴは難しい!

実は、秋田を出る前から、仙台で時間をつくり、どうしても
観たい二本の映画をハシゴしようと計画を練っておりました。

その映画とは、一本が「クラッシュ」、もう一本が
「ウォーク・ザ・ライン」ですが、どちらも、このブログ
などでの推選度が高い作品であり、映画大好き人間
としては、見逃せない映画だったのです。

なぜ、ハシゴまでして仙台で観るのか?

それは、ゴールデン・グローブ賞やアカデミー賞で話題
いっぱいのメジャーな新作であるにもかかわらず、秋田
では上映の予定がないからです。

東京ならいざ知らず、隣県のすべてで上映されていると
いうのに、嗚呼、この文化的落差よ!

上映シアターと上映時間とをチェックし、「クラッシュ
は『MOVIX利府』(仙台市の北の利府町)で、
「ウォーク・ザ・ライン」は『MOVIX仙台』(仙台市
の南の長町)で、それぞれ観ることとし、予定どおり
クラッシュ」を見終わりました。

映画は、☆チバックさんと☆チャッピーさん、お二人が
推奨するだけあって、久し振りに心に響き、人間という
存在について深く考えさせられる作品でした。

カリフォルニアにあるロスにも、雪は降るんだナア〜と
思いつつ、何よりもラストの人間関係の描写に気持が
救われました(詳しい感想は、ここでは割愛します。)。

このところ、観た後の気分がよくなく、期待はずれの
「ミュンヘン」や「ジャーヘッド」などの作品で、
少しばかり欲求不満となっておりましたから。

こうして予定どおり「クラッシュ」を見終わり、
次の行動に移ろうとJR利府駅に行ったところ、
とんでもハップンな出来事が起きておりました。

そもそも、次の映画の開始までは25分程度しかなく、
予定どおりに着いても、ギリギリ上映開始に間に合うか
アブナイ計画だったところに、『ただ今、上りの電車は
強風のため徐行運転をしております。そのため、松島を
25分遅れで出発しました。お急ぎのところ大変申し訳
ありません』という駅員のアナウンス。嗚呼、無常。

駅員に『車だと、長町までどれくらいかかりますか?』
と聞いたところ、『大分、かかります。結構遠いですヨ』
との返答。この一言で、わが最上と思えた計画は、脆くも
崩れたのでした。

ウァ〜〜〜〜〜。なんとかシテェ〜〜〜〜。嗚呼、無情!

そうだ、仙台のジャズ喫茶を
覗いてみよう!

駅で電車を待つ間、サテ、
帰りの秋田行き高速バスまでの2時間をどう過ごそうか?

そうだ、☆トトさんのブログ(高田の馬場の老舗ジャズ
喫茶、マイルストーン2006-02-25)に触発され、
「仙台で映画を観て、ジャズ喫茶『Count』にも
行ってみようかナ」とコメントをしたではないか。
それで決まりです。

ジャズ喫茶で、本当に久し振りに、レコードの音に
身を委ねるのも、また良き哉です。

ジャズ喫茶『Count』は、一番町のタワービル
西側向いにあり、店内にはアルティックA5の前に
ボツクス席が15〜6、カウンターに6席あり、
わたしが店に入ったときには4人ほどおった客も、
間もなくいなってしまいました。

これでは、ジャズ喫茶の経営も大変だろうナア〜と
思いましたが、好きだからやっていけるんだろうナとも
思いました。

かかったレコードは、次の4枚です。

@カウント・ベイシー『セッションズ』
…言うことなし。アルティクのスピーカーが鳴って
いました。

Aマイルス・ディビス&ジョン・コルトレーン
…1960年のストックホルムでのライブ盤であり、
久し振りに聴くウィントン・ケリーのピアノが良かった
です。

Bジョン・ヒックス・トリオ
…不勉強で、ジョン・ヒックスを聴いたことはありません
でしたが、ピアノをトータルに鳴らせるテクニッシャン
という印象でした。

Cアル・コーン&ズート・シムズ 
…わたしには一番楽しめました。サックス二本の
絡み合い、ズートのスウィングするブルース・ソロ、
バックでのホレス・パーランのピアノなど、ハード
バップそのものの演奏が聴けました。

CD時代にLPレコードを聴くことの意義については、
あまり深く考えたことはなかったが、久し振りに
レコードを聴き、レコードはレコードの良さがある
ナア〜と感じました。

1950〜60年代のジャズは、やはりLPが似合い
ますし、何よりも紙ジャケツトの写真がイイと思い
ました。CDでは、この味は逆立ちしても出せません
から。

店を出るときに、マスターに「店の名前の『Count
は、もちろんカウント・ベイシーからですよネ?」と
確認したところ、「そうだ」という答えでした。

カンウト・ベーシーに由来する店名のジャズ喫茶
としては、もう一店、岩手の一関にある『ベイシー』
(1970年開店)が有名です。

Count』(1971年開店)ともども、カウント
・ベーシー好きのマスターが、同時期に開店したジャズ
喫茶が東北に二店存在し、今日までそれぞれ頑張って
きているのも、何か不思議な気がすると思いつつ、店を
後にしたのでありました。


《最後までお読みいただき、
 ありがとうございます。》

(☆トトさん、トラックバックを
 張らさせていただきました。)

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コメント


☆トトさん 詳細な情報ありがとうございます。 岩手は、隣県なので、是非機会をみつけて 行ってみたいと思います。 しかし、東北にもスゴイ店があるんですネ。
Posted by:時遊生活者  at 2006年03月09日(木) 00:17

時遊生活者さんパラゴンに関し、場違いなところにコメントすみません。前に出ましたが、秋田県の隣の、岩手県にまっとうなパラゴンあるようです。http://www.jomon.com/~ijc/enjoy/jazzpicnic/HalfNote.htmご参照下さい。
Posted by:トト  at 2006年03月08日(水) 20:56

☆おたえちゃん様 おはようございます。 いつもよりちょっと寝坊して起きたら 暑いくらいのお日様が照っていました。 家の中庭には、まだ雪の小山が残ってますが、 ようやく春到来です。 そうですか、秋田にいらしたことがおありですか。 土崎も、その昔は「北前船」で栄えた湊だったのですが、 今は、その面影も薄れてしまっています。 先日、映画を観に、岩手県の盛岡市へ行きましたが、 盛岡も新幹線が通ってから、スッカリ見違えてしまい ました。 地方都市がどうか、多くは知りませんが、秋田市の場合は、 人口は30万人(今度の合併前)ありますが、都市部の 集約度が少なく、飲食街以外は、まとまった商店街が形成 されておりません。アーケード街もないのです。 そのため、一歩市街に出れば、そこは田んぼだけということに なるんでしょうか。 その市街地も、空洞化現象で、空店舗が目立ち、空き地には 駐車場といった無残な状態です。 この現象は、地方都市には案外多いのかもしれません。 しかし、自分が生まれた所なので、なんとか住んで楽しい街 にしたいものです。 
Posted by:時遊生活者  at 2006年03月07日(火) 10:58

秋田市は姉が転勤族で6年ほどいました。家は土崎港でしたが5〜6回遊びに行きました。よそ者が行くと秋田市も大都会でビックリしました。でも1歩外れるとギャップが大きいですね。地方の都市は皆同じでしょうか?
Posted by:おたえちゃん  at 2006年03月06日(月) 23:09

☆おたえちゃん様 はじめまして。おはようございます。  会津若松も、当然ながら変化しているんですネェ。 たしかに、『城下町の良さを残していって欲しい』ものです。 わたしのわずかの滞在での印象ですが、落ち着いたイイ街だと 思いました。 残念ながら、わが秋田市は、ちょっと街づくりの面では、見劣り するなぁ〜 次に訪れるましたときには、「生粋」に行ってみたいと思います。 今後ともよろしくお願いします。
Posted by:時遊生活者  at 2006年03月06日(月) 10:00

会津若松で今日の会食は「生粋」と言う店でした。ここも結構良い所でした。お酒は残念ながら飲みませんのでコメントできません。若松は何回も行っていますが行くたびに街が変わります。最初に行ったときは鶴ガ城の天守閣もなく石垣だけでした。駅前にあった夫の叔母の家も駅前の再開発で飯盛山のふもとに移転しました。道路も広くなり、車で走りやすくなりました。城下町の良さを残していって欲しいと思いました。映画とジャズにかける情熱に感心しました。
Posted by:おたえちゃん  at 2006年03月06日(月) 01:42

盛岡まで見に行く価値のある映画です。貴方は偉い。ところで、トラックバック付けました。
Posted by:プー太郎  at 2006年03月05日(日) 07:39

☆チバックさん、今晩は。  すみません。何が何だか…ちょっと酔いが。 「コミュニティ」のほうに、先に書き込みました。  よろしく。
Posted by:時遊生活者  at 2006年03月05日(日) 00:32

★時遊生活者様、 コミュニティのコメントを見て、ようやくこのブログの存在に気付きました。 失礼しました。 それにしてもなかなかドラマチックな一日でしたね。 会津若松には数年前に行きました。 目的は温泉と会津磐梯山でしたので、あまり長居はしませんでしたが、 会津藩校日新館には行ってきました。 ところで秋田市内には、まだ、雪が残っていますか。 小松、白山、金沢の各市内では雪は見かけませんでした。
Posted by:チバック  at 2006年03月04日(土) 23:00

☆チャッピーさん、こんにちは。 会津若松って、落ち着いてイイ街ですネ。  アノ日は、本当に大変でしたが、チャッピーさんご推薦の 『クラッシュ』を観ることができたんですから…。 『必見』に値する映画でした。 「コミュニティ」のほうに、わたしの感想をコメントして おきました。
Posted by:時遊生活者  at 2006年03月04日(土) 16:14

時遊生活者さん、すごーい、大変な一日だったんですね。お疲れ様でした。読みながらハラハラしましたわ(^O^)。転勤族だったので郡山に2年半位住んでいました。その時に会津に行った事がありますよ。
Posted by:チャッピー  at 2006年03月03日(金) 22:35

☆トトさん こんばんは。 「ジャズ喫茶」を思い出させてくれて、ありがとうございます。 久し振りのレコードを聴いて、ジャズの良さを再認識しました。 わたしも、各地でいろんな「ジャズ喫茶」ががんばっているようなので、 訪れた先々で、覗いてみようと思ってます。 「Count」と「ベイシー」へ、是非。 両者では、ベイシーのほうが有名すぎますが。
Posted by:時遊生活者  at 2006年03月02日(木) 16:50

☆ルルさん 何回も訪れていただけるとは、ウレシイですね。 ご主人の『泣く(笑)理由が分かり…(*^_^*)』、 本当によかったです。  男には、どうしても捨てられないモノがあるんです。 もちろん、女性にもあるでしょうが、男は、特にそうなんです。  などと、エラそうなことを言ってはいますが、その38FDを 手放しているんですから、あまり説得力はありませんナ。
Posted by:時遊生活者  at 2006年03月02日(木) 16:26

時遊生活者 さん相変わらずの長編力作、伝わってきます。ハッピーで優雅な一日ですね。いつか、「Count」へも「ベイシー」へも行ってみたいです。
Posted by:トト  at 2006年03月02日(木) 14:16

時遊生活者さま 再度お邪魔します。家に、ラックス38FDがあります。重いし邪魔だし最近使わないので、夫に「捨てれば?」と言ってたのですが、彼が捨てたくないと泣く(笑)理由が分かりました(*^_^*)これからは捨てずに取っておきます♪
Posted by:ルル  at 2006年03月02日(木) 13:37

☆は〜ぴすと さん おはようございます。 実は、仙台で観そこなった 「 ウォーク・ザ・ライン」を 昨日、盛岡まで、車で片道3時間かけて 観てきました。  我ながら…苦笑するしかありません。 仕事をしてたときに、こんなに根性、出してた かなぁ〜って。 まあ、好きなことだからでしょうが。 日本酒、お好きなんですねぇ〜 そして、お詳しい。 わたしは、もっぱら地元秋田の酒を楽しむ程度で、 各地のお酒には詳しくありませんが、ご推奨?の 「千年の都」を是非賞味してみたいと思います。  ☆は〜ぴすとサンのオメガねにかなう秋田酒は、 おありでしょうか? そうかもしれないですネ。 昔ながらの「ジャズ喫茶」では、売上げもタカが しれてますし、食べてはいけないのかもしれません。 今の若い人には、‘アノ’雰囲気は、似合わない でしょうし。 異議な〜し! 是非、東北の「酒とジャズ(喫茶)の日(ヾ)」を楽しむ 旅へ、いらしてください。
Posted by:時遊生活者  at 2006年03月02日(木) 11:02

☆釣聖さん おはようございます。 わたしのオーディオは、子どもの部屋の関係などで、 泣く泣く休眠状態が続いておりますが、アンプは、 残念ながら「真空管」ではありません。  最初のころは、ラックスの「真空管」アンプを持って いたのですが、今にして思えば、残念です。 昨日の新聞に、この4月から、電気用品安全法の 猶予期間が過ぎるため古いオーディオ製品などは販売 できなくなるとの記事が出てました。 そうなると、当然、「真空管」アンプなども買えなく なるわけで、コリャ〜困った法律ができたもんです。  レコードに針が降り、チチチチというノイズ音… 最初の演奏の音を待つ一瞬の心の準備の間。 どんな音が出るのだろう? という一瞬の期待感。 これがあるから、レコードはタマラナイのですよネ。   
Posted by:時遊生活者  at 2006年03月02日(木) 10:25

☆ルルさん おはようございます。 会津若松は、思ってたより都会でしたし、 落ちついたイイ街だナァ〜という印象でした。 白虎隊ゆかりの「鶴ケ城」には、時間がなくて 行けませんでしたが、地元の人から、こんな話を 聞けました。 『会津人は、戊辰戦争のときに、長州(今の山口) から受けた屈辱的で、無慈悲な取扱いに対し、今 もって恨みを抱いている。』 いずれにしても、歴史的なところなんですネ。 よければ、一度行かれてみられたらよろしい。 
Posted by:時遊生活者  at 2006年03月02日(木) 09:47

☆ルル さん☆オンブママさん(はじめまして)☆釣聖さん☆いしまつさん☆美カエルさん☆は〜ぴすとさんおはようございます。投票いただき、ありがとうございます。
Posted by:時遊生活者  at 2006年03月02日(木) 09:33

お疲れ様でした。ウォーク・ザ・ラインは残念でしたね。でも、一本でも観ることができて良かったですね。北国はそういうことがあるなんて大変ですねぇ。このブログに参加していると色々と離れた地のことが伝わってきて勉強になります。日本酒、私も大好きです。以前は田植えから収穫までして酒を造るという会に入ってたくらいです。この時期新酒が出回るのでとても楽しみです。現在私は京都伏見の「千年の都」というお酒にハマっております。栄川(磐梯しぼり)は昔、お酒の頒布会で呑んだことがあります。末広も福島のお酒ですか?以前飲んだのは静岡の末広だったような・・・同じ名前でも全然違いますもんね。当たり前ですが。花勝というのは知らないですが旨そうな名前ですね(笑)ジャズ喫茶、良い響きです。大阪ではそう呼ばれる所はもはや無くなったように思います。その代わりジャズバーというのがやたら増えました。その昔京都の学校に通っている頃はよくコーヒー一杯でコルトレーンやズートシムズのSaxにお酒も飲まずに酔い痴れてました。いつか田季野、Count、ベイシーと順番に行ってみたいものです。
Posted by:は〜ぴすと  at 2006年03月01日(水) 13:39

1950〜60年代のジャズをレコードで聴くと、針溝からカートリッジ、メイン、プリの真空管のアンプ、スピーカーを通して魂の流れがよく伝わってくる、これはデジタルでは味わえないものだ。
Posted by:釣聖  at 2006年03月01日(水) 08:52

充実した一日になりましたね。会津には行った事がありませんが、会津というと白虎隊が思い浮かびました。
Posted by:ルル  at 2006年03月01日(水) 03:09

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